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16インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 16(5630)(インテル)」 レビューレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2023/8/30
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16インチモニタ&インテル Core i5/7プロセッサを搭載する
極薄ベゼルノート「Inspiron 16(5630)(インテル)」 レビュー

Inspiron 16(5630)(インテル)レビュー

今回ご紹介するのは、16インチモニタ&インテル Core i5/7プロセッサを搭載する極薄ベゼルノート「Inspiron 16(5630)(インテル)」のレビューです。

DELL売り上げランキングでも上位の売れ筋機種で、割引クーポンを利用すると8万円台から購入が可能という価格帯です。

メインノートの買い替えはもちろん、デスクトップパソコンの買い換えとしてもおすすめ。気になる方はチェックしてみてください。

 極細ベゼルの16インチノートパソコンInspiron 16(5630)(インテル)。
 詳しくはInspiron 16(5630)(インテル)(DELL公式ページ)をご参照ください。


(特徴その1) 極薄ベゼル&大きなモニタの16インチノート

Inspiron 16(5630)(インテル)の外観
Inspiron 16(5630)(インテル)の外観。16インチながら、幅:356.8mm×奥行き:251.7mmと15インチノートとほぼ同じコンパクトボディを実現。薄さは15.4〜18.3mm、重量は1.9kgです。

モニタフレームのベゼル幅は約5mmと薄い
モニタフレームのベゼル幅は約5mmと薄い

横から見たInspiron 16(5630)(インテル)
横から見たInspiron 16(5630)(インテル)。モニタの薄さも際立ってます。モニタの厚みは約5mmです。

本体の薄さは、単三乾電池とほぼ同じ。
本体の薄さは、単三乾電池とほぼ同じ。

コンパクトかつ軽いので持ちやすい
16インチノートにしてはコンパクトかつ軽いので持ちやすいです。

(特徴その2) インテル Core i5/7 プロセッサと高速SSDを標準搭載!

Inspiron 16(5630)(インテル)は、見た目のデザインだけでなく、インテル Core i5/7 プロセッサや高速なSSDを搭載しており、性能面でも妥協がありません。

Inspiron 16(5630)(インテル)のカスタマイズ構成
項目 Inspiron 16 ノートパソコン
OS Windows 11 Home, 日本語
CPU(定格動作周波数) 第13世代 インテル Core i5-1335U (12MB キャッシュ, 最大 4.60 GHz まで可能)
メモリ 8GB 4800MHz LPDDR5 メモリー オンボード
ハードディスク 512GB M.2 PCIe NVMe SSD
ビデオコントローラ インテル Iris Xe グラフィックス
※最新のカスタマイズはInspiron 16(5630)(インテル)(DELL公式ページ)をご参照ください。

安価なCore i5 プロセッサを搭載
今回ご紹介しているInspiron 16(5630)(インテル)には、安価なCore i5 プロセッサを搭載しています。高性能なCore i7 プロセッサもカスタマイズ可能です。

シングルスレッド時の最高動作周波数は4.6GHz
シングルスレッド時の最高動作周波数は4.6GHzです。ベンチマーク中では、省電力タイプのため1.87GHz前後で安定して常時動作していました。

<SPAN class="bold">10コア12スレッドの威力を最大限発揮するマルチスレッド時でも4.0GHz前後</SPAN>
10コア12スレッドの威力を最大限発揮するマルチスレッド時でも4.0GHz前後で動作します。

Inspiron 16(5630)(インテル)が搭載するSSDのアクセス速度をCrystalDiskMark 8.0で計測
Inspiron 16(5630)(インテル)が搭載するSSDのアクセス速度をCrystalDiskMark 8.0で計測。読み出し(Read)・書き込み(Write)共、かなり速いです。

(特徴その3) 画像や動画がキレイなフルHD(1920×1200)の非光沢パネルを採用

Inspiron 16(5630)(インテル)のモニタをチェック
Inspiron 16(5630)(インテル)のモニタをチェック。非タッチ式ですが、画像や動画がキレイな16インチ:1920×1200の非光沢パネルを採用しています。背景が映り込みにくいので、ビジネス用途にもおすすめです。

斜め方向から見ると、少し暗くなりますが許容範囲です
斜め方向から見ると、少し暗くなりますが許容範囲です。

表示範囲が縦方向に約1割も広い

縦方向に約1割も広がりました。
従来の表示解像度は1920×1080でしたが、Inspiron 16(5630)(インテル)は1920×1200になり、縦方向に約1割も広がりました。サイト閲覧や文書作成など、上下方向のスクロール頻度も少なくなります。

】各解像度の表示範囲を比較
【参考】各解像度の表示範囲を比較。Inspiron 16(5630)(インテル)の表示解像度は、表示範囲が広い1920×1200です。昔のノートパソコンの1366×768や1920×1080と比べると、その広さがわかります。

文字サイズが100%表示の場合
文字サイズが100%表示の場合。YAHOOページの表示イメージ。

文字サイズが125%表示(推奨)の場合
文字サイズが125%表示(推奨)の場合。YAHOOページの表示イメージ。

文字サイズが150%表示の場合
文字サイズが150%表示の場合。YAHOOページの表示イメージ。
縦方向は狭くなりますが、文字サイズは大きくなります。利用用途に応じて、変更しても良いですね。

モニタ上部のこの薄いベゼル幅にマイクやカメラが入っています
モニタ上部のこの薄いベゼル幅にマイクやカメラが入っています。最近はテレワークが導入されて、オンライン会議の機会が増えました。また、友達ともズームアプリを使ってコミュニケーションをとるなど、Webカメラを使う方にもおすすめです。

上部のスライダーを右方向にスライドさせると、カメラ部分が隠れる構造になっています
上部のスライダーを右方向にスライドさせると、カメラ部分が隠れる構造になっています。ウェブカメラをハッキングされて、生活などをのぞき見されることがなく安心です。

モニタを135度の角度で開いたときに、ノートパソコンがテーブルからわずかに持ち上がる構造になっている
モニタを135度の角度で開いたときに、ノートパソコンがテーブルからわずかに持ち上がる構造になっているので、通気量が増加します。また、キーボード面が手前方向に傾くため、キー入力が楽になります

(特徴その4) アルミニウムなど高品質な素材を採用

金属光沢のあるアルミニウム素材を採用
Inspiron 16(5630)(インテル)は、手を置くパームレスト部分に、金属光沢のあるアルミニウム素材を採用しています。高級感があって美しいです。写真では少しわかりにくく、伝えきれないのが残念です。

パームレストはスタイリッシュなデザインです
パームレストはスタイリッシュなデザインです。

Inspiron 16(5630)(インテル)の天板
Inspiron 16(5630)(インテル)の天板。

Inspiron 16(5630)(インテル)の天板を拡大
Inspiron 16(5630)(インテル)の天板を拡大。天板も高級感あるアルミニウム素材で、安価な樹脂素材ではありません。また、天板がかなり薄いので、刃物をイメージさせるような鋭さも印象的。

DELLロゴもシルバーに光ってキレイ
DELLロゴもシルバーに光ってキレイ。

 極細ベゼルの16インチノートパソコンInspiron 16(5630)(インテル)。
 詳しくはInspiron 16(5630)(インテル)(DELL公式ページ)をご参照ください。


【外観】Inspiron 16(5630)(インテル)の外観をチェック

Inspiron 16(5630)(インテル)の外観を詳しくご紹介します。

Inspiron 16(5630)(インテル)の左側面

Inspiron 16(5630)(インテル)の左側面
Inspiron 16(5630)(インテル)の左側面。左から、電源ジャック、HDMI 1.4、USB3.2 Gen1 Type-A、Thunderbolt 4 (USB Type-C)(電源供給およびDisplayPort対応)です。

接続端子を拡大
接続端子を拡大。

Inspiron 16(5630)(インテル)の右側面

Inspiron 16(5630)(インテル)の右側面
Inspiron 16(5630)(インテル)の右側面。左から、SDカードリーダー、USB3.2 Gen1 Type-A、オーディオジャックです。

接続端子を拡大
接続端子を拡大。

Inspiron 16(5630)(インテル)の前面

Inspiron 16(5630)(インテル)の前面
Inspiron 16(5630)(インテル)の前面。かなり薄いです。

Inspiron 16(5630)(インテル)の背面

Inspiron 16(5630)(インテル)の背面
Inspiron 16(5630)(インテル)の背面。接続端子はありません。

背面を拡大
背面を拡大。

Inspiron 16(5630)(インテル)の底面

Inspiron 16(5630)(インテル)の底面
Inspiron 16(5630)(インテル)の底面。放熱用のスリットが背面側に2列もあります。この大面積エアフローにより強力な冷却能力を確保しています。

本体背面側を見た写真
本体背面側を見た写真。モニタとの間から排熱する機構により、安定した冷却能力を有する。

底面を拡大
底面を拡大。小さなゴムスタンドが付いてます。

底板の中央にあるInspiron のロゴ
底板の中央にあるInspiron のロゴ。従来の凹凸デザインではなく、シルバー色でプリントされています。

Inspiron 16(5630)(インテル)のキーボード

本体ボディの全景
本体ボディの全景。キーボードは、19mmフルサイズかつアイソレーションタイプです。バックライトを標準装備しています。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的です。一番上列のファンクションキーが少し小さいのが気になりますが、頻繁に使うキーではないので割り切りが必要でしょう。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。Enterキーが大きく確保されています。上下の矢印キーが少し小さいですが、慣れれば問題なし。

キーを拡大
キーを拡大。キー表面が少しツルッとしてますが、タイピング感は良好です。たわみも少ないです。

手が大きな私でもスペースに余裕があります
キーピッチは19mmフルサイズなので、手が大きな私でもスペースに余裕があります。手を置くパームレスト部分も16インチノートなのでかなり広いです。

電源ボタンに指紋認証リーダーを搭載
電源ボタンに指紋認証リーダーを搭載。

左右にスピーカーを内蔵しています
16インチクラスのみ左右にスピーカーを内蔵しています。他のノートパソコンのスピーカーは、底面に配置されているため、音の広がりがありません。ノートパソコンなので過大な期待は禁物ですが、クリアでキレイな音楽・動画鑑賞が楽しめます。

広い高精度タッチパッド
広い高精度タッチパッド。幅:13.3cm、奥行き:9cmとかなり広いです。15インチ以下のノートパソコンでは、幅:11.5cm、奥行き:7〜8cm程度なので、Inspiron 16(5630)(インテル)のタッチパッドの大きさがよくわかります。

指でタッチパッドをクリックするイメージ
指でタッチパッドをクリックするイメージ。かなり大きい。

タッチパッド周辺も、本体との継ぎ目がほぼ感じられないほどキレイです
タッチパッド周辺も、本体との継ぎ目がほぼ感じられないほどキレイです。

Inspiron 16(5630)(インテル)のデメリットをあえて挙げれば、電源アダプタが少し大きい点でしょうか。

Inspiron 16(5630)(インテル)本体と電源アダプタを並べてみる
Inspiron 16(5630)(インテル)本体と電源アダプタを並べてみる。Inspiron 16(5630)(インテル)の電源アダプタは65Wなのでかなりコンパクトです。

省電力な65Wタイプ
省電力な65Wタイプ

 極細ベゼルの16インチノートパソコンInspiron 16(5630)(インテル)。
 詳しくはInspiron 16(5630)(インテル)(DELL公式ページ)をご参照ください。



【性能編】 Inspiron 16(5630)(インテル)の性能をベンチマークテスト

Inspiron 16(5630)(インテル)のカスタマイズ構成
項目 Inspiron 16 ノートパソコン
OS Windows 11 Home, 日本語
CPU(定格動作周波数) 第13世代 インテル Core i5-1335U (12MB キャッシュ, 最大 4.60 GHz まで可能)
メモリ 8GB 4800MHz LPDDR5 メモリー オンボード
ハードディスク 512GB M.2 PCIe NVMe SSD
ビデオコントローラ インテル Iris Xe グラフィックス
※最新のカスタマイズはInspiron 16(5630)(インテル)(DELL公式ページ)をご参照ください。

SSDとハードディスクの性能をチェック

Inspiron 16(5630)(インテル)が搭載する512GB SSDの性能をご紹介します。

CrystalDiskmark

定番ベンチマークであるCrystalDiskmarkで計測しました。

Inspiron 16(5630)(インテル)が搭載するSSDのアクセス速度をCrystalDiskMark 8.0で計測
CrystalDiskmark 8.0で、512GB M.2 PCIe NVMe SSDを測定

連続読出は3326.87MB/s、連続書出は3415.16MB/s、実際の体感速度と関係する「RND4K Q32T1」も読出300.42MB/s、書き出し335.28MB/sと高速です。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマー「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、インテル Core i5-1335U プロセッサの実力を確認してみました。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するベンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。

CINEBENCH R11におけるインテル Core i5-1335U プロセッサのスコア
CINEBENCH R11におけるインテル Core i5-1335U プロセッサのスコア。

CINEBENCH R11
機種名 インテル Core i5-1335U プロセッサ
(6コア/12スレッド、〜4.50GHz)
AMD Ryzen 7 5825U
(8コア/16スレッド、〜4.50GHz)
(参考)
AMD Ryzen 5 5500U
(6コア/12スレッド、〜4.00GHz)
(参考)
第11世代 インテル Core i7-1165G7
(4コア/8スレッド、〜4.70GHz)
(参考)
第10世代 インテル Core i7-10510U
(2コア/4スレッド、1.8〜4.90GHz)
(参考)
第10世代 インテル Core i3-10110U
(2コア/4スレッド、2.1〜4.10GHz)
(参考)
第7世代
Core i5-7300U
(2.6〜3.5GHz)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 2.71 2.40 2.05 2.12 2.03 1.89 1.64
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 14.00 17.13 12.92 6.75 6.42 4.31 3.91

安価なAMDのプロセッサである「AMD Ryzen 7 5825U」、前モデルの「AMD Ryzen 5 5500U」、インテルの旧モデル「第11世代 インテル Core i7-1165G7」などと比較してみました。

「インテル Core i5-1335U」はかなり高いスコアを出しています。

特に、通常作業時を想定したシングルスレッドでは、最大4.6GHzの動作周波数が影響して高スコアです。

一方、複数作業を並行するマルチスレッドでは、さすがに8コア/16スレッドの「AMD Ryzen 7 5825U」には敵いませんが、その場合は上位の「第13世代 インテル Core i7-1360P(12コア/16スレッド、最大 5.00GHz)がおすすめです。

過去モデルとの性能比較として、参考までに「CINEBENCH R15」、「CINEBENCH R20」、最新の「CINEBENCH R23」のスコアも掲載しておきます。

CINEBENCH R15におけるインテル Core i5-1335U プロセッサのスコア
CINEBENCH R15におけるインテル Core i5-1335U プロセッサのスコア。

CINEBENCH R20のAMD Ryzen 5 7530Uのスコア
CINEBENCH R20のインテル Core i5-1335U プロセッサのスコア。

最新版のCINEBENCH R23のインテル Core i5-1335U プロセッサのスコア
最新版のCINEBENCH R23のインテル Core i5-1335U プロセッサのスコア。これも高スコア

ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレの公式ベンチマークテストで性能をチェック

比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレのベンチマークテストを試してみました。

「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『やや快適』でした。
「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『やや快適』でした。
設定にもよりますが、なんとかゲームプレイが可能です。ただし、ゲーム用途であれば上位機種がおすすめです。

 極細ベゼルの16インチノートパソコンInspiron 16(5630)(インテル)。
 詳しくはInspiron 16(5630)(インテル)(DELL公式ページ)をご参照ください。


(総まとめ)高コストパフォーマンスな薄型ノートInspiron 16(5630)(インテル)

最近のモバイルノートは、30万円前後するハイエンドノートから数万円程度のローエンドモバイルまで幅広い機種が各メーカーから発売されています。

その中で割引クーポンを利用すると8万円台から購入が可能という価格帯ながらも、デザイン・性能面共に高コストパフォーマンスを誇ります。

Inspiron 16(5630)(インテル)は、

  • 極薄ベゼル&大きなモニタの16インチノート
  • 安価で高性能なインテル Core i5/7 プロセッサと高速SSDを標準搭載
  • 液晶モニタは目に優しい非光沢パネル、かつ、縦方向に約1割広い1920×1200パネルを採用
  • 高級感あるアルミニウム素材を採用
  • キーボードの左右に大きなスピーカーを搭載
  • 大きなタッチパッドを搭載

メインノートの買い替えはもちろん、デスクトップパソコンの買い換えとしてもおすすめです。

DELL売り上げランキングでも上位の売れ筋機種なので、気になる方はチェックしてみてください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

 極細ベゼルの16インチノートパソコンInspiron 16(5630)(インテル)。
 詳しくはInspiron 16(5630)(インテル)(DELL公式ページ)をご参照ください。

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