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DELL Inspiron 620レビューをご紹介!
DELLデスクトップパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/6/8
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Inspiron 620 レビュー TOP > 【概要5】 スリム型の弟分Inspiron 620sとの比較

DELLスタンダードデスクトップ Inspiron 620 レビュー

Inspiron 620は、大人気ロングセラーとなった低価格デスクトップInspiron 580の後継機種。高い基本性能と安価な価格設定が魅力的な、2011年DELLデスクトップパソコンの売れ筋機種です。

DELL Inspiron 620 製品概要

【概要5】 スリム型の弟分Inspiron 620sとの比較

【概要1】 第2世代Core i3プロセッサを搭載する入門デスクトップ Inspiron 620でもご紹介しましたが、Inspiron 620の基本性能はそのままに、本体幅を約半分に抑えたスリム型の弟分Inspiron 620sもラインナップされています。拡張型ビデオコントローラなど一部のパーツがカスタマイズ不可という制限はありますが、設置スペースが少なくて済みますので、パソコン初心者の方や2台目のサブパソコンとしても人気が高いです。

以下に、Inspiron 620とInspiron 620sの詳細比較をご紹介しますので、チェックしてみてください。

Inspiron 620とInspiron 620sの比較
機種 Inspiron 620 Inspiron 620s
製品画像 Inspiron 620 Inspiron 620s
CPU ○第2世代Core i3/i5 ○第2世代Core i3/i5
グラフィック能力 ◎拡張型ビデオコントローラがカスタマイズできる ○一般用途は問題ない
発熱対策 ◎エアフローに余裕があり、長時間の利用も安心 ○CPU負荷が極端に上がると、CPUクーラーのファン音が大きくなる
光学ドライブとカードリーダー ◎横方向で使いやすい ○縦方向で少し使いづらい。
デザイン ◎5色のカラーバリエーションから選択できる ◎5色のカラーバリエーションから選択できる
設置スペース ○一般的なミニタワー型 ◎スリム型なので、ミニタワー型の半分でOK
製品詳細ページ Inspiron620 Inspiron620s

Inspiron 620とInspiron 620sの外観を比較する

正面から比較
正面から比較。【左】Inspiron 620、【右】Inspiron 620s。
拡張型のInspiron 620は、スリム型のInspiron 620sと比べて約2倍ほど幅広です。

前面パネル部を比較
前面パネル部を比較。【左】Inspiron 620、【右】Inspiron 620s。
拡張型のInspiron 620は光学ドライブやメディアカードリーダーが横方向で使いやすく、スリム型のInspiron 620sは縦方向なので少々使いづらさを感じるかもしれません。

天井面を比較
天井面を比較。【左】Inspiron 620、【右】Inspiron 620s。
Inspiron 620には小物を置くメディアトレー部分がありますが、Inspiron 620sにはありません。

本体サイズは、Inspiron 620(写真奥)の方が少しだけ長い
本体サイズは、Inspiron 620(写真奥)の方が少しだけ長いです。

背面から比較
背面から比較。【左】Inspiron 620、【右】Inspiron 620s。
電源ユニット、接続端子、拡張スロットの位置等が違います。さらに、Inspiron 620は通気量を多くするため、排気ファンが搭載されていました。

接続端子を比較
接続端子を比較。【左】Inspiron 620、【右】Inspiron 620s。
接続端子については両機種共、同じですね。

側面から比較
側面から比較。【左】Inspiron 620、【右】Inspiron 620s。
Inspiron 620sは、吸気用のメッシュが2カ所開いてます。

参考までに、内部写真の比較もご紹介しておきます。

内部を比較
内部を比較。【左】Inspiron 620、【右】Inspiron 620s。
拡張型とスリム型の2機種だけあって、内部スペースはかなり差があります。拡張型のInspiron 620は搭載可能なパーツも多いですし、ケーブル配線にも余裕がありますね。内部エアフローにも余裕があるためか、CPUクーラーにも違いが見受けられました。Inspiron 620は小型の65Wタイプ、Inspiron 620sは少し大きな95Wタイプですね。余談ですが、電源容量もInspiron 620が50Wほど多いです。

Inspiron 620の内部を拡大
Inspiron 620の内部を拡大。

Inspiron 620sの内部を拡大
Inspiron 620sの内部を拡大。

内部を比較その2
内部を比較その2。【左】Inspiron 620、【右】Inspiron 620s。
本体ケースの幅が違うので、内部スペースの余裕もかなり違います。

私ならこう買う!Inspiron 620 VS Inspiron 620s

将来長く使うならInspiron 620

Inspiron 620とInspiron 620sの差は、細かい違いはあるものの、ずばり本体ケースの大きさです。パーツの拡張性が高い、内部のエアフロー設計に余裕があるなど、長期間利用における安定感が違います。一般的に、「ケース内部の温度が上がるほど、パーツの寿命は短くなる。」と言われますし、実際のファン音についても、Inspiron 620sと比べるとかなり静かです。

さらに、Inspiron 620では拡張型ビデオコントローラが搭載可能です。GeForce GT420というローエンドタイプですが、3Dゲームでもプレイしない限り性能不足を感じることはありません。将来長く使うなら、拡張型ビデオコントローラのカスタマイズもご検討ください。

唯一のデメリットとしては、設置スペースがInspiron 620sの約2倍もあることでしょうか。そもそも、Inspiron 620は普通のミニタワー型デスクトップですが、Inspiron 620sのコンパクトさに慣れてしまうと大きく見えてしまいます。Inspiron 620本体を液晶モニタの後ろに隠す、机の下に邪魔にならないよう収納するなど、設置スペースが確保できる方にはおすすめですが。

設置スペース優先ならInspiron 620s

「Inspiron 620のようなミニタワー型デスクトップだと設置スペースが確保できない。」という方は、Inspiron 620sがおすすめ。コンパクトな本体ケースに、第2世代Core i3/i5など最新パーツが詰め込まれてますので、ちょっと処理負荷が高い作業でも対応可能です。

反面、拡張スロットが狭くて拡張型ビデオコントローラが搭載できない、内部エアフローに余裕がなくファン音が大きい場合がある、光学ドライブが縦方向で使いづらいなど、拡張型のInspiron 620と比べるとデメリットもありますが、設置スペースが約半分になる利点は何者にも代え難いです。用途が限定できる方にとって、Inspiron 620s+安価なモニタの組み合わせは最強でかもしれません。

上記のように、兄弟機種ながらもちょっと違うInspiron 620とInspiron 620sですが、用途や設置スペースにあわせて御検討ください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

最新パーツを搭載したDELL本気の低価格デスクトップ
Inspiron 620
Inspiron 620

 ロングセラーの正当な後継機種Inspiron 620。
高い基本性能を安価で手に入れたい方にぜひ。→Inspiron620(DELL公式ページ)

【概要4】 Inspiron 620のベンチマークスコアをチェック(概要編)<<  >>【概要6】 Core i7搭載の上位機種XPS 8300と悩む

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