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17インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 17 3000(3793)」 レビューレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2020/2/1
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デスクトップ代替機としても使える、大画面17インチノート「Inspiron 17 3000(3793)」 レビュー

Inspiron 17 3000(3793) レビュー

【特徴】17インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 17 3000(3793)」

今回ご紹介するのは、17インチモニタを搭載したノートパソコンInspiron 17 3000(正式名称はInspiron 17 3793)のレビューです。また、コストパフォーマンスが高いエントリー3000シリーズです。
 New Inspiron 17 3000 3793(2019年9月13日発売)(DELL公式ページ)

(特徴その1) 大きな17インチモニタ、テンキー、光学ドライブを搭載するエントリーノート

Inspiron 17 3000(3793)の外観
Inspiron 17 3000(3793)の外観。とにかく大きな17インチモニタが印象的。デスクトップパソコン並の快適さを求める方におすすめです。今回ご紹介している機種の正式な品番は「Inspiron 17 3793」で、幅:415.4mm×奥行き:279.2mm×高さ:25mm、重量2.79kg。過去の17インチノートと比べると、かなり薄く・軽くなりました。

約半分ほどの本体の薄さ
【参考】後述しますが、2008年(11年前)に発売された17インチノート「DELL Studio 17(1735)(Windows Vistaの時代)と比べると、約半分ほどの本体の薄さになりました。衝撃的です。

テンキー搭載のキーボード配列を採用
Inspiron 17 3000(3793)は、テンキー搭載のキーボード配列を採用しています。キーは主流のアイソレーションタイプで、本体右上部分に電源ボタンが1つあるだけのシンプルデザインです。手を置くパームレスト部分は広いので、タイピングが快適です。

光学ドライブが搭載されています
Inspiron 17 3000(3793)は、最近少なくなった光学ドライブが搭載されています。コンパクトな機種だと非搭載の場合もありますので、嬉しいポイントですね。

(特徴その2) 最新の第10世代Coreプロセッサを搭載、高速SSDを標準搭載!

Inspiron 17 3000(3793)は、最新の第10世代Coreプロセッサを搭載し、高速SSDを標準搭載するなど、性能面でも妥協がありません。

今回ご紹介しているInspiron 17 3000(3793)には、高性能なCore i7プロセッサを搭載しています。
今回ご紹介しているInspiron 17 3000(3793)には、高性能なCore i7プロセッサを搭載しています。安価なCore i5プロセッサもカスタマイズ可能です。また、拡張型ビデオコントローラ「Geforce シリーズ」もカスタマイズ可能です。

(特徴3)画像や動画視聴におすすめ、フルHD(1920×1080)非光沢パネルを採用

Inspiron 17 3000(3793)のモニタをチェック
Inspiron 17 3000(3793)のモニタをチェック。表示範囲が広いフルHD(1920×1080)パネルを採用しています。昔の安価な1366×768と比べると、かなり表示範囲が広いので、複数作業に最適です。また、非光沢パネルなので背面や照明の映り込みも気になりません

広視野角ディスプレイなので、斜め角度になっても色の変化は少なく、少し暗くなる程度です。
広視野角ディスプレイなので、斜め角度になっても色の変化は少なく、少し暗くなる程度です。

モニタ上部を拡大。左から、カメラ、カメラステータスライト、マイクです。
モニタ上部を拡大。左から、カメラ、カメラステータスライト、マイクです。

モニタフレームのベゼル幅は、約16mmと少し厚みがあります。
モニタフレームのベゼル幅は、約16mmと少し厚みがあります。ただ、モニタが17インチと大きいので、モバイルノートほど気にはなりません。

(特徴その4) 安価で軽量な素材を採用しているが、安っぽさはない

Inspiron 17 3000(3793)の本体は、シルバー色でメタリック感のある仕上げになってます。飽きないシンプルなデザインなので、個人用途・仕事用途のどちらでも使えます。

上位の5000/7000シリーズと比べると高級感は少ないですが、質感は割り切っても良いと思います。

Inspiron 17 3000(3793)の天板。写真の色はシルバーです。
Inspiron 17 3000(3793)の天板。写真の色はシルバーです。

Inspiron 17 3000(3793)の天板を拡大。樹脂素材のような質感です。
Inspiron 17 3000(3793)の天板を拡大。樹脂素材です。

DELLロゴを拡大。気のせいか、モバイルノートよりも窪みが強い印象です。
DELLロゴを拡大。気のせいか、モバイルノートよりも窪みが強い印象です。

 安価で高コストパフォーマンスの17インチノートパソコンInspiron 17 3000(3793)。
 詳しくはNew Inspiron 17 3000 3793(2019年9月13日発売)(DELL公式ページ)をご参照ください。


【外観】Inspiron 17 3000(3793)の外観をチェック

Inspiron 17 3000(3793)の外観を詳しくご紹介します。

Inspiron 17 3000(3793)の左側面

Inspiron 17 3000(3793)の左側面
Inspiron 17 3000(3793)の左側面。左から、電源、USB3.1 Type-C(グラフィックスボード搭載モデルのみ、データ転送専用)、HDMI、有線LAN、USB3.1 Gen1×2、ヘッドセット(ヘッドフォン・マイク)です。

Inspiron 17 3000(3793)の右側面

Inspiron 17 3000(3793)の右側面
Inspiron 17 3000(3793)の右側面。左から、SDカードリーダー、USB2.0、光学ドライブです。最近のノートパソコンは光学ドライブが搭載不可であるケースが多いですが、Inspiron 17 3000(3793)では搭載しています

Inspiron 17 3000(3793)の前面

Inspiron 17 3000(3793)の前面
Inspiron 17 3000(3793)の前面。接続端子はありません。

中央を拡大
中央を拡大。前面は少し隙間が有り、天板が開きやすくなっています。

Inspiron 17 3000(3793)の背面

Inspiron 17 3000(3793)の背面。接続端子はありません。
Inspiron 17 3000(3793)の背面。接続端子はありません。

Inspiron 17 3000(3793)の底面

Inspiron 17 3000(3793)の底面
Inspiron 17 3000(3793)の底面。放熱用のスリットが中央下部に1ヶ所箇所にあります。
また、底面は安価な樹脂素材です。本体の軽さに貢献、かつ、見えない場所なので割り切りましょう。

底面を拡大
底面を拡大。スリットには内蔵スピーカーが搭載されています。低音こそないものの、クリアでキレイな音楽・動画鑑賞が楽しめます。また、前面側に配置されていることから、臨場感もあります。

底面の中央にあるInspiron のロゴ。凹凸を作って、高級感を演出しています。
底面の中央にあるInspiron のロゴ。凹凸を作って、高級感を演出しています。

Inspiron 17 3000(3793)のキーボード

本体ボディの全景
本体ボディの全景。キーボードは、19mmフルサイズかつアイソレーションタイプで、とにかくキーボード周辺のスペースが広いです。また、キーボード右上部に電源ボタンがあるだけのシンプル設計です。なお、Inspiron 17 3000(3793)のキーボードは、バックライトが非搭載です。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的で、一番上列のファンクションキーが少し小さいのが気になりますが、頻繁に使うキーではないので割り切りが必要でしょう。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。テンキーを搭載しているのが、大きな特徴です。数値入力の頻度が多い方におすすめ。

手が大きな私でもスペースに余裕があります。
キーピッチは19mmフルサイズなので、手が大きな私でもスペースに余裕があります。
タイピング感は良好で、たわみも少ないです。

テンキーの入力も楽です。
テンキーの入力も楽です。

広いタッチパッド
広いタッチパッド。幅:10.5cm、奥行き:8.2cmと広く、タッチパッド部分はツルツルしているので、クリックしやすいです。

パームレスト部分は、安価な樹脂素材を採用しています。でこぼこした手触りです。
パームレスト部分は、安価な樹脂素材を採用しています。でこぼこした手触りです。

 安価で高コストパフォーマンスの17インチノートパソコンInspiron 17 3000(3793)。
 詳しくはNew Inspiron 17 3000 3793(2019年9月13日発売)(DELL公式ページ)をご参照ください。


【性能編】 Inspiron 17 3000(3793)の性能をベンチマークテスト

Inspiron 17 3000(3793)の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。


Inspiron 17 3000(3793)のカスタマイズ構成
機種名 New Inspiron 17 3000 プラチナ(大容量SSD・MX230搭載)
OS Windows 10 Home (64ビット) 日本語
CPU 第10世代インテル Core i7-1065G7 プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 3.9 GHz まで可能)
メモリ 8GB, 8GBx1, DDR4, 2666MHz
ハードディスク 512GB M.2 PCIe NVMe SSD
ビデオコントローラ NVIDIA GeForce MX230 2GB GDDR5 グラフィックス メモリー 付き
※最新のInspiron 17 3000(3793)のカスタマイズ構成は、New Inspiron 17 3000(3793)(DELL公式ページ)をご参照ください。

Inspiron 17 3000(3793)のデバイスマネージャー
Inspiron 17 3000(3793)のデバイスマネージャー

CPU-Zで「Core i7-1065G7 プロセッサー」を見る
CPU-Zで「Core i7-1065G7 プロセッサー」を見る。高性能な4コア/8スレッド動作です。動作周波数は3.9GHz程度まで上昇します。

GPU-Zで「GeForce MX230 2GB GDDR5」を見る。
GPU-Zで「GeForce MX230 2GB GDDR5」を見る。

SSDとハードディスクの性能をチェック


定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って、Inspiron 17 3000(3793)の512GB M.2 PCIe NVMe SSDの性能を調べてみました。連続読み出しは1640.0MB/sと爆速です。実際の体感速度と関係する「4K QD32T1」も読み出し502.0MB/sと速いです。

1TB 5400 rpm ハードドライブのスコア
【参考】安価な1TB 5400 rpm ハードドライブだと、この程度のスコアです。桁が違います。

詳細なATTO Disk Benchmark
詳細なATTO Disk Benchmarkでも、「512GB M.2 PCIe NVMe SSD」の性能を調べてみました。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、Core i7-1065G7 プロセッサーの実力を確認してみました。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。


ノートパソコンとしては、かなりの高スコア。

CINEBENCH R11スコア
テスト 第10世代
Core i7-1065G7
(定格:1.30GHz、最大3.90GHz)
(参考)
第8世代
Core i7-8565U
(定格:1.80GHz、最大4.60GHz)
(参考)
第6世代
Core i5-6200U
(定格:2.30GHz、最大2.40GHz)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 2.18 1.87 1.28
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 6.69 6.14 3.12

第10世代のCore i7-1065G7は、第8世代のハイエンドCore i7-8565Uと比較しても、同等以上のスコアをたたき出しています。第6世代のCore i5-6200Uと比較すると、圧倒的な性能の差です。

CINEBENCH R15スコア(第10世代 Core i7-1065G7)
CINEBENCH R15スコア(第10世代 Core i7-1065G7)

最新版のCINEBENCH R20スコア(第10世代 Core i7-1065G7)
最新版のCINEBENCH R20スコア(第10世代 Core i7-1065G7)

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は3561。
一般的な使い勝手の「Home」は3561。
普段使いは文句なし。

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3952
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3952。
クリエイティブ用途に特化しなければ十分使える。

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は5134
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は5134。
かなり高いスコアです。

ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage(SSD)」は5047。かなり速いです。
ストレージへのアクセス速度を調べる「Strage(SSD)」は5047。かなり速いです。

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手になると、少し物足りないスコアになりますが、日常用途やビジネス用途であれば快適ですね。

ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者の公式ベンチマークテストで性能をチェック

比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。

一般的な「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『とても快適』でした。
一般的な「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『とても快適』でした。
ライトな設定であれば、ゲームプレイが楽しめます。

ただし、「最高品質」まで上昇させると、『やや快適』になりますので、過信はしない方が良いです。
ただし、「最高品質」まで上昇させると、『やや快適』になりますので、過信はしない方が良いです。

ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストで性能をチェック

少し重いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストを試してみました。

「高解像度1920×1080、標準品質」の設定で、『動作困難』でした。
「高解像度1920×1080、標準品質」の設定で、『動作困難』でした。
グラフィック負荷が高いファイナルファンタジー15だと、途端にゲームプレイ不可となりますので、ご注意ください。

VR(Virtual Reality,仮想現実)対応システムのためのベンチマーク「VRMark」

VR(Virtual Reality,仮想現実)対応システムのためのベンチマーク「VRMark」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

「Orange Room」テストを実施。スコアは1297。低スコアです。
「Orange Room」テストを実施。スコアは1297。低スコアです。
快適なVR環境は困難と思われます。

(総まとめ)デスクトップ代替機としても使える、大画面ノートInspiron 17 3000(3793)

Inspiron 17 3000(3793)は、

  • 大型な17インチモニタ、かつ、フルHD(1920×1080)非光沢パネルを採用
  • デスクトップパソコン代替機としても使える、テンキーや光学ドライブを搭載
  • 最新の第10世代Coreプロセッサや高速SSDを標準搭載
  • 拡張型ビデオコントローラが搭載可能
  • 安価な価格設定

など、メインノートの買い替えはもちろん、2台目のサブノートとしてもおすすめです。

なお、8万円台(2020年1月時点。割引クーポンを利用すると7円台からの購入が可能!)から購入可能ですので、気になる方は、チェックしてみてください。

 安価で高コストパフォーマンスの17インチノートパソコンInspiron 17 3000(3793)。
 詳しくはNew Inspiron 17 3000 3793(2019年9月13日発売)(DELL公式ページ)をご参照ください。


(おまけ)2008年(11年前)に発売された17インチノート「DELL Studio 17(1735)(Windows Vistaの時代)と比べる

Inspiron 17 3000(3793)を、2008年(11年前)に発売された17インチノート「DELL Studio 17(1735)(Windows Vistaの時代)と比べてみました。

上がInspiron 17 3000(3793)、下が Studio 17(1735)
上がInspiron 17 3000(3793)、下が Studio 17(1735)。
本体の厚さが、約2倍ぐらい違います

背面だと2倍以上違う。
背面側を拡大。上がInspiron 17 3000(3793)、下が Studio 17(1735)。
背面だと、2倍以上も厚さが違います。

タッチパッドのサイズを比較。左がInspiron 17 3000(3793)、右が Studio 17(1735)。
タッチパッドのサイズを比較。左がInspiron 17 3000(3793)、右が Studio 17(1735)。
タッチパッドも約2〜3倍ぐらいの面積比ですね。

タイピング時の本体ボディの厚さを比較。左がInspiron 17 3000(3793)、右が Studio 17(1735)。
タイピング時の本体ボディの厚さを比較。左がInspiron 17 3000(3793)、右が Studio 17(1735)。
まるで親子

さすがに10年以上経つと、最新の技術が搭載されるノートパソコンは、全く別物に変わってました。
当時のCPUは、Core 2 Duoだったので、性能も劇的に違います。

Windows 7もマイクロソフト社のセキュリティサポートが、とうとう今月切れましたので、Windows 7以前のOS搭載パソコンをお持ちの方は、ぜひ買い替えをご検討ください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

 安価で高コストパフォーマンスの17インチノートパソコンInspiron 17 3000(3793)。
 詳しくはNew Inspiron 17 3000 3793(2019年9月13日発売)(DELL公式ページ)をご参照ください。

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