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13インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)」 レビューレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2019/7/21
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豊富な機能を備えた薄型軽量設計の13インチ ノートパソコン「Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)」 レビュー

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi) レビュー

【特徴】13インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)」

今回ご紹介するのは、13インチモニタを搭載したノートパソコンInspiron 13 5000 (Wi-Fi)(正式名称はInspiron 13 5390)のレビューです。
 Inspiron 13 5000(5390)(DELL公式ページ)

(特徴その1) コンパクト、かつ、シンプルな13インチノート

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の外観
Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の外観。幅:307.6mm×奥行き:204.7mmのコンパクトボディを実現。高さは14.9〜16.8mm、重量も1.24kgと軽量ボディです。

価格と性能のバランスが良い、高コストパフォーマンスな5000シリーズの位置付けであり、WiFiでの利用を想定したモデルです。

ちなみに、WiFiがなくてもmicro SIMカードによるモバイルブロードバンド接続を利用して、スマートフォンと同様にインターネット接続できる「Inspiron 13 5000(LTE)」(ただし、micro SIMカードや契約による追加料金は別途必要です。)も併売されていますので、気になる方はチェックしてみてください。

横から見たInspiron 13 5000 (Wi-Fi)。モニタの薄さも際立ってます。
横から見たInspiron 13 5000 (Wi-Fi)。モニタの薄さも際立ってます。

モニタフレームの幅は約6mmと薄い
モニタベゼルの幅は約6mmと薄い

本体の薄さは、単三乾電池とほぼ同じ!
本体の薄さは、単三乾電池とほぼ同じ!

13インチノートながらコンパクトなので、簡単に持ち運びできます。
13インチノートながらコンパクトなので、簡単に持ち運びできます。

(特徴その2) 最新の第8世代Coreプロセッサと高速SSDを標準搭載!

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)は、見た目のデザインだけでなく、最新の第8世代Coreプロセッサや高速なSSDを搭載しており、性能面でも妥協がありません。

今回ご紹介しているInspiron 13 5000 (Wi-Fi)には、第8世代Core i7プロセッサ+GeForce MX250 グラフィックスを搭載しています。
今回ご紹介しているInspiron 13 5000 (Wi-Fi)には、第8世代Core i7プロセッサ+GeForce MX250 グラフィックスを搭載しています。なお、安価なCore i3やCore i5プロセッサもカスタマイズ可能です。

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)が搭載するSSD(左) 定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って1TB ハードディスクの性能を調べてみました
Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)が搭載するSSD(左)と安価なノートパソコンに搭載するハードディスク(右)のアクセス速度をCrystalDiskMark 6.0で計測。Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の速さがよくわかります。読み出し(Read)・書き込み(Write)共、全く別次元ですね。

(特徴その3) 画像や動画がキレイなフルHD(1920×1080)の光沢パネルを採用

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)のモニタをチェック
Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)のモニタをチェック。画像や動画がキレイなフルHD(1920×1080)の光沢パネルを採用しています。一般的な1366×768と比べると表示範囲が広いので複数作業に最適です。(画像は縦縞が入っています。すみません。)

視野角は広く、色の変化が少ないです。
視野角は広く、色の変化が少ないです。

モニタ下には、シルバーのDELLロゴを配置。
モニタ下には、シルバーのDELLロゴを配置。

モニタの開度は、135度。
モニタの開度は135度。

モニタを135度の角度で開いたときに、ノートパソコンがテーブルからわずかに持ち上がる構造になっているので、通気量が増加します
モニタを135度の角度で開いたときに、ノートパソコンがテーブルからわずかに持ち上がる構造になっているので、通気量が増加します。

(特徴その4) 高品質な素材を採用

手を置くパームレスト部分は、金属光沢のあるアルミニウム製なので、高級感もバツグンです
Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)には、高品質な素材が採用されています。手を置くパームレスト部分は、金属光沢のあるアルミニウム製なので、高級感もバツグンです。写真では少しわかりにくく、伝えきれないのが残念です。

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の天板
Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の天板。天板もアルミニウム製です。写真はプラチナシルバー色ですが、シルクールで落ち着いたアイスライラック色もカスタマイズ可能です。

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の天板を拡大
Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の天板を拡大。天板が薄く、刃物をイメージさせるような鋭さが印象的です。

DELLロゴ
DELLロゴもシルバーに光ってキレイ。

 極細ベゼルの13インチノートパソコンInspiron 13 5000 (Wi-Fi)。
 詳しくはInspiron 13 5000(5390)(DELL公式ページ)をご参照ください。


【外観】Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の外観をチェック

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の外観を詳しくご紹介します。

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の左側面

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の左側面
Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の左側面。左から、電源、HDMI、USB3.1 Gen1 Type-C(ディスプレイ出力/給電対応)、microSDカードリーダーです。

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の右側面

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の右側面
Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の右側面。左から、ヘッドフォン/マイク、USB3.1 Gen1です。

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の前面

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の前面
Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の前面。接続端子はありません。

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の背面

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の背面
Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の背面。接続端子はありません。

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の底面

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の底面
Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の底面。高級感ある素材で形成されており、放熱用のスリットが背面側(写真下側)にあります。両サイドにある小さなスリットは、内蔵スピーカー×2です。

底面を拡大
底面を拡大。スリットには内蔵スピーカーは搭載されています。DELLいわく「スタジオレベルの高音質」は言い過ぎですが、低音こそないものの、クリアでキレイな音楽・動画鑑賞が楽しめます。また、前面側に配置されていることから、臨場感もあります。

底面を拡大
天板の中央にあるInspiron のロゴ。凹凸を作って、高級感を演出しています。

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)のキーボード

本体ボディの全景
本体ボディの全景。キーボードは、19mmフルサイズかつアイソレーションタイプです。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的で、一番上列のファンクションキーが少し小さいのが気になりますが、頻繁に使うキーではないので割り切りが必要でしょう。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。Enterキーが少し小さいのが個人的には不満ですが、慣れれば問題なし。

キーを拡大
キーを拡大。一般的なスタンダードノートよりもキー表面が少しツルッとしてますが、タイピング感は良好です。

キーストロークは適度です。
キーストロークは適度です。

手が大きな私でもスペースに余裕があります。
キーピッチは19mmフルサイズなので、手が大きな私でもスペースに余裕があります。

バックライトを標準装備
Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)のキーボードは、バックライトを標準装備しています。機種によってはオプションになる場合もありますので、嬉しいポイントです。Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)を寝室などの暗い部屋で使う場合に最適ですね。ちなみに、明るい部屋ではバックライトが自動的に消灯します。

デザイン性を考慮して、電源ボタンは他のキーと同じデザインになっています
デザイン性を考慮して、電源ボタンは他のキーと同じデザインになっています。オプションの指紋認証リーダーで、Windows Helloによる安全かつ簡単なログインが可能です。

広い高精度タッチパッド
広い高精度タッチパッド。幅:10.5cm、奥行き:6.5cmと広く、タッチパッド部分はツルツルしているので、クリックしやすいです。

鮮やかなダイヤモンドカットのエッジが美しい。
タッチパッド周辺は、鮮やかなダイヤモンドカットのエッジがほどこされており、美しいです。

 極細ベゼルの13インチノートパソコンInspiron 13 5000 (Wi-Fi)。
 詳しくはInspiron 13 5000(5390)(DELL公式ページ)をご参照ください。


【性能編】 Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の性能をベンチマークテスト

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)のカスタマイズ構成

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)のカスタマイズ構成
機種名 New Inspiron 13 5000 (Wi-Fi) プラチナ ハイエンド
OS Windows 10 Home (64ビット) 日本語
CPU 第8世代インテル Core i7-8565U プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.6 GHz まで可能)
メモリ 8GB, オンボード, LPDDR3, 2133MHz
ハードディスク 512GB M.2 PCIe NVMe SSD
ビデオコントローラ NVIDIA GeForce MX250 2GB GDDR5 グラフィックス メモリー 付き
※最新のInspiron 13 5000 (Wi-Fi)のカスタマイズ構成は、詳しくはInspiron 13 5000(5390)(DELL公式ページ)をご参照ください。 

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)のデバイスマネージャー
Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)のデバイスマネージャー

CPU-Zで「Core i7-8565U プロセッサー」を見る
CPU-Zで「Core i7-8565U プロセッサー」を見る。省電力タイプに関わらず、動作周波数は4.6GHz程度まで上昇します。また、高性能な4コア/8スレッド動作です。

GPU-Zで「NVIDIA GeForce MX250 2GB GDDR5 グラフィックス メモリー 付き」を見る。
GPU-Zで「NVIDIA GeForce MX250 2GB GDDR5 グラフィックス メモリー 付き」を見る。

SSDの性能をチェック

512GB M.2 PCIe NVMe SSDのスコア
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って、Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)の512GB M.2 PCIe NVMe SSDの性能を調べてみました。連続読み出しは1620.1MB/sと爆速です。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、Core i7-8565Uの実力を確認してみました。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。

CINEBENCH R11スコア

CINEBENCH R11スコア
テスト (参考)
AMD Ryzen 5 2500U モバイル プロセッサー Radeon Vega 8 グラフィックス 付き
(参考)
インテル Celeron N4000
(4M キャッシュ, 最大 2.6 GHz まで可能)
(参考)
AMD E2-9000
(参考)
第7世代
Core i5-7300U
(2.6〜3.5GHz)
第8世代
Core i7-8565U
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 1.33 0.77 0.48 1.64 1.72
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 6.15 1.40 0.73 3.91 4.41

第8世代Core i7-8565Uは、安価なCPUと比較してみると、かなり高性能です。
第7〜第8世代 Core プロセッサと比較しても、結構良いスコアです。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は2954。日常用途であれば、まずまずの性能です。
一般的な使い勝手の「Home」は2954。日常用途であれば、まずまずの性能です。

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3184
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3184。クリエイティブ用途でも適度に対応可能。

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4859
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4859。ビジネス用途であれば、バツグンのコストパフォーマンスを発揮します。

ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage(SSD)」は5009
ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage(SSD)」は5009。かなり速いです。

SSDを搭載しているので、全ての項目で高スコアです。

ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者の公式ベンチマークテストで性能をチェック

比較的軽いファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。

一般的な「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『とても快適』でした。
一般的な「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『とても快適』でした。
ゲーム用途を想定する場合は、拡張ビデオコントローラ付きの機種がおすすめです。

ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストで性能をチェック

少し重いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストを試してみました。

「標準解像度1920×1080、標準品質」の設定で、『動作困難』でした。
「標準解像度1920×1080、標準品質」の設定で、『動作困難』でした。
少し重いグラフィック負荷になると、プレイは困難です。

ゲームタイトルと予算にあわせてご検討ください。

VR(Virtual Reality,仮想現実)対応システムのためのベンチマーク「VRMark」

VR(Virtual Reality,仮想現実)対応システムのためのベンチマーク「VRMark」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

標準的な負荷である「Orange Room」テストを実施。スコアは1448
標準的な負荷である「Orange Room」テストを実施。スコアは1448。
快適なVRは想定しない方が良いです。

(総まとめ)高コストパフォーマンスな薄型ノートInspiron 13 5000 (Wi-Fi)

最近のモバイルノートは、20万円前後するハイエンドモバイルから数万円程度のローエンドモバイルまで幅広い機種が各メーカーから発売されています。その中でInspiron 13 5000 (Wi-Fi)は7万円台(2019年7月時点。割引クーポンを利用すると6万円台からの購入が可能!)という価格帯ながらも、デザイン・性能面共に高コストパフォーマンスを誇ります。

Inspiron 13 5000 (Wi-Fi)は、

  • シンプル、かつ、コンパクトな13インチノート
  • 極めて薄いモニタフレーム
  • 高質感のあるアルミニウム素材・加工
  • 画像や動画がキレイなフルHD(1920×1080)、かつ、広視野角の光沢パネルを採用
  • 最新の第8世代Coreプロセッサと高速SSDを標準搭載、拡張型ビデオコントローラーもカスタマイズ可能

など、メインノートの買い替えはもちろん、2台目のサブノートとしてもおすすめです。気になる方は、チェックしてみてください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

 極細ベゼルの13インチノートパソコンInspiron 13 5000 (Wi-Fi)。
 詳しくはInspiron 13 5000(5390)(DELL公式ページ)をご参照ください。

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