DELL(デル)パソコン
DELLパソコンの廃棄・処分レビューをご紹介!新しいDELLパソコンの購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2016/6/25
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DELLのパソコンを廃棄・処分する方法

あなたのパソコンにPCリサイクルマークはありますか

パソコンを購入するのは簡単ですが、廃棄・処分するのは少し面倒です。一般的な粗大ゴミとして捨てることができず、リサイクルの手続きが必要となるからです。

以下に、私がDELLパソコンを廃棄・処分した体験をご紹介いたしますので、パソコンの廃棄・処分に困っている方は、ぜひご参考にしてください。

今回、私が廃棄・処分したノートパソコン「Inspiron 15R N5110」
今回、私が廃棄・処分したノートパソコン「Inspiron 15R N5110」。2011年に購入したパソコンなので、約5年間お世話になりました。

パソコンの廃棄・処分の申し込みを行う

DELLパソコンの廃棄・処分フローは、以下のとおりです。

DELLパソコンの廃棄・処分フロー
DELLパソコンの廃棄・処分フロー

基本的には、@パソコンの回収を申し込む、Cエコゆうパック伝票が届く、D郵便局にパソコンを回収してもらう、でOKです。以下のリサイクルマークがある場合は、A〜Bのリサイクル料の支払い手続きが不要となります。

デスクトップパソコンの底面などにある「PCリサイクルマーク」の例
(参考)デスクトップパソコンの底面などにある「PCリサイクルマーク」の例。このマークがあれば、無料でパソコンを廃棄・処分してもらえます。

ノートパソコンの底面などにある「PCリサイクルマーク」の例
(参考)ノートパソコンの底面などにある「PCリサイクルマーク」の例。このマークがあれば、無料でパソコンを廃棄・処分してもらえます。

バッテリーを外した裏側に「PCリサイクルマーク」がある場合があります
ノートパソコンの底面に「PCリサイクルマーク」がない場合は、バッテリーを外した裏側に「PCリサイクルマーク」がある場合があります。底面の表にない場合は、どこにあるか探してみてください。

バッテリーを外した裏側にある「PCリサイクルマーク」を拡大
バッテリーを外した裏側にある「PCリサイクルマーク」を拡大。

なお、「PCリサイクルマーク」がない方もあきらめないでください!
詳しくは後述しますが、2003年10月1日以降に販売されたパソコンであれば、「PCリサイクルマーク」がなくてもリサイクル料が不要となる場合があります。

【基礎知識】 リサイクル料がかかるパソコンについて

リサイクル料がかかるパソコンの概要は、以下のとおりです。

リサイクル料がかかるパソコン(個人ユーザーの場合)
項目  2003年10月1日以前に販売されたパソコン  2003年10月1日以降に販売されたパソコン
リサイクルマーク 無し 有り 無し
リサイクル料 必要 不要 不要(DELLに確認が必要)

基本的には、

  • 「2003年10月1日以前に販売された製品」はリサイクル料が必要
  • 「2003年10月1日以降に発売された製品」はリサイクル料が不要

となります。ただし、一部のリサイクルマークが無い製品については、パソコンの機種名やサービスタグ番号などでDELLに確認が必要です。

実際には、「2003年10月1日以前に販売された製品」となると、実質12年以上も昔のパソコンになりますので、リサイクル料が不要になる方が大半だと思われます。

なお、必要なリサイクル料は、モニタも含めて以下のとおりです。

リサイクル料(個人ユーザーの場合)
項目 リサイクル料
デスクトップパソコン本体 3,000円(税抜)
ノートパソコン 3,000円(税抜)
液晶ディスプレイ 3,000円(税抜)
液晶ディスプレイ一体型パソコン 3,000円(税抜)
CRT(ブラウン管)ディスプレイ 4,000円(税抜)
CRT(ブラウン管)ディスプレイ一体型パソコン 4,000円(税抜)
デスクトップパソコン本体+CRTディスプレイ 7,000円(税抜)
デスクトップパソコン本体+液晶ディスプレイ 6,000円(税抜)
※それぞれ別途消費税がかかります。

ノートパソコンのバッテリだけの廃棄・処分は?

なお、ノートパソコンのバッテリだけの廃棄・処分についても、DELLで対応してくれます。もちろん、タブレット、PDA、プリンタ、サーバ、ストレージ製品に付属しているバッテリも対象です。

具体的な手続きとしては、充電式バッテリーのリサイクル(DELL公式サイト)の回収依頼票に記入して、FAXで申し込むだけです。「IT全盛の時代に、FAXだけの申し込み?」とは思いますが、リンク先ページにはメールでの問い合わせ先もありますので、ご参照ください。

【その1】 パソコンの回収を申し込む

では本題に戻り、パソコンの廃棄・処分の手続きを進めます。

DELL個人向けコンピュータリサイクルサービスページ
DELL個人向けコンピュータリサイクルサービス(DELL公式ページ)より、パソコン廃棄・処分の申し込みを行います。

法人向けコンピュータリサイクルサービス(DELL公式ページ)、または、よくある質問Q&A(DELL公式ページ)もありますので、法人の方や手続き方法などがわからない方はご参照ください。

申込者の情報を入力します
まずは、申込者の情報を入力します。氏名、住所、連絡先、Eメールアドレスです。下部のアンケートメールはどちらでも良いです。

処分・廃棄料金の支払い方法を選択します
処分・廃棄料金の支払い方法を選択します。パソコン本体にPCリサイクルマークがある場合は、一番下の「申込製品すべてにPCリサイクルマーク有り」を選択します。PCリサイクルマークがない場合は、「コンビニ振込み」もしくは「銀行振込み」を選択します。

廃棄・処分するパソコンの種類やサービスタグ、モデル名を入力します
廃棄・処分するパソコンの種類やサービスタグ、モデル名を入力します。上記画面では、「ノートブック」→「Inspiron インスパイロン ノートブック」と選び、パソコン本体に記載されているサービスタグ又はエクスプレスサービスコード、モデル名「Inspiron 15R N5110」と入力しています。今回廃棄・処分するノートパソコンには、PCリサイクルマークがありましたので「有り」を選択しました。

回収委託規約に同意する
ページ最後にある「回収委託規約に同意する」にチェックを入れて、「確定」ボタンをクリックすればOKです。

登録したメールアドレス宛にDELLからの確認メールをチェックしておきます
念のため、登録したメールアドレス宛にDELLからの確認メールをチェックしておきます。

【その2】 エコゆうパック伝票が届く

パソコンの廃棄・処分の申し込み後の手続きについて、ご紹介します。

数日後に届く郵便物
パソコンの廃棄・処分の申し込み後の手続きを行うと、数日後に写真のような郵便物が届きます。

郵便物の中身
届いた郵便物の中身は、「@通知書」、「A排出手順書」、「B伝票」の3点です。

「@通知書」には、

  • 「A排出手順書」などをしっかりと読んでパソコンを送付すること
  • ガラスが破損したモニタなど、取り扱い上危険な機器は回収できないこと
  • 送付後のキャンセルなどは不可であること
  • 事前にパソコンのデータを消去しておくこと

などが記載されているだけですので内容は省略しますが、最後の「事前にパソコンのデータを消去しておくこと」はデータ漏洩など問題が生じる可能性がありますので、少しだけ触れておきます。

事前にパソコンのデータを消去する方法

事前にパソコンのデータを消去する方法は、大きく分けて2つあります。

  1. HDDデータ抹消・完全削除ソフトを利用する
  2. ハードディスクを取り出して、別途処分する

1については、下記の3サイトが参考になります。

2については、DELL マニュアル(DELL公式サイト)で廃棄・処分するパソコンの解体作業マニュアルを読んで、ハードディスクを取り出せばOKです。パソコンの中身がどうなっているのか気になる方には、パソコンを解体して楽しめるチャンス?かもしれません。

さて、本題に戻ります。

「A排出手順書」には、以下の内容が記載されています。

郵便局で引き取りできるサイズ・重さなどの条件
(参考)郵便局で引き取りできるサイズ・重さなどの条件

厚手のビニール袋2枚重ねか、段ボール箱に梱包します。パソコン購入当時の配送箱を残していない方は、家にある段ボールなどを流用すればOKです。また、重さは30kgまで、横(A)+奥行き(B)+高さ(C)の長さの合計は1.7m以内とします。

梱包イメージ
(参考)梱包イメージ

配送中に袋が破れてパソコンが飛び出してしまう、透明の薄いビニール袋などはダメなようです。また、複数台のパソコンを廃棄・処分する場合は、1台ずつ別に梱包する必要があります。

廃棄・処分するパソコンと同梱可なモノ、同梱不可なモノ
(参考)廃棄・処分するパソコンと同梱可なモノ、同梱不可なモノ

同梱可なモノ
キーボード、マウス、電源ケーブルなどの標準添付品
同梱不可なモノ
プリンタなどの周辺機器、取扱説明書/マニュアル、フロッピィディスク、CD-ROM等

”フロッピィディスク”は、時代を感じますね。 (笑)

マニュアルなど付属品は回収不可
マニュアルなど付属品は回収不可でしたので、一般的な可燃物として廃棄・処分しました。

【その3】 郵便局にパソコンを回収してもらう

いよいよ、パソコンの配送です。

処分するパソコンを配送箱に入れます
処分するパソコンを配送箱に入れます。私は、購入当時の配送箱を保存していましたので、そのまま流用しました。

伝票は全て記入済みで送付されますので、記載は不要です。
伝票は全て記入済みで送付されますので、記載は不要です。

配送箱に伝票を貼ります
配送箱に伝票を貼ります。配送料は無料です。

あとは、郵便局の集荷受付センターに電話して(伝票に最寄りの郵便局の電話番号が記載されてます)、集荷してもらえば手続きは全て完了です。もしくは、自分で郵便局に持ち込んでもOKです。

念のため、集荷の控えを保管しておきましょう
念のため、集荷の控えを保管しておきましょう。

いかがでしたでしょうか?
地球環境のためにも、パソコンは適正な廃棄・処分をお願いします♪

DELLパソコンが気になる方はDELL公式サイトをチェック♪

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