HP ENVY Phoenix 810-290jp レビュー
HP ENVY Phoenix 810-290jpは、DELLのライバルとして名高いHP(ヒューレット・パッカード)が販売している最上位機種です。
HP ENVY Phoenix 810-290jp レビュー
- (レビューその１) 水冷用CPUクーラー＋最高峰Core i7を搭載するHP ENVY Phoenix 810-290jp
- (レビューその２) HP ENVY Phoenix 810-290jpの内部をチェック
- (レビューその３) HP ENVY Phoenix 810-290jpの性能をチェック
(レビューその３) HP ENVY Phoenix 810-290jpの性能をチェック
今回ベンチマークテストを実施したHP ENVY Phoenix 810-290jpのカスタマイズ構成は、以下のとおりです。
| 機種名 | HP ENVY Phoenix 810-290jp |
|---|---|
| OS | Windows 8.1 Pro |
| CPU（定格動作周波数） | Core i7-4960X（3.6～4.0GHz） |
| メモリ | 16GB |
| ハードディスク | 128GB SSD＋1GB HDD＋1GB HDD |
| ビデオコントローラ | GeForce GTX 770 |
【参考】HP ENVY Phoenix 810-290jpのデバイスマネージャー
SSDとハードディスクの性能をチェック
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0を使って、128GB SSD（オプション）と1GBハードディスクの性能を調べてみました。
128GB SSD（オプション）。
読み込みは約300～400MB/sと爆速。書き込みも約200MB/sと速いです。HP ENVY
Phoenix 810-290jpを購入するなら、128GB SSD（オプション）は是非検討すべきです。
1GBハードディスク。
SSDには劣るもののseq（連続）は速いです。ただ、速さが実感できる「4K」「4K
QD32」のスコアがSSDと圧倒的に違うので、データ保存用ドライブとして使うのがおすすめかも。
CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R10」「CINEBENCH R11」
古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCHを使って、Core i7-4960Xの実力を確認してみました。今回テストしたのは、「CINEBENCH R10」と「CINEBENCH R11」です。
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。
| 機種名 | HP ENVY Phoenix 810-290jp |
|---|---|
| 【CINEBENCH R10】 Single CPU Render Test | 6715 |
| 【CINEBENCH R10】 Multi CPU Render Test | 35647 |
| 【CINEBENCH R11】 CPU（シングルスレッド）（pts） | 1.63 |
| 【CINEBENCH R11】 CPU（マルチスレッド）（pts） | 11.02 |
4コア・8スレッドで動作周波数は3.689GHzを維持。さすがハイエンドCore i7ですね。
しかもCore i7-4960Xはオーバークロック可能なので、調整によってはさらに上を狙えます。
ちなみに、前機種のHP ENVY Phoenix 810-190jpにおいて、Core i7-4960Xのオーバークロックを実施しています。オーバークロックが気になる方はご参考としてください。
(レビューその４) ゲーマーズモデルでベンチマーク＆オーバークロック♪（その１）
強力な冷却能力を誇る水冷クーラーを搭載しているので、CPUの負荷を100%まで上昇させても65℃程度までしか熱くなりません。さすがです。
シングルスレッド時だと、定格でも3889MHzまで上昇します。
実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 7」
| 比較対象 | HP ENVY Phoenix 810-290jp | 備考 |
|---|---|---|
| PCMark | 5673 | 総合スコア |
| Lightweight | 5527 | Webブラウジング、画像表示、テキスト編集 |
| Productivity | 4972 | Webブラウジング、データの暗号化 |
| Entertainment | 5449 | 動画再生・変換、Webブラウジング、グラフィック描画 |
| Creativity | 9235 | 画像表示、動画変換 |
| Computation | 11924 | 動画変換（高解像度） |
| System storage | 5149 | ハードディスクへのアクセス速度（Windows Defender、Windows Media Center、画像・動画・音楽、アプリケーション起動、ゲーム） |
| RAW system storage | 4580 | ハードディスクへのアクセス速度（Windows Defender、Windows Media Center、画像・動画・音楽、アプリケーション起動、ゲーム） |
PCMARK 7の結果。PCMarkの5673はかなり高スコアで、最高峰CPU＋高速SSDとしての安定感が伝わってきます。まさに万能選手といった感じでしょうか。
最新版「PCMARK 8」でもチェック
最新版「PCMARK 8」でもベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
一般的な使い勝手の「Home」は4271
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は4718
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4896
ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」。SSDの結果は4869
ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」。ハードディスク（1GB）の結果は2785
ゲーム定番ベンチマークテスト「3DMARK」
定番の3DMARKでベンチマークを実施。グラフィックカードにGeForce GTX 770を搭載しているため高スコアです。
| ビデオコントローラ名 | HP ENVY Phoenix 810-290jp |
|---|---|
| ICE STORM | 148864 |
| CLOUD GATE | 24204 |
| FIRE STRIKE | 6866 |
ファイナルファンタジー14 エルゼオアの公式ベンチマークテストで性能をチェック
人気が高いファイナルファンタジー14 エオルゼアのベンチマークテストを試してみました。
「1920×1080の高解像度＋最高品質」でも『非常に快適』と文句なし。
| 機種名 | HP ENVY Phoenix 810-290jp |
|---|---|
| 1920×1080（標準品質） | 14887（非常に快適） |
| 1920×1080（高品質） | 10579（非常に快適） |
| 1920×1080（最高品質） | 8161（非常に快適） |
ドラゴンクエストⅩでもすごく快適。
ハイエンドデスクトップならではの高性能と長時間利用の安定感
ご紹介したとおり、HP ENVY Phoenix 810-290jpはかなりの高性能と長時間利用の安定感を有します。
Webサイト閲覧や文書作成、デジカメ写真の保存など処理負荷が軽い用途には過大性能ですが、
- 画像や動画の編集が主用途である
- 最新ゲームを快適にプレイしたい
- 周辺機器をたくさん接続できる拡張性が欲しい
- パソコンを長く快適に使いたい
という方にはHP ENVY Phoenix 810-290jpがおすすめです。構成によっては、弟分「HP ENVY 700-360jp/CT
」も高コストパフォーマンスなので比較してご検討ください。
[特別価格期間] 9/25(木) - 10/15(水) 23時59分
[特別価格機種] HP ENVY Phoenix 810-290jp/CT
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東京生産＋Core i7＋水冷の最上位機種 HP ENVY Phoenix 810-290jp
詳細はHP ENVY Phoenix 810-290jp/CT
(HP公式ページ）でどうぞ。
- (レビューその１) 水冷用CPUクーラー＋最高峰Core i7を搭載するHP ENVY Phoenix 810-290jp
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