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DELLのXPS 13 Plus(9320)レビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2023/5/13
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最先端の技術が集結した極薄13インチノート「XPS 13 Plus(9320)」 レビュー

XPS 13 Plus(9320) レビュー

【特徴編】最先端の技術が集結した極薄13インチノート「XPS 13 Plus(9320)」

今回ご紹介するのは、最先端の技術が集結した極薄13インチノートXPS 13 Plus (9320)です。最新の第12〜13世代Core iプロセッサを搭載しています。

(特徴その1)フレームレスにコンパクト化

XPS 13 Plus(9320)の外観
XPS 13 Plus(9320)の外観。フレームレスモニタにより、13インチノートながら、幅:295.3mm×奥行き:199mm(従来の11インチノートパソコンのサイズ)のコンパクトボディを実現。高さは約15.3mm、重量も1.23kgと軽量ボディです。

画面は大きな13インチなのに、本体はコンパクトな11インチという違和感が味わえます。
画面は大きな13インチなのに、本体は一昔前のコンパクトな11インチという違和感が味わえます。

モニタフレームを拡大
モニタフレームを拡大。DELLいわく、モニタフレームを極限まで薄く、実際に測定してみるとモニタフレームの幅は約3mmと驚異的です。遠くからモニタを見ると、ほぼフレームレスに見えます。

横から見たXPS 13 Plus(9320)
横から見たXPS 13 Plus(9320)。モニタの薄さも薄い。

なんと単三乾電池とほぼ同じ!
ボディの厚みは、なんと単三乾電池とほぼ同じ!

(特徴その2) 削り出しアルミフレームやシームレスなガラス製タッチパッドなど贅沢な素材を採用

シームレスなガラス製タッチパッドがスゴイ
XPS 13 Plus(9320)には、CNC(コンピューター数値制御の削りだし)加工のアルミニウムとガラスを使用して製造されています。特にシームレスなガラス製タッチパッドがスゴイです。見た目のインパクトで、他人に自慢したい方に最適です(笑)。

ガラス製のパームレストを拡大
ガラス製のパームレストを拡大。高級感もバツグンです。写真では少しわかりにくく、伝えきれないのが残念です。

外側から見るとスタイリッシュなデザインです。
外側から見るとスタイリッシュなデザインです。

XPS 13 Plus(9320)には、大きなゼロラティスキーボードを採用しています
XPS 13 Plus(9320)には、大きなゼロラティスキーボードを採用しています。ほぼ縁がない大きなサイズでタイピングしやすくなりました。

上部には静電容量式のタッチファンクションメディアキーも採用しています。詳細は後述しますが、FFキーが変化します!
上部には静電容量式のタッチファンクションメディアキーも採用しています。詳細は後述しますが、Fキーが変化します!

天板も、背面側から見ると「本当に液晶モニタが付いてるの?」と疑ってしまうほどの薄さを感じます
天板も、背面側から見ると「本当に液晶モニタが付いてるの?」と疑ってしまうほどの薄さを感じます。でも、頑丈なので天板がたわむことはありません。

天板は高級感あるアルミニウム素材
天板は高級感あるアルミニウム素材。

DELLロゴも高級感あり
DELLロゴも高級感あり。DELLいわく、ステンレスのはめ込みロゴをステンレススチールのシートからレーザー カットで切り出し、機械で削り出した枠に手作業で取り付けているとこと。

背面側も極薄です
背面側も極薄です。

(特徴その3) 最新の第12〜13世代Core iプロセッサと高速SSDを標準搭載!

XPS 13 Plus(9320)は、見た目のデザインだけでなく、最新の第12〜13世代Core iプロセッサや高速なSSDを搭載しており、性能面でも妥協がありません。

最新の第12〜13世代Core i7プロセッサを搭載
今回のXPS 13 Plus(9320)には最新の第12〜13世代Core i7プロセッサを搭載。性能はもちろん省電力タイプなので、バッテリの持ちも大きく向上しています。

ちなみに、「intel evo」のロゴは、インテルが提唱する「Intel Evoプラットフォーム」に対応していることを意味してます。「性能や使い心地が良い」という、Intelがお墨付きを与えているノートパソコンで、最新のインテル製CPU搭載ノートPCにロゴシールが貼られています。

XPS 13 Plus(9320)のカスタマイズ構成
項目 XPS 13 Plus(9320)
OS Windows 11 Home, 日本語
CPU(定格動作周波数) 第12世代 インテル Core i7-1260P (12 コア,18 MB キャッシュ, 最大 4.70 GHz まで可能)
メモリ 16 GB, LPDDR5, 5200 MHz, 内蔵, デュアル チャネル(12世代CPU用)
ハードディスク 512 GB, M.2, Gen 4 PCIe, SSD
ビデオコントローラ インテル Iris Xe グラフィックス
※最新のカスタマイズはXPS 13 Plus (9320)(DELL公式ページ)をご参照ください。

シングルスレッド時は3.85GHz前後まで上昇
シングルスレッド時は3.85GHz前後まで上昇していました。ちなみに最高動作周波数は4.7GHzです。

12コア16スレッドの威力を最大限発揮するマルチスレッド時でも2.53GHz前後
12コア16スレッドの威力を最大限発揮するマルチスレッド時でも2.53GHz前後で動作します。

XPS 13 Plus(9320)が搭載するSSDのアクセス速度をCrystalDiskMark 8.0で計測
XPS 13 Plus(9320)が搭載するSSDのアクセス速度をCrystalDiskMark 8.0で計測。かなり高速です。

なお、バッテリの持ち時間は、DELLいわく、最大13時間(ネットフリックスでストリーミング再生時)です。用途によりますが、ご参考としてください。

(特徴その4) コントラストや色純度が高い液晶モニタを搭載

XPS 13 Plus(9320)のモニタをチェック
XPS 13 Plus(9320)のモニタをチェック。高品質な液晶パネルを採用しているので、コントラストや色純度が高いです。

視野角をチェック
視野角をチェック。広視野角を有するので、色の変化は少ない。

表示範囲が縦方向に約1割も広い

XPS 13 Plus(9320)は1920×1200
最近のノートパソコンでは表示解像度は従来の1920×1080が多いですが、XPS 13 Plus(9320)は1920×1200です。縦方向に約1割も広いです。サイト閲覧や文書作成など、上下方向のスクロール頻度も少なくなります。

】各解像度の表示範囲を比較
【参考】各解像度の表示範囲を比較。XPS 13 Plus(9320)の表示解像度は、表示範囲が広い1920×1200です。昔のノートパソコンの1366×768や1920×1080と比べると、その広さがわかります。

文字サイズが100%表示の場合。YAHOOページの表示イメージ。
文字サイズが100%表示の場合。YAHOOページの表示イメージ。

文字サイズが125%表示の場合。YAHOOページの表示イメージ。
文字サイズが125%表示の場合。YAHOOページの表示イメージ。

文字サイズが150%(推奨)表示の場合。YAHOOページの表示イメージ。
文字サイズが150%(推奨)表示の場合。YAHOOページの表示イメージ。
縦方向は狭くなりますが、文字サイズは大きくなります。利用用途に応じて、変更しても良いですね。


ちなみに、XPS 13 Plus(9320)は画像の細部まで高精細かつなめらかに表現できる超高画素なUHD+(3840×2400)もカスタマイズ可能です。

モニタ上部のこの薄いベゼル幅にマイクやカメラが入っています
モニタ上部のこの薄いベゼル幅にマイクやカメラが入っています。テレワークやオンライン会議でも使えます。

 最先端の技術が集結した極薄13インチノートXPS 13 Plus(9320)。
 詳しくはXPS 13 Plus (9320)(DELL公式ページ)をご参照ください。


【外観編】XPS 13 Plus(9320)の外観をチェック

XPS 13 Plus(9320)の外観を詳しくご紹介します。

XPS 13 Plus(9320)の左側面

XPS 13 Plus(9320)の左側面
XPS 13 Plus(9320)の左側面。Thunderbolt 4(DisplayPortおよび電力供給)のみです。高速なThunderbolt 4が採用されています。

XPS 13 Plus(9320)の右側面

XPS 13 Plus(9320)の右側面
XPS 13 Plus(9320)の右側面。Thunderbolt 4(DisplayPortおよび電力供給)のみです。

Thunderbolt 4(DisplayPortおよび電力供給)を拡大
Thunderbolt 4(DisplayPortおよび電力供給)を拡大。

小さなThunderbolt 4端子を通常のUSB端子に変換するコネクタが付属
XPS 13 Plus(9320)は、本体があまりにも薄いので、小さなThunderbolt 4端子しか搭載していません。そこで通常のUSB端子に変換するコネクタが付属しています。

USBメモリの使用イメージ
USBメモリの使用イメージ

XPS 13 Plus(9320)の前面

XPS 13 Plus(9320)の前面。非常に薄い。
XPS 13 Plus(9320)の前面。非常に薄い。

XPS 13 Plus(9320)の背面

XPS 13 Plus(9320)の背面
XPS 13 Plus(9320)の背面。接続端子は非搭載です。

XPS 13 Plus(9320)の底面

XPS 13 Plus(9320)の底面
XPS 13 Plus(9320)の底面。全面が削り出しアルミフレームで覆われています。エアフローは左右の2列と下(背面)の大容量1列により、強力な冷却能力を確保しています。

本体背面側を見た写真。モニタとの間から排熱する機構により、安定した冷却能力を有する。
本体背面側を見た写真。モニタとの間から排熱する機構により、安定した冷却能力を有する。

底面にある台座。台座は少し山形になってます
底面にある台座。台座は少し山形になってます。

XPSロゴを拡大
XPSロゴを拡大。天板同様、高級感があります。

XPS 13 Plus(9320)のキーボード

本体ボディの全景
本体ボディの全景。キーボードは、19mmフルサイズのゼロラティスキーボードを採用しています。 もちろんバックライト付きで、明るい部屋ではバックライトが自動的に消灯します。

XPS 13 Plus(9320)には、大きなゼロラティスキーボードを採用しています
ゼロラティスキーボードは、ほぼ縁がない大きなサイズでタイピングしやすくなりました。

ゼロラティスキーボードを拡大
ゼロラティスキーボードを拡大。

キーストロークも、過去のXPS 13よりも深い印象
キーストロークも、過去のXPS 13よりも深い印象。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的で、一番上列は静電容量式のタッチファンクションメディアキーです。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。コンパクトな機種と比べると、キーが端まで配置されているのがわかります。

通常時のFキー

上部には静電容量式のタッチファンクションメディアキーも採用しています。詳細は後述しますが、FFキーが変化します!
上部の静電容量式のタッチファンクションメディアキーは、@Fnキーを押すと、AFキーが変化します。

通常時のFキー
通常時のFキー

文字が小さくて見づらいので、拡大すると以下のとおりです。

左半分(通常のF1など)
左半分(通常のF1など)

右半分(通常のF7など)
右半分(通常のF7など)

Fnキーを押した時のFキー

Fnキーを押した時のFキー。表示が変化しているのがわかりますでしょうか?
Fnキーを押した時のFキー。表示が変化しているのがわかりますでしょうか?

文字が小さくて見づらいので、拡大すると以下のとおりです。

左半分(F1などがアイコンに変わっています!)
左半分(F1などがアイコンに変わっています!

右半分(F7などがアイコンに変わっています!)
右半分(F7などがアイコンに変わっています!

キーボード右上部に電源ボタン(指紋認証)
キーボード右上部に電源ボタン(指紋認証)が搭載されています。

キーピッチは19mmフルサイズなので、手が大きな私でもスペースに余裕があります。
キーピッチは19mmフルサイズなので、手が大きな私でもスペースに余裕があります。

タッチパッドがシームレスなので写真では少しわかりにくいですが、横方向に広いです。
タッチパッドがシームレスなのはスゴいです。写真では少しわかりにくいですが、横方向に広いです。通常のノートパソコンと同じクリック感があるので、操作は慣れると思います。

 最先端の技術が集結した極薄13インチノートXPS 13 Plus(9320)。
 詳しくはXPS 13 Plus (9320)(DELL公式ページ)をご参照ください。



【性能編】 XPS 13 Plus(9320)の性能をベンチマークテスト

XPS 13 Plus(9320)の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

XPS 13 Plus(9320)のカスタマイズ構成
項目 XPS 13 Plus(9320)
OS Windows 11 Home, 日本語
CPU(定格動作周波数) 第12世代 インテル Core i7-1260P (12 コア,18 MB キャッシュ, 最大 4.70 GHz まで可能)
メモリ 16 GB, LPDDR5, 5200 MHz, 内蔵, デュアル チャネル(12世代CPU用)
ハードディスク 512 GB, M.2, Gen 4 PCIe, SSD
ビデオコントローラ インテル Iris Xe グラフィックス
最新のカスタマイズはXPS 13 Plus (9320)(DELL公式ページ)をご参照ください。

XPS 13 Plus(9320)のデバイスマネージャ
XPS 13 Plus(9320)のデバイスマネージャ

SSDとハードディスクの性能をチェック

XPS 13 Plus(9320)が搭載する512GB SSDの性能をご紹介します。

CrystalDiskmark

定番ベンチマークであるCrystalDiskmarkで計測しました。

CrystalDiskmark 8.0で、512GB M.2 PCIe NVMe SSDを測定
CrystalDiskmark 8.0で、512GB M.2 PCIe NVMe SSDを測定

連続読出は5814.44MB/s、連続書出は3679.04MB/s、実際の体感速度と関係する「RND4K Q32T1」も読出252.93MB/s、書き出し171.09MB/sと高速です。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマー「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、インテル Core i7-1260P プロセッサーの実力を確認してみました。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するベンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。


CINEBENCH R11におけるインテルCore i3-1215U プロセッサーのスコア。

CINEBENCH R11
機種名 第12世代 インテル Core i7-1260P
(12コア/16スレッド、〜4.70GHz)
(参考)
第12世代 インテル Core i3-1215U
(6コア/8スレッド、〜4.40GHz)
(参考)
AMD Ryzen 5 5625U
(6コア/12スレッド、〜4.30GHz)
(参考)
第11世代 インテル Core i7-1165G7
(4コア/8スレッド、〜4.70GHz)
(参考)
第10世代 インテル Core i7-10510U
(2コア/4スレッド、1.8〜4.90GHz)
(参考)
第10世代 インテル Core i3-10110U
(2コア/4スレッド、2.1〜4.10GHz)
(参考)
第7世代
Core i5-7300U
(2.6〜3.5GHz)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 2.22 2.68 2.58 2.12 2.03 1.89 1.64
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 15.18 11.79 15.14 6.75 6.42 4.31 3.91

安価な第12世代 インテル Core i3-1215U、人気のAMD Ryzen 5 5625U、旧世代の第11世代 インテル Core i7-1165G7などと比較してみました。

「インテル Core i7-1260P」はかなり高いスコアを出しています。

特に、12コア16スレッドによりマルチスレッドのスコアが高いです。

ただ、シングルスレッドについては、ベンチマーク時点ではそれほど上がりませんでした。

過去モデルとの性能比較として、参考までに「CINEBENCH R15」、「CINEBENCH R20」、最新の「CINEBENCH R23」のスコアも掲載しておきます。

CINEBENCH R15におけるインテル Core i7-1260P プロセッサーのスコア
CINEBENCH R15におけるインテル Core i7-1260P プロセッサーのスコア。

CINEBENCH R20のインテル Core i7-1260P プロセッサーのスコア
CINEBENCH R20のインテル Core i7-1260P プロセッサーのスコア。

最新版のCINEBENCH R23のインテル Core i7-1260P プロセッサーのスコア
最新版のCINEBENCH R23のインテル Core i7-1260P プロセッサーのスコア。これも高スコア

ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレの公式ベンチマークテストで性能をチェック

比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 暁月のフィナーレのベンチマークテストを試してみました。

「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『やや快適』でした。
「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『やや快適』でした。
ゲーム用途であれば、拡張型グラフィックを搭載する他機種がおすすめです。


(総まとめ)高コストパフォーマンスな薄型ノートXPS 13 Plus(9320)

XPS 13 Plus(9320)は高価格帯ながらも、デザイン・性能面共に高コストパフォーマンスを誇ります。

  • 最新の第12〜13世代Core iプロセッサと高速SSDを搭載
  • 削り出しアルミフレームやシームレスなガラス製タッチパッドなど贅沢な素材を採用
  • 大きなゼロラティス キーボードや静電容量式のタッチファンクションメディアキーを搭載
  • 13インチノートながら従来の11インチノートサイズにコンパクト化
  • コントラストや色純度が高い液晶モニタを搭載

安価なInspironシリーズと比べて、デザイン、素材、質感、パネル、性能において妥協がありません。値段は少し高めですが、それだけの満足度があります。

気になる方は、チェックしてみてください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

 最先端の技術が集結した極薄13インチノートXPS 13 Plus(9320)。
 詳しくはXPS 13 Plus (9320)(DELL公式ページ)をご参照ください。

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