FlexScan EV2334W-DLのレビューをご紹介。画像や動画が主用途の方におすすめです。Web限定かつ500台限定なのでお早めにどうぞ。
EIZO 「FlexScan EV2334W-DL」 レビュー
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FlexScan EV2334W-DL 詳細編
【詳細編 その2】 「FlexScan EV2334W-DL」の高画質機能をチェック
広視野角パネルを採用
FlexScan EV2334W-DLは、見る位置や角度による色合いやコントラストの変化が少なく、鮮明で安定した色調を再現する広視野角タイプのVAパネルを採用しています。ワイド画面の隅々まで鮮明で安定した色調が楽しめます。
安価なパネルを採用するモニタでは視野角が狭いパネルが採用されていますが、FlexScan
EV2334W-DLでは広視野角パネルを採用しているため色の変化が少ないです。
写真では伝わりにくいですが、どの角度から見ても色がほぼ一定です。10万円超もする最高級のIPSパネル採用モニタにはかないませんが、一般用途であれば視野角が狭いと感じることはありません。
FlexScan EV2334W-DLをDELLの標準モニタと比較
FlexScan EV2334W-DLをDELLの標準モニタであるDELL ST2210(21.5インチワイド)と比較してみました。ちなみに、DELL ST2210は安価なTNパネルを採用するエントリーモニタであり、20,000円以下で購入可能です。
左がFlexScan EV2334W-DL、右がDELL ST2210。FlexScan EV2334W-DLが23インチワイドなので多少大きく感じます。
斜め約30度前後斜め方向から見る。左がFlexScan EV2334W-DL、右がDELL ST2210。
FlexScan EV2334W-DLは色の変化がほとんど感じられませんが、DELL ST2210では早くも青→黒っぽい変化が見受けられます。
斜め約45度前後斜め方向から見る。左がFlexScan EV2334W-DL、右がDELL ST2210。
相変わらずFlexScan EV2334W-DLの色変化はほとんどありませんが(フードの影で一部が暗くなってますが)、DELL
ST2210ではかなり黒っぽくなってきました。
FlexScan EV2334W-DLを下方向からのぞき込んだ写真。色の変化は横方向と同じく、ほとんどありません。
DELL ST2210を下方向からのぞき込んだ写真。下から見ても、色が黒っぽく変化しているのが確認できます。
最近は20インチ以上の大型モニタがかなり安いですが、安価なTNパネルを採用するなど品質もそれなりです。
お断りしておきますが、今回ご紹介しているDELL ST2210が粗悪なのではなく、他メーカーの安価なモニタも同じです。インターネットや文書作成など一般的な用途であればTNパネル採用モニタでも問題ありませんが、写真や動画などデジタルコンテンツ系用途であれば広視野角パネルを採用した中級価格帯モニタを是非狙ってみてください。
Power Resolution技術で、クリアな映像を表示
FlexScan EV2334W-DLは、Power Resolutionと呼ばれる技術で画像の解像感を強調。クリアな映像を表示し、低解像度な動画の視聴にもおすすめです。またゲームやアニメ映像に適したガンマモード（Power
Gamma）も搭載し、コントラスト感を向上することで、より立体的でメリハリのある映像を楽しむことができます。
実際にPower Resolution技術を使って、写真を比較してみました。
Power Resolutionオフ。全体にフワッとした画質です。
Power
Resolutionオン。フワッとした画質から、ビシッと細部まで輪郭が強調される画質に変化します。強調の度合いは好みに合わせて3段階で調整可能です。普通の写真を描画するには不向きですが、ゲームはもちろん、解像度が低い動画視聴などの際に使ってみてください。
コンテンツに合わせて適した表示モードを選べるFineContrast機能搭載
FlexScan EV2334W-DLをはじめとするEIZOモニタには、FineContrast(ファインコンストラクト)と呼ばれる機能画搭載されています。
FineContrast機能というのは、テキスト、デジカメ画像、映画、ゲームなど、表示するコンテンツに合わせて最適な6つのモードが簡単に選べる機能のことで、「Text」モードでは目にやさしい落ち着いた表示、「Cinema」モードでは映画の鑑賞に適した表示、「Game」モードでは自動的にPower ResolutionとPower Gammaが起動して細部の質感までクリアな描画が楽しめます。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、6つのモードの描画個性について写真で比較してみました。
Text(テキスト)。明るさを抑えることによって、文字を見やすく かつ 目が疲れにくいモード。文書作成などビジネス用途に最適。
Picture(ピクチャ)。こちらも明るさを抑えて、全体に落ち着いた雰囲気にするモード。派手さはないですが、まったりとした質感で描画されます。デジカメ写真の鑑賞にはこのモードがおすすめ。
a
Cinema(シネマ)。上記の2モードに比べると濃厚な描画が楽しめるモード。名前の通り、映画や地デジ視聴に最適です。
Game(ゲーム)。前述しましたが、自動的にPower ResolutionとPower Gammaが起動して細部の質感までクリアに表示してくれるモードです。かなり輪郭が強調されます。
sRGB(エスアールジービー)。業界標準のsRGB色を正確に表示できるモード。Webサイトの閲覧などにおすすめ。
Custom(カスタム)。自分好みに色を調整できるモード。こだわりがある方は使ってみてください。
各種モードの切り替えは、モニタ下にあるMボタン(左ボタン、右ボタン)を押すだけの簡単操作です。
EIZOダイレクト公式サイト 製品詳細ページ
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