DELL(デル) Dimension/Inspiron Dimension 5150Cの製品情報やお勧めカスタマイズを中心に、初心者の方にもわかりやすく紹介しておりますので、DELL製品の購入を検討しておられる方は是非ご活用下さい。
 ページ更新:2006/9/3
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Dimension 5150C お勧めカスタマイズ例

ここでは、参考までにデルガイドオススメのカスタマイズ案をいくつかご紹介します。
使用目的別に、優先するカスタマイズ項目、予算を削れる項目、参考価格などをご紹介しております。
もちろんここでご紹介するポイントがすべてではありませんので、納得されるまでDELLのホームページで見積もりをしてご検討ください。

Dimension 5150Cの特徴

パソコン初心者の方や女性の方におすすめなのが、このDimension 5150Cです。
その理由は、本体のコンパクトさと、十分な基本性能があることの2点です。

デスクトップパソコンというのは、大抵の場合、本体ケースが大きく、性能と拡張性が優先されます。
しかし、一般的なパソコンの使用目的と言いますと、インターネットやメール、EXCELやWORDなどのビジネスソフト、デジカメ画像の保存管理などでしょう。このような使用目的であれば、最近のパソコンは基本性能が高いので、それほど性能は必要はないのです。

その点、Dimension 5150Cは、上位機種のDimension 9200に負けないほどの性能を持ちながら、本体の大きさは約2/3、体積比約1/3、重量もおよそ半分と、比較にならないほどコンパクトです。設置スペースに余裕のない方や、拡張性はそれほど必要なくても、威圧感のないパソコンが良いという方はDimension 5150Cがおすすめなのです。

DELL納得購入ガイド おすすめカスタマイズ
  1. EXCEL・WORDを目的に使う「一般向けパソコン」
  2. ちょっと予算を足して余裕のスペックを持った「高性能パソコン」
  3. テレビの視聴や録画も簡単に使える「テレビパソコン」

1.EXCEL・WORDからデジカメ画像管理まで幅広くこなせる「初心者向けパソコン」

Dimension 5150C カスタマイズのポイント

  • CPUはそれほど性能を必要としないので、最小構成でもOK
  • メモリは512MBでもOKですが、予算があれば1GBがおすすめ
  • 扱うデータ量に併せてハードディスク容量を選択

Dimension 5150Cは、基本性能が高いので、3Dグラフィックや動画を扱わなければ、それほど性能をグレードアップする必要はありません。
特にCPUに関しては、最小構成でも良いかと思います。

ただ、Windows XPを使用する環境では、512MBメモリが最低レベルですので、データ容量が大きいExcelファイルやデジカメ画像を一度にたくさん開くなど、並行作業が多い場合は、メモリ容量をグレードアップしておきましょう。
2GBメモリは必要ありませんが、できれば、1GBメモリをおすすめします。

カスタマイズをある程度抑えることができれば、Microsoft Office付きでも10万円台前半での購入も可能です。

おすすめのカスタマイズパーツ
  • 1GB(512MBx2) デュアルチャネルDDR2-SDRAMメモリ

パソコンの快適さを一番実感できるのが、メモリ容量の増設です。
例え、CPUやビデオコントローラを高価なパーツに変更しても、メモリが512MBでは何の変化もありません。

特に、インターネットブラウザを一度にたくさん開いたり、デジカメ写真を何枚も表示する方には、メモリの容量が最重要項目です。
とにかく予算重視という方であれば、512MBでも良いですが、将来長く使うことも考えて、1GBメモリがおすすめです。


  • 320GB SATA 3.0Gb/s NCQ HDD

メモリが増量できれば、グレードアップしておきたいのが、ハードディスクです。
Dimension 5150Cは、省スペースタイプですので、内蔵できるハードディスクは1台のみです。
そのため、初めから内蔵できるハードディスクは、できるだけ大容量のタイプをおすすめします。

ちなみに、500GBもありますが、グレードアップ価格が急に上昇しますので、あまりおすすめできません。
320GBもしくは250GBあたりが、一番コストパフォーマンスが高いので、どちらかが良いでしょう。
仮に、320GB以上の容量が必要だと判断する場合は、外付けタイプのハードディスクの購入も検討しましょう。
1GB当たりの価格が割安となりますので、将来的に考えると外付けの方がお得です。

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2.デジカメ画像やビデオカメラ編集まで対応できる将来性を持った「高性能パソコン」

Dimension 5150C カスタマイズのポイント

  • CPUはデュアルコアを登載した高性能プロセッサPentiumDを選択
  • メモリは快適性を考えて1GBか2GBを選択
  • 動画保存を考えてハードディスクはできるだけ大容量に
  • 液晶モニタは大画面がお勧め

Dimension 5150Cは、省スペースタイプですが、基本性能が高いので性能をグレードアップすると、ちょっとしたビデオカメラ編集にも対応できます。(高度なビデオ編集作業になると、上位機種のDimension 9200でないと厳しいのでご注意下さい。)

処理負荷の高い作業に大切なパーツは、ずばりCPUです。
データ処理を行うCPUが高性能でないと、快適な作業を望むことはできません。
ただし、CPUだけ高性能にすれば良いというものではなく、メモリやハードディスクなど、他のパーツもバランス良くグレードアップすることが大切です。

おすすめのカスタマイズパーツ
  • インテル(R) Pentium(R)D プロセッサー 820 (1MBx2 L2 キャッシュ、2.80GHz、800MHz FSB)

編集作業には、とにかくCPUのパワーが必要です。
そのため、多少の予算アップで済みそうであれば、上位のCPUにグレードアップしておくことをおすすめします。

一番安価な、「PentiumD プロセッサー 805」という選択肢もあるのですが、個人的には、少ない差額で選択できる「PentiumD プロセッサー 820」をおすすめします。ちなみに、805から820への無料グレードアップを実施している場合もありますので、購入するタイミングを図ってみるのも良いと思います。

ちなみに、最上位のCPUは「インテル Pentium D プロセッサー 940(2MBx2 L2 キャッシュ、3.20GHz、800MHz FSB)」です。
何が違うかと言いますと、動作周波数が3.2GHzに上がっているだけでなく、2次キャッシュと呼ばれCPU内のメモリ量が、820の1MB×2に対して、940は2MB×2となんと2倍です。

CPUはこの2次キャッシュ量が多いほど、データ処理の効率が上がりますので、それだけ処理速度の向上が期待できることになります。
ただ、グレードアップ料金が3万円弱しますので、使用目的がはっきりしていないと、選択には勇気が必要です。
この価格差を高いと考えるか、安いと考えるかは個人差によりますので、検討してみる価値はありますが。


  • Buffalo製 外付250GB HDD USB2.0

ビデオカメラで撮影した動画やデジタルカメラで撮影した画像を編集・管理するには、大容量のデータ保存領域が必要です。
そのため、できるだけ大容量のハードディスクを選択しておく必要があります。

上でもご紹介しましたが、外付けタイプのハードディスクの購入がおすすめです。
特に、「Buffalo製 外付250GB HDD USB2.0」であれば、15,000円前後で購入できますので、1GB当たりの価格が60円と大変割安です。
(オプションのページで購入できます。)

ちなみに、私も購入したのは2年ほど前ですが、160GBの外付けハードディスクを2台持っています。
データ保存はもちろん、データの一時保存、バックアップ用など用途は幅広いので、1台持っていても損はないでしょう。

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3.テレビの視聴まで可能な「テレビパソコン」

Dimension 5150C カスタマイズのポイント

  • OSはMedia Center Editionで決まり!
  • メモリは、快適性を考えて1GBがお勧め
  • 動画保存も考えてハードディスクはできるだけ大容量に
  • テレビ視聴がメインなら、テレビ機能を搭載した26インチワイド液晶モニタがお勧め

Dimension 5150Cにテレビ機能を搭載すると、省スペースタイプのテレビパソコンに変身します。
繰り返しますが、Dimension 5150Cは基本性能が高いので、多少性能をグレードアップするだけでOKです。

グレードアップに必要な項目は、「OS」と「テレビチューナー」の2点のみです。
ただし、快適性を求めたい方は、メモリを1GBにグレードアップしておくことをおすすめします。

おすすめのカスタマイズパーツ
  • Windows XP Media Center Edition 2005 with Update Rollup 2 正規版 (日本語版)
  • (Media Center Edition専用) ATI TV Elite TVチューナカード(専用リモコン付属)

テレビ機能を付加するには、上記の2項目の変更が必要です。
どちらか1つだけを選択することはできず、ペアでのみ購入できます。

TVチューナカードは、パソコン本体に負担をかけずにテレビ機能を楽しめる「ハードウェアMPEG2エンコード」タイプです。
また、高画質機能である、3次元Y/C分離やノイズリダクションも搭載しており、キレイな画質を楽しむことができます。

また、専用リモコン付きですので、離れた場所からテレビ操作もできますので、一般的な液晶テレビとほぼ変わりません。
テレビの内部屋に置くという方法もありますので、一人暮らしの方や自分の部屋用のテレビパソコンとしても最適です。


  • ATI RADEON X600 SE 128MB DDR

動画再生能力を高めたい方は、ビデオコントローラのグレードアップという案もあります。
動画描写には、メモリの領域を使用しますので、パソコン本体に負担がかかります。
そのため、ビデオコントローラを別途グレードアップして、パソコンにかかる負担を減らして、快適さを保とうというのがその理由です。

グレードアップ料金としては7,000円前後ですので、予算に余裕のある方は将来的な余裕も考えて選択しても良いでしょう。
多少処理負荷の高い動画描写にも、耐えてくれるだけの性能はありますので。

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