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DELL Inspiron 24 オールインワン(5410)のレビューをご紹介! DELLの人気一体型デスクトップパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
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ページ更新:2023/4/15 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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23.8インチ一体型デスクトップパソコン
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項目 | Inspiron デスクトップ |
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OS | Windows 11 Home, 日本語 |
CPU(定格動作周波数) | 第12世代 インテル Core i7-1255U (12 MB キャッシュ, 10 コア, 12 スレッド, 最大 4.70 GHz まで可能) |
メモリ | 16GB, 2x8GB, DDR4, 3200MHz |
ハードディスク | 512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ビデオコントローラ | インテル Iris Xe グラフィックス |
機種 | Inspiron 24 オールインワン(5410) | Inspiron コンパクトデスクトップ |
---|---|---|
外観 | ![]() |
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性能 | ○カスタマイズは制限があるが、インターネットやOffice用途であれば十分使える | ◎低価格から高性能までカスタマイズの幅が広い |
設置スペース | ◎液晶モニタを設置できる広さ程度でOK | ○モニタ+本体分の広さが必要 |
拡張性 | ○接続端子は多いが拡張性は少ない | ◎拡張スロットにより将来対応可能 |
価格 | ◎タッチスクリーンやワイヤレスキーボード/マウスが付いても安価 | ◎最小限構成なら、とにかく安い(既存モニタの流用も可能) |
製品ページ | Inspiron 24 オールインワン(5410) |
Inspironコンパクト デスクトップ(3910) |
セットアップは、電源アダプタを本体背面に差し込むだけなので、非常に楽です。
Inspiron 24 オールインワン(5410)には、ワイヤレスのキーボードとマウスが付属します。ワイヤレスなので、ケーブル類の取り回しがなく、リビング設置にも最適です。
下のメッシュ部分は、スピーカーです。スピーカーが前面に配置されているので、音がキレイです。本体が薄いので低音こそありませんが、映画や音楽を聴いていると人の声がはっきり聞こえます。
ベゼル幅は非常に狭く、約4mm!
電源はここにあります。
Inspiron 24 オールインワン(5410)は、解像度1920×1080パネルを採用しています。
ノートパソコンと同じ1920×1080パネルですが、モニタが大きいので文字が極めて見やすいです。複数ウィンドウを開きながらの作業も快適です。
輝度やコントラストが高いので、画像や動画もキレイです。
また、視野角が広いので、モニタを斜め方向から見ても、色の変化は少ないです。映画鑑賞や写真編集、家族全員での視聴にも適しています。
Inspiron 24 オールインワン(5410)の外観をご紹介します。
Inspiron 24 オールインワン(5410)の全景。デザインがシンプルなので、大きな23.8インチ液晶を搭載している割にコンパクトな印象を受けます。一昔前のゴツイ一体型とはかなり印象が異なります。
Inspiron 24 オールインワン(5410)のスタンドは、本レビューのカラー色「パールホワイト
ファブリック」の場合は大きな”トライアングルスタンド”です。本体と比べるとスタンド部が少し細い気がしますが、見た目以上にしっかりしてます。
なお、カラー色「ダークシャドウグレー」を選択すると、三角の底辺部分がない”アーチスタンド”になります。
後ろから見た状態。
本体のスタンドはゴム製で、滑り止めの役割を果たします。
端部までゴム製。
スタンドを最大まで開いた状態。モニタ角度の可動域は広いです。
Inspiron 24 オールインワン(5410)を右側面を見る。本体ボディは激薄とは言えませんが、23.8インチ級のモニタを搭載していることを考えると、それなりに薄いです。右側面の接続端子は、USB3.1
Gen2 Type-Cです。
USB3.1 Gen2 Type-Cを拡大。
左側面を拡大。接続端子はありません。
Inspiron 24 オールインワン(5410)は、上方向を指で押すと、
Webカメラが出てきます。
ポップアップWebカメラ。高さは25mmぐらいありますが、普段は収納しておけます。デザイン面が考慮されています。
上からみたポップアップWebカメラ。この部分を指で押すと出てきます。
前面下部には、DELLのロゴがあります。
今回ご紹介しているInspiron 24 オールインワン(5410)は高性能なCore i7プロセッサを搭載していますが、安価なCore i3/i5プロセッサもカスタマイズ可能です。
Inspiron 24 オールインワン(5410)は、「目に有害なブルーライトが低減できるモニタ技術」を搭載しています。DELLいわく、「ComfortView Plusディスプレイは、リアルな色彩を損なうことなく、有害なブルーライトの放出を低減する常時稼働のソリューションが内蔵されています。」とのこと。
Inspiron 24 オールインワン(5410)の背面。下部に接続端子が配置されてます。
上部にはDELLロゴ
背面の接続端子を拡大。左から、USB 3.1 Gen1(Wake-up Power on対応)、USB
3.1 Gen、HDMI出力、HDMI入力、DC入力、LANポート(RJ45)、USB 3.1 Gen2(Power
Share対応)、USB 3.1 Gen1、ヘッドセット、SDカード リーダーです。
下面。普段は見えませんが、下のエアフローは大きく確保されています。効果的に内部冷却するための構造になっています。
上面
上のエアフローも大きく確保されています。
Inspiron 24 オールインワン(5410)のワイヤレスキーボード。シンプルなキー配置になっています。
左半分を拡大。
右半分を拡大。Enterキーや矢印キー、テンキーも大きく確保されています。
キーストロークも深いので、しっかりと打ち込めます。
ワイヤレスマウス。シンプルな2ボタン、1ホイールタイプです。
デスクトップ用の大きなマウスですので、手が大きな私でもしっかり握れる大きさでした。
Inspiron 24 オールインワン(5410)には、USBレシーバーが付属しています。
このUSBレシーバーを取り付けることで、マウスとキーボードがワイヤレス利用することができます。とてもサイズが小さいので、Inspiron
24 オールインワン(5410)本体のUSB端子に差し込んでおけば、日常利用でまったく気になることがありません。
第12世代のCore i3/i5/i7プロセッサを搭載する拡張型デスクトップ。
詳細はInspiron 24 オールインワン(5410)(DELL公式製品ページ)をご参照ください。
Inspiron 24 オールインワン(5410)の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。
項目 | Inspiron デスクトップ |
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OS | Windows 11 Home, 日本語 |
CPU(定格動作周波数) | 第12世代 インテル Core i7-1255U (12 MB キャッシュ, 10 コア, 12 スレッド, 最大 4.70 GHz まで可能) |
メモリ | 16GB, 2x8GB, DDR4, 3200MHz |
ハードディスク | 512GB M.2 PCIe NVMe SSD |
ビデオコントローラ | インテル Iris Xe グラフィックス |
Inspiron 24 オールインワン(5410)のデバイスマネージャ
「第12世代 インテル Core i7-1255U (12 MB キャッシュ, 10 コア, 12 スレッド,最大
4.70 GHz まで可能)」をCPU-Zで見る。
理論上は動作周波数は最大4.7GHzまで上昇しますが、ベンチマークでは上昇は控えめでした。一体型デスクトップのため、冷却性を考慮するためかもしれません。
シングルスレッド時の動作周波数は2.1GHz前後でした。
マルチスレッド時でも使用率が63%前後までしか上がりませんでした。
性能重視であれば、一体型デスクトップではなく、モニタが別の拡張型デスクトップがよさそうです。
Inspiron 24 オールインワン(5410)が搭載する512GB SSDの性能をご紹介します。
定番ベンチマークであるCrystalDiskmarkで計測しました。
CrystalDiskmark 8.0で、512GB M.2 PCIe NVMe SSDを測定
CPUの性能が抑えられている反面?、SSDはかなり爆速でした。
連続読出は5046.66MB/s、連続書出は3827.61MB/s、実際の体感速度と関係する「RND4K Q32T1」も読出411.06MB/s、書き出し312.17MB/sと高速です。
古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、第12世代 インテル Core i7-1255U プロセッサーの実力を確認してみました。
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するベンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。
CINEBENCH R11における第12世代 インテル Core i7-1255U プロセッサーのスコア。
機種名 | 第12世代 インテル Core i7-1255U (10コア/12スレッド、〜4.7GHz) |
(参考) 第12世代 インテル Core i5-12400 (6コア/12スレッド、2.5〜4.4GHz) |
(参考) 第11世代インテル Core i5-11400 (6コア/12スレッド、2.6〜4.4GHz) |
(参考) 第10世代 インテル Core i7-10510U (2コア/4スレッド、1.8〜4.90GHz) |
(参考) 第10世代 インテル Core i3-10110U (2コア/4スレッド、2.1〜4.10GHz) |
(参考) 第7世代 Core i5-7300U (2.6〜3.5GHz) |
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【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) | 2.53 | 2.44 | 2.55 | 2.03 | 1.89 | 1.64 |
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) | 9.18 | 18.26 | 13.14 | 6.42 | 4.31 | 3.91 |
過去のCore プロセッサと比較してみました。
第12世代 インテル Core i7-1255Uは高いスコアを出しています。特に、シングルスレッドの威力は抜群です。
一方、マルチスレッド時のスコアは抑えめでした。コア数は10と多いですが、Performance-coresの数2、Efficient-coresの数8が影響しているのかもしれません。
過去モデルとの性能比較として、参考までに「CINEBENCH R15」、「CINEBENCH R20」、最新の「CINEBENCH R23」のスコアも掲載しておきます。
CINEBENCH R15における第12世代 インテル Core i7-1255Uのスコア。
CINEBENCH R20の第12世代 インテル Core i7-1255Uのスコア。
最新版のCINEBENCH R23の第12世代 インテル Core i7-1255Uのスコア。少し抑えめ。
比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレのベンチマークテストを試してみました。
「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『普通』でした。
設定にもよりますが、なんとかゲームプレイは可能です。
Inspiron 24 オールインワン(5410)は、
という、一体型デスクトップパソコンです。
反面、Inspiron 24 オールインワン(5410)は一体型なので、他機種と比べるとカスタマイズが少ないです。例えば、液晶モニタは23.8インチワイド液晶/表示解像度1920×1080で固定ですし、CPUやメモリについても正直多いとは言えません。
それでもInspiron 24 オールインワン(5410)に魅力を感じるのは、シンプルな操作感やリビングに設置しても違和感がないスタイリッシュな本体デザインだと思います。初期セットアップについても、Inspiron 24 オールインワン(5410)本体に電源ケーブルを接続するだけで利用可能なので、パソコン初心者の方でも安心です。
性能重視のヘビーユーザーには不向きですが、一体型デスクトップパソコンをご検討の方はInspiron 24 オールインワン(5410)を狙ってみてください。
第12世代のCore i3/i5/i7プロセッサを搭載する拡張型デスクトップ。
詳細はInspiron 24 オールインワン(5410)(DELL公式製品ページ)をご参照ください。