DELL(デル) Dimension/Inspiron
DELL購入検討日記は、Windows Vistaを搭載したDELLパソコンを納得して購入して頂くための検討コラムです。
ページ更新:2007/1/6
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ビスタプレミアム対応のカスタマイズを考える

Windows Vista(ビスタ)の発売が2007年の1月に迫り、DELLからも「ビスタプレミアム対応パッケージ」が発売され始めました。今購入するなら、将来ビスタへ移行することを前提とした性能のあるパソコンがおすすめです。

9.どれだけ必要?ハードディスクの容量

Windows Vistaへの対応を考える際、大切なパーツといえば、CPU、メモリ、ビデオコントローラの3つです。
では、CPUとメモリに並ぶパーツであるハードディスクはどうなのでしょうか?

規格や速度には問題なし、必要な容量を検討しよう

上記で挙げたCPU、メモリ、ビデオコントローラに比べて、ハードディスクの性能に関しては寛大です。そのため、Windows Vistaに対応することが目的であれば、ハードディスクの転送速度にこだわる必要はありません。

快適性や処理速度を考えると、もちろん低速回転タイプよりも高速回転タイプがおすすめですが、Windows Vistaに対応するだけであれば、単純にハードディスクの容量だけを検討すればよいことになります。

Windows Vistaのインストールに必要な容量

Windows Vistaに必要なハードディスク容量は、以下のとおりです。

ハードディスク容量 Windows Vista Capable
(最低条件)
Windows Vista Premium Ready
(推奨条件)
最大容量 20GB以上 40GB以上
空き容量 15GB以上 15GB以上

快適な動作を求めるために、推奨条件である最大40GB以上となります。
現在のDELLパソコンでは、ノートパソコンの最低容量でも60GBですので問題ありません。

ただし、
ハードディスク容量に余裕がなくなるほど、パソコン全体の動作が鈍くなる。
という状況を踏まえて、”あとどれだけデータを保存・利用するか”を考えましょう。

あとどの程度のハードディスク容量が必要か

DELLの公式ページには、推奨ハードディスク容量が次のように書かれています。

デスクトップパソコンの場合
パソコンの使用目的 推奨ハードディスク容量
Eメールやインターネット閲覧 40GB以上
デジタルカメラ画像(静止画)保存、動画保存 80GB以上
デジタルビデオカメラデータ(動画)保存、テレビ録画など 160GB以上
ノートパソコンの場合
パソコンの使用目的 推奨ハードディスク容量
Eメールやインターネット閲覧 30〜40GB以上
デジタルカメラ画像(静止画)保存、動画保存 60GB以上
デジタルビデオカメラデータ(動画)保存、テレビ録画など 80GB以上

個人差がありますので、上記の推奨容量を確保しておけば良いというものではありません。
各ご自身の使用目的にあわせて、余裕を持った容量選択としておきましょう。
ちなみに私個人的には、上記推奨容量の1.5倍程度がおすすめです。

お買い得なハードディスクを選ぼう

最近は、600万〜1000万画素という高画素デジカメや、テレビやビデオカメラで録画した動画など、とにかくデータ量の多いファイルが目白押しです。この傾向はこれからも続くでしょうし、DVDなど外部メディアへのデータ移動だけでは、とても手に負えません。

このことからも、デスクトップパソコン、ノートパソコンにかかわらず、ハードディスクはできるだけ大容量タイプを選択しておくことがポイントです。

ただし、容量が多ければ良いというものでもありません。
ある程度容量が多くなると、値段が急激に上がってしまいます。

例えば、60GBのハードディスクが5,000円で購入できるのに、2倍の容量を持つ120GBのハードディスクが10,000円以上してしまうと、かえって割高になります。

1GB当たりの単価を計算する

そこでおすすめなのが、1GB当たりの単価(円/GB)を計算する方法です。

例えば、

  • 250GBで15,000円のハードディスクだと、15,000円÷250GB=60円/1GB
  • 300GBで20,000円のハードディスクだと、20,000円÷300GB=約66.6円/1GB

となり、上の方がお得になります。
外付けタイプのハードディスクも含めて検討してみることをおすすめします。

確認しておきますが、ハードディスク容量の決定は、あくまでパソコンの使用目的が最優先です。
その後、コストパフォーマンス(単価:円/GB)を比較・検討してみましょう。

 詳しくは、デルオンラインストア(デル公式サイト)をご参照下さい。

次回は、ハードディスクの容量から見た、おすすめの機種について検討したいと思います。

8.ビデオコントローラから、おすすめの機種を決める<< >>10.ハードディスクの容量から見た、おすすめの機種

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