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DELL Inspiron 15 5000(Inspiron 15 5502)レビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2021/6/12
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15インチ極薄ベゼルの売れ筋ノート
DELL Inspiron 15 5000(5502) レビュー

Inspiron 15 5000(5502)は、大きな15インチワイド液晶を搭載したDELL売れ筋シリーズの中位モデル。最新第11世代Core i5/i7プロセッサを搭載し、7万円台から購入が可能です。

Inspiron 15 5000(5502) レビュー

大きな15インチワイド液晶を搭載する標準ノート Inspiron 15 5000(5502)

今回ご紹介するInspiron 15 5000(5502)は、大きな15インチ液晶を搭載 しつつ、最新の第11世代Coreプロセッサーがカスタマイズ可能です。コストパフォーマンスが高い中位5000シリーズです。

製品概要については、旧モデルのInspiron 15 5000(5501)(CPUが旧第10世代Core プロセッサー)と同じですので、このページでは省略します。詳しくは下記リンクをご参照ください。

 旧モデルのInspiron 15 5000(5501)レビュー
DELL Inspiron 15 5000(5501) レビュー

Inspiron 15 5000(5501)の外観
Inspiron 15 5000(5502)の見た目は、旧モデルのInspiron 15 5000(5501)(上記写真)と全く同じです。

 この記事を書いている時点で、CPUの動作周波数が高い後継モデルNew Inspiron 15 5000(5510)(DELL公式ページ)」が併売されています。気になる方はチェックしてみてください。

Inspiron 15 5000(5502)の性能をチェック

Inspiron 15 5000(5502)の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

Inspiron 15 5000(5502)のカスタマイズ構成
項目 New Inspiron 15 5000 (5502) プラチナ(WiーFi6搭載)
OS Windows 10 Home 64ビット 日本語
CPU(定格動作周波数) 第11世代 インテル Core i7-1165G7 プロセッサー (12MB キャッシュ, 最大 4.7 GHzまで可能)
メモリ 8GB, 1x8GB, DDR4, 3200MHz
ハードディスク 512GB M.2 PCIe NVMe SSD
ビデオコントローラ インテル? Iris? Xe グラフィックス 共有 グラフィックス メモリー 付き
※最新のカスタマイズはInspiron 15 5000(5502)(DELL公式ページ)をご参照ください。

Inspiron 15 5000(5502)のデバイスマネージャ
Inspiron 15 5000(5502)のデバイスマネージャ

「第11世代 インテル Core i7-1165G7 プロセッサー」をCPU-Zで見る
「第11世代 インテル Core i7-1165G7 プロセッサー」をCPU-Zで見る。4コア/8スレッドで、動作周波数は最大4.7GHzまで上昇します。

SSDとハードディスクの性能をチェック

Inspiron 14 5000(5402)が搭載する512GB SSDの性能をご紹介します。

CrystalDiskmark

まずは、定番ベンチマークであるCrystalDiskmarkで比較してみました。

旧タイプのCrystalDiskmark 6.0で、512GB M.2 PCIe NVMe SSDを測定
旧タイプのCrystalDiskmark 6.0で、512GB M.2 PCIe NVMe SSDを測定

最新タイプのCrystalDiskmark 8.0で、512GB M.2 PCIe NVMe SSDを測定
最新タイプのCrystalDiskmark 8.0で、512GB M.2 PCIe NVMe SSDを測定

連続読出は2325.74MB/s、連続書出は1500.69MB/s、実際の体感速度と関係する「RND4K Q32T1」も読出343.10MB/s,書き出し430.64MB/sと爆速です。

ATTO Disk Benchmarkで比較

もう1つの定番ベンチマークであるATTO Disk Benchmarkで、詳細に比較してみました。
読み書き速度のご参考にしてください。

ATTO Disk Benchmarkで「512GB M.2 PCIe NVMe SSD」をテスト
ATTO Disk Benchmarkで「512GB M.2 PCIe NVMe SSD」をテスト。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマー「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、第11世代 インテル Core i7-1165G7 プロセッサーの実力を確認してみました。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するベンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。


第11世代 インテル Core i7-1165G7 プロセッサーのスコア。

CINEBENCH R11
機種名 第11世代 インテル Core i7-1165G7
(4コア/8スレッド、〜4.70GHz)
(参考)
第10世代 インテル Core i3-10110U
(2コア/4スレッド、2.1〜4.10GHz)
(参考)
第10世代 インテル Core i7-10510U
(2コア/4スレッド、1.8〜4.90GHz)
(参考)
第7世代
Core i5-7300U
(2.6〜3.5GHz)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 2.10 1.89 2.03 1.64
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 6.54 4.31 6.42 3.91

旧世代のCPUと比較してみました。

「第11世代 インテル Core i7-1165G7」は、省電力タイプのCPUながら、高い性能を維持していることがわかります。

最大動作周波数が4.90GHzまで上昇する「Core i7-10510U」並みのスコアですし、安価な「Core i3-10110U」と比べてもマルチスレッド環境であれば約1.6倍のスコアとなっています。

参考までに、「CINEBENCH R15」と「CINEBENCH R20」のスコアも掲載しておきます。

CINEBENCH R15におけるCore i7-1165G7のスコア
CINEBENCH R15におけるCore i7-1165G7のスコア。

最新版CINEBENCH R20のCore i7-1165G7のスコア
最新版CINEBENCH R20のCore i7-1165G7のスコア。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は3959
一般的な使い勝手の「Home」は3959。
普段使いは文句なし。

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は4451
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は4451。
クリエイティブ用途に特化しなければ十分使える。

SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4977
SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4977。高速です。

実アプリケーションでの快適さを想定した、最新ベンチマーク「PCMARK 10」

実アプリケーションでの快適さを想定した、ベンチマーク「PCMARK 10」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

PCMARK10(日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定)

スコアは4665なので、普段使いは文句なし。
日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定したベンチマークテストです。
スコアは4665なので、普段使いは文句なし。

PCMARK10 Express(ビジネス用途を想定)

スコアは4646なので、ビジネス用途も強い
ビジネス用途を想定したベンチマークテスト。
スコアは4646なので、ビジネス用途も強い。

PCMARK10 Extended(ゲームの処理性能を含む、多用途を想定)

スコアは3913と普通です。軽負荷のゲーム用途であれば対応可能です。
ゲームの処理性能を含む、多用途を想定したベンチマークテスト。
スコアは3913と普通です。軽負荷のゲーム用途であれば対応可能です。

VR(Virtual Reality,仮想現実)対応システムのためのベンチマーク「VRMark」

VR(Virtual Reality,仮想現実)対応システムのためのベンチマーク「VRMark」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

「Orange Room」テストを実施。スコアは1464。少し低めのスコアです。
「Orange Room」テストを実施。スコアは1464。少し低めのスコアです。
快適なVR環境は困難と思われます。

ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者の公式ベンチマークテストで性能をチェック

比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。

「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『やや快適』でした。
「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『やや快適』でした。
少し解像度を下げると、このレベルのゲームであれば、ゲームプレイが可能です。

(まとめ)軽くて、使いやすい、高品質ノートInspiron 15 5000(5502)

Inspiron 15 5000(5502)は、8万円台(2021年6月時点。割引クーポンを利用すると7万円台からの購入が可能!)という価格帯ながらも、デザイン・性能面共に高コストパフォーマンスを誇ります。

具体的には、

  • シンプル、かつ、コンパクトな15インチノートの中位モデル
  • 安価な価格設定
  • 高性能な第11世代Coreプロセッサや大容量SSDを搭載可能
  • 非光沢で表示範囲が広い、フルHD(1920×1080)モニタを搭載

など、メインノートの買い替えはもちろん、2台目のサブノートとしてもおすすめです。

なお、この記事を書いている時点では、CPUの動作周波数が高い後継モデルNew Inspiron 15 5000(5510)(DELL公式ページ)」が併売されています。気になる方はチェックしてみてください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

 安価で高コストパフォーマンスの15インチノートパソコンInspiron 15 5000。
 詳細はInspiron 15 5000(5502)(DELL公式ページ)、または、CPUの動作周波数が高い後継モデルNew Inspiron 15 5000(5510)(DELL公式ページ)をご参照ください。

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