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XPS デスクトップ(XPS 8950)レビューをご紹介!XPS デスクトップ(XPS 8950)の購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2022/5/28
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XPS デスクトップ(XPS 8950) レビュー

XPS デスクトップ(XPS 8950)は、第12世代Core i7/i9を搭載するDELLハイエンドデスクトップパソコン。画像や動画などデジタルコンテンツ系用途にも強いDELL主力モデルで、パーツの拡張性や安定した長時間動作も確保しています。将来長く使いたい方におすすめしたい、パソコン納得購入ガイドの一押し機種です。

XPS デスクトップ(XPS 8950) レビュー

画像や動画編集ならこれ!ハイエンドデスクトップ XPS デスクトップ(XPS 8950)

今回ご紹介するのは、2022年のDELL主力ハイエンドデスクトップパソコンであるXPS デスクトップ(8950)です。

性能はもちろん、本体デザインや品質も秀逸です。画像や動画編集を楽しみたい中〜上級ユーザーに最適な、パソコン納得購入ガイドの一押しです。

XPS デスクトップ(XPS 8950)の外観
XPS デスクトップ(XPS 8950)の外観。シャープなデザインの本体ボディで、前面は高級感と大量のエアフローを両立しています。安価な入門デスクトップパソコンとはちょっと違います。

XPS デスクトップ(XPS 8950)は、DELLがワンランク上の快適性を提供するプレミアムブランド「XPSシリーズ」の主力モデルです。大人気の最新プロセッサCore i7/i9を搭載していますので、高いCPU性能が必要な画像や動画編集、4Kビデオ、ブルーレイの再生、本格的なマルチタスク処理、ゲームプレイなど、システム負荷の高いアプリケーションでもさくさく快適な環境が手に入ります。

また、CPU以外にも、

  • 最大32GBの大容量メモリ
  • アプリの起動やデータの読み書きが高速なSSD+大容量ハードディスクの2台搭載
  • 用途で選べるローエンド〜ハイエンドビデオコントローラ
  • 数多くの接続端子を標準装備

など、いわゆる全部入りのハイエンドデスクトップです。

 第12世代Core i7を搭載するハイエンドデスクトップ XPS デスクトップ(XPS 8950)
 →詳細はXPS デスクトップ(8950)(DELL公式ページ)をご参照ください。


【特徴 その1】 高性能なパーツが目白押し

XPS デスクトップ(XPS 8950)は、高性能なCPU、読み書きが高速なSSD、用途で選べるローエンド〜ハイエンドビデオコントローラが搭載可能など、高いパフォーマンスを誇ります。

1.6年前のCPUの約4.5倍のスコアをたたき出すCore i7-12700K

XPS デスクトップ(XPS 8950)の一番の特徴は、最新の「第12世代プロセッサ Core i7-12700」シリーズを搭載可能であることです。

CINEBENCH R10でのベンチマーク結果
CPU名 Core 2 Duo E6320 Core i3-530 Core i7-870 Core i7-2600 Core i7-3770 Core i7-4770 Core i7-6700 Core i7-8700 Core i7-12700K
開発コード名 Conroe Clarkdale Lynnfield Sandy Bridge Ivy Bridge Haswell Skylake Coffee Lake Alder Lake
コア数/スレッド数 2/2 2/4 4/8 4/8 4/8 4/8 4/8 6/12 4-8/20
定格動作周波数 1.86GHz 2.93GHz 2.93GHz 3.40GHz 3.40GHz 3.40GHz 3.40GHz 3.20GHz 3.60GHz
ターボブースト機能による最大動作周波数 - - 3.60GHz 3.80GHz 3.90GHz 3.90GHz 4.00GHz 4.60GHz 5.00GHz
ベンチマーク「CINEBENCH R11」のスコア 1.96 3.49 4.19 6.8 7.47 8.06 8.45 15.54 38.52
備考 2007年の普及価格帯CPU 2010年の普及価格帯CPU 2009年の高性能CPU
(旧Studio XPS 8100に搭載)
2011年の高性能CPU
(旧XPS 8300に搭載)
2012年の高性能CPU
(旧XPS 8500に搭載)
2013年の高性能CPU
(旧XPS 8700に搭載)
2016年の高性能CPU
(旧XPS 8900)に搭載)
2018年の高性能CPU
(旧XPS 8930)に搭載)
現在のXPS デスクトップ(XPS 8950)に搭載
※ターボブースト機能:処理負荷に応じて動作周波数を自動的にアップさせる機能

CINEBENCH R11.5のベンチマークテスト結果を見ると、XPS デスクトップ(XPS 8950)が搭載するCore i7-12700Kの強さが際立っていることがわかります。

マルチスレッドに対応するソフトであれば、最新のCore i7-12700Kは桁違いの強さを発揮します。6年前のCPUの約4.5倍のスコアをたたき出します。8コア/20スレッド+最大5.00GHzの破壊力はスゴいです。

特に、処理負荷が高く、長時間の作業となる画像や動画編集が主用途になると、大きな差が体感できます。

2.高速なSSD、または、大容量のハードディスクが選択可能

XPS デスクトップ(XPS 8950)は、高速なSSD、または、大容量のハードディスクが選択可能です。

操作の快適性を重視する方は高速なSSD、データの保存容量を重視する方は大容量ハードディスクがおすすめです。また、システム起動用の「高速なSSD」+データ保存用の「大容量ハードディスク」という、贅沢な2台選択も可能です。

3.低価格〜高性能まで、ビデオコントローラ選択可能

XPS デスクトップ(XPS 8950)は、数種類のビデオコントローラが選択可能です。

予算を重視するローエンド、バランスが良いミドルレンジ、重量級ゲームもプレイ可能なハイエンドなど、用途と予算に応じた最新のラインナップが勢揃いです。

この記事を書いている時点で選択可能なビデオコントローラは、以下のとおりです。

  • NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPER, 4GB GDDR6
  • NVIDIA GeForce GTX 1660 Ti 6 GB GDDR6
  • NVIDIA GeForce RTX 3060, 12 GB GDDR6, LHR
  • NVIDIA GeForce RTX 3060 Ti 8GB GDDR6 (LHR)
  • NVIDIA GeForce RTX 3070 8GB GDDR6 LHR
  • NVIDIA GeForce RTX 3080 10GB GDDR6X LHR

予算重視なら GeForce GTX 1650高パフォーマンス重視ならGeForce GTX 3060〜3070がおすすめです。

ファイナルファンタジーシリーズストリートファイター
例えば、人気が高いファイナルファンタジーやストリートファイターであれば、ローエンドのGeForce GTX 1650でも快適なプレイが可能です。

【特徴 その2】 豊富な接続端子

XPS デスクトップ(XPS 8950)は、接続端子が豊富です。

利用頻度が高い接続端子は、前面上部に集中

XPS デスクトップ(XPS 8950)の前面
XPS デスクトップ(XPS 8950)の前面。利用頻度が高い接続端子が前面に配置されていますので、XPS デスクトップ(XPS 8950)を机の下に設置しても、わざわざ背面の接続端子を使うという手間がありません。

XPS デスクトップの前面上部を拡大
XPS デスクトップの前面上部を拡大。

上から、電源ボタン、光学ドライブ、SDカードスロット、3.5mmヘッドフォン/マイクロフォン、USB3.2 Gen1 Type-A(従来のUSBと同形状で互換性があるタイプ)×2、USB3.2 Gen1 Type-A(PowerShare対応)、USB3.2 Gen2 Type-C(形状が小さく、上下・左右の区別がないタイプ)、です。

特に利用が多いUSB端子が3ヶも搭載されているのがポイントですね。しかも、次世代のType-Cコネクタも1ヶあります。さらに、SDカードや光学ドライブも使えます。

最新の第12世代Core i7プロセッサを搭載。
最新の第12世代Core i7プロセッサを搭載。上位のCore i9もカスタマイズ可能です。

XPS のロゴが中央部分に配置されています
XPS のロゴが中央部分に配置されています。

前面の下半分がすべてメッシュです
前面の下半分がすべてメッシュです。大量のエアフローが確保されています。

XPS デスクトップ(XPS 8950)は、背面にも多くの接続端子を配置しています。

XPS デスクトップ(XPS 8950)の背面
XPS デスクトップ(XPS 8950)の背面。

背面に用意されている接続端子は、上から、7.1(チャネル)オーディオ 6-コネクター スタック切り替え可能オーディオ、ディスプレイポート、USB 3.2 Type-C Gen 2x2、USB 3.2 Type-A Gen 1×2、ギガビットEthernet、USB 2.0 Type-A×2です。

背面上部には、8950のロゴがひっそりと表示されています
背面上部には、8950のロゴがひっそりと表示されています。

【特徴 その3】コンパクトな筐体からは想像できないほど高い冷却能力

DELL公式ページではわかりにくいのですが、冷却能力が強力です。

XPS デスクトップ(XPS 8950)は、「筐体がコンパクト、かつ、高性能パーツを選び放題」が大きな魅力です。反面、「高性能パーツから発生する大量の熱を、どのようにして冷却するのか?」、という課題も存在します。

「一般的な空冷式だと、難しいのでは?」
でも
「強力な水冷式だと、高額になってしまう?」

その疑問を解決方法は、「強力なCPUクーラー」と「強力なエアフロー」の2つです。

強力なCPUクーラー。「これでもか!」というぐらい巨大なCPUクーラーと背面側に大型12cmファンを搭載しています。
「強力なCPUクーラー」。「これでもか!」というぐらい巨大なCPUクーラーと背面側に大型12cmファンを搭載しています。

ほぼ穴だらけの本体シャーシ
「強力なエアフロー」。ほぼ穴だらけの本体シャーシです。前面カバーを外した状態だとよくわかります。詳しくは後述しますが、前面にも大型ファンが取り付けられており、前後ろの2つの大型ファンで強力なエアフローを確保しています。

 第12世代Core i7を搭載するハイエンドデスクトップ XPS デスクトップ(XPS 8950)
 →詳細はXPS デスクトップ(8950)(DELL公式ページ)をご参照ください。


XPS デスクトップ(XPS 8950)の外観をチェック

XPS デスクトップ(XPS 8950)の外観をご紹介します。

側板にも多くのエアフロー用メッシュを配置

XPS デスクトップ(XPS 8950)の左側面を見ると、多くの箇所にエアフロー用のメッシュが配置されています
XPS デスクトップ(XPS 8950)の左側面を見ると、多くの箇所にエアフロー用のメッシュが配置されています。

下側のメッシュ部分を拡大
下側のメッシュ部分を拡大。側面にも大容量のメッシュを確保し、ビデオコントローラや電源ユニットの発熱をコントロールします。

内部の写真。上がビデオコントローラ、下が電源ユニットです
側板を取った内部の写真。上がビデオコントローラ、下が電源ユニットです。メッシュのすぐ裏にあります。

側面にDELLロゴが配置されています
側面にDELLロゴが配置されています。

さらに、XPS デスクトップ(XPS 8950)には、前面の周囲全てについても吸気メッシュが確保されています
さらに、XPS デスクトップ(XPS 8950)には、前面の周辺からも吸気します。
1つのメッシュサイズは小さいですが、周囲全部にメッシュが確保されていますので、かなりの面積になります。

XPS デスクトップ(XPS 8950)の右側面
XPS デスクトップ(XPS 8950)の右側面。
こちらの側板にはメッシュはありませんが、前面(写真左)には、右側面と同様にメッシュが確保されています。

XPS デスクトップ(XPS 8950)の右側面
XPS デスクトップ(XPS 8950)の上部。何もなくシンプル。

XPS デスクトップ(XPS 8950)の底面。
XPS デスクトップ(XPS 8950)の底面。
前面(写真左)にも、吸気メッシュがあります。

本機種から、大きめのスタンドがつきました。安定感が増しています
本レビューのプラチナシルバー色をカスタマイズすると、アルミニウム製のスタンドが付いてきます。
ナイトスカイ(黒色)をカスタマイズすると、従来のゴム製の脚となります。

 第12世代Core i7を搭載するハイエンドデスクトップ XPS デスクトップ(XPS 8950)
 →詳細はXPS デスクトップ(8950)(DELL公式ページ)をご参照ください。


XPS デスクトップ(XPS 8950)の内部詳細をチェック

XPS デスクトップ(XPS 8950)の内部詳細をご紹介します。

メンテナンスが楽なネジフリー構造と高い拡張性

XPS デスクトップ(XPS 8950)は、下位機種(Inspiron シリーズ)よりも内部メンテナンスが楽なネジフリー構造、高い拡張性、高い信頼性を有しています。

筐体に余裕があるデスクトップパソコンでないと、内部メンテナンスが楽なネジフリー構造を採用していないことが多いのですが、コンパクトなXPS デスクトップ(XPS 8950)は、非常に良くできたネジフリー構造になっており、所有欲を刺激してくれます。

簡単に外れる筐体の側面

まず、XPS デスクトップ(XPS 8950)の背面上部にある、引き手のようなところに手を入れます。

背面のレバーを引くと、側板が外れます
背面のレバーを引くと、側板が外れます。
ただし、側板が筐体にひっかかった状態で保持されるため、側板が急にバタンと倒れてキズ付くことがありません。

XPS デスクトップ(XPS 8950)の内部写真
XPS デスクトップ(XPS 8950)の内部写真。
上部に3.5インチハードディスクベイ×2と光学ドライブ、中央にCPUクーラーとメモリスロット×4、下部にSSD、ビデオコントローラ、電源ユニットです。
XPS デスクトップ(XPS 8950)では、ハードディスクベイが2台あるので、データ保存の大容量化が可能です。

「これでもか!」というぐらい巨大なCPUクーラーと背面側に大型12cmファンを搭載しています。
中央には、「これでもか!」というぐらい巨大なCPUクーラーと背面側に大型12cmファンを搭載しています。

CPUクーラーの下部を拡大。立ち上がるヒートパイプで強力に冷却してくれます。
CPUクーラーの下部を拡大。立ち上がるヒートパイプで強力に冷却してくれます。

前面側にも大型12cmファンを搭載しています。前後の2つの大型ファンで大量のエアフローを確保します。
前面側にも大型12cmファンを搭載しています。

とにかく、前後に配置されている特大12cmファン×2ヶの存在感がスゴいです。(笑)

ただ、

  1. 大量の吸気が確保でき、長時間の作業でも安定感がある
  2. ファンの回転数を抑えることができ、静音性も両立している

という、大きなメリットが得られていることも確かなので、CPUに負荷がかかり続ける重作業でも、安定性がある動作が期待できます。

ほぼ穴だらけの本体シャーシです。前面カバーを外した状態だとよくわかります。
ほぼ穴だらけの本体シャーシなので、エアフローは万全です。
左下の裏に見えているのが、特大12cmファンです。

ハードディスクはネジフリーで取り外しが可能

本体前面に搭載されているハードディスクは、ネジフリーで取り外しが可能です
ハードディスクは、ネジフリーで取り外しが可能です。メンテナンスが、ものすごく楽です。

ハードディスクをケースごと取り出した状態
ハードディスクをケースごと取り出した状態。

ハードディスクとケース部分を固定する箇所を拡大
ハードディスクとケース部分を固定する箇所を拡大。

通常は、ハードディスクとケース部分は、ネジで固定する場合が多いのですが、XPS デスクトップ(XPS 8950)は、ケースに付いているピンでハードディスク本体の穴にひっかけて固定するので、ネジフリーで換装が可能です。将来のハードディスク換装や増設時はとても便利です。

ビデオコントローラや拡張スロット

ビデオコントローラのメンテナンスもネジフリーです。

拡張スロットは、手で開けるねじフリー構造です。
拡張スロットは、手で開けるネジフリー構造です。

ビデオコントローラへの給電ケーブルは8ピン+6ピンに対応しています。将来のビデオカード換装も安心です。
ビデオコントローラへの給電ケーブルは8ピン+6ピンに対応しています。将来のビデオカード換装も安心です。

ちなみに、SSDは、ビデオコントローラの上(CPUクーラーの下)に搭載しています
SSDはビデオコントローラの上(CPUクーラーの下)に搭載しています。

高い信頼性を誇るパーツを採用

熱に強い個体コンデンサが多く採用
マザーボードのコンデンサは、熱に強い個体コンデンサが多く採用されていました。高負荷かつ長時間の利用でも安定性を確保するための重要ポイントです。

XPS デスクトップの側板は、かなり堅牢に作られています
XPS デスクトップの側板は、ビビらないように補強入りで、かなり堅牢に作られています。両手でねじってみても”しなり”がありません。側板の振動によるビビり音もありません

本体の色にあわせたキーボードとマウスが付属してます
本体の色にあわせたキーボードとマウスが付属してます。本レビューは、白っぽい「プラチナシルバー」です。黒っぽい「ナイトスカイ」もカスタマイズ可能です。

 第12世代Core i7を搭載するハイエンドデスクトップ XPS デスクトップ(XPS 8950)
 →詳細はXPS デスクトップ(8950)(DELL公式ページ)をご参照ください。


【ベンチマーク】 XPSデスクトップ(XPS 8950)の性能を詳細ベンチマークテストでチェック

XPS 8950の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

カスタマイズ構成
機種名 XPSデスクトップ(XPS 8950)
OS Windows 11 Home, 日本語
CPU 第12世代 インテル Core i7 12700KF (12-コア, 25MB キャッシュ, 3.6GHz ー 5GHz w/Turbo Boost Max 3.0)
メモリ 16GB デュアルチャネル DDR5 (2x 8GB) 4400MHz
ハードディスク 512GB NVMe M.2 PCIe SSD (ブート) + 1TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)
ビデオコントローラ NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPER, 4GB GDDR6
※詳細はXPS デスクトップ(8950)(DELL公式ページ)をご参照ください。

XPSデスクトップ(XPS 8950)のデバイスマネージャ
XPSデスクトップ(XPS 8950)のデバイスマネージャ

CPU-Zで「第12世代 インテル Core i7 12700KF (12-コア, 25MB キャッシュ, 3.6GHz ー 5GHz w/Turbo Boost Max 3.0)」を見る。
CPU-Zで「第12世代 インテル Core i7 12700KF (12-コア, 25MB キャッシュ, 3.6GHz ー 5GHz w/Turbo Boost Max 3.0)」を見る。

20スレッド×100%でも、4.35GHz前後で安定動作します
20スレッド×100%でも、4.35GHz前後で安定動作します。

GPU-Zで「NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPER, 4GB GDDR6」を見る
GPU-Zで「NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPER, 4GB GDDR6」を見る。

SSDとハードディスクの性能をチェック

XPSデスクトップ(XPS 8950)が搭載する512GB NVMe M.2 PCIe SSD (ブート) 1TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)の性能をご紹介します。

CrystalDiskmark

まずは、定番ベンチマークであるCrystalDiskmarkで比較してみました。

512GB NVMe M.2 PCIe SSD (ブート)
最新タイプのCrystalDiskmark 8.0で、512GB NVMe M.2 PCIe SSD (ブート)を測定。
SSDは爆速です。

1TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)
最新タイプのCrystalDiskmark 8.0で、1TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)を測定。
SSDと比べると遅いですが、大容量で単価が安いです。

予算に余裕があれば、SSD(システム起動用)+ハードディスク(データ記録用)の2台カスタマイズをおすすめします。

以下、参考までに旧タイプのCrystalDiskmark 6.0のスコアも記載しておきます。
過去のパソコンとの比較参照にどうぞ。

512GB NVMe M.2 PCIe SSD (ブート)
(参考)旧タイプのCrystalDiskmark 6.0で、512GB NVMe M.2 PCIe SSD (ブート)を測定

1TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)
(参考)旧タイプのCrystalDiskmark 6.0で、1TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)を測定。

ATTO Disk Benchmarkで比較

もう1つの定番ベンチマークであるATTO Disk Benchmarkで、詳細に比較してみました。
読み書き速度のご参考にしてください。

512GB NVMe M.2 PCIe SSD (ブート)
ATTO Disk Benchmarkで「512GB NVMe M.2 PCIe SSD (ブート)」をテスト。

1TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)
ATTO Disk Benchmarkで「1TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)」をテスト。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、「第12世代 インテル Core i7 12700KF (12-コア, 25MB キャッシュ, 3.6GHz ー 5GHz w/Turbo Boost Max 3.0)」の実力を確認してみました。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するベンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。

CINEBENCH R11における第12世代 インテル Core i7 12700KF (12-コア, 25MB キャッシュ, 3.6GHz ー 5GHz w/Turbo Boost Max 3.0)のスコア
CINEBENCH R11における第12世代 インテル Core i7 12700KF (12-コア, 25MB キャッシュ, 3.6GHz ー 5GHz w/Turbo Boost Max 3.0)のスコア

CINEBENCH R11.5でのスコア(デスクトップ編)
機種名 (参考)
第8世代 Core i5-8400
(参考)
第8世代 Core i7-8700
(参考)
第9世代 Core i7-9700
(参考)
第9世代 Core i9-9900K
(参考)
第11世代インテル Core i5-11400
(参考)
第11世代 インテル Core i9-11900KF
第12世代 インテル Core i7 12700KF
発売日
(年/四半期)
2017/Q4 2017/Q4 2019/Q2 2018/Q4 2021/Q1 2021/Q1 2021/Q4
開発コード名 Coffee Lake Coffee Lake Coffee Lake Coffee Lake Rocket Lake Rocket Lake Alder Lake
コア数 6 6 8 8 6 8 12
スレッド数 6 12 8 16 12 16 20
基本周波数 2.80GHz 3.20GHz 3.00GHz 3.60GHz 2.60GHz 3.50GHz 3.60GHz
最大周波数 4.00GHz 4.60GHz 4.70GHz 5.00GHz 4.40GHz 5.30GHz 5.00GHz
3次キャッシュ 9MB 12MB 12MB 16MB 12MB 16MB 12MB
TDP
(熱設計電力)
65W 95W 65W 95W 65W 95W 125W
CPU(シングルスレッド)(pts) 1.85 2.18 2.24 2.32 2.55 2.93 3.36
CPU(マルチスレッド)(pts) 8.57 15.54 16.27 21.50 13.14 25.64 38.52

過去のCore i7/i9など、ハイエンドCPUと比較してみました。

第12世代 インテル Core i7 12700KFは、極めて高いスコアを出しています。特に、12コア/20スレッドの威力は抜群で、マルチスレッド時のスコアは驚異的です。

前世代の第11世代 インテル Core i9-11900KFをも凌駕しているのは、強烈ですね。

参考までに、「CINEBENCH R15」と「CINEBENCH R20」、最新版の「CINEBENCH R23」のスコアも掲載しておきます。
他機種との性能比較の参考としてください。

CINEBENCH R15における第12世代 インテル Core i7 12700KF (12-コア, 25MB キャッシュ, 3.6GHz ー 5GHz w/Turbo Boost Max 3.0)のスコア
CINEBENCH R15における第12世代 インテル Core i7 12700KF (12-コア, 25MB キャッシュ, 3.6GHz ー 5GHz w/Turbo Boost Max 3.0)のスコア

CINEBENCH R20の第12世代 インテル Core i7 12700KF (12-コア, 25MB キャッシュ, 3.6GHz ー 5GHz w/Turbo Boost Max 3.0)のスコア
CINEBENCH R20の第12世代 インテル Core i7 12700KF (12-コア, 25MB キャッシュ, 3.6GHz ー 5GHz w/Turbo Boost Max 3.0)のスコア

最新版のCINEBENCH R23の第12世代 インテル Core i7 12700KF (12-コア, 25MB キャッシュ, 3.6GHz ー 5GHz w/Turbo Boost Max 3.0)のスコア
最新版のCINEBENCH R23の第12世代 インテル Core i7 12700KF (12-コア, 25MB キャッシュ, 3.6GHz ー 5GHz w/Turbo Boost Max 3.0)のスコア

実アプリケーションでの快適さを想定した、最新ベンチマーク「PCMARK 10」

実アプリケーションでの快適さを想定した、ベンチマーク「PCMARK 10」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

PCMARK10(日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定)

日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定した「PCMARK10」は7590
日常的なパソコン作業、デジタルコンテンツ用途を想定した「PCMARK10」は7590。
普段使いは文句なし。

PCMARK10 Express(ビジネス用途を想定)

ビジネス用途を想定した「PCMARK10 Express」は6491
ビジネス用途を想定した「PCMARK10 Express」は6491。
ビジネス用途も強い。

PCMARK10 Extended(ゲームの処理性能を含む、多用途を想定)

ゲームの処理性能を含む、多用途を想定した「PCMARK10 Extended」は7976
ゲームの処理性能を含む、多用途を想定した「PCMARK10 Extended」は7976。
負荷が高いゲーム用途でも対応可能です。

重量級ゲームでの快適さを想定したベンチマーク「3DMARK」

重量級ゲームでの快適さを想定したベンチマーク「3DMARK」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

重量級ゲームで快適なプレイが楽しめるかを測定する定番ベンチマークテスト「3DMARK」
重量級ゲームで快適なプレイが楽しめるかを測定する定番ベンチマークテスト「3DMARK」

3DMARK
テスト名 想定 スコア
Time Spy Extreme DirectX 12を使用する4Kゲーム用 2300
Time Spy DirectX 12を使用するゲーム用 5119
Fire Strike Ultra DirectX 11を使用する4Kゲーム用 2244
Fire Strike Extreme マルチGPUシステムとオーバークロックされたパソコン用 5235
Fire Strike 高性能ゲーム用 11236

拡張型ビデオコントローラ「NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPER, 4GB GDDR6」をカスタマイズした場合は、一般的なゲームであればプレイ可能と考えられます。

VR(Virtual Reality,仮想現実)対応システムのためのベンチマーク「VRMark」

VR(Virtual Reality,仮想現実)対応システムのためのベンチマーク「VRMark」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

標準的な負荷である「Orange Room」テストを実施。スコアは7307
標準的な負荷である「Orange Room」テストを実施。スコアは7307。
「SUPER」評価なので、VRでも快適です。

ストリートファイターXの公式ベンチマークテストで性能をチェック

比較的軽いグラフィック負荷である、ストリートファイターXのベンチマークテストを試してみました。

「解像度:1920×1080、画面品質:最高」の設定で、『PERFECT』でした。
「解像度:1920×1080、画面品質:最高」の設定で、『PERFECT』でした。
このレベルのゲームであれば、ゲームプレイが快適です。

ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者の公式ベンチマークテストで性能をチェック

比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 漆黒の反逆者のベンチマークテストを試してみました。

「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『非常に快適』でした。
「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『非常に快適』でした。
このレベルのゲームであれば、ゲームプレイが快適です。

ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストで性能をチェック

少し重いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION ベンチマークテストを試してみました。

『快適』
「解像度1920×1080、標準品質」の設定で、『快適』でした。

他の設定におけるスコアと評価は、以下のとおりです。

ファイナルファンタジー15 WINDOWS EDITION
解像度/品質 軽量 標準
1920×1080 8816
快適
6782
快適
4792
やや快適
2560×1440 6178
快適
4608
やや快適
3482
普通
3840×2160 3422
普通
2400
重い
1942
動作困難
上欄:スコア、下欄:評価

大きくは、

  • 低解像度:1920×1080であれば、快適
  • 中解像度:2560×1440であれば、やや快適
  • 高解像度:3840×2160であれば、重い

というイメージですね。

ファイナルファンタジー15ぐらいのグラフィック負荷であるゲームであれば、少し設定を軽くすると、快適なプレイが可能です


【まとめ】 性能面に刺客なし!高速CPU+SSD、大容量メモリ+ハードディスク、高性能ビデオコントローラで快適体験を♪

高性能なパーツ、コンパクトな筐体、高い拡張性や信頼性と3拍子揃ったXPS デスクトップ(XPS 8950)は、

  • 第12世代Core i7プロセッサを搭載
  • 高速なSSDや大容量のハードディスクが搭載可能
  • 最新ゲームのプレイ可能なビデオコントローラが搭載可能
  • ミニタワー型筐体ながら、豊富な接続端子を搭載

と、よくできたハイエンドデスクトップパソコンに仕上がっています。

また、最小構成、かつ、お得なキャンペーンを併用すると16万円前後からの購入も可能です。

予算と用途にあわせて、ご検討ください。

XPS デスクトップ(XPS 8950)が気になる方はDELL公式サイトをチェック♪

 第12世代Core i7を搭載するハイエンドデスクトップ XPS デスクトップ(XPS 8950)
 →詳細はXPS デスクトップ(8950)(DELL公式ページ)をご参照ください。

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