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DELL Inspiron 3646レビューをご紹介!DELLのパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2015/1/10
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低価格+スリムなDELL入門デスクトップ Inspiron 3646 レビュー

DELL Inspiron 3646 製品概要


今回ご紹介するのは、安くてスリムなInspiron 3646(HP公式ページ)です。
割引キャンペーンを使うと、3万円台から購入可能となる価格設定はスゴイです。

Inspiron 3646の外観をチェック

Inspiron 3646の外観を詳しくご紹介します。

Inspiron 3646(左)の本体サイズは、10.2cm(幅)×26.7cm(高さ)×38.1cm(奥行)と非常にコンパクト
Inspiron 3646(左)の本体サイズは、10.2cm(幅)×26.7cm(高さ)×38.1cm(奥行)と非常にコンパクト。重さも約4.9kgと軽量です。ノートパソコンのように電源アダプタを取り付ける構造になってます。

Inspiron 3646の前面
Inspiron 3646の前面。背景が映り込むブラックのカラーパネルで高級感はあります。
前面パネルは、常時閉・使用時開のシャッター方式を採用してますので、埃対策にもなります。
前面の左側はパネルが開閉する構造になっており、USB2.0×2とメディアカードリーダー、マイク/ヘッドフォン端子が内蔵されています。右側はトレイロード式 内蔵DVDスーパーマルチドライブです。

背面には、最小限の接続端子のみ搭載されています
背面には、最小限の接続端子のみ搭載されています。上から、音声端子、VGA、HDMI、USB3.0×1、USB2.0×2、LAN、電源コネクタです。USB端子が3つだけなので、前面の2つと併せてバランス良く使う必要があります。

Inspiron 3646の側面
Inspiron 3646の側面。写真左が前面です。吸気用メッシュが大きく確保されており、左側に彫り込まれたようなINSPIRONロゴが配置されています。

Inspiron 3646の側面
Inspiron 3646の側面。写真右が前面です。吸気用メッシュはありません。

Inspiron 3646の上部
Inspiron 3646の上部。吸気用メッシュがあります。

Inspiron 3646の内部をチェック

Inspiron 3646の内部を詳しくご紹介します。

側面パネルを外した状態
側面パネルを外した状態。ネジを外して側板を後ろ方向へ引くと、Inspiron 3646の内部にアクセスできます。内部は非常にスッキリしており拡張性は皆無です。スリムタイプなので、熱に強い個体コンデンサが多めに使われているようでした。

メモリ増設は不可
唯一の拡張性?とも言えるメモリスロットも1つのみなので、メモリ増設は不可です。ただ、Inspiron 3646が想定する用途を考えると、標準の4GBでも十分です。ちなみに、PCI系ボードを拡張するスロットもありません。ここまでシンプルだと潔いです。(笑)

Inspiron 3646の性能をチェック

今回ベンチマークテストを実施したInspiron 3646のカスタマイズ構成は、以下のとおりです。

 Inspiron 3646のカスタマイズ構成

Inspiron 3646のカスタマイズ構成
項目 仕様
OS Windows 8.1
CPU(定格動作周波数) Pentium J2900(2.4〜2.66GHz)
メモリ 4GB
ハードディスク 500GB HDD
ビデオコントローラ Intel HD Graphics

安価な機種だけあって、仕様は最小限です。CPUも安価なPentiumなので、Core iシリーズのような性能は期待できません。

【参考】Inspiron 3646のデバイスマネージャー
【参考】Inspiron 3646のデバイスマネージャー

ハードディスクの性能をチェック

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0を使って、ハードディスクの性能を調べてみました。

安価なノートパソコン並でしょうか
安価なノートパソコン並でしょうか。Webサイトやデジカメ写真の閲覧であれば問題なさそうです。

PCMARK8のStrageスコアは2104
PCMARK8のStrageスコアは2104。動作の重いアプリケーションを使うには不向きです。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCHを使って、Pentium J2900の実力を確認してみました。参考までに、Core i5-4460との性能比較もご紹介します。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。

CINEBENCH R11スコア

4コア・4スレッドで動作周波数は約2.66GHzまで上昇します
4コア・4スレッドで動作周波数は約2.66GHzまで上昇します。動作周波数は悪くありません。

CINEBENCH R11
機種名 Pentium J2900(2.4〜2.66GHz) Core i5-4460(3.2〜3.4GHz)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 0.44 1.51
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 1.82 5.46

同じ4コア・4スレッドのCore i5-4460と比較しましたが、内部コアの構造及び動作周波数が違うせいか、大きな性能差となりました。やはり処理負荷の重い作業には不向きです。

ドラゴンクエスト]の公式ベンチマークテストで性能をチェック

ドラゴンクエスト]の公式ベンチマークテスト
グラフィック設定を「低品質」、解像度を「1280×720」でベンチマーク。評価は「重い」でプレイ不可でした。

Inspiron 3646のまとめ

Inspiron 3646は、非常に安価かつスリムなデスクトップパソコンです。使用用途をWebサイトやデジカメ写真の閲覧、ビジネス用途などに絞り込む方におすすめです。

ただ、個人的には「デスクトップパソコン=高性能」というイメージが強いので、Inspiron 3646の需要がどの程度あるのかよくわかりません。割引キャンペーンを使うと3万円台から購入可能な価格設定は魅力的ですが、少し予算を上乗せして、高性能パーツがカスタマイズ可能な兄貴分のInspiron 3647、もしくは、ノートパソコン&タブレットを購入する方が多いのでは?とも感じました。

Inspiron 3646をデスクトップ用の大型モニタ
ただし、Inspiron 3646をデスクトップ用の大型モニタで使うなら、ノートパソコンでは味わえない快適さが味わえます。モニタとのセット割引も実施されてますので、DELL公式サイトをチェックしてみてください。ちなみに、写真は21.5インチモニタのS2240Lです。


接続端子はHDMI(左)とVGA(右)の2つとシンプルです。安いのでInspiron 3646との組み合わせにピッタリだと思います。

DELL公式サイトリンク

 安くてスリムなInspiron 3646
詳細はInspiron 3646(HP公式ページ)でどうぞ。

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