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DELL OptiPlex 3090レビューをご紹介!DELLのパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2022/4/9
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第10世代Coreプロセッサ+基本的なビジネス向けデスクトップ
OptiPlex 3090 レビュー

DELL OptiPlex 3090 製品概要

基本的なビジネス向けデスクトップ OptiPlex 3090

今回ご紹介するのは、第 10 世代インテルプロセッサーを搭載し、クラス最高のセキュリティと管理機能を備えたOptiPlex 3090です。タワーおよびスモール フォーム ファクターのビジネス向けエントリーデスクトップです。

OptiPlex 3090の外観
OptiPlex 3090の外観。写真は大きいですが、本体サイズは324mm(高さ)×155mm(幅)×292mm(奥行)とコンパクトなミニタワーです。

 第10世代Coreプロセッサ+基本的なビジネス向けデスクトップ OptiPlex 3090。
詳細はOptiPlex 3090タワーとスモール フォーム ファクター(DELL公式ページ)をご参照ください。

OptiPlex 3090の前面をチェック

OptiPlex 3090の前面を拡大
OptiPlex 3090の前面を拡大。上から、光学ドライブ(オプション)、電源ボタン、ハードディスクアクセスライト、オーディオ、USB2.0×2です。接続端子はビジネス用途に必要な最小限というイメージ。

中央にDELLロゴを配置
中央にDELLロゴを配置。

第10世代Core プロセッサを搭載
第10世代Core プロセッサを搭載。今回ご紹介しているOptiPlex 3090は、高パフォーマンスなCore i5を搭載しています。安価なCore i3もカスタマイズ可能ですので、目的や予算に応じてご検討ください。

OptiPlex 3090の背面をチェック

OptiPlex 3090の背面
OptiPlex 3090の背面。上から、ラインイン/アウト、Display Port×2、USB3.2 Gen1 Type-A×2、USB2.0×2、有線LAN、拡張スロット、電源ユニットです。背面側にUSB端子が数多く搭載されてますので、常時接続の周辺機器が多くても対応可能です。

ビデオコントローラが非搭載の場合、モニタとの接続はDisplay Port一択となりますのでご注意ください。

OptiPlex 3090の内部をチェック

OptiPlex 3090の内部を詳しくご紹介します。

OptiPlex 3090の内部
OptiPlex 3090の内部。側面を固定している背面側のネジを取り外して、側板を手前方向に引くと、簡単に内部にアクセス可能です。OptiPlex 3090は、スペースに余裕があります

CPUクーラーカバー

CPUクーラーカバー
CPUクーラーカバーを取り外した状態。外部へ直接排熱できる特大サイズです。

CPUクーラーカバーを外した状態
CPUクーラーカバーを外した状態。CPUクーラーが付いてます。一般的なサイズです。
CPUファン周辺は、熱に強い固体コンデンサが多く使われています

メモリは最大2枚まで搭載可能です。写真では、左に1枚搭載しています。

電源ユニット

OptiPlex 3090の電源ユニット
OptiPlex 3090の電源ユニット。最大出力は260Wで安定性が高い80PLUS(ブロンズ)です。

前面側のエアフロー

前面から大量のエアフローにより、効率的に内部を冷却し、安定性の高い動作を確保します。
前面から大量のエアフローにより、効率的に内部を冷却し、安定性の高い動作を確保します。
ハードディスクは前面側にネジ留め。ハードディスクの排熱も効率的です。

 第10世代Coreプロセッサ+基本的なビジネス向けデスクトップ OptiPlex 3090。
詳細はOptiPlex 3090タワーとスモール フォーム ファクター(DELL公式ページ)をご参照ください。


【性能編】 OptiPlex 3090の性能をベンチマークテスト

OptiPlex 3090の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

OptiPlex 3090のカスタマイズ構成
項目 OptiPlex3090 ミニタワー プレミアムモデル(大容量HDD搭載)
OS Windows 11 Home, 日本語
CPU(定格動作周波数) 第10世代 インテル Core i5-10505 (6 コア, 12MB キャッシュ, 3.2GHz ー 4.6GHz, 65W)
メモリ 4GB, 1x4GB, DDR4 非-ECC メモリー
ハードディスク 3.5インチ 1TB 7200 RPM HDD, 64 MB キャッシュ
ビデオコントローラ インテル 内蔵 グラフィックス
※最新のカスタマイズは、OptiPlex 3090タワーとスモール フォーム ファクター(DELL公式ページ)をご参照ください。

OptiPlex 3090のデバイスマネージャ
OptiPlex 3090のデバイスマネージャ

「第10世代インテル Core i5-10505 プロセッサー (6コア, 12M キャッシュ, 3.2GHz - 4.6GHz)」をCPU-Zで見る
「第10世代インテル Core i5-10505 プロセッサー (6コア, 12M キャッシュ, 3.2GHz - 4.6GHz)」をCPU-Zで見る。驚異の6コア/12スレッドで、動作周波数は最大4.6GHzまで上昇します。

SSDとハードディスクの性能をチェック

OptiPlex 3090が搭載する3.5インチ 1TB 7200 RPM HDD, 64 MB キャッシュの性能をご紹介します。

CrystalDiskmark

まずは、定番ベンチマークであるCrystalDiskmarkで比較してみました。

3.5インチ 1TB 7200 RPM HDD, 64 MB キャッシュ
最新タイプのCrystalDiskmark 8.0で、3.5インチ 1TB 7200 RPM HDD, 64 MB キャッシュを測定

ハードディスクなので、速度は遅めです。
予算に余裕があれば、SSDのカスタマイズをおすすめします。

参考までに、旧タイプのCrystalDiskmark 6.0スコアも掲載しておきます。

3.5インチ 1TB 7200 RPM HDD, 64 MB キャッシュ
(参考)旧タイプのCrystalDiskmark 6.0で、3.5インチ 1TB 7200 RPM HDD, 64 MB キャッシュを測定

ATTO Disk Benchmarkで比較

もう1つの定番ベンチマークであるATTO Disk Benchmarkで、詳細に比較してみました。
読み書き速度のご参考にしてください。

3.5インチ 1TB 7200 RPM HDD, 64 MB キャッシュ
ATTO Disk Benchmarkで「3.5インチ 1TB 7200 RPM HDD, 64 MB キャッシュ」をテスト。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、第10世代インテル Core i5-10505 プロセッサー (6コア, 12M キャッシュ, 3.2GHz - 4.6GHz)の実力を確認してみました。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するベンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。

CINEBENCH R11における第10世代インテル Core i5-10505 プロセッサー (6コア, 12M キャッシュ, 3.2GHz - 4.6GHz)のスコア
CINEBENCH R11における第10世代インテル Core i5-10505 プロセッサー (6コア, 12M キャッシュ, 3.2GHz - 4.6GHz)のスコア

CINEBENCH R11
機種名 第10世代インテル Core i5-10505
(6コア/12スレッド、3.2〜4.6GHz)
(参考)
第10世代 インテル Core i7-10510U
(2コア/4スレッド、1.8〜4.90GHz)
(参考)
第10世代 インテル Core i3-10110U
(2コア/4スレッド、2.1〜4.10GHz)
(参考)
第7世代
Core i5-7300U
(2.6〜3.5GHz)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 2.23 2.03 1.89 1.64
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 14.94 6.42 4.31 3.91

旧世代のCPUと比較してみました。

「第10世代インテル Core i5-10505」は、高い性能を維持していることがわかります。

特に、6コア/12スレッドの威力は抜群で、マルチスレッド時のスコアは驚異的です。第10世代 インテル Core i7-10510Uの約2倍はスゴいです。

参考までに、「CINEBENCH R15」と「CINEBENCH R20」、最新版の「CINEBENCH R23」のスコアも掲載しておきます。
他機種との性能比較の参考としてください。

CINEBENCH R15における第10世代インテル Core i5-10505 プロセッサー (6コア, 12M キャッシュ, 3.2GHz - 4.6GHz)のスコア
CINEBENCH R15における第10世代インテル Core i5-10505 プロセッサー (6コア, 12M キャッシュ, 3.2GHz - 4.6GHz)のスコア

CINEBENCH R20の第10世代インテル Core i5-10505 プロセッサー (6コア, 12M キャッシュ, 3.2GHz - 4.6GHz)のスコア
CINEBENCH R20の第10世代インテル Core i5-10505 プロセッサー (6コア, 12M キャッシュ, 3.2GHz - 4.6GHz)のスコア

最新版のCINEBENCH R23の第10世代インテル Core i5-10505 プロセッサー (6コア, 12M キャッシュ, 3.2GHz - 4.6GHz)のスコア
最新版のCINEBENCH R23の第10世代インテル Core i5-10505 プロセッサー (6コア, 12M キャッシュ, 3.2GHz - 4.6GHz)のスコア

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は3026
一般的な使い勝手の「Home」は3026。
普段使いはOK。

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3493
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3493。
クリエイティブ用途に特化しなければ十分使える。

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は3900
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は3900。
ビジネス用途としては十分。

SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は2703
ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」は2703。
ハードディスクなので遅めです。SSDがおすすめ。

 第10世代Coreプロセッサ+基本的なビジネス向けデスクトップ OptiPlex 3090。
詳細はOptiPlex 3090タワーとスモール フォーム ファクター(DELL公式ページ)をご参照ください。



【まとめ】 基本的な性能を有する、ビジネス用途エントリーデスクトップ

OptiPlex 3090は、第 10 世代インテルプロセッサーを搭載し、クラス最高のセキュリティと管理機能を備えた、タワーおよびスモール フォーム ファクターのビジネス向けエントリー デスクトップです。

保守サービスも手厚く、「ProSupport & 翌営業日対応オンサイト保守サービス, 36 ヶ月」が標準です。

反面、同性能である個人向けのInspiron コンパクトデスクトップ(3891)と比較すると、価格が高めです。
コストパフォーマンスを考えると、個人向けであれば、Inspiron デスクトップがおすすめです。

OptiPlex 3090とInspironコンパクト デスクトップ(3891)の比較
機種 OptiPlex 3090 Inspironコンパクト デスクトップ(3891)
用途 ◎クラス最高のセキュリティと管理機能を備える ○一般的な個人向け
CPU ○第10世代Core i3/ i5 第10世代Core i3/第11世代Core i5
ストレージ ○3.5インチハードディスクが標準搭載
(オプションでSSD)
◎SSDが標準搭載
保守サービス ◎ProSupport & 翌営業日対応オンサイト保守サービス、36 ヶ月 ○Basic(引き取り修理)、12ヶ月
寸法/重量 ○ミニタワー
高さ:324 mm
幅:155 mm
奥行き:292 mm
最小重量:5.10 kg
○ミニタワー
高さ:324.3 mm
幅:154 mm
奥行き:293 mm
最小重量:4.94 kg
価格(2022年4月10時点) ○カスタマイズにもよるが少し高い
106,594円〜
◎カスタマイズにもよるが全般的に安い
48,344円〜
DELL製品ページ OptiPlex 3090タワーとスモール フォーム ファクター Inspironコンパクト デスクトップ (3891)
パソコン納得購入ガイドのレビュー 本レビュー Inspironコンパクト デスクトップ (3891) レビュー

比較すると一目瞭然ですが、OptiPlex 3090はビジネス用途で保守サービスが手厚いです。

反面、Inspironコンパクト デスクトップ(3891)は高性能で安価です。

用途と予算を踏まえて、OptiPlex 3090にするかInspironコンパクト デスクトップ(3891)にするか、ご検討ください。

DELL公式サイトリンク

 第10世代Coreプロセッサ+基本的なビジネス向けデスクトップ OptiPlex 3090。
詳細はOptiPlex 3090タワーとスモール フォーム ファクター(DELL公式ページ)をご参照ください。

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