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DELL Inspiron 11 3000シリーズ2in1(Inspiron 11 3168)のレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
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ページ更新:2016/10/9 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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11.6インチのモバイルノートとタブレットに使える2in1ノート!
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項目 | Inspiron 11 3000(エントリー) | Inspiron 11 3000(スタンダード) |
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OS | Windows 10 Home 64ビット日本語 | Windows 10 Home 64ビット日本語 |
CPU(定格動作周波数) | インテル Pentium プロセッサー N3710 (2M キャッシュ , 最大 2.56 GHz まで可能) | インテル Core m3-6Y30 プロセッサー (4M キャッシュ , 最大 2.20 GHz まで可能) |
メモリ | 4GB シングル チャネル DDR3L 1600MHz (4GBx1) | 4GB シングル チャネル DDR3L 1600MHz (4GBx1) |
ストレージ | 128GB ソリッドステート ドライブ | 500GB 5400 rpm ハードドライブ |
ビデオコントローラ | オンボード(インテル HD グラフィックス) | オンボード(Iインテル グラフィックス 515) |
今回ご紹介しているInspiron 11 3000シリーズ2in1は、高速なSSDを搭載する「エントリー」と、高性能なCore M3プロセッサを搭載する「スタンダード」です。最新の価格・スペック情報は、New Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1(2016/6/3発売)(DELL公式サイト)でご確認ください。
(参考)デバイスマネージャ。左がInspiron 11 3000(エントリー)、右がInspiron
11 3000(スタンダード)
Inspiron 11 3000(エントリー)が搭載するPentium N3710をCPU-Zで見る。
動作周波数は2.56GHzまで上昇し、4コア/4スレッドで動作します。
Inspiron 11 3000(スタンダード)が搭載するCore m3-6Y30をCPU-Zで見る。
動作周波数は2.2GHzまで上昇し、2コア/4スレッドで動作します。
古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCHを使って、Pentium N3710とCore m3-6Y30の実力を確認してみました。今回テストしたのは「CINEBENCH R11」です。
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。
テスト | Pentium N3710 | Core m3-6Y30 |
---|---|---|
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) | 0.49 | 0.65 |
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) | 1.83 | 1.57 |
4コアのPentium N3710は、マルチスレッド環境だと高スコアでした。反面、2コアのCore m3-6Y30は、シングルスレッド環境で高スコアでした。Inspiron 11 3000シリーズが想定する用途は軽作業が多いため、シングルスレッド環境で高スコアだったCore m3-6Y30が有利と言えそうです。
100%負荷時のCPUの温度を測定。左がPentium N3710、右がCore m3-6Y30。
どちらも70度台で、大差ありませんでした。
次に、ハードディスクとSSDの転送速度を比較します。
使用したベンチマークソフトは、ハードディスク・SSDの転送速度をテストする定番の「CrystalDiskmark 5.0」です。
Inspiron 11 3000(エントリー)が搭載する高速なSSDは爆速!
Inspiron 11 3000(スタンダード)が搭載するハードディスクは普通
圧倒的に速度が異なります。
事実、アプリの起動やデータの読み書きなどで、大きく差を感じました。
実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。
テスト | Inspiron 11 3000(エントリー) | Inspiron 11 3000(スタンダード) |
---|---|---|
プロセッサ | Pentium N3710 | Core m3-6Y30 |
ストレージ | 128GB ソリッドステート ドライブ | 500GB 5400 rpm ハードドライブ |
一般的な使い勝手の「Home」 | 1815 | 2565 |
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」 | 2023 | 2761 |
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」 | 1476 | 3496 |
ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage」 | 4677 | 1872 |
Inspiron 11 3000(エントリー)は、高速な128GB ソリッドステート ドライブを搭載しているものの、安価なPentium N3710が性能不足なのか、スコアが全体的に低いです。
Inspiron 11 3000(スタンダード)は、低速な500GB ハードドライブを搭載しているものの、高性能なCore m3-6Y30が性能を発揮しており、スコアが全体的に高いです。
ただし、ブラウザでの単純なWebサイトの閲覧やアプリケーションを起動させるなど、ストレージの性能が大きく影響する作業では、高速な128GB ソリッドステート ドライブを搭載するInspiron 11 3000(エントリー)の方がサクサク操作できました。予算が少し上がりますが、理想は「高速な128GB ソリッドステート ドライブ+高性能なCore m3-6Y30」と言えます。
なお、各テストの詳細は以下のとおりです。
Inspiron 11 3000(エントリー)は1815
Inspiron 11 3000(スタンダード)は2565
Inspiron 11 3000(エントリー)は2023
Inspiron 11 3000(スタンダード)は2761
Inspiron 11 3000(エントリー)は1476
Inspiron 11 3000(スタンダード)は3496
Inspiron 11 3000(エントリー)は4677
Inspiron 11 3000(スタンダード)は1872
人気が高いファイナルファンタジー14のベンチマークテストを試してみました。
低解像度の1280×720、標準品質でも『設定変更が必要』でした。ライトなゲーム用途でも、プレイは難しそうです。
表示解像度と品質 | Inspiron 11 3000(エントリー) | Inspiron 11 3000(スタンダード) |
---|---|---|
1280×720(標準品質) | 884(設定変更が必要) | 1143(設定変更が必要) |
ベンチマークテストBBENCHを使って、バッテリ駆動時間をチェック。「10秒ごとにキー入力、かつ、Webサイトを閲覧」という条件を設定しました。
Inspiron 11 3000(エントリー)のバッテリー持ち時間。
約4時間で残量約50%でした。単純計算だと8時間程度は使えそうです。
Inspiron 11 3000(スタンダード)のバッテリー持ち時間。
約3時間で残量約50%でした。単純計算だと6時間程度は使えそうです。
エントリー(Pentium N3710)は省電力なので、スタンダード(Core m3-6Y30)よりもバッテリーの持ち時間が長いです。
予算と用途にあわせて、カスタマイズを検討してみてください。
Inspiron 11 3000シリーズ2in1は、
ながらも、3万円台(2016年10月時点)から購入できる価格設定が魅力的なノートパソコンです。
デメリットをあげるとすれば、
でしょうか。
タブレットモードにすると少し厚みが増します。
タブレット兼用のサブノートをご検討の方は、チェックしてみてください。
コンパクトな11.6インチモバイルノート!Inspiron 11 3000シリーズ2in1(Inspiron
11 3168)
詳しくは、New Inspiron 11 3000シリーズ 2-in-1(2016/6/3発売)
(DELL公式製品ページ)をご参照ください。