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13インチのボディに、14インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 14 7000」 レビューレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2017/2/25
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13インチのボディに、14インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 14 7000」 レビュー

Inspiron 14 7000 レビュー

【特徴】13インチのボディに、14インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 14 7000」

今回ご紹介するのは、極細ベゼルの14インチディスプレイを13インチのボディに搭載したノートパソコンInspiron 14 7000(正式名称はInspiron 14 7460)のレビューです。また、上品なデザインが際立つ、軽量・コンパクトな位置づけの7000シリーズです。
 (参考)Inspiron 14 7000(DELL公式ページ)

(特徴その1) 14インチノートながら13インチノートサイズにコンパクト化

Inspiron 14 7000の外観a
Inspiron 14 7000の外観。フレームレスモニタにより、14インチノートながら幅:323.3mm×奥行き:227.1mm(13インチクラス)のコンパクトボディを実現。高さは18.95mm、重量も1.65kgと軽量ボディです。しかも最新の第7世代Coreプロセッサや高速SSDを搭載することにより、最長10時間のバッテリー持続時間を実現しています。

極限まで薄くされたモニタフレームを拡大
極限まで薄くされたモニタフレームを拡大。遠くからモニタを見ると、ほぼフレームレスに見えます。

モニタフレームの幅は約7mmと驚異的
実際に測定してみると、モニタフレームの幅は約7mmと驚異的です。

横から見たInspiron 14 7000
横から見たInspiron 14 7000。本体ボディの厚みと比較すると、モニタの薄さが際立っているのがわかります。

モニタの厚みも約6mm!
横からのモニタの厚みも約6mm!

(特徴その2) 画像や動画がキレイなフルHD(1920×1080)の光沢パネルを採用

Inspiron 14 7000のモニタをチェック
Inspiron 14 7000のモニタをチェック。画像や動画がキレイなフルHD(1920×1080)の光沢パネルを採用しています。一般的な1366×768と比べると表示範囲が広いので複数作業に最適です。

視野角が広いIPSパネルを採用しています。
しかも、視野角が広いIPSパネルを採用しています。

視野角も広く、色の変化が少ないです。
視野角も広く、色の変化が少ないです。

モニタの開度は135度程度
モニタの開度は135度程度ですが、十分実用的です。

(特徴その3) カーボンファイバーなど贅沢な素材を採用

高品質な素材が採用
Inspiron 14 7000には、高品質な素材が採用されています。手を置くパームレスト部分は、しっとりとした手触りのマット調なので、高級感もバツグンです。写真では少しわかりにくく、伝えきれないのが残念です。

天板は高質感のあるアルミニウム素材を採用
Inspiron 14 7000の天板。天板は、高質感のあるアルミニウム素材を採用しています。つや消し加工が施されていますので、指紋も付きにくいです。さらに、天板内部には、堅牢性を保つためにマグネシウム合金も採用しています。写真はシルバーですが、ゴールドもカスタマイズ可能です。

Inspiron 14 7000の天板を拡大
Inspiron 14 7000の天板を拡大。ダイヤモンド・カットが施された外装エッジが美しく、刃物をイメージさせるような鋭さが印象的です。

(特徴その4) 最新の第7世代Coreプロセッサと高速SSDを標準搭載!

Inspiron 14 7000は、見た目のデザインだけでなく、最新の第7世代Coreプロセッサや高速なSSDを搭載しており、性能面でも妥協がありません。

今回ご紹介しているInspiron 14 7000には、Core i5プロセッサを搭載しています
今回ご紹介しているInspiron 14 7000には、Core i5プロセッサを搭載しています。上位のCore i7プロセッサもカスタマイズ可能です。

Inspiron 14 7000が搭載するSSD(左) 一般的なノートパソコンに搭載するハードディスク(右)
Inspiron 14 7000が搭載するSSD(左)と一般的なノートパソコンに搭載するハードディスク(右)のアクセス速度をCrystalDiskMark 5.0で計測。Inspiron 14 7000の速さがよくわかります。読み出し(Read)・書き込み(Write)共、全く別次元ですね。

しかも、SSDとHDDの同時搭載が可能な設計なので、高速起動と大容量ストレージが両立できます!


【外観】Inspiron 14 7000の外観をチェック

Inspiron 14 7000の外観を詳しくご紹介します。

Inspiron 14 7000の左側面

Inspiron 14 7000の左側面
Inspiron 14 7000の左側面。左から、電源コネクタ、有線LAN、HDMI、USB3.0×2、コンボジャック(ヘッドセット/マイク)です。

有線LANを裏側から見た状態
有線LANを裏側から見た状態。有線LAN端子が大きくならないように配慮されているほど、Inspiron 14 7000の本体ボディが薄いということです。

Inspiron 14 7000の右側面

Inspiron 14 7000の右側面
Inspiron 14 7000の右側面。左から、SDカードリーダー、USB2.0です。光学ドライブは省略されていますので、必要であれば外付けタイプをご用意ください。

Inspiron 14 7000の前面

Inspiron 14 7000の前面
Inspiron 14 7000の前面。接続端子は非搭載です。中央に電源およびバッテリーステータスライトがあります。バッテリーステータスライトは、スタンバイ時や充電時に点灯します。

Inspiron 14 7000の背面

Inspiron 14 7000の背面
Inspiron 14 7000の背面。接続端子は非搭載です。液晶モニタを支えるヒンジ部分は大きく、全体で支えるようなデザインを採用しているので頑丈です。DELLいわく、カバーを20,000回開閉してもヒンジに緩みがないことを確認しています。

Inspiron 14 7000の底面

Inspiron 14 7000の底面
Inspiron 14 7000の底面。高級感あるアルミニウム素材で形成されており、放熱用のスリットが背面側にあります。両サイドにある小さなスリットは、内蔵スピーカー×2です。

なお、DELLいわく、「Inspironノートパソコンの基部とカバーに25,000回以上も捻りを加えるという、過剰とも思えるテストを実施することで、内部の部品がきちんと保護されていることを確認しています。」とのこと。

底面を拡大
底面を拡大。スリットには内蔵スピーカーは搭載されています。DELLいわく「スタジオレベルの高音質」は言い過ぎですが、低音こそないものの、クリアでキレイな音楽・動画鑑賞が楽しめます。また、前面側に配置されていることから、臨場感もあります。

天板の中央にあるInspiron のロゴ
天板の中央にあるInspiron のロゴ。凹凸を作って、高級感を演出しています。

Inspiron 14 7000のキーボード

本体ボディの全景
本体ボディの全景。キーボードは、19mmフルサイズかつアイソレーションタイプで、手を置くパームレスト部分は指紋が気になりにくいマット調です。タッチパッドも広く、一般用途であれば気になることはありません。キーボード右上部に電源ボタンがあるだけのシンプル設計です。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的で、一番上列のファンクションキーが少し小さいのが気になりますが、頻繁に使うキーではないので割り切りが必要でしょう。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。Enterキーが少し小さいのが個人的には不満ですが、慣れれば問題なし。

キーを拡大
キーを拡大。一般的なスタンダードノートよりもキー表面が少しツルッとしてますが、タイピング感は良好です。たわみも少ないです。DELLいわく、「よく使用されるキーを1,000万回打鍵し、問題がないことを確認しています」とのこと。

キーピッチは19mmフルサイズ
キーピッチは19mmフルサイズなので、手が大きな私でもスペースに余裕があります。

バックライトを標準装備
Inspiron 14 7000のキーボードは、バックライトを標準装備しています。機種によってはオプションになる場合もありますので、嬉しいポイントです。Inspiron 14 7000を寝室などの暗い部屋で使う場合に最適ですね。ちなみに、明るい部屋ではバックライトが自動的に消灯します。

広い高精度タッチパッド
広い高精度タッチパッド。幅:10.5cm、奥行き:6.5cmと広く、タッチパッド部分はツルツルしているので、クリックしやすいです。DELLいわく、「タッチパッドボタンを100万回タッチするテストを実施して、問題がないことを確認しています」とのこと。

本体手前部分を拡大
本体手前部分を拡大。なめらかですが、少し下にへこんでいます。

天板を開ける際に、指先が入りやすいように考慮されたデザインです
天板を開ける際に、指先が入りやすいように考慮されたデザインです。

Inspiron 14 7000の電源アダプターと重量

Inspiron 14 7000本体と電源アダプタを並べてみる
Inspiron 14 7000本体と電源アダプタを並べてみる。Inspiron 14 7000がコンパクトなので、電源アダプタが大きく見えます。

実測は、本体のみで1524gでした 電源アダプタを含めると1800g
Inspiron 14 7000本体重量の実測は、本体のみで1524gでした。電源アダプタを含めると1800gになります。以下のベンチマークで詳しくご紹介しますが、Inspiron 14 7000はバッテリの持ちが良いので、持ち運びは本体のみでも十分だと思います。


【性能編】 Inspiron 14 7000の性能をベンチマークテスト

Inspiron 14 7000の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

Inspiron 14 7000のカスタマイズ構成
Inspiron 14 7000のカスタマイズ構成

Inspiron 14 7000のカスタマイズ構成
機種名 Inspiron 14 7000
OS Windows 10 Home (64ビット) 日本語
CPU 第7世代 Core i5-7200(2.5〜3.1GHz)
メモリ 8GB シングル チャネル DDR4, 2400MHz
ハードディスク 256GB SSD
ビデオコントローラ インテル HD グラフィックス 620 Shared グラフィックス メモリ付き
※最新のInspiron 14 7000のカスタマイズ構成は、Inspiron 14 7000(DELL公式ページ)をご参照ください。

なお、 拡張型ビデオコントローラ「NVIDIA GeForce GT 940MX」搭載モデルを選択すると、 ゲームや動画像編集にも対応できます。また、Inspiron 14 7000の本体の薄さにもかかわらず、SSDとHDDの同時搭載が可能な設計なので、高速起動と大容量ストレージが両立できます。

Inspiron 14 7000のデバイスマネージャー
【参考】Inspiron 14 7000のデバイスマネージャー

CPU-Zで「Core i5-7200 プロセッサー」を見る
CPU-Zで「Core i5-7200 プロセッサー」を見る。

SSDとハードディスクの性能をチェック

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0を使って、Inspiron 14 7000の256GB SSDの性能
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0を使って、Inspiron 14 7000の256GB SSDの性能を調べてみました。連続読み出しは492.2MB/sと爆速です。実際の体感速度と関係する「4K QD32T1」も読み出し269.3MB/s、書き込み235.6MB/s!

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、Core i5-7200の実力を確認してみました。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。


ノートパソコンとしては十分なスコアですね。

CINEBENCH R11
機種名 Core i5-7200(2.5〜3.1GHz)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 1.45
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 3.53

省電力タイプのCPUですが、十分な性能を誇ります。

省電力タイプのCore i5-7200なので、CPUの負荷を100%まで上昇させても78℃程度までしか熱くなりませんでした
省電力タイプのCore i5-7200なので、CPUの負荷を100%まで上昇させても78℃程度までしか熱くなりませんでした。Inspiron 14 7000の本体ボディの薄さを考えると、冷却能力はしっかりしているようです。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は3344
一般的な使い勝手の「Home」は3344

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は4171
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は4171

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4434
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4434

ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage」は4917
ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage」は4917

ファイナルファンタジー14 蒼天のイシュガルドの公式ベンチマークテストで性能をチェック

Inspiron 14 7000において、人気が高いファイナルファンタジー14 蒼天のイシュガルドのベンチマークテストを試してみました。

「1280×720の低解像度+標準品質」だと、『普通』でした
「1280×720の低解像度+標準品質」だと、『普通』でした。ライトなゲームであれば、何とかプレイできるレベルと言えます。

3DMARKのベンチマーク結果1
3DMARKのベンチマーク結果2
(参考)3DMARKのベンチマーク結果

バッテリの持ち時間を計測する「BBench」

ベンチマークテストBBENCHを使って、バッテリ駆動時間をチェックa
ベンチマークテストBBENCHを使って、バッテリ駆動時間をチェック。「10秒ごとにキー入力、かつ、Webサイトを閲覧」という条件を設定。3時間経過しても、バッテリ残量は73%も残ってました。単純計算では10時間ぐらい持つことになります。利用環境にもよりますが、ご参考としてください。

(総まとめ)高コストパフォーマンスな薄型ノートInspiron 14 7000

最近のモバイルノートは、20万円前後するハイエンドモバイルから数万円程度のローエンドモバイルまで幅広い機種が各メーカーから発売されています。その中でInspiron 14 7000は10万円前後という価格帯ながらも、デザイン・性能面共に高コストパフォーマンスを誇ります。

Inspiron 14 7000は、

  • 14インチノートながら従来の13インチノートサイズにコンパクト化
  • 高質感のあるアルミニウム素材やマグネシウム合金を採用
  • 画像や動画がキレイなフルHD(1920×1080)、かつ、広視野角のIPSパネルを採用
  • 驚異的な薄さのモニタフレーム
  • 最新の第7世代Coreプロセッサと高速SSDを標準搭載
  • SSDとHDDの同時搭載が可能な設計

など、メインノートの買い替えはもちろん、2台目のサブノートとしてもおすすめです。気になる方は、チェックしてみてください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

 極細ベゼルの14インチディスプレイを13インチのボディに搭載したノートパソコンInspiron14 7000。
 詳しくはInspiron 14 7000(DELL公式ページ)をご参照ください。

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