ハイエンドゲーミングデスクトップ DELL Alienware Aurora ALX
Alienware Aurora ALXは、ハイエンドビデオコントローラを搭載するゲーミングデスクトップパソコン。描画再生負荷が高い最新3Dゲームも快適にプレイできるだけでなく、画像・動画編集においても他機種を圧倒する力を見せつけます。
DELL Alienware Aurora ALXの製品概要
【概要】全てが型破りなAlienware Aurora ALX
今回ご紹介するのは、ハイエンドビデオコントローラを搭載するゲーミングデスクトップAlienware Aurora ALXです。
ハイエンドゲーミングデスクトップ Alienware Aurora ALX
Alienware Aurora ALXは、安価なInspironシリーズや質感にこだわったStudioシリーズとは全く方向性を持つAlienwareシリーズとしての位置付け機種であり、価格度外視で性能とデザインにこだわるゲーム専用デスクトップパソコンです。
ゴツくて大きなAlienware Aurora ALX 。ひたすら性能と独自性を追求し、”エイリアンの侵略”というテーマによるデザインは圧巻。パーツの拡張性やイルミネーションギミックにこだわり、本体のコンパクトさや軽さには全く興味がありません。万人向けとは口が裂けても言えず、まさにゲーマーのためのデスクトップパソコンです。
最新のCore i7プロセッサやハイエンドビデオコントローラが搭載可能など、他デスクトップパソコンとは一線を画す性能を誇ります。重量級の3Dゲームでも難なくこなす性能はスゴイのひとことです。
売れ筋のハイエンドデスクトップStudio XPS 8100(右)と比較。Alienware Aurora
ALXの大きさがとんでもないことが良くわかります。高さこそ似た寸法に抑えられていますが、奥行きと重量はまるで違います。
Alienware Aurora ALXを横から見る。明らかに奥行きが深いです。本体サイズは極めて大きく、一般のデスクトップパソコン2台分ほどの専有体積を有します。長いハイエンドビデオコントローラを搭載すること、ハードディスクを4台まで内蔵できること、大容量電源や水冷ユニット、前面の吸気ファンの採用など、ヘビーユーザーを満足させる要素を全てつぎ込んだ結果です。
Alienware Aurora ALXの内部写真。詳細については別ページでご紹介しますが、広い内部スペースに所狭しと強力なパーツが並びます。内部にLEDを内蔵しているため、側面板を取り外すと自動点灯します。電源ケーブルを接続していなくても点灯しますので、メンテナンス時は手元が明るく便利です。
Alienware Aurora ALXの重量を計測。22.8kgという重さで、とてもパソコンとは思えません。6才になる私の娘よりも遙かに重いです。ひ弱な机の上には置かないでください。細い足だと折れるかもしれません…。
全身エイリアンなAlienware Aurora ALX
Alienware Aurora ALXはデザインも型破りです。
エイリアンが顔を出すAlienware Aurora ALXのデザイン。一般的に求められるスタイリッシュ感やシンプルさには全く興味がないらしく、異質なデザインになってます。パソコン起動時は顔が点灯するギミックまで搭載されていますので、何も知らずにいるとビックリします。
3台内蔵可能な光学ドライブと豊富な接続端子
Alienware Aurora ALXは拡張性や接続端子が豊富です。
エイリアンの顔は、実は前面パネルを開くためのボタンになってます。光学ドライブは3台まで内蔵可能なので、将来性も抜群。2台搭載して、1台は再生用、もう1台は記録用として使うと便利です。
また、Alienware Aurora ALXは本体が大きいので、豊富な接続端子が搭載されています。
Alienware Aurora ALXの背面。デザイン的な要素もありますが、一般的なデスクトップパソコンよりも横幅が少し広いです。デジタル音声出力、eSATA、IEEE1394など上位機種だけに搭載されている端子も目白押し。電源ユニットは一番下に配置されており、下位機種と異なります。接続端子の詳細については、別ページでご紹介します。
4つの拡張スロットにビシッと埋め込まれたデュアルビデオコントローラ。大容量電源が必要となるためAlienwareシリーズでしか実現することができませんが、その分ゲームの性能はお墨付きです。
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Alienware Aurora ALXは最強のCore i7 Extremeを搭載可能。これだけで10万円近くするハイエンドCPUですが、ハイエンドゲームユーザーには人気が高いです。Alienwareシリーズでしか搭載することが許されておりませんので、(予算が許されればの話ですが)興味がある方は検討してみてください。
開く天板と光るイルミネーションギミック
性能には全く関係ありませんが、Alienware Aurora ALXには各種ギミックが搭載されています。詳細については別ページでご紹介しますが、概要にだけ触れておきたいと思います。
天板が開くAlienware Aurora ALX。本体内部がある温度以上まで上昇すると、自動的に天板が開くギミックになってます。ただ、Alienware
Aurora ALXは排熱性がしっかりしていますので、天板が開かないとオーバーヒートするということではありません。あくまで見た目のインパクトを求めるためのようです。天板が開くと、LEDがキラキラ光ってキレイです。
「アクティブベント」と呼ばれる画面では、上記天板の動作設定が可能です。天板が開く角度の大小も調整できますし、開かないようにすることもできます。その他のギミックについても、Alienware
Aurora ALXはカスタマイズ性が高くなっています。
Alienware Aurora ALX本体のイルミネーションギミックの設定画面。至る所の色を自由自在に変更可能です。
七色に光るAlienware Aurora ALX。上下左右、エイリアンの目など全て違う色で点灯するので、ものすごく派手です。
本体中央で怪しく光るエイリアン。当然、目の色も変化します。(笑)
この写真を撮ってみて、キン肉マンに出てきたミキサー大帝を思い出しました。若い方にはわからないと思いますが…。
イルミネーションの変化を撮影。クリスマスのデコレーション並です。購入後しばらくは、イルミネーションギミックを見ているだけでも楽しいですよ。
周辺機器もエイリアンだらけのAlienwareシリーズ
Alienwareシリーズのキーボードやマウスも購入可能です。
Alienware Aurora ALXの使用イメージ。別売りです。密かにAlienware Aurora
ALXの側面が紫色に光っているのが気になります。
AlienwareシリーズのAlienwareキーボード。もちろんイルミネーションが点灯します。別ページでご紹介しますが、コストかかってます。
マウスもAlienware オリジナル。機能が豊富なゲーミング用マウスで、ここにもエイリアンの顔が入ってます。質感はロジクールマウスにかなり近く、スクロールホイールも同じです。共同開発していると推測します。
Alienwareモニタ。別途購入可能です。こちらも別ページで詳しくご紹介します。
さらに、Alienwareヘッドセット(!)まであります。性能的には他メーカーのヘッドセットと大差ありませんが、エイリアンシリーズで揃えるならご検討ください。
他のAlienwareシリーズについて
Alienware Aurora ALXは、Alienwareシリーズの中ではミドルレンジに位置します。低価格で予算を抑えるならAlienware
Aurora、さらなる性能と拡張性を求めるならAlienware 51シリーズとなります。
概要比較は以下のとおりです。
ゲーミングデスクトップパソコン Alienwareシリーズの比較
機種名 |
Alienware Aurora |
Alienware Aurora ALX |
Alienware Area-51 |
製品外観 |
|
|
|
電源容量 |
875W |
875W |
1100W |
ビデオコントローラの性能 |
高 |
高 |
超高 |
外形寸法(幅×奥行き×高さ) |
250×645×426mm |
250×645×426mm |
277×656×558mm |
重量(最小構成時) |
約20.4kg |
約20.4kg |
約38.0kg |
備考 |
天板が開かないなどギミックが制限されているが、安価でお買い得 |
Alienwareシリーズの醍醐味を味わうなら、この機種がおすすめ |
本体が極端に大きくなり拡張性は高いが、使いこなすには経験が必要 |
DELL公式製品ページ |
Alienware Aurora |
Alienware Aurora ALX |
Alienware_Area51 |
※詳しくはDELL公式サイトでご確認ください。
【参考】 売れ筋ハイエンドデスクトップ Studio XPS 8100と比較
参考までに、Core i7/i5を搭載する売れ筋デスクトップパソコンであるStudio
XPS 8100と外観比較しておきます。Alienware Aurora ALXの大きさとエイリアンの威圧感を体験してみてください。(笑)
正面から比較。左がAlienware Aurora ALX、右がStudio XPS 8100。見た目のデザインや質感が全く違います。こう比較するとAlienware
Aurora ALXの前面パネルは非光沢処理されており、それほどテカテカしていないことがわかります。さすがに遠慮したのでしょうか。ちなみに、Alienware
Aurora ALXはAlienwareシリーズとしてのブランド機種なので、DELLロゴは入っていません。
天板を比較。左がAlienware Aurora ALX、右がStudio XPS 8100。
斜め方向から比較するとかなり違います。前面がとがってSL列車のようなAlienware
Aurora ALXに対して、Studio XPS 8100は最近の流行を実直に受け継ぐ優等生に見えます。また、Studio
XPS 8100にはメディアカードリーダーやUSB端子が見えますが、Alienware Aurora
ALXには全く見受けられません。このことについては、別ページで詳しくご紹介します。
側面から比較。左がAlienware Aurora ALX、右がStudio XPS 8100。
前面からの比較では大差ないように思えた両機種ですが、背面から見るとこれだけ違います。電源の位置、接続端子の種類と数、排気ファンの大きさ、メッシュ穴の面積など、全くの生き物のようです。
側面から比較。左がAlienware Aurora ALX、右がStudio XPS 8100。
前面が傾斜しているデザインは同じですが、奥行きがかなり違うのがわかります。Alienware
Aurora ALXの方が丸みを帯びたデザインであり、イルミネーションギミックも搭載しています。
内部を比較。左がAlienware Aurora ALX、右がStudio XPS 8100。
Alienware Aurora ALXの方が奥行きがある分、内部スペースは断然広いです。しかもメンテナンス用?としてLEDも点灯しますし、エイリアンデザインのパネルも取り付けられています。実際のメンテナンスについても、Studio
XPS 8100はネジ止めですが、Alienware Aurora ALXはネジフリーです。ビデオコントローラもハードディスクもドライバー不要です。
DELL公式サイト 製品ページリンク
ハイエンドゲーミングデスクトップ Alienware Aurora ALX
ハイエンドCPU & ビデオコントローラを搭載するゲーミングデスクトップパソコン。
→詳細はAlienware Aurora ALX(DELL公式ページ)をご参照ください。
>>【本体チェック1】 Alienware Aurora ALXの前面/右側面/左側面をチェック
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