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DELL Alienware 17レビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2016/1/29
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ハイエンドゲーミングノート DELL Alienware 17 レビュー

Alienware 17は、17インチ液晶モニタを搭載するゲーミングノートパソコン。デスクトップパソコンに匹敵する高性能ビデオコントローラが搭載可能なので、最新3Dゲームも快適にプレイできます。「デスクトップパソコンを設置する場所はないけれど、ゲームをバリバリ楽しみたい!」方におすすめです。

DELL Alienware 17 レビュー

DELL Alienware 17 の製品概要

所有感が味わえるハイエンドゲーミングノートAlienware 17

今回ご紹介するのは、17インチ液晶を搭載するゲーミングノートNew ALIENWARE 17です。

ゲーミングノート Alienware 17
ゲーミングノート Alienware 17。安価なInspironシリーズや質感・機能にこだわったXPSシリーズとは違い、採算度外視で性能とデザインを重視したAlienwareシリーズのハイエンドノートです。”エイリアンの侵略”をテーマにしたデザインや重い本体ボディ、七色に光る内蔵LEDは圧巻で、万人向けとは口が裂けても言えません。その見返りとして、最新上位のCore i7プロセッサやハイエンドビデオコントローラGeForce 900シリーズを搭載可能など、他ノートパソコンとは一線を画す性能を誇ります。

Alienware 17の本体サイズ
Alienware 17の本体サイズは、約430mm(幅)×292mm(奥行き)×34mm(高さ)、重量は最小構成でも3.78kgに達します。航空宇宙分野で使用されるカーボンファイバー素材を採用しているのですが、重量は15.6インチのスタンダードノート比約2倍と驚異的で、まるで平らな漬け物石のような風格さえ漂うほど。しかも、キーボードやタッチパッド、エイリアンの顔をした電源ボタンなど、色々な箇所がきらびやかに光ります。

下位機種のAlienware 15(15インチモニタ)と比較
下位機種のNew ALIENWARE 15(15インチモニタ)と比較。15インチタイプもラインナップされています。お好みのモニタサイズや予算を踏まえてご検討ください。

Alienware 15とAlienware 17の横幅を比較
Alienware 15とAlienware 17の横幅を比較。

Alienware 15とAlienware 17の厚みを比較(前から)
Alienware 15とAlienware 17の厚みを比較(前から)

Alienware 15とAlienware 17の厚みを比較(横から)
Alienware 15とAlienware 17の厚みを比較(横から)

Alienware 17の前面

Alienware 17の前面
Alienware 17の前面。ゴツゴツしたデザインと堅牢感が印象的で、とにかく本体が厚いです。ゲーミングノートとしての性能やデザイン性を優先するため、薄型化には興味がありません。

Alienware 17の前面右部を拡大
Alienware 17の前面右部を拡大。形状がエイリアンの”何”を表現しているのか謎ですが、色が変化するイルミネーション機能が内蔵されており、宇宙船のエンジン吹き出し口のような雰囲気が味わえます。

Alienware 17の右側面

Alienware 17の右側面
Alienware 17の右側面。接続端子は、左からメディアカードリーダー、Thunderbolt3(USB Type-C)、USB3.、有線LANです。

Alienware 17の左側面

Alienware 17の左側面
Alienware 17の左側面。左から、電源アダプタ、PowerShare機能付きUSB3.0、USB3.0、ヘッドセット、マイク/ヘッドフォンです。

Alienware 17の背面をチェック

Alienware 17の背面
Alienware 17の背面。両サイドに通気孔をもうけるなど、冷却性を高める工夫が採用されています。接続端子は中央に外部グラフィックス(オプションのAlienware Graphics Amplifierを接続して、お好みのデスクトップ用GPUが搭載可能)とHDMIが搭載されています。

Alienware 17の底面

Alienware 17の底面
Alienware 17の底面。分厚い鉄板のような威圧感があるデザインです。下部の大半の面積が、給気用のメッシュになっています。

内部に大型の冷却ファンが搭載されています。
内部に大型の冷却ファンが搭載されており、高負荷時でも安定した冷却能力を誇ります。

底にサブウーハー(2W)が搭載されています
底にサブウーハー(2W)が搭載されています。

Alienware 17の内部
Alienware 17の内部。2.5インチハードディスク、m.2 SSD、メモリ×2が搭載可能です。銅製の冷却モジュールを搭載しており、フル稼働中のマシンでも効果的に冷却が可能です。

Alienware 17の天板

Alienware 17の天板
Alienware 17の天板。天板中央部にかけてV型屋根のような形状をしており、天板の厚みを薄くするなんてヤボったいことは眼中にありません。天板全体は高級感ある素材で、その頂きにはメッキ加工されたエイリアンの顔が配置されています。エイリアンの目が、パソコン動作時に点灯するギミックまで搭載し、背面側にいる人を完全に威圧します。

分厚くて威圧感のあるデザインが天板の下部まで続く
分厚くて威圧感のあるデザインが天板の下部まで続くので、最近の軟弱なノートパソコンとは風格が違います。

Alienware 17のモニタとキーボードをチェック

Alienware 17の液晶モニタ

Alienware 17は、17.3インチFHD (1920 x 1080)の非光沢ディスプレイを採用
Alienware 17は、17.3インチFHD (1920 x 1080)の非光沢ディスプレイを採用しています。背面の写り込みが少なく、明るさやコントラストも良好です。

視野角が広いIPSパネルなので、この角度まで傾けてもあまり暗くなりません
視野角が広いIPSパネルなので、この角度まで傾けてもあまり暗くなりません。ちなみに、モニタ上部に200万画素フルHDカメラ(デュアルデジタルマイク搭載)を搭載、モニタ下部にイルミネーション可能なALIENWAREのロゴが配置されてます。

モニタの下部を拡大
モニタの下部を拡大。イルミネーション可能なALIENWAREのロゴと怪しく点灯するエイリアンの顔の電源ボタンです。

XPS 15は標準でもフルHDの1920×1080パネルを採用
(イメージ)Alienware 17は標準でもフルHDの1920×1080パネルを採用。一般的な1366×768と比べると、表示範囲が広いので複数作業にも最適です。画像の細部まで高精細かつなめらかに表現できる超高画素な3840×2160(IGZO)もカスタマイズ可能であり、その解像度は1920×1080の4倍です。

超高画素な3840×2160は、画素数に換算すると800万ピクセルと驚異的な鮮明さを誇ります
(イメージ)超高画素な3840×2160は、画素数に換算すると800万ピクセルと驚異的な鮮明さを誇ります。標準的なノートパソコンが搭載するHD (1,366 x 768)ディスプレイの約5倍なので、あらゆる写真が細部まで気持ち悪いほど見えます。ただし、高解像度になるほど文字が細かくなりますので、写真メインの上級ユーザーでないと扱いが難しいかもしれません。

超高画素な3840×2160で、YAHOOのトップページを表示したイメージ
超高画素な3840×2160で、YAHOOのトップページを表示したイメージ。縦方向に全て表示されるほど文字が細かくなりますので、一般用途も想定するなら標準の1920×1080がおすすめです。

Alienware 17のキーボード

Alienware 17のキーボード
Alienware 17のキーボード。Alienware 17は本体が大きいので、キーボード周辺はかなり広いです。なお、本体ボディは高級感あるマット調で表面処理されており、高級感はバツグンです。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。昔ながらの堅牢なキーで、最近のノートパソコンに多い薄っぺらいアイソレーションタイプではないところに男気を感じます。また、強化スチールプレートを採用しているため、キーボードのたわみもありません。また、左端にある5つのショートカットキーを使うと、最大15のコマンドが実行できます。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。Enterキーや矢印キーも大きいです。なお、フルピッチ19mmのテンキーを搭載していますので、数字入力の頻度が多い方におすすめです。なお、最大1,000万回の打鍵保証されています。

高性能なパーツが搭載可能なので、電源アダプタもかなり大きいです
高性能なパーツが搭載可能なので、電源アダプタもかなり大きいです。その大きさは、手が大きな私でもしっかりにぎれるほど。

Alienware 17の性能をチェック

Alienware 17の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

Alienware 17のカスタマイズ構成

Alienware 17のカスタマイズ構成
項目 構成
OS Windows 10 Home 64ビット 日本語
CPU(定格動作周波数) 第6世代 インテル Core i7-6820HK (クワッドコア, 8MB キャッシュ, ダイナミック オーバークロック最大 4.1GHzまで可能)
メモリ 16GB デュアルチャネル DDR4 2133MHz (8GBx2)
ハードディスク 512GB PCIe SSD (ブート) + 1TB 7200RPM SATA 6Gb/s (ストレージ)
ビデオコントローラ NVIDIA GeForce GTX 980M

Alienware 17のデバイスマネージャa
【参考】Alienware 17のデバイスマネージャ

Core i7-6820HKをCPU-Zで見る
Core i7-6820HKをCPU-Zで見る。

NVIDIA GeForce GTX 980M 8GB GDDR5をGPU-Zで見る。
NVIDIA GeForce GTX 980MをGPU-Zで見る。

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0の測定結果
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0の測定結果。512GB PCIe SSDを搭載していると、連続読み込み速度は1234MB/sにまで達します。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマー「CINEBENCH R15」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R15を使って、Core i7-6820HKの実力を確認してみました。

「CINEBENCH R15」
「CINEBENCH R15」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。

CINEBENCH R15
テスト スコア
CPU(マルチスレッド) 708
CPU(シングルスレッド) 153

CINEBENCH R15 スコア

lienware 17は強力な冷却能力を有している
ちょっと寒い日だったこともありますが、Alienware 17は強力な冷却能力を有しているので、CPUに100%の負荷をかけても温度上昇は40℃前後でした。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は3416
一般的な使い勝手の「Home」は3416

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は4713
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は4713

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4189
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4189

ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」は4777
ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」は4777

ファイナルファンタジー14 蒼天のイシュガルドの公式ベンチマークテストで性能をチェック

人気が高いファイナルファンタジー14 蒼天のイシュガルドのベンチマークテストを試してみました
人気が高いファイナルファンタジー14 蒼天のイシュガルドのベンチマークテストを試してみました。
グラフィック描画負荷が高い「高解像度1920×1080、最高品質、DirectX 11」の設定でも『非常に快適』と高スコアです。

さらに「超高解像度3840×2160、最高品質、DirectX 11」の設定でも『やや快適』と高スコアです
さらに「超高解像度3840×2160、最高品質、DirectX 11」の設定でも『やや快適』と高スコアです。

バッテリの持ち時間を計測する「BBench」

ベンチマークテストBBENCHを使って、バッテリ駆動時間をチェック
ベンチマークテストBBENCHを使って、バッテリ駆動時間をチェック。「10秒ごとにキー入力、かつ、Webサイトを閲覧」という条件を設定。2時間以上経過しても、バッテリ残量は半分残ってました。ただ、この機種であれば、モバイル用途は想定しないでしょうから、ご参考としてください。

Alienware 17 購入まとめ

Alienware 17の大きな魅力は、見た目の強烈なデザインとノートパソコンの中では突出した処理性能です。

購入対象としては、

  • 大画面17インチ+フルHDパネル1920×1080のノートが欲しい!
  • 高性能なパーツを搭載したノートパソコンで最新ゲームをプレイしたい!
  • デスクトップパソコンの代替機として、テンキーを搭載した大型ノートを検討している。
  • 他人と同じ”普通のノートパソコン”を所有するのは嫌なので、エイリアンに侵略されてみたい・・・

という方におすすめですね。

Alienware 17は、コストパフォーマンスを求めて購入する機種ではなく、Alienwareシリーズの付加価値に共感できるユーザーだけの嗜好品です。正直、万人向けではありませんが、Alienware 17が気になる方はDELL公式サイトをチェックしてみてください。また、デスクトップ用グラフィックボードが使える「DELL Alienware Graphics Amplifier レビュー」もご参照ください。

デル株式会社
DELL公式サイト 製品ページリンク

 17インチ液晶モニタを搭載するゲーミングノート。3Dゲームを快適にプレイしたい方におすすめです。
 →詳細はNew ALIENWARE 17ノートパソコン(2015/9/4発売)(DELL公式ページ)をご参照ください。

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