DELL(デル) Dimension/Inspiron XPS M1210の製品情報やお勧めカスタマイズを中心に、初心者の方にもわかりやすく紹介しておりますので、DELL製品の購入を検討しておられる方は是非ご活用下さい。
 ページ更新:2007/2/6
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XPS M1210 カスタマイズ項目検討

XPS M1210は、とにかく性能にこだわった、DELLノートパソコン最高峰機種です。
最新のCPUや大容量メモリはもちろん、デスクトップパソコンにも負けない性能を誇る、高性能モバイルパソコン。
大人気だったInspiron 710mの、後継機種です。

XPS M1210 カスタマイズ項目 一覧
1.台数
2.オペレーティングシステム
3.CPU
4.メモリ
5.ハードディスク
6.ハードディスクパーティション
7.ビデオコントローラ
8.TVチューナ
9.スピーカ
10.マウス
11.マイクロソフトOffice製品
実際に見積もりしてみよう!
 
※説明の項目は、デル株式会社の「XPS M1210」見積りページのカスタマイズ項目です。
(説明不要な項目は省略しています)
※下記のカスタマイズ項目やグレードアップ金額は2006/6/5現在のものです。
※選択するパッケージ(スタンダードパッケージやテレビCMパッケージ等)によって選択できない項目があります。

1.台数

詳しく説明

もちろん何台購入するかです。
仮に2台購入場合、同じカスタマイズにするのであれば2台と記入すればOKです。

違うカスタマイズにしたい場合は1台ずつ見積もりする必要があります。
まず1台目を見積もりしてカートに入れておきます。その後、2台目のカスタマイズをしてカートに入れ、最後に支払いの手続きを行う必要があります。もちろん割引クーポンなどもその時使う事ができます。

ポイント!

●1台のみ購入する場合は1台。
●2台購入する場合で、同カスタマイズにする場合は2台。
●2台購入する場合で、別カスタマイズにする場合は1台ずつカスタマイズ。

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2.オペレーティングシステム

詳しく説明

一般的には、「Home Premium」がオススメです。
ビスタのならではの美しいグラフィック機能エアロや映像・音楽関連ソフトも豊富に標準装備されています。
事実、ほとんどの方はこの「Home Premium」を選択されるでしょう。

シンプルなOSが良いという方には、「Home Basic」がおすすめです。
大容量メモリや高いグラフィック機能が必要となるエアロは使用できませんが、安さと動作の軽さは1番です。ただしエアロだけでなく、他の機能もかなり省略されていますので、「インターネットやメール、文章作成がメイン」というように使用目的が特化している方でないとオススメできません。

対して企業用として販売されているのが、「Business」です。
エアロ機能はもちろん、セキュリティ機能が高いのが特長で、システムやデータのバックアップ機能も標準搭載しています。データを失うと業務に差し障る企業向けと言えるでしょう。
ただし、映像・音楽関連のマルチメディア機能が省略されていますので、個人向けとは言い難いと思います。「Home Premium」の上位版ではありませんので、ご注意下さい。

また、これら全ての機能を有している最上位エディションが、「Ultimate」です。
個人用、業務用共に機能が充実していますので、ヘビーユーザーの方にも最適です。
価格が多少高めですので、パソコン初心者の方には不向きだと言えるでしょう。

ビスタの主な機能比較

各エディション別機能比較です。

主な機能 Home Basic Home Premium Business Ultimate
半透明化や3Dグラフィック表示機能 エアロ ×
保護者による機能制限 ×
家電プレーヤーのように簡単な操作ができる Windows Media Center × ×
画像の管理編集ソフト Windows フォトギャラリー
動画の編集ソフト Windows ムービーメーカー × ×
DVD作成ソフト Windows DVDメーカー × ×
データ復元ができるシャドウコピー機能 × ×
パソコンシステムのバックアップ機能 × ×

※さらに詳しい比較は、「Windows Vista(ビスタ)特集ページ 8.Windows Vista エディション比較」をご参照下さい。

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3.CPU

詳しく説明

性能を重視するのであれば、CPUの選択はこだわりたいポイントです。

選択できるCPUは、「インテル Core Duoプロセッサ」と「インテル Celeron M プロセッサ」の2つに分かれます。

処理負荷の高い、3Dゲームや動画編集、ファイルのエンコードなどは、CPUの性能がそのまま影響します。
また、マルチタスク(複数の作業を同時に処理する)環境においても、デュアルコアを採用している「インテル Core Duoプロセッサ」は別格です。
そのため、予算が許すのであれば、グレードアップ料金が多少高くても上位CPUを狙うことをお奨めします。

反対に、パソコン初心者の方や必要最小限の使い方しかしないという方は、最小構成でも充分だと思います。
編集作業・ファイル変換といった、ある程度レベルの高い作業にならないと、CPUの性能差を実感できない場合が多いので、上位CPUにグレードアップしても、その差は体感できないかもしれません。

ちなみに、CPUは高性能なものほど良いのは当たり前ですが、上位CPUへのグレードアップ料金は、かなり値が張ります。

このレベルになってきますと、どうしてもグレードアップ料金が高くなりますので、予算がギリギリであれば、「T2300E」でも良いと思います。
ちなみに、2006/6現在の、「T2300E」→「T2500」へのグレードアップ料金は、22,000円(税抜)です。

※CPU詳細はインテル製品ページを参照下さい。

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4.メモリ

詳しく説明

メモリは、パソコンが一度に処理できる作業の量を決定します。大容量のメモリを搭載していれば、それだけ作業できる量が増えますので、ExcelとWordを同時に使用したり、デジカメ画像を一度にたくさん開いたりする時もストレスなく作業ができます。

推奨メモリ容量
Eメールやインターネット閲覧          ・・・ 256MB
複数プログラムの同時起動、画像編集    ・・・ 512MB以上
ホームページの作成               ・・・ 512MB以上
高性能ゲーム・動画編集             ・・・  1GB以上

インターネットやメール、デジカメ画像管理などには512MBでも充分ですが、高画素なデジカメ画像やビデオカメラで撮影した動画の編集作業をする可能性があれば、1GB以上必要となります。

さらに、最新の3Dゲームや複雑な動画編集をメインに楽しむ方は、2GBメモリを推奨します。

最近のパソコンでは、マルチタスク処理が多くなり、メモリ容量が圧迫されがちです。
しかも、これから発売されるアプリケーションも、大容量メモリを必要とすることに間違いないでしょう。

一昔前は、2GBメモリはとんでもない値段が付いていましたが、かなり価格も下がってきています。
これから、劇的に価格下落が起こる可能性を待つよりも、数年間快適な作業環境を得られる方が、結果的にメリットがあるのではないでしょうか。

値段の差は次のとおりです。

容量 価格差
4GB(2GBx2) \332,800(?)
2GB(1GBx2) +\37,000
1GB(512MBx2) +\16,800
512MB(256MBx2) -
※上記比較は、全て512MB(256MBx2)を基準としています。
価格は、2006/6/6現在です。

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5.ハードディスク

詳しく説明

データの保存に必要なハードディスク。
最近、大容量・低価格化が進んでおり、かなりお買い得感が出てきました。

一般的に、ノートパソコンには、ハードディスクを1台しか内蔵できません。
デスクトップパソコンのように、後で簡単にハードディスクを増設することができませんし、データの移し替えも面倒です。
パソコン初心者の方にとっては、頭の痛い話だと思います。

最近では外付けのハードディスクも低価格で普及していますので簡単に思えますが、やっぱり外付けですと邪魔になって仕方ありません。
また、動画等の容量が多いデータを保存する場合はDVDを使うこともありますが、やはりハードディスクと比べると気軽に使えません。
しかも、インストールするソフトの必要な容量も年々増加していますので、ハードディスク容量が足りなくなる可能性があります。
そのため、ハードディスクはできるだけ容量の大きいものをオススメします。

ハードディスクのカスタマイズのポイントは、もう1つあります。
それは、ディスクの回転数です。

容量の後ろに7200回転、5400回転と書かれている数字のことなのですが、この回転数はパソコンの処理能力にも影響するのです。
パソコンで処理されるデータは、CPUやメモリ、ハードディスク間を絶えず、行ったり来たりしています。
そのため、ハードディスクのデータ転送速度が遅いと、パソコン全体の処理速度にも影響してしまうのです。
パソコンの処理速度や快適性を優先したい方は、容量よりも回転速度を重視したカスタマイズが必要です。

特に、ゲームやグラフィックソフトといった、扱うデータ量が多くて処理負荷の高い作業になると、その差は顕著になります。
XPS M1210を購入しようと考えていらっしゃる方は、ずばり、容量よりも回転数です。

推奨ハードディスク容量
Eメールやインターネット閲覧                   ・・・ 30〜40GB以上
デジタルカメラ画像(静止画)保存、動画保存          ・・・ 60GB以上
デジタルビデオカメラデータ(動画)保存、テレビ録画など   ・・・ 80GB以上

ちなみに値段の差は次のとおりです。1GB増当たりの単価をから考えますと、80GBがお得ではないでしょうか。
容量 価格差(80GB基準)
120GB SATA HDD(5400回転) +\11,000
100GB SATA HDD(7200回転) +\13,000
100GB SATA HDD(5400回転) +\5,000
80GB SATA HDD(7200回転) +\6,000
80GB SATA HDD(5400回転) -

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6.ハードディスクパーティション

詳しく説明

パーティションというのは、ハードディスク内における容量の割り当てのことです。1台のハードディスクを複数の領域に区切って、あたかも複数台のハードディスクがあるかのように利用することができます。

パーティションを区切っておかない場合はハードディスクは1つのドライブ(Cドライブ)として認識されます。反対にパーティションを区切ると、ハードディスクは2つのドライブ(CドライブとDドライブ)として認識されます。もちろん、実際は1つのハードディスクしかありません。

なぜ、このようなことをわざわざするのかとお思いの方もおられるでしょう。その理由としては、簡単に次のようなことがあります。

  1. ハードディスクの使用効率を上げることができる
  2. パーティションごとに違うOS(オペレーションシステム)をインストールして、複数のOSを1台のハードディスクの中に共存させることができる
  3. パソコンに不具合が出たり、Windowsのグレードアップや購入時の状態に戻すためにWindowsを再インストールする場合、Cドライブだけを更新してDドライブはそのまま残しておくことができるため、Dドライブに入っているデータが消えることを防ぐことができる
  4. CドライブWindowsやExcel等のソフトをインストールしたりするための「OS用の領域」、Dドライブはデータを保存しておく「データ用の領域」として使うとファイル情報が消失するなどの事故が起きた際に、被害を小さくすることができる

こう言った使い勝手の向上が主な理由です。パーティションは一度決定してしまいますと、WindowsなどOSを再インストールしなおさないと変更できませんので、注意が必要です。基本的にCドライブは40GBあれば充分だと思います。

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7.ビデオコントローラ

詳しく説明

ビデオコントローラは、ずばりゲームや動画をどこまで楽しむかがポイントです。
DVD映画を時々楽しむ程度であれば、特に予算をかける必要はありませんが、ゲームなどグラフィック能力を必要とする場合には必要となります。

例えば、CPUやメモリがいくら性能の良いパーツであってもビデオコントローラーが低性能だと意味がありません。

ただし、グレードアップ料金は他のパーツと比較して割高になる傾向がありますので、プレイしたいゲームの公式ホームページで、推奨性能を確認しておきましょう。

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8.TVチューナ

詳しく説明

テレビを気軽に楽しみたい方は、専用の「USB 外付け TVチューナ+リモートコントローラ」が選択可能です。

カード名 エンコード TVチューナ 高画質機能 ビデオ入力端子 対応OS ソフトウェア機能
TVT2 USB 外付けTV チューナ ハードウェアMPEG2エンコード 地上アナログ放送 ゴーストリダクション、ノイズリダクション S-video、アンテナ、USBポート、RCA(ビデオ、ステレオ音声)x各1 Windows Media Center Edition 日本語版 iEPG, 追っかけ再生、etc

※詳細は、デルオンラインストアでご確認下さい。

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9.スピーカ

詳しく説明

本体にスピーカーは内蔵されていますので、スピーカーを別途購入しなくても音楽は聴けますし、操作音も鳴ります。
ただ、スピーカーの性能はあまり良くありませんので、大音量で聴くとスピーカー周辺が振るえたり、高音質を期待できないのは当然です。
しかも、最新の3Dゲームを楽しむなら、音質にもこだわっておきたいところです。

そこで、気軽に高音質を楽しみたい方には、「A215スピーカー」がお勧めです。
外形:高さ:177.5mm、幅:77.5mm、奥行:95mm、出力1.5Wx2と最低限の性能があり、電源ボタン、ボリュームコントロールも付いていますので手軽に使えます。

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10.マウス

詳しく説明

細かい作業や使い勝手を考えると、やはりマウスは必須です。
シンプルなUSBタイプのDELLオリジナルマウスがありますので、本体との見た目の相性を考えますと付けておいても良いでしょう。もし、今使われているUSBマウスがあれば無理に購入する必要はありません。

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11.マイクロソフトOffice製品

詳しく説明

インターネットやメール、DVD/CD鑑賞が使用目的であれば必要ありませんが、Word/Excelを使うのであれば選択が必要です。

ソフトには「単品パッケージ版」と「プリインストール版」があります。「単品パッケージ版」はソフトを単独で買う場合、つまり近くのお店で購入する場合です。「プリインストール版」はパソコン本体を購入する場合にのみ一緒に購入できるタイプで、その分値段がかなりお得になります。値段が安いからと言っても、性能自体は同じです。さらに、「プリインストール版」を一緒に購入された場合はインストールしてから配送してもらえますので、家に着いたらすぐに使うことができるます。

次に 「Personal Edition」と「Professional Edition」の違いについてですが、使用することができるソフトの概要は下記のとおりです。

Microsoft Office Personal Edition 2003 ・・・ Word、Excel、Outlook
Microsoft Office Professional Enterprise Edition 2003 ・・・ Word、Excel、Outlook、Power point、Access等

「Word」と「Excel」はどちらでも使えますので、「Powe rpoint」と「Access」を使うか使わないかです。
仮に「Power point」だけを使うのであれば、 「Personal Edition」と下記の「Power point 2003」の単品パッケージを購入すれば良いでしょう。
※詳しい詳細はマイクロソフト社製品ページをご参照下さい。

あと、「Adobe Acrobat 6.0 Standard」についてですが、これはPDFファイルを自分で作成できるソフトです。
自分が作ったWordやExcel、デジカメ画像などを配付したいけれども、サイズが大きすぎて難しい場合に画質はさほど変更せずに、ファイルサイズをものすごく小さくできるため今や世界標準のファイル形式となっています。

拡張子が「○○○.pdf」というファイルがこの形式に当たり、ホームページからダウンロードする時にも見たことがある方も多いと思います。このPDFファイルを開いて見るだけであれば、Adobe社から無料で配布されている「Adobe Acrobat Reader」をインストールしておくことによって可能になります。ただ、PDF形式に変換することは業務等で使う機会が多いとので、個人で使われることはあまりないと思います。
詳しい情報については、Adobeホームページをご参照下さい。

ちなみに値段の差は次のとおりです。
最低限ご使用を考えておられるソフトの組み合わせを検討してご購入下さい。

ソフト名 価格差
Personal +\21,000
Professional +\48,300
Personal +Acrobat 6.0 +\24,500
Professional +Acrobat 6.0 +\51,300

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実際に見積もりしてみよう!

このように、「XPS M1210」にはたくさんのカスタマイズ項目があることがわかって頂けると思います。
しかし、カスタマイズによっては特徴の違ったパソコンにもなりますので、色々検討してみる必要があります。

デル公式ページにて実際に見積もりすることによって、自分のカスタマイズで予算がどの程度になるのか検討されてはどうでしょうか。

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