先進機能を満載した、東京生産フルカスタマイズの大画面ハイパワー・ノートPC
HP ENVY 17-j100 レビュー
ENVY 17-j100は、先進機能を満載した、東京生産フルカスタマイズの大画面17インチノートPCです。
ENVY 17-j100の概要
低価格な大画面ノート ENVY 17-j100
今回ご紹介するENVY 17-j100
は、大画面の17インチ液晶モニタを搭載しているにもかかわらず、6万円台（2014年6月27日時点）から購入可能な低価格ノートパソコンです。専用のNVIDIA
GeForce GTグラフィックス、ハイビジョンコンテンツが自在に楽しめるブルーレイディスクドライブが選択可能など、用途に応じたカスタマイズが可能です。
大画面17インチノートENVY 17-j100。高級感のあるアルミ素材の薄型ボディで、コストパフォーマンスが高い人気機種です。
中～上級者に嬉しいフルHD（1920×1080）パネルが搭載可能
ENVY 17-j100の特徴は、なんと言っても大画面の17インチモニタです。見やすいのでデスクトップパソコンからの買い換えにもおすすめですし、表示解像度は1600×900とフルHD（1920×1080）が選べます。
【参考】各解像度の表示範囲を比較。ENVY 17-j100はの表示解像度は一般的な1366×768を大きく上回ります。
フルHD（1920×1080）の表示例。かなり広い表示範囲なので、WEBページ閲覧や画像・動画編集も快適です。フルHD（1920×1080）だと非光沢ディスプレイとなります。
今回の非光沢ディスプレイは背面の写り込みが少なく、明るさやコントラストも良好。斜め方向から見ても、視野角が広くて色の変化が少ないです。
さすがにこの角度まで傾けると、全体的に暗くなり色も変わります。一般用途であれば問題ありません。
ENVY 17-j100の外観デザインをチェック
ENVY 17-j100の天板をチェック
本体ボディと統一感のある天板は秀逸。
天板を拡大。指紋は気になりません。
ENVY 17-j100のキーボードをチェック
ENVY 17-j100は、テンキー搭載のキーボード配列を採用しています。もちろん19mmのフルサイズなので、数字入力頻度が高い方などビジネス用途にもおすすめです。また、キーボード上部にある4つのスピーカーとサブウーファー（底面）により、ハリのある高音域と迫力の重低音が楽しめます。音楽鑑賞も楽しみたい方におすすめですね。
キーボード左部を拡大。キー配列については標準ですが、一番上段のキーが縦方向に狭くなってます。使用頻度が低いキーは小さく、高いキーは広くしているようですね。
キーボード右部を拡大。Enterキーも大きく、テンキーも19mmフルピッチなので入力は快適です。矢印キーが少し小さめなのが残念でした。
ENVY 17-j100の前面をチェック
ENVY 17-j100の前面。端子はありません。
ENVY 17-j100の右側面をチェック
ENVY 17-j100の右側面。左から、ヘッドフォン端子、USB3.0×2、光学ドライブ、電源コネクタ。
ENVY 17-j100の左側面をチェック
ENVY 17-j100の左側面。左から、HDMI、有線LAN、USB3.0×2、メディアカードリーダー。
ENVY 17-j100の背面をチェック
ENVY 17-j100の背面。接続端子はありません。
ENVY 17-j100の性能をチェック
ENVY 17-j100は、最新のCore i7プロセッサを搭載しており、従来のCPUと比べると性能が大きく向上しています。今回ベンチマークテストを実施したENVY 17-j100のカスタマイズ構成は、以下のとおりです。
| 項目 | 構成 |
|---|---|
| OS | Windows 8.1 Pro |
| CPU（定格動作周波数） | Core i7-4800MQ（2.7～3.7GHz） |
| メモリ | 16GB |
| ハードディスク | 1TB HDD＋1GB HDD |
| ビデオコントローラ | GeForce GT 740M |
【参考】ENVY 17-j100のデバイスマネージャー
GeForce GT 740MをGPU-Zで見る
SSDとハードディスクの性能をチェック
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0を使って、1TBハードディスクの性能を調べてみました。
SSDには劣るものの昔のノートパソコンと比べると速いです。できれば、SSDがカスタマイズできるとありがたいです。
CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R10」「CINEBENCH R11」
古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCHを使って、Core i7-4800MQの実力を確認してみました。今回テストしたのは、「CINEBENCH R10」と「CINEBENCH R11」です。
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。
| テスト | スコア |
|---|---|
| 【CINEBENCH R10】 Single CPU Render Test | 7171 |
| 【CINEBENCH R10】 Multi CPU Render Test | 25442 |
| 【CINEBENCH R11】 CPU（シングルスレッド）（pts） | 1.57 |
| 【CINEBENCH R11】 CPU（マルチスレッド）（pts） | 6.84 |
マルチコアに対応するアプリケーションでは、ものすごいスピードで処理を行います。
高性能なCore i7-4800MQ（2.7～3.7GHz）なので、4コア・8スレッドで動作周波数は3.390GHzを維持。さすがハイエンドCore
i7ですね。
シングルスレッド時だと、性能通り3695MHzまで上昇します。
実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 7」
| 比較対象 | ENVY 17-j100 | 備考 |
|---|---|---|
| PCMark | 3544 | 総合スコア |
| Lightweight | 2643 | Webブラウジング、画像表示、テキスト編集 |
| Productivity | 1947 | Webブラウジング、データの暗号化 |
| Entertainment | 3659 | 動画再生・変換、Webブラウジング、グラフィック描画 |
| Creativity | 6162 | 画像表示、動画変換 |
| Computation | 19962 | 動画変換（高解像度） |
| System storage | 1496 | ハードディスクへのアクセス速度（Windows Defender、Windows Media Center、画像・動画・音楽、アプリケーション起動、ゲーム） |
| RAW system storage | 320 | ハードディスクへのアクセス速度（Windows Defender、Windows Media Center、画像・動画・音楽、アプリケーション起動、ゲーム） |
PCMARK 7の結果。storageの2項目以外のスコアは高いです。
最新版「PCMARK 8」でもチェック
最新版「PCMARK 8」でもベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。
一般的な使い勝手の「Home」は3165
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3405
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は3645
ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」は1908
ゲーム定番ベンチマークテスト「3DMARK」
定番の3DMARKでベンチマークを実施。グラフィックカードにGeForce GT 740Mを搭載していますが、ゲーム用途だと性能不足です。
| ICE STORM | 52850 |
| CLOUD GATE | 6983 |
| FIRE STRIKE | 1096 |
ドラゴンクエストⅩ公式ベンチマークテスト
解像度が1920×1080と高いので、「普通品質」でも評価は『普通』です。ライトなゲームだとプレイできます。
大画面ノートがこの価格で購入できるのは嬉しい
ENVY 17-j100は、
- 大画面17インチモニタを採用
- パネルは高解像度の1600×900もしくは1920×1080が選択可能
- 高級感があるアルミ素材の薄型ボディを採用
- 数字入力に便利なテンキー搭載のフルサイズキーボード
- 周辺機器をたくさん接続できる拡張性あり
- ライトなゲームならプレイ可能なグラフィック能力
- かなり安価な価格設定が魅力的
とかなり高いコストパフォーマンスを誇ります。デスクトップパソコンの買い換えをご検討の方にもおすすめです。
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詳しくはENVY 17-j100
（DELL公式ページ）をご参照ください。