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ページ更新:2011/5/30
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2011年春〜夏版 カスタマイズ最新事情を知ろう

DELLパソコン購入を検討されている方のために、最新のパーツトレンドをご紹介。

7.CPU編 〜ノートパソコン用CPUラインナップ〜

豊富なラインナップと複雑な品番構成

デスクトップパソコンほどではないものの、ノートパソコンのCPU状況も複雑です。

現在の主なCPUラインナップ

デスクトップ同様、ノートパソコン用のCPU製造メーカーは大きく分けてインテル社とAMD社がありますが、現在大半のシェアを占めるインテル製CPUについて詳しくご紹介します。

簡単に比較すると、下記表のようになります。

CPUブランド名 性能 価格 対象層 備考
Core i7 中〜上級者向け デスクトップパソコンに匹敵する性能を誇るクアッドコアCPU。ハイパースレディング機能によって、8スレッド動作するため、画像や動画にも強さを発揮します。ノートパソコンでも性能重視の方におすすめです。
Core i5 一般ユーザー向け 性能と予算のバランスが良い人気シリーズ。下位のCore i3では非搭載の動作周波数自動アップ機能「ターボブースト」を有します。性能面での余裕が大きく、ウイルスチェックを行いながらの並行作業でもパソコン動作が遅くなりにくいので、処理が遅くなりがちなノートパソコンにおすすめです。
Core i3 一般ユーザー向け 以前主流だったCore 2 Duo以上の性能を誇りつつ、比較的安価なので下位ノートパソコンに採用されます。動画編集やエンコード作業を行うヘビーユーザーにはもの足りませんが、それ以外の一般用途であれば問題ありません。予算重視の方におすすめです。
Celeron 予算重視層向け とにかく安い下位CPU。家電量販店の折り込みチラシで"客釣り"のために掲載されている激安パソコンに採用されていることが多いです。DELLでも一部の低価格モデルや法人機種に採用されていますが、コストパフォーマンスは高くありません。性能不足に悩まされる可能性が高いので、避けた方が無難です。

以下に、3種類の売れ筋ノート用CPUにおける概要比較をご紹介します。

Core i7とCore i5とCore i3の概要比較
CPU名 Core i7-2630QM Core i5-2410M Core i3-2310M 備考
コア数 4 2 2 Core i3/i5はデュアルコアCPU、Core i7はクアッドコアCPU
スレッド数 8 4 4 ハイパースレッディング機能を搭載しているCore i7のみ擬似的に8スレッド動作する
ハイパースレッディング機能 全て搭載
定格時の動作周波数 2.00GHz 2.30GHz 2.10GHz 定格時はCore i7が省エネ
ターボ・ブーストによる最大周波数 2.90GHz 2.90GHz Core i3以外は周波数がアップする
ターボブースト機能 Core i3のみ非搭載
3次キャッシュ 6MB 3MB 3MB 上位CPUほど大容量
搭載可能なDELL機種 XPS 17またはXPS 15 XPS 15z New Ins15R 2011年5月29日時点

「Core i5をメインに検討し、予算に余裕があればCore i7を狙う。」というのがCPU選択の基本です。実際、Core i5を搭載していれば性能面では十分なことが多く、動作周波数を自動的にアップするターボブースト機能も搭載しているため、コストパフォーマンスはかなり高いと言えます。

また、ミドルレンジ以上のノートパソコンでは、クアッドコアCPUであるCore i7を搭載する機種が多いです。主に画像・動画編集用途を想定する場合が多く、処理速度が大きく変わります。メールや文書作成などの用途には過大性能ですが、デスクトップパソコンに匹敵する性能を手に入れたい方は狙ってみてください。

定番ベンチマークテスト「CINEBENCH R10」におけるCore i7/Core i5/Core i3のスコア比較イメージ
定番ベンチマークテスト「CINEBENCH R10」におけるCore i7/Core i5/Core i3のスコア比較イメージ(ノート用CPU編)。Core i5/i7が全体的に高性能で、特にマルチスレッドでの伸びがスゴイです。デスクトップパソコン並のスコアをたたき出しています。安価なCore i3は、Core i5/i7と比べるとスコアが少し落ちます。

〜ノートパソコン用CPUラインナップ表〜

現在発売されているノートパソコン用CPUの中から、主なラインナップをリストアップしてみました。2011年5月現在、DELLパソコンでカスタマイズできないCPUも含まれていますが、今後追加される可能性を踏まえて掲載しています。

(CPU名や各数値に関しては、最終的に購入される際に確認してください。記載間違いがあってもご容赦願います。)

Core i7 〜8スレッド動作で快適・爆速!〜

CPU名 コア数/スレッド数 動作周波数
定格時/ターボブースト時
キャッシュメモリ 製造プロセス ハイパースレッディング機能 ターボブースト機能 TDP
(熱設計電力)
Core i7-2920XM 4/8 2.50GHz/3.50GHz 8MB 32nm 55W
Core i7-2820QM 4/8 2.30GHz/3.40GHz 8MB 32nm 45W
Core i7-2720QM 4/8 2.20GHz/3.30GHz 6MB 32nm 45W
Core i7-2630QM 4/8 2.00GHz/2.90GHz 6MB 32nm 45W

とにかく性能にこだわる向けのCPU。DELLでも中上位機種に採用されてます。安価ではありませんが、将来対応としてもおすすめ。デスクトップパソコン並の性能を手に入れることができます。

Core i5 〜コストパフォーマンスが高い売れ筋CPU!〜

CPU名 コア数/スレッド数 動作周波数
定格時/ターボブースト時
キャッシュメモリ 製造プロセス ハイパースレッディング機能 ターボブースト機能 TDP
(熱設計電力)
Core i5-2540M 2/4 2.60GHz/3.30GHz 3MB 32nm 35W
Core i5-2520M 2/4 2.50GHz/3.20GHz 3MB 32nm 35W
Core i5-2410M 2/4 2.30GHz/2.90GHz 3MB 32nm 35W

低価格ノートでは搭載不可となっているだけあり、Core i5の操作感は快適です。動作周波数が自動的にアップするターボブースト機能を搭載している点も見逃せません。ターボブースト機能はCore i3では非搭載なので、Core i5以上の特権です。

Core i3 〜インターネットや文書作成ならこれでもOK!〜

CPU名 コア数/スレッド数 動作周波数
定格時/ターボブースト時
キャッシュメモリ 製造プロセス ハイパースレッディング機能 ターボブースト機能 TDP
(熱設計電力)
Core i3-2310M 2/4 2.10GHz/- 3MB 32nm - 35W

インターネットやメールなど、処理が軽い用途であれば十分対応できます。ただし、ノートパソコンはデスクトップパソコンのようにCPUを交換するのが難しいので、購入当初に、予算の許す限り上位CPUを狙うことをおすすめします。

パソコン納得購入ガイドのおすすめCPU

デスクトップパソコンほど性能を重視しないノートパソコンでも、CPUの核となるコアを2つ持つデュアルコアCPUが主流となり、上位CPUはデスクトップ用CPU同等の4コア/8スレッドを実現しています。

現在の売れ筋CPUはコストパフォーマンスが高いCore i5-2410MとCore i7-2630QMです。前者は安価にもかかわらず高性能、後者はデスクトップパソコン並の性能を有します。

個人的には、ハイパワーなCore i7-2630QMがおすすめです。定格時こそ2.00GHzとそれほど動作周波数は高くないですが、最大時は2.90GHzまで上昇します。像や動画などマルチメディア系用途が主となる方は、ぜひ狙ってみてください。

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