コンパクトなゲーミングデスクトップ DELL Alienware X51（R3） レビュー

Alienware X51の性能をベンチマークテスト

1. 【レビュー１】 こんなに小さくてもスゴイAlienware X51
2. 【レビュー２】 Alienware X51の内部詳細をチェック
3. 【レビュー３】 Alienware X51の性能をチェック

【レビュー３】 Alienware X51の性能をチェック

今回ご紹介しているAlienware X51は、最新のCore i7プロセッサを搭載しており、従来のCPUと比べると性能が大きく向上しています。今回ベンチマークテストを実施したAlienware X51のカスタマイズ構成は、以下のとおりです。

Alienware X51のカスタマイズ構成

項目	構成
OS	Windows 10 Home 64ビット 日本語
CPU（定格動作周波数）	第6世代 Core i7-6700K（4.0〜4.2GHz）
メモリ	8GB デュアルチャネル DDR4 2133MHz (4GBx2)
ハードディスク	1TB (64MB キャッシュ) 7200 RPM SATA 6Gb/s
ビデオコントローラ	NVIDIA GeForce GTX 960 2GB GDDR5

【参考】Alienware X51のデバイスマネージャ

Core ｉ７-6700KをCPU-Zで見る。

GeForce GTX 960をGPU-Zで見る。

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0の測定結果。今回搭載していたストレージはハードディスクなので、スコアは一般的でした。性能重視の方には、高速なSSDがおすすめですね。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCHを使って、第6世代 Core i7-6700Kの実力を確認してみました。今回テストしたのは、「CINEBENCH R11」と最新版の「CINEBENCH R15」です。

「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。

CINEBENCH R10・R11

テスト	スコア
【CINEBENCH R11】　CPU（マルチスレッド）（pts）	9.60
【CINEBENCH R11】　CPU（シングルスレッド）（pts）	1.96
【CINEBENCH R15】　CPU（マルチスレッド）（cb）	875
【CINEBENCH R15】　CPU（シングルスレッド）（cb）	174

CINEBENCH R11のスコア

CINEBENCH R15のスコア

Alienware X51は、強力な冷却能力を有しているので、CPUに100%の負荷をかけても温度上昇は大きくありませんでした。

実際の利用状況を想定したベンチマーク「PCMARK 8」でチェック

実際の利用状況を想定したベンチマーク「PCMARK 8」でチェックでベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は4618

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は5754

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4812

ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」は2710

ゲーム定番ベンチマークテスト「3DMARK」

定番の3DMARKでベンチマークを実施。グラフィックカードにハイエンドのGeForce GTX 960を搭載していますので、かなりの高スコアです。

3DMARK

FIRE STRIKE	6560
Sky Diver	20634
CLOUD GATE	24641
ICE STORM	170121

ファイナルファンタジー14 エルゼオアの公式ベンチマークテストで性能をチェック

人気が高いファイナルファンタジー14のベンチマークテストを試してみました。

ハイエンドのGeForce GTX 960を搭載しているので、「1920×1080の高解像度＋最高品質」でも『非常に快適』。なお、お買い得なローエンドGeForce GTX 745も選択可能ですので、プレイしたいゲームと予算に応じてご検討ください。

ドラゴンクエスト�]公式ベンチマークテスト

ドラゴンクエスト�]公式ベンチマークテストでは、「最高品質」でも『すごく快適』でした。