薄い!速い!高品質!の3拍子が揃ったビジネスノート(個人でも購入可能です)
HP EliteBook Folio 1040 G1 レビュー

HP EliteBook Folio 1040 G1の概要
低価格な大画面ノート HP EliteBook Folio 1040 G1
今回ご紹介するHP EliteBook Folio 1040 G1
は、最薄部9mm、 最厚部約16mmのスタイリッシュなデザインと、ビジネスに必要な機能をバランスよく兼ね備えた、法人向けのUltrabookです。個人でも購入可能ですので、気になる方はチェックしてみてください。

14インチノートHP EliteBook Folio 1040 G1。アルミ一体成型のスタイリッシュなボディで高級感があり、ビジネスノートとは思えません。しかも、12項目もの米軍調達基準(MIL-STD-810G)をクリアした高い品質と耐久性を誇り、転送速度が高速なM.2タイプのSSDを全面採用しているのが大きな特徴です。

14インチノートにも関わらず、とにかく薄い最薄部 9mm。写真では伝わりにくいかもしれませんが、実物を見るともっと驚きます。


HP EliteBook Folio 1040 G1に課せられるテストの一例。法人ノートならではの高い品質と耐久性が約束されます。

HP EliteBook Folio 1040 G1は、NFC、FeliCaに対応する非接触ICカードリーダーをパームレスト部分に内蔵したLTE搭載モデルがラインナップされています。外付けのリーダーライターを使用せず、ICカードだけで本人認証や電子マネー決済が使えるので非常に便利です。
広い表示範囲かつビジネス用途に最適な非光沢パネルを搭載

HP EliteBook Folio 1040 G1の表示解像度は、17インチクラスのHD+(1,600×900)の高解像度に対応しています。一般的な1366×768よりも表示範囲が広いので、複数のウィンドウを開きながらのビジネス用途に最適です。また、ビジネス用途に最適な非光沢ディスプレイなので目が疲れにくいですし、パネル周辺のフレームも非光沢処理されていますので、指紋の跡が気になりません。
HP EliteBook Folio 1040 G1の外観デザインをチェック
HP EliteBook Folio 1040 G1の天板をチェック

HP EliteBook Folio 1040 G1の天板をチェック。本体ボディと統一感のある天板は秀逸。

天板を拡大。指紋の跡が気になりません。

HPロゴは光り輝くミラー調仕上げです。
HP EliteBook Folio 1040 G1のキーボードをチェック

HP EliteBook Folio 1040 G1は、19mmのキーピッチを採用しています。また、ビジネス用途を想定しているため、右端の「Enter」キーが異様にデカいです。キーボード上部には、クリアな音質を実現したスピーカーを搭載しています。

「Enter」キーは、押し間違えようがないほど大きいです。

キーボードは、一般的なアイソレーションタイプです。

キーを拡大。中央部が少しだけくぼんでいますので、指先が流れることはありませんでした。
HP EliteBook Folio 1040 G1のキーボード周辺をチェック

ボディ全体。アルミ一体成型のスタイリッシュなボディがとにかくキレイです。右側には指紋認証センサーも搭載されており、セキュリティ面でも安心。

ボディ右上には、ワイヤレス切り替えボタンと音声ミュートボタンが配置されてます。ビジネス用途でよく使う機能が、ボタンとして用意されているのは嬉しいです。

HP EliteBook Folio 1040 G1の特徴の1つがこれ。ジェスチャー機能を強化した新タッチパッド「HP
ForcePad」です。スマートフォンやタブレットと同じ操作ができるように最適化されています。なお、ForcePadには圧力を感知するセンサーが付いており、アイコンを指一つでプレスしてドラッグするという、タブレット画面での操作に近い感覚で画面まで指先を伸ばさずに、手元で行えることが特徴です。また、Windows
8を利用している場合には、エッジスワイプにも対応しており、チャームの表示やアプリケーションの切り替え等もサポートされています。

デバイス設定で自由にカスタマイズが可能です。例えば2本指をそろえて上下するとスクロール、2本指を左右に広げるとズームなど、使い勝手はスマートフォンやタブレットと同じです。もちろん、パッドの右下をクリックすると、通常の右クリックの動作になります。

HP EliteBook Folio 1040 G1は、NFC、FeliCaに対応する非接触ICカードリーダーをパームレスト部分に内蔵したLTE搭載モデルモデルがラインナップされています。外付けのリーダーライターを使用せず、ICカードだけで本人認証や電子マネー決済が使えるので非常に便利です。

FeliCaアプリケーションを利用する場合は、FeliCa Device Plug-in(税込 ¥1,080)が別途必要となります。HP
Directplusオンラインストアで購入してインストールすると、上記のようなアイコンが表示されて使えるようになります。
HP EliteBook Folio 1040 G1の前面をチェック

HP EliteBook Folio 1040 G1の前面。端子はありませんが、天板が開きやすいようにくぼみが確保されています。
HP EliteBook Folio 1040 G1の右側面をチェック

HP EliteBook Folio 1040 G1の右側面。左から、Micro SIM カードスロット、オーディア出力/オーディオ入力、USB3.0ポート、DisplayPort、ドッキングコネクター、電源コネクターです。

(参考)HP EliteBook Folio 1040 G1には、外部ディスプレイやDiplayPort、USBポート、ネットワーク
ポートなど、多彩なインタフェースを持つ専用ドッキングステーションがオプションで用意されています。自宅や職場のデスク上でディスプレイ、キーボード、マウスなどさまざまな周辺機器を接続しておけば、デスクトップPCとしても使用できます。しかも、電源が入っている状態でも瞬時に着脱可能です。
HP EliteBook Folio 1040 G1の左側面をチェック

HP EliteBook Folio 1040 G1の左側面。左から、セキュリティロックケーブル用スロット、USB3.0ポート(パワーオフUSB充電対応)、Micro
SD カードスロット、スマートカードリーダーです。
HP EliteBook Folio 1040 G1の背面をチェック

HP EliteBook Folio 1040 G1の背面。接続端子はありませんが、「HEWLETT−PACKARD(ヒューレット・パッカード)」のロゴが入ってます。
HP EliteBook Folio 1040 G1の底面をチェック

HP EliteBook Folio 1040 G1の底面。メモリなど内部パーツへのアクセスは不可ですので、性能は余裕を持った選択をおすすめします。滑り止めゴムは、丸くて大きな形状でした。
HP EliteBook Folio 1040 G1の電源アダプタをチェック

HP EliteBook Folio 1040 G1の電源アダプタは、本体に負けず劣らずコンパクトです。手で握ると隠れてしまうぐらいなので、外出時の持ち運びも苦になりません。ちなみに、付属のACケーブルも1mのアース線のない細いタイプのケーブル(従来のHPのモバイル製品はアース線の付いたタイプ)に改善されていました。嬉しいポイントです♪

しかも、電源アダプタの先端は、折れて接触不良となりにくい形状を採用しています。将来長く使うビジネス用途だからこそ、嬉しいポイントだと思います。
HP EliteBook Folio 1040 G1の性能をチェック
HP EliteBook Folio 1040 G1は、最新のCore i7プロセッサを搭載しており、従来のCPUと比べると性能が大きく向上しています。今回ベンチマークテストを実施したHP
EliteBook Folio 1040 G1のカスタマイズ構成は、以下のとおりです。
HP EliteBook Folio 1040 G1のカスタマイズ構成
項目 |
構成 |
OS |
Windows 8.1 |
CPU(定格動作周波数) |
Core i7-4600U(2.1〜3.3GHz) |
メモリ |
4GB |
ハードディスク |
256GB M.2 SSD |
ビデオコントローラ |
インテル HDグラフィックス 4400 |

HP EliteBook Folio 1040 G1のWindowsエクスペリエンス値。ビジネス用途なので文句なしです。特にプライマリハードディスクが最高値の7.9となっている点が見逃せません。
【参考】HP EliteBook Folio 1040 G1のデバイスマネージャー
ストレージ(SSD)の性能をチェック

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0を使って、256GB M.2 SSDの性能を調べてみました。
ものすごく高速で、ハードディスクとは次元が違いますね。
CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R10」「CINEBENCH
R11」
古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCHを使って、Core
i7-4600Uの実力を確認してみました。今回テストしたのは、「CINEBENCH R10」と「CINEBENCH
R11」です。

「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。
CINEBENCH R10・R11
テスト |
スコア |
【CINEBENCH R10】 Single CPU Render Test |
6300 |
【CINEBENCH R10】 Multi CPU Render Test |
11092 |
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) |
1.42 |
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) |
2.69 |

省電力タイプのCore i7プロセッサ、かつ、2コア・4スレッドなのでマルチスレッドテストこそ普通ですが、シングルスレッドテストは通常タイプのCore
i7に匹敵するスコアを計測しています。

Core i7-4600U(2.1〜3.3GHz)の仕様どおり、シングルスレッド時だと3.3GHzまで上昇していました。

CPUの負荷を100%まで上昇させてCPU温度を計測。薄い本体ながら76℃程度に抑えられています。
実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 7」
PCMARK 7
比較対象 |
HP EliteBook Folio 1040 G1 |
備考 |
PCMark |
4391 |
総合スコア |
Lightweight |
5112 |
Webブラウジング、画像表示、テキスト編集 |
Productivity |
3960 |
Webブラウジング、データの暗号化 |
Entertainment |
3144 |
動画再生・変換、Webブラウジング、グラフィック描画 |
Creativity |
7900 |
画像表示、動画変換 |
Computation |
10176 |
動画変換(高解像度) |
System storage |
5271 |
ハードディスクへのアクセス速度(Windows Defender、Windows Media Center、画像・動画・音楽、アプリケーション起動、ゲーム) |
RAW system storage |
5283 |
ハードディスクへのアクセス速度(Windows Defender、Windows Media Center、画像・動画・音楽、アプリケーション起動、ゲーム) |

PCMARK 7の結果。高性能デスクトップ並の高スコアを計測。
最新版「PCMARK 8」でもチェック
最新版「PCMARK 8」でもベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は2471

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は2436

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は3770

ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」は4897
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」こそスコアは少し下がっていますが、文書作成など仕事の使い勝手の「Work」やハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」の高スコアが印象的でした。
ゲーム定番ベンチマークテスト「3DMARK」
定番の3DMARKでベンチマークを実施。拡張型グラフィックカードを搭載していないので、ゲーム用途には全く向きません。ビジネス用途なので当然と言えますね。
3DMARK
ICE STORM |
35006 |
CLOUD GATE |
3677 |
FIRE STRIKE |
435 |
ファイナルファンタジー14公式ベンチマークテスト

ファイナルファンタジー14の公式ベンチマークテストを実施。低解像度の1280×720の標準品質でも、ベンチマークスコアは2319(普通)でしかありません。
ドラゴンクエスト]公式ベンチマークテスト
![ドラゴンクエスト]の公式ベンチマークテストを実施](../../image/hp/folio1040g1/folio1040g1_007.jpg)
ドラゴンクエスト]の公式ベンチマークテストを実施。ファイナルファンタジー14と同様、低解像度の1280×720の標準品質でも、ベンチマークスコアは3724(普通)でした。
バッテリの持ち時間を計測する「BBench」

ベンチマークテストBBENCHを使って、バッテリ駆動時間をチェック。「10秒ごとにキー入力、かつ、Webサイトを閲覧」という条件を設定。約3時間を経過した時点でも、バッテリ残量は約5割程度残っていました。利用環境にもよりますが約5〜6時間は使える計算になります。
薄型、かつ、高信頼性
特徴が出にくいビジネスノートパソコンにも関わらず、HP EliteBook Folio 1040
G1は、
- 最薄部9mm、最厚部約16mmのスタイリッシュなデザイン
- 12項目もの米軍調達基準(MIL-STD-810G)をクリアした高い品質と耐久性
- 一般的な1366×768よりも表示範囲が広いHD+(1,600×900)の高解像度
- 目が疲れにくくビジネス用途に最適な非光沢ディスプレイ
- スマートフォンやタブレットと同じ操作ができる新タッチパッド「HP ForcePad」
- 省電力タイプの高性能Core i7プロセッサを搭載
- 転送速度が高速なM.2タイプのSSDを全面採用
- コンパクトで接触不良となりにくい電源アダプタ
- オプションで、本人認証や電子マネー決済が行える非接触ICカードリーダー(NFC)に対応可能
など、かなり高いコストパフォーマンスを誇ります。個人でも購入可能ですので、気になる方はチェックしてみてください。
HP EliteBook Folio 1040 G1が気になる方はHP公式サイトをチェック!
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詳しくはHP EliteBook Folio 1040 G1
(HP公式ページ)をご参照ください。
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