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DELL Inspiron 15 5000(Inspiron 15 5567)レビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2017/1/29
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15インチモニタを搭載する個人向け(標準モデル)ノート!
DELL Inspiron 15 5000(Inspiron 15 5567) レビュー

使いやすい15インチ標準ノート Inspiron 15 5000(Inspiron 15 5567)

今回ご紹介するInspiron 15 5000は、省電力タイプの第7世代Coreプロセッサや使いやすい15インチ液晶を搭載可能な個人向け用ノートパソコンです。中価格な位置づけの標準モデルであり、この記事を書いている時点では8万円台から購入が可能です。

Inspiron 15 5000の外観
Inspiron 15 5000の外観。DELL15インチノートの中でも、コストパフォーマンスが高い標準5000シリーズの位置づけ機種です。

 (参考)下位の3000シリーズのレビューはこちら : パソコン納得購入ガイドのInspiron 15 3000 レビュー

本体サイズは幅:390mm×奥行き:259mm×高さ:23.3mm、重量は2.32kgとコンパクトなので、モバイル用途も併用できます。また、飽きないシンプルなデザインなので、個人用途・仕事用途のどちらでも使えますね。今回ご紹介している機種の正式な品番は「Inspiron 15 5567」です。

Inspiron 15 5000の天板
Inspiron 15 5000の天板。写真はホワイトですが、ブラックやグレーも選択可能です。

天板を拡大
天板を拡大。メタリックなので、ツルッとした印象です。です。

Inspiron 15 5000(Inspiron 15 5567)の接続端子をチェック

Inspiron 15 5000の接続端子を詳しくご紹介します。

Inspiron 15 5000の左側面

Inspiron 15 5000の左側面
Inspiron 15 5000の左側面。左から、電源コネクタ、有線LAN、HDMI、USB3.0×2、ヘッドセット(ヘッドフォン・マイク)です。

Inspiron 15 5000の右側面

Inspiron 15 5000の右側面
Inspiron 15 5000の右側面。左から、SDカードリーダー、光学ドライブです。

Inspiron 15 5000の前面

Inspiron 15 5000の前面
Inspiron 15 5000の前面。接続端子はなく、中央に電源およびバッテリーステータスライトが配置されています。

Inspiron 15 5000の背面

Inspiron 15 5000の背面
Inspiron 15 5000の背面。接続端子はありません。

Inspiron 15 5000の底面

Inspiron 15 5000の底面
Inspiron 15 5000の底面。発熱量が少ないパーツを採用しているため、放熱部分のスリットが少ないのが印象的です。

通常作業も快適なキーボードとタッチパッド

Inspiron 15 5000のキーボード周辺について、詳しくご紹介します。

Inspiron 15 5000のキーボードは、主流のアイソレーションタイプ
Inspiron 15 5000のキーボードは、主流のアイソレーションタイプで、電源ボタンだけのシンプルなデザインです。なお、キーボードはバックライトを標準装備しています。寝室などの暗い部屋で使う場合に最適ですね。ちなみに、明るい部屋ではバックライトが自動的に消灯します。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的です。本体サイズに余裕がある15インチノートなので、一番上列のファンクションキーは大きくして欲しいですね。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。右側に数字入力が可能なテンキーが搭載されています。14インチ以下のInspironシリーズには非搭載なので、15インチクラスの特権と言えます。余談ですが、「Backspace」キーや「Enter」キーが押しやすいように考慮されていました。下位機種のInspiron 15 3000シリーズにはない、細かい心遣いです。

15インチクラスの本体サイズなので、キータッチにも余裕があります
15インチクラスの本体サイズなので、キータッチにも余裕があります。手が大きな私でもゆったりとしたタイピングが楽しめます。下位機種のInspiron 15 3000シリーズのタッチパッドと比べて、縦方向かなり広くなっています。

タッチバッド周辺を拡大
タッチバッド周辺を拡大。タッチバッドは、操作面とボタンが統合された1枚物です。画面中をパン、ピンチ、ズームするときも、滑らかに操作できます。本体パームレストとの隙間も狭く、安っぽさはありません。

最近のノートパソコンでは省略されがちな光学ドライブも搭載しています。
最近のノートパソコンでは省略されがちな光学ドライブも搭載しています。

個人向けに最適な光沢パネル、ビジネス向けに最適な非光沢パネルがカスタマイズ可能

非光沢・光沢の両タイプのパネルがカスタマイズ可能
Inspiron 15 5000は、非光沢・光沢の両タイプのパネルがカスタマイズ可能です。個人向けには写真や動画がキレイに見える光沢パネル、ビジネス向けには背景の映り込みが少ない非光沢パネルをおすすめします。

各解像度の表示範囲を比較
【参考】Inspiron 15 5000の標準解像度は1366×768ですが、オプションで高解像度タイプの1920×1080も選択可能です。1366×768よりもかなり広いので、複数ウィンドウを開きながらの作業も快適です。

広視野のIPSパネルではないので、視野角はそれほど広くありません
広視野のIPSパネルではないので、視野角はそれほど広くありません。安価なモデルと割り切って使えば問題ないと思います。

安価なモデルのため、モニタ周辺のベゼル幅は広いです
安価なモデルのため、モニタ周辺のベゼル幅は広いです。コンパクトさを追求しているモデルではないので、割り切りは必要かもしれません。

Inspiron 15 5000(Inspiron 15 5567)の性能をベンチマークテスト

Inspiron 15 5000の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

今回ご紹介しているカスタマイズ構成
項目 構成
OS Windows 10 Home 64ビット日本語
CPU(定格動作周波数) 第7世代Core i5-7200U(定格:2.50GHz)
メモリ 4GB シングル チャンネル DDR4 2400MHz (4GBx1)
ハードディスク 256GB ソリッド ステートドライブ
ビデオコントローラ オンボード(インテル HD グラフィックス 620)

今回ご紹介しているInspiron 15 5000
今回ご紹介しているInspiron 15 5000。最新の価格・スペック情報は、Inspiron 15 5000(DELL公式サイト)でご確認ください。

Inspiron 15 5000のデバイスマネージャ
(参考)Inspiron 15 5000のデバイスマネージャ

Core i5-7200UをCPU-Zで見る
Core i5-7200UをCPU-Zで見る。動作周波数は3.0GHzまで上昇し、高性能な2コア/4スレッドで動作します。

AMD Radeon R7 M445 グラフィックスをGPU-Zで見る
AMD Radeon R7 M445 グラフィックスをGPU-Zで見る

SSDを搭載すると、速度は爆速です。
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 5.0の測定結果。
今回はSSDを搭載しているので、速度は爆速です。

ハードディスクを搭載すると、速度は普通です。
(参考)ハードディスクを搭載すると、速度は普通です。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCHを使って、第7世代 Core i5-7200Uの実力を確認してみました。今回テストしたのは「CINEBENCH R11」です。

「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。


Core i5-7200Uは2コア・4スレッドなので、4コア・8スレッドタイプのCore i7と比べると見劣りしますが、実際の作業で差を感じることは少ないと思います。

CINEBENCH R11
テスト 参考スコア(Core i3-7100U) スコア(Core i5-7200U)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 1.13 1.44
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 2.72 3.63

下位のCore i3-7100Uと比較すると、Core i5-7200Uは3割ほどスコアが高いです。用途にあわせて、ご検討ください。

CPU温度は、4スレッド+100%負荷時でも最大66℃前後と非常に優秀です。
CPU温度は、4スレッド+100%負荷時でも最大66℃前後と非常に優秀です。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は3802
一般的な使い勝手の「Home」は3802

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は4377
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は4377

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4628
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4628

ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」は4851
ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」は4851

ファイナルファンタジー14の公式ベンチマークテストで性能をチェック


人気が高いファイナルファンタジー14のベンチマークテストを試してみました。
低解像度の1280×720、標準品質であれば『とても快適』でした。ライトなゲーム用途だと、プレイできそうです。


高解像度の1920×1080になると、標準品質でも『やや快適』となってしまいます。あまり負荷が高いゲームのプレイは難しそうです。

バッテリの持ち時間を計測する「BBench」

ベンチマークテストBBENCHを使って、バッテリ駆動時間をチェック
ベンチマークテストBBENCHを使って、バッテリ駆動時間をチェック。「10秒ごとにキー入力、かつ、Webサイトを閲覧」という条件を設定。3時間半経過しても、バッテリ残量は51%も残ってました。単純計算では6時間ぐらい持つことになります。利用環境にもよりますが、ご参考としてください。

(まとめ)個人向けに最適なInspiron 15 5000

Inspiron 15 5000は、

  • 使いやすい15インチのパネルを搭載
  • 高解像度の1920×1080パネルが搭載可能
  • 光学ドライブを搭載
  • 高性能かつ省電力な第7世代Coreプロセッサを搭載可能
  • 高速なSSDや拡張型ビデオコントローラーが搭載可能

ながらも、8万円台(2017年1月時点)から購入できる価格設定が魅力的なノートパソコンです。

デメリットをあげるとすれば、軽さを重視した超高級モバイルノートと比べると少し重いこと、個性が少ないシンプルなデザインでしょうか。メインノートの買い替えはもちろん、サブノートとしてもおすすめなので、気になる方はご検討ください。

なお、下位のInspiron 15 3000は、4万円台(2017年1月時点)から購入可能ですが、安価なCore i3プロセッサが標準仕様となっていたり、ビデオコントローラーがカスタマイズできないためです。Inspiron 15 5000に近いカスタマイズにすると金額差は小さくなりますので、所有感を考えるとInspiron 15 5000がおすすめです。

予算と用途にあわせて、両機種を比較検討してみてください。

 詳しくは、Inspiron 15 5000(DELL公式製品ページ)をご参照ください。

(おまけ)下位のInspiron 15 3000と比較

下位のInspiron 15 3000と比較してみました。
 (参考)パソコン納得購入ガイドのInspiron 15 3000 レビュー

結論から申しますと、見た目のデザインと高級感が欲しいなら、Inspiron 15 5000がおすすめです。
反面、予算重視であればInspiron 15 3000がおすすめです。

外観を比較
外観を比較。左がInspiron 15 3000、右がInspiron 15 5000。
大きさはほぼ同じです。

本体ボディを比較
本体ボディを比較。左がInspiron 15 3000、右がInspiron 15 5000。
Inspiron 15 5000の方が、高級感ある素材が採用されています。

タッチパッドを比較
タッチパッドを比較。上がInspiron 15 3000、下がInspiron 15 5000。
Inspiron 15 5000の方が、高級感ある素材が採用されており、縦方向にかなり広くなっています。

天板を比較
天板を比較。左がInspiron 15 3000、右がInspiron 15 5000。
サイズは同じです。

天板を比較
天板を比較。左がInspiron 15 3000、右がInspiron 15 5000。
Inspiron 15 5000の方が、丸みを帯び、ツルッとした素材が採用されています。

モニタのベゼルを比較
モニタのベゼルを比較。左がInspiron 15 3000、右がInspiron 15 5000。
ベゼル幅は同じです。

右側面を比較
右側面を比較。上がInspiron 15 3000、下がInspiron 15 5000。
Inspiron 15 5000の方が、全体的に薄いです。接続端子と光学ドライブは同じ。

左側面を比較
左側面を比較。上がInspiron 15 3000、下がInspiron 15 5000。
接続端子の配置は少し異なります。

前面を比較
前面を比較。上がInspiron 15 3000、下がInspiron 15 5000。
両機種とも、電源およびバッテリーステータスライトがあります。

背面を比較
背面を比較。上がInspiron 15 3000、下がInspiron 15 5000。
両機種とも、接続端子はありません。

Inspiron 15 5000(Inspiron 15 5567)が気になる方はDELL公式サイトをチェック!


使いやすい15インチモバイルノート!Inspiron 15 5000(Inspiron 15 5567)

 詳しくは、Inspiron 15 5000(DELL公式製品ページ)をご参照ください。

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