Dimension 9150とDimension 9100の違いとは？

Dimension 9150はDimension 9100の後継機種です。
ただ一部を除いて、性能的にはそれ程変わりません。その違いとは？

Dimension 9150とDimension 9100とを比較してみる

概要を比較すると下記のようになります。

「Dimension 9150」と「Dimension 9100」の違い

機種名	Dimension 9150	Dimension 9100
CPU	HT テクノロジ インテル Pentium 4 プロセッサ 640(2MB L2 キャッシュ、3.20GHz, FSB 800MHz)	HT テクノロジ インテル Pentium 4 プロセッサ 630(2MB L2 キャッシュ、3GHｚ、FSB 800MHz)
ネットワークコントローラ	10/100/1000 Ethernet	10/100 Ethernet
メディアリーダ (オプション)	9 in 1 13 in 1	9 in 1
参考構成価格※	168,000円〜	169,050円〜
製品詳細・見積もり	Dimension 9150	Dimension 9100

※参考構成価格についてはデル株式会社(公式ページ)でのオンライン価格を参考にしています。

１．選択できるCPUの違い

上記の表でもわかりますが、大きく違うのはインテル Pentium 4 プロセッサの周波数性能です。

周波数(3.00GHzや3.20GHz)が大きくなる程高性能となりますので、CPUはパソコンの性能を司るパーツの代表と言っても過言ではありません。つまり、高速なPentium4を選択したい方はDimension 9150が良いということになります。
ただし、Pentium4プロセッサだけでなく、最新のCPUであるインテル PentiumDプロセッサをDimension 9150でもDimension 9100でも選択することができますので、Dimension 9100にこだわる必要はないでしょう。

２．次世代ネットワークコントローラの採用

目に見える違いではないのですが、ネットワークコントローラにおいて、Dimension 9150では「10/100/1000 Ethernet」を採用しています。つまり、LAN接続においてさらに高速な通信が楽しめるようになったということです。

ただし、現在では高速な光接続でのインターネット等においてでも「10/100 Ethernet」あれば充分であり、「10/100/1000 Ethernet」になったからと言って通信速度が目に見えて速くなることはありません。通信速度に余裕ができるという感覚でしょうか。

では、
「10/100/1000 Ethernetはどのような場合に有利なのか？」
ということですが、
例えば動画やデジカメ画像など大容量ファイル転送の場合です。
家庭や職場でパソコン同士をネットワーク(LAN)接続してデータ共有などをされる環境の方も多いのではないでしょうか。

ただ、その他の環境にも色々関与しますので、劇的にその速度が変わることは希です。
しかし、将来における取り扱うデータの大容量化、通信速度の高速化を考えれば有効であり、次世代通信の規格と言われていることも納得できます。

３．13in1メディアリーダが選択できる

単純に使用できるメディアが増えます。ちなみに9in1メディアリーダと比較してみますと、

RSマルチメディアカードはマルチメディアカードの小さいタイプ、
メモリスティックDuoはメモリスティックの小さいタイプです。

コンパクトフラッシュはサイズによってTypeIとTypeIIに分かれます。
TypeIは縦36.4×横42.8×厚さ3.3mm
TypeIIは縦36.4×横42.8×厚さ5.5mm
です。

４．参考構成価格が少しお得！

Dimenison 9150の方が「標準構成価格：168,000円〜」と、Dimension 9100に比べて1,000円程お得です。
反対に言いますと、Dimension 9100(近日発売終了予定)にするメリットがありませんので、Dimension 9150という選択肢となるでしょう。

→詳しくは、Dimension 9150(製品詳細・見積もりページ)へ

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