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Alienware Auroraレビューをご紹介! DELLでFF14をプレイしたい方におすすめです。
ページ更新:2010/10/8
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FF14に最適!DELLゲーミングデスクトップ Alienware Aurora レビュー

Alienware Auroraは、Core i7-800シリーズ+ミドルレンジ〜ハイエンドビデオコントローラを搭載するゲーミングデスクトップパソコン。描画再生負荷が高いFF14推奨認定パッケージも販売されていますので、FF14など重量級ゲームをプレイしたい方に最適です。

DELL Alienware Auroraの製品概要

【概要1】 手軽にFF14を楽しむならこれ!静かで安定したプレイかつオーバークロックが楽しめる「Alienware Aurora」

Alienware Auroraは、FF14やロストプラネット2など重量級ゲームがプレイ可能なゲーミングデスクトップです。

ゴツくて大きなAlienware Aurora
DELLゲーミングデスクトップ Alienware Aurora。ひたすら性能と独自性を追求し、”エイリアンの侵略”というテーマによるデザインは圧巻。FF14推奨認定ビデオコントローラに指定されているGeForce GTX 460もカスタマイズ可能なので、手軽にFF14をプレイしたい方におすすめします。実は、私も購入してしまいました。

大きくて威圧感のあるエイリアンデザインは、安価なInspironシリーズとは対照的です。インターネットや文書作成といった一般用途は想定されておらず、オーバークロック可能なCore i7-875Kや最大825W電源が搭載可能など、ゲームユーザーのための専用モデルと言えます。


装甲車のような堅さの側板、豪華な各種ギミックを搭載することにより、結果として20kgオーバーになるAlienware Auroraの重量。部屋に置いているだけで嫁さんに罵倒されるほどの威圧感は、万人向けとは口が裂けても言えない唯一無二の存在です。

広い内部スペースとFF14が長時間プレイ可能な安定感が魅力的

見た目のデザインの派手さはもちろんスゴイですが、Alienware Auroraは内部スペースの広さや拡張性も高いです。

Alienware Auroraの内部写真
Alienware Auroraの内部写真。ビデオコントローラを最大2枚、ハードディスクを最大4台まで増設できる内部スペースは圧巻。

一般機種とは違って、電源ユニットが背面下(写真左下)にあること、水冷式CPUクーラー(写真左上)や大型ファン(写真右)を採用するため、内部エアフローが極めて効率的です。ファイナルファンタジー14など重量級の3Dゲームでも、長時間プレイが楽しめますもちろん、静音性も高いです。

写真では、FF14推奨ビデオコントローラのGeForce GTX 460を搭載していますが、サイズが小さいローエンドビデオコントローラにさえ見えてしまうほどの広い内部スペースです。ビデオコントローラ2枚挿しのSLIには対応しているようですが、同メーカー/同仕様など条件がかなり厳しいのでご注意ください。

水冷式CPUクーラーとその周辺周りを拡大
水冷式CPUクーラーとその周辺を拡大。マザーボードは、エイリアンの白い顔が刻印されたAlienware Aurora専用の豪華仕様です。各種冷却クーラーの搭載はもちろん、熱に強い個体コンデンサを贅沢に使用するなど、徹底的な長時間動作を想定した作りになってます。水冷式CPUクーラーを個別で購入すると1万円前後するでしょうから、お得感は高いです。

気になるFF14公式ベンチマークのスコアは?

私が購入したAlienware Aurora FF14推奨認定パッケージにて、FF14公式ベンチマークテストを実施してみました。

ファイナルファンタジー14のベンチマークテストでの性能比較
機種名 Alienware Aurora
FF14推奨認定パッケージ
【参考】Alienware Aurora ALX
FF14推奨認定パッケージ
備考
標準設定:1280×720 4494
(やや快適)
5833
(とても快適)
標準設定であれば、Alienware Auroraでも十分快適なプレイが楽しめそうです。
高解像度設定:1920×1800 2413
(やや重い)
4276
(やや快適)
高解像度設定になると、Alienware Auroraが搭載するGeForce GTX 460では性能不足なのか、スコアが大きく低下します。上位ビデオコントローラRadeon HD 5870にアップグレードした方がよさそうです。なお、GeForce GTX 480 を搭載する兄貴分Alienware Aurora ALXという選択肢もあります。
※Alienware Aurora FF14推奨認定パッケージ:Core i7-875k+GeForce GTX 460 1GB
※Alienware Aurora ALX FF14推奨認定パッケージ:Core i7-960+GeForce GTX 480 1536MB
※Alienware Auroraのスコアは実測、Alienware Aurora ALXのスコアはDELL公称値


Alienware Aurora FF14推奨認定パッケージで確認しましたが、DELL公式スコアよりも少し高い4494(標準設定)でした。推奨認定パッケージだけあって、標準設定であれば問題なさそうです。ただし、フルHD1920×1080の高解像度モニタでFF14をプレイするには性能不足なので、上位ビデオコントローラであるRadeon HD 5870へアップグレードするか、上位機種のAlienware Aurora ALXを狙ってみてください。

全身エイリアンなAlienware Aurora

Alienware Auroraはデザインも型破りです。

エイリアンが顔を出しているAlienware Aurora
エイリアンが顔を出しているAlienware Aurora。万人受けする気は全くないようで、目が青色に点灯します。カスタマイズで他色も選べますので、エイリアンを自分好みに変えてみてください。初期設定は写真の青エイリアンですが、私のお気に入りは今にも燃え出しそうな赤エイリアンです。日替わりでも楽しいですよ。

前面パネルを開いた状態
前面パネルを開いた状態。舞台照明のように、2つの光りが降り注ぎます。性能には全く関係がなく、その分コストがかかるだけのお遊び心ですが、ゲーミングデスクトップとしての醍醐味と言えます。舞台照明のスポットライトみたいですが、「宇宙船からエイリアンが降りてきた!」というシチュエーションが連想されるギミックのようです。

エイリアン文字が刻まれた側板
エイリアン文字が刻まれた側板。内部で点灯するギミックが搭載されてます。ウロコのようなデザインは、エイリアンの肌でしょうか。これを見て、「かっこいい!」と物欲がそそられるか、「気持ち悪い!」と感じるかは好みが分かれそうです。

Alienware Auroraの背面
Alienware Auroraの背面。接続端子はもちろん豊富に搭載されていますが、写真右上にある水冷式CPUクーラーの大きさにビックリします。その他のメッシュ部分も大きな穴を確保し、排熱能力を極限まで高めた設計になってます。横幅については、デザイン的な要素もあるのでしょうが一般的なデスクトップパソコンよりも広いです。ちょっと太ったエイリアンといったイメージでしょうか。ちなみに、嫁さんにはダンゴムシに見えるそうです。

Core i7-875Kでオーバークロックにも対応

2010年10月現在、Alienware AuroraのFF14推奨認定パッケージでは、オーバークロック可能なCore i7-875Kを搭載可能です。通常の空冷式CPUクーラーではなく、冷却力が高い水冷式CPUクーラーを採用しているためオーバークロックによる発熱増にも強く、大きな動作周波数アップが見込めます。

Alienware AuroraのBIOS画面
Alienware AuroraのBIOS画面。CPU倍率を変更できるようになっており、パソコン中〜上級者にも楽しみな要素と言えます。ただし、定格倍率は22倍のままであり、ハイパースレディング時の上昇倍率のみです。やり過ぎると故障の可能性があるオーバークロックなので当然と言えば当然ですが、反対に言えば、BIOSで設定できる範囲のオーバークロックであれば、DELLが責任を持ってくれるということかもしれません。

Core i7-875Kはオーバークロック耐性が高く、パソコン自作ユーザーにも人気が高いCPUです。Core i7-870から5万円前後もアップグレード料金が必要(2010年10月7日現在)な上位CPUCore i7-880以上のスペックアップも狙えますので、性能重視かつご興味のある方は狙ってみてください。DELLのパソコンでオーバークロックに対応しているのは、Alienware Auroraを含む最上位シリーズのみです。

仮想Core i7-880「28-27-25-25」に上昇させてみました
試しに、 ターボブースト時の倍率をCore i7-875K標準の「27-26-24-24」から、仮想Core i7-880である「28-27-25-25」に上昇させてみました。すると、Core i7-880の最大動作周波数と同じ3.73GHzまで驚くほど簡単に上昇しましたBIOS設定画面を起動してたった1分程度の軽作業なので、オーバークロック未経験の方はその簡単さにビックリされるのではないでしょうか。くどいですが、人気機種Studio XPS 8100で選べる最高峰Core i7-880のアップグレード料金が約5万円(2010年10月7日時点)なので、この設定だけで約5万円分もお得な計算になります。

Alienware Auroraでは、オーバークロック耐性があるXMPメモリもカスタマイズ可能
さらにスペックアップを狙う方には、オーバークロック耐性があるXMPメモリを狙ってみてください。Alienware Auroraシリーズでしかカスタマイズできません。あくまで自己責任ですが、夢の4GHz台に突入できるかもしれません。結果は、後日ご紹介します。

割高ですがAlienware Auroraも選択肢に入れてみてください
FF14のプレイを検討されている方に、Alienware Auroraがおすすめです。ちょっと割高ですが、他メーカーパソコンでは味わえない唯一無二の所有欲を満足させることができますので、ぜひ選択肢に入れてみてください。

デル株式会社

Alienware Auroraの見積もり/カスタマイズはDELL公式サイトで!

 ハイエンドCPU & ビデオコントローラを搭載するゲーミングデスクトップパソコン。
 →詳細はAlienware Aurora(DELL公式ページ)をご参照ください。

>>【概要2】 兄貴分Alienware Aurora ALXとの違いは?そして売れ筋Studio XPS 8100との比較は?

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