DELLの2017年6月新製品発表会に行ってきました
先日の2017年6月9日、東京で開催されたDELLの2017年6月新製品発表会に参加してきました。
最近のDELLの動向も含めてご紹介します。

六本木で開催されたDELL新製品発表会。
最近のDELLの動向、および、新製品の概要についてでした。
1.最近のDELLの動向、新製品の概要
DELLのシェアについて

DELLの出荷台数と投資額。
DELLの2017年1〜3月のグローバル出荷台数は6.2%増加でした。なお、パソコン業界全体では0.8%増だったことを考えると、DELLはかなりの伸び率を達成していることがわかります。
その理由として、45億ドル/年という膨大な投資額を挙げており、最先端の技術をDELL製品に投入することで、ユーザーからの支持を得ているようでした。ちなみに、上位10社のうち、DELLが一番売り上げ率増とも説明がありました。
また、ユーザー調査をした結果、デスクトップパソコンやノートパソコン+大画面モニタを使っているユーザーが、全世界で現在10億人もいるそうです。このことから、DELLは今後も、高性能かつ大画面のパソコンにも注力していくとのこと。私はデスクトップパソコン派なので、嬉しいです。
PCゲーミングにも注力するDELL

全世界において、PCゲーミングは年間20億ドルという驚異的な成長ペースとのこと。また、2億1600万人ものVRユーザーに達する見込みだそうです。
このことから、DELLでは、ゲーミングパソコンにも力を入れています。例えば、今年の1月には、普及価格帯のInspiron シリーズであるゲーミングノートInspiron_15_5000ゲーミング を発売し、今回は以下のゲーミングデスクトップを新しく発売しました。
2.新製品の概要
(1)最新のAMD Ryzenプロセッサを搭載した「Inspiron ゲーミングデスクトップ」

今回発売したInspiron ゲーミングデスクトップ。
最新のAMD Ryzenプロセッサを搭載したハイエンドデスクトップで、しかも9万円台からという普及価格帯、かつ、VR対応です。ゲームユーザーだけでなく、処理負荷が高い画像・動画編集用途にもおすすめ。
詳細はInspiron ゲーミングデスクトップ (DELL公式ページ)をご参照ください。

AMD Ryzenプロセッサの概要。インテルのCore i7 7700KとRyzen 7 1700のパフォーマンス比較です。やっと、Core
i7に対抗できる製品が登場しました。

他のインテルプロセッサとの比較。Ryzenは安価なので、コストパフォーマンスは高いです。

高性能なビデオコントローラRadeonシリーズに、RX 580、570、560を追加。

最新のゲームにも対応。
(2)大画面27インチモニタ一体型の「Inspiron 27 7000 フレームレスデスクトップ」

モニタ一体型の「Inspiron 27 7000 フレームレスデスクトップ」。
8コア AMD Ryzenプロセッサ(低価格な4コアタイプもあり)、27インチフレームレス
4K UHD ディスプレイ、AMD Radeon RX500を搭載するハイエンドモデルです。
外観は、とにかくモニタフレームが薄いので、モニタだけが空中に浮いている印象さえ受けます。
また、サブウーハー搭載の2.1chスピーカーが前面に配置されていますので、音が前に出てくるように聞こえます。しかも、HDMI
in 端子を搭載していますので、他のパソコンからの映像を表示することも可能です。
詳細はInspiron27_7000_フレームレスデスクトップ (DELL公式ページ)をご参照ください。
(3)使いやすい24インチモニタ一体型の「Inspiron 24 5000 フレームレスデスクトップ」

モニタ一体型の「Inspiron 24 5000 フレームレスデスクトップ」。
使いやすい24インチのフレームレスモニタで、かつ、タッチパネル対応なので、ビデオ視聴が多いユーザー向けとのこと。
高品質のビデオストリーミングを実現するSmartByteソフトウェアを搭載しているので、ビデオのトラフィックを優先し、ストリーミングでバッファリングの時間を最小限にとどめてくれます。
詳細はInspiron 24 5000 フレームレスデスクトップ (DELL公式ページ)をご参照ください。
3.新製品の外観チェック
上記でご紹介した、3つの新製品について、外観写真をご紹介します。
詳細は、後日レビュー予定です。
(1)Inspiron ゲーミングデスクトップ

Inspiron ゲーミングデスクトップの外観。ヘッドセットやコントローラ、モニタはオプションです。

デモ機は、AMD Ryzen 7 1700X プロセッサー (8C/16T, 20MB キャッシュ, 3.8
GHz Precision ブースト)を搭載してしました。16スレッドは驚異的で、画面を見ているだけでウキウキします。しかもオーバークロック可。これだけでも、Inspiron ゲーミングデスクトップを買う価値があると思います。

大量の通気性と、派手なLEDを両立した本体デザイン。

Inspiron ゲーミングデスクトップの内部。スペースに余裕があり、ビデオコントローラも増設可能なので、自作ユーザーにもおすすめです。写真のビデオコントローラは、「NVIDIA
GeForce GTX 1060 6GB GDDR5」です。

CPUファンは一般的な空冷タイプですが、オプションで水冷タイプもカスタマイズ可能です。

電源ユニットは背面側(写真左)の下部です。前面側(写真右)の下部には、ハードディスク・SSDのベイが2ヶあります。

前面側のLEDを拡大。斜めに配置されています。

側板は、堅牢なタイプで、厚みがあります。

Inspiron ゲーミングデスクトップの背面。LEDの色が派手で、USBや音声端子が各種並びます。
詳細はInspiron ゲーミングデスクトップ (DELL公式ページ)をご参照ください。
(2)Inspiron 27 7000 フレームレスデスクトップ

Inspiron 27 7000 フレームレスデスクトップの外観。27インチモニタなので、大きいです。キーボードと比べると、大きさがよくわかります。

後述する「Inspiron 24 5000 フレームレスデスクトップ」(左)と大きさを比較。「Inspiron
27 7000 フレームレスデスクトップ」(右)は二回りほど大きいです。

デモ機は、AMD Ryzen 5 1400 プロセッサー (4C/8T, 10MB キャッシュ, 3.4 GHz
Precision ブースト)を搭載してました。一体型デスクトップで、4コア8スレッドのCPUを搭載しているのはスゴいです。

とにかく、モニタフレームが薄い!27インチモニタとは思えません。

電源ボタンは、前面の下に配置。普段は、ほとんど見えません。

上部から見る。本体の薄さはもちろんですが、排熱用のスリットが一部しか確保されていないのはスゴいです。高性能CPUを搭載しているとは思えません。

排熱用のスリットを拡大。本体全体の4分の1ぐらいしか、スリットが空いてません!

でも、こんなに薄いです。

背面。ケーブルは電源の1本のみ。

接続端子は、側面下部と、

背面に集約されています。一番上は、HDMI in 端子なので、他のパソコンから映像が表示できます。

反対方向にも、USB端子が豊富に配置されています。
詳細はInspiron27_7000_フレームレスデスクトップ (DELL公式ページ)をご参照ください。
(3)Inspiron 24 5000 フレームレスデスクトップ

Inspiron 24 5000 フレームレスデスクトップの外観。上位のInspiron 27 7000
フレームレスデスクトップに匹敵する性能を有しています。

省電力タイプの「AMD Bristol Ridge A10-9700E 3.00GHz」を搭載。4スレッド動作するので、パワーは十分。

上位機種と同様に、視野角の広いIPSパネルを搭載しています。こんな斜め方向からでも、色の変化が少ないです。しかも、上位機種では非搭載のタッチパネルを採用しています。
詳細はInspiron 24 5000 フレームレスデスクトップ (DELL公式ページ)をご参照ください。
以上です。
気になる方は、DELL公式サイトをチェックしてみてください。
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24 5000 フレームレスデスクトップ
詳細はInspiron ゲーミングデスクトップ (DELL公式ページ)、Inspiron27_7000_フレームレスデスクトップ (DELL公式ページ)、Inspiron 24 5000 フレームレスデスクトップ (DELL公式ページ)をご参照ください。
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