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DELL Inspiron 14 5000(Inspiron 14 5490)のレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
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ページ更新:2019/12/21 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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使いやすくて高パフォーマンスな14インチ標準ノート
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項目 | New Inspiron 14 5000 スタンダード |
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OS | Windows 10 Home 64ビット 日本語 |
CPU(定格動作周波数) | 第10世代 インテル Core i3-10110U プロセッサー (4MB キャッシュ, 最大 4.1 GHz まで可能) |
メモリ | 4GB, オンボード, DDR4, 2666MHz |
ハードディスク | 256GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ビデオコントローラ | インテル UHD グラフィックス 共有 グラフィックスメモリー |
Inspiron 14 5000(5490)のデバイスマネージャ
Core i3-10110UをCPU-Zで見る。省電力かつ低価格なので、2コア/4スレッドと性能は控えめです。
性能重視であれば、
のカスタマイズも可能です。
Inspiron 14 5000(5490)が搭載する256GB SSDの性能をご紹介します。
まずは、定番ベンチマークであるCrystalDiskmark 6.0で比較してみました。
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って、「256GB M.2 PCIe NVMe
SSD」の性能を調べてみました。
連続読出は2286.0MB/S、実際の体感速度と関係する「4KiB Q32T1」も読出343.6MB/sと爆速です。
大容量の「512GB M.2 PCIe NVMe SSD」だと、全体的に速度が上がります。
もう1つの定番ベンチマークであるATTO Disk Benchmarkで、詳細に比較してみました。
読み書き速度のご参考にしてください。
ATTO Disk Benchmarkで「256GB M.2 PCIe NVMe SSD」をテスト。
ATTO Disk Benchmarkで「512GB M.2 PCIe NVMe SSD」をテスト。
古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、第10世代 インテル Core i3-10110U プロセッサーの実力を確認してみました。
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するベンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。
第10世代 インテル Core i3-10110U プロセッサーのスコア。
機種名 | 第10世代 インテル Core i3-10110U (2コア/4スレッド、2.1〜4.10GHz) |
第10世代 インテル Core i7-10510U (2コア/4スレッド、1.8〜4.90GHz) |
(参考) 第8世代 インテル Core i7-8565U (4コア/8スレッド、1.8〜4.6GHz) |
(参考) 第7世代 インテル Core i5-7200U (2コア/4スレッド、2.5〜3.1GHz) |
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【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) | 1.89 | 2.23 | 1.98 | 1.45 |
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) | 4.31 | 7.95 | 6.37 | 3.53 |
旧世代のハイエンドCPUである「第8世代 Core i7-8565U」、旧世代の安価な「インテル Core i5-7200U」と比較してみました。「第10世代 Core i3-10110U」は、省電力なUタイプのCore i3にも関わらず、旧世代のハイエンドCPUに近いスコアをたたき出しています。また、「Core i7-10510U」はかなり高性能です。
CINEBENCH R15におけるCore i3-10110Uのスコア。これもシングルスレッドスコアは高い。
なお、Core i7-10510Uだと、CPUは720 cb、CPU(Single Core)は198 cbまで上昇します。
最新版CINEBENCH R20のCore i3-10110Uのスコア。
なお、Core i7-10510Uだと、CPUは1391 cb、CPU(Single Core)は409 cbまで上昇します。
実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
一般的な使い勝手の「Home」は2874。
普段使いは大丈夫。
なお、「Core i7-10510U+GeForce MX230」だと、3401まで上昇します。
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は2915。
クリエイティブ用途になると、Core i3では性能不足かも。
なお、「Core i7-10510U+GeForce MX230」だと、3909まで上昇します。
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4539。
かなり高いスコアなので、問題なし。
なお、「Core i7-10510U+GeForce MX230」だと、5257まで上昇します。
SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4982。高速です。
比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。
「低解像度1280×720、標準品質、DirectX 11」の設定で、『普通』でした。
低解像度であれば、このレベルのライトなゲームであれば、なんとかゲームプレイは可能です。
「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『設定変更が必要』でした。
高解像度になると、ゲームプレイは困難です。
なお、上位CPUであるCore i7-10510Uと拡張型ビデオコントローラNVIDIA GeForce MX230を搭載すると、下記のように高スコアとなります。
「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『とても快適』でした。
高解像度でもゲームプレイが可能となります。
Inspiron 14 5000(5490)は、使いやすい14インチモニタを搭載しつつ、5万円台(2019年11月時点)から購入できる価格設定が魅力的なノートパソコンです。
最新の第10世代Coreプロセッサや拡張型ビデオコントローラーもカスタマイズ可能ですので、マルチタスク用途が多い方にもおすすめです。
本体ボディや天板も上位シリーズに近い質感で、5万円台から購入できる標準ノートとしては十分な品質だと思います。一昔前の安っぽさは全くありませんし、デザインがシンプルなので長く使えます。
あえてデメリットをあげるとすれば、光学ドライブが非搭載であることでしょうか。
メインノートの買い替えはもちろん、2台目のサブノートとしてもおすすめなので、気になる方はご検討ください。
詳細はNew Inspiron 14 5490(2019年9月3日発売)
(DELL公式ページ)をご参照ください。