DELL(デル)パソコン Inspiron 6400の製品情報やお勧めカスタマイズを中心に、初心者の方にもわかりやすく紹介しておりますので、DELL製品の購入を検討しておられる方は是非ご活用下さい。
 ページ更新:2006/9/5
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Inspiron 6400 お勧めカスタマイズ例

ここでは、参考までにデルガイドオススメのカスタマイズ案をいくつかご紹介します。
使用目的別に、優先するカスタマイズ項目、予算を削れる項目、参考価格などをご紹介しております。
もちろんここでご紹介するポイントがすべてではありませんので、納得されるまでDELLのホームページで見積もりをしてご検討ください。

Inspiron 6400の特徴

Inspiron 6400は、DELLのノートパソコンの中でも、Inspiron 640mと並んでパソコン初心者の方に人気があるパソコンです。
Inspiron 640mとの大きな違いは、液晶モニタがInspiron 640mの14.1インチに対して、Inspiron 6400の15.4インチだという点で、他の性能やカスタマイズはよく似ていますので、どちらの機種にするか迷うところでしょう。

カスタマイズのポイントは、Inspiron 640mの場合と同様、必要な性能をキチンと把握するということです。
最低限必要な性能だけをカスタマイズすることによって、できるだけ購入金額を抑えましょう。

DELL納得ガイド おすすめカスタマイズ 
  1. パソコン初心者向けの「お得なパソコン」
  2. 余裕のスペックを持った「高性能パソコン」
  3. 手軽にテレビが見られる「低価格テレビパソコン」

1.パソコン初心者向けの「お得なパソコン」

Inspiron 6400 カスタマイズのポイント

  • CPUは基本性能が高くて安価な「Celeron M プロセッサ」でもOK
  • メモリは512MBでもOKですが、予算があれば1GBがおすすめ
  • 基本は「80GB(5400回転)」、快適さを求めるなら「80GB(7200回転)」

Inspiron 6400はもともと基本性能が高いので、インターネットやメール、Excel・Wordなどビジネスソフトを使う目的であれば、最小構成でも充分使えます。

ちなみに最小構成であれば、10万円以下とパソコン初心者の方にも安心な価格設定です。
仮に、ハッキリとした使用目的があるならば、多少の性能アップを検討してみましょう。おすすめは、すべての項目を最小構成にしてから、必要な性能だけをグレードアップする省エネ購入です。

おすすめのカスタマイズパーツ
  • インテル(R) Core(TM) Duo プロセッサー T2300E(2MB L2キャッシュ、1.66GHz、667MHz FSB)

インターネットやメールなど、一般的な使用目的であれば、Celeron M プロセッサでも問題ありません。
しかし近い将来、ビデオカメラで撮影した動画編集など、処理負荷の高い作業をするには、CPUの性能アップが欠かせません。

一般的に、ノートパソコンのCPUを交換することは一般的に難しいこともあり、パソコンの性能不足はパソコンの買い替えに直結する恐れがあります。
そこでおすすめするのが、デュアルコアCPUである「インテル Core Duo プロセッサ」です。
コアというCPUの中枢部となる部分を贅沢に2つ(デュアル)も搭載していますので、「Celeron M プロセッサ」よりも性能はワンランク上です。

ただし、性能に比例して多少の予算アップは必要です。
動画編集を全く必要としない方には必要ありませんが、その可能性がある方、または、Inspiron 6400を将来長く使いたい方にはおすすめです。


  • 1GB(512MBx2)デュアルチャネル DDR2-SDRAMメモリ

パソコンを快適に動作させるためには、メモリの増設は欠かせません。
最小構成の512MBでも不満はありませんが、データ容量が大きなファイルを開いたり、
一度にたくさんのファイルを開く場合は、動作が遅くなる場合があります。

購入した後に、どうしても動作が鈍いようでしたら、メモリをもう1つ増設するという手もありますが、メモリ容量を2倍の1GBにしておくと、その症状がかなり改善されることが多いです。

もうワンランク上の2GBという選択肢もありますが、よほどの使用目的でないと必要でないこと、価格差が5万円前後もすることを考えますと、とてもおすすめできません。

仮にメモリ容量が2GB以上必要な使用目的であれば、上位機種のInspiron 9400やデスクトップパソコン:Dimensionシリーズの上位機種が購入対象となりそうです。

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2.余裕のスペックを持った「高性能パソコン」

Inspiron 6400 カスタマイズのポイント

  • CPUは処理負荷の高い作業にも耐えられるように「インテル Core Duo プロセッサ 」にグレードアップ
  • メモリは余裕を持った1GBがお勧め
  • ハードディスクは、高速な7200回転がお勧め
  • バッテリの持ちを考えると大容量9セルバッテリも検討

最近では、ビデオカメラや高画素デジカメが一般的になったこともあり、パソコンでの編集や保存が簡単になりました。
しかし編集作業するとなれば、パソコンにある程度の性能を要求されますので、ポイントとなる性能をグレードアップしておく必要があります。

おすすめのカスタマイズパーツ
  • インテル(R) Core(TM)Duo プロセッサー T2300E (2MB L2キャッシュ 1.66GHz 667MHz FSB)

編集作業を快適にするために必要なのは、ずばりCPUの性能です。
特に動画編集は、大量のデータを一度に処理する必要がありますので、CPUの性能は処理時間に最も影響すると言っても過言ではありません。

そこでおすすめなのが、CPUの中枢部であるコアを贅沢に2つも搭載している「Core Duo プロセッサ」です。
確かに、予算的には安価なCeleron Mプロセッサにひかれるのですが、ハッキリ言ってパワー不足です。どれだけメモリやハードディスクをグレードアップしても、処理性能は期待できません。

CPUの性能差というのは、動画や高画素デジカメ画像の編集、ファイルのエンコードなど、特に処理負荷の高い作業で発揮されます。
仮に、現在上記のような使用目的でない方であっても、パソコンの快適性や処理速度にこだわる方にはお勧めですし、このデュアルコアCPUは、これからの主流となりますので、将来ずっと使いたいという方にもおすすめです。


  • 80GB SATA HDD(7200回転)

画像・動画編集を使用目的とする上で、CPUとメモリの次に大切なのが、このハードディスクです。

ご存じの通り、ハードディスクとはデータの保存を行っているパーツです。
特に、動画を編集保存するためには、大量のデータ容量が必要となりますので、できるだけ大容量のハードディスクを選択することをおすすめします。
ちなみに、ノートパソコンでは内蔵できるハードディスクの容量にも限界がありますので、外付けのハードディスクをオプションで追加すると1GB当たりの単価は安くなります。

また、ハードディスクの回転数は、高速な7200回転タイプを選択しておくことを強くおすすめします。

大容量データを扱う場合、パソコンの快適性のポイントとなるのがハードディスクの回転数です。
なぜかと言いますと、CPUやメモリに比べてハードディスクのデータ転送速度が遅いためです。そのため、CPUやメモリがいくら高性能であったとしても、ハードディスクの性能が低いとパソコン全体の快適性は向上しません。
5400回転のタイプに比べて、価格は多少割高になりますが、選択しておきたいパーツです。

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3.手軽にテレビが見られる「低価格テレビパソコン」

Inspiron 6400 カスタマイズのポイント

  • CPUは基本性能が高くて安価な「Celeron M プロセッサ 410」でも可
  • メモリは、基本は512MB、快適性を求めるなら1GB
  • テレビの録画を考えると、ハードディスクの容量は多めに

テレビを見るのに必要なカスタマイズは、ずばり「Windows XP Media Center Edition 2005」と「(Media Center Edition 専用)デル製USB 外付け TVチューナ+リモートコントローラ」です。
また、、快適性を求めるために、メモリを1GBにグレードアップしておくことをおすすめします。

おすすめのカスタマイズパーツ
  • Windows XP Media Center Edition 2005 with Update Rollup 2 正規版 (日本語版)
  • (Media Center Edition 専用)デル製USB 外付け TVチューナ+リモートコントローラ

テレビ機能を付加するには、上記の2項目の変更が必要です。
どちらか1つだけを選択することはできず、ペアでのみ購入できます。

TVチューナカードは、パソコン本体に負担をかけずにテレビ機能を楽しめる「ハードウェアMPEG2エンコード」タイプです。
また、高画質機能である、3次元Y/C分離やノイズリダクションも搭載しており、キレイな画質を楽しむことができます。

また、専用リモコン付きですので、離れた場所からテレビ操作もできますので、一般的な液晶テレビとほぼ変わりません。
テレビの内部屋に置くという方法もありますので、一人暮らしの方や自分の部屋用のテレビパソコンとしても最適です。


  • 15.4インチTFT TrueLife(TM) WSXGA+ 液晶ディスプレイ

ビデオ編集やテレビ、DVD映画の視聴を目的とする方におすすめなのが、DELLではTrueLifeと呼んでいる、光沢液晶モニタです。
質感が高く流暢な動画が楽しめますので、上記の使用目的はもちろん、デジカメ画像を見るときにも最適です。

また、光沢液晶にすると、表示解像度もWXGA(1280x800)から、WSXGA(1680x1050)に広がるという利点もあります。Excelなどのビジネスソフトでは、作業範囲が広くなりますし、インターネット閲覧時なども、スクロールする機会が少なくなるので快適です。
グレードアップ料金も10,000円前後ですので、長く使うことを考えるとお買い得だと思います。

ただし、標準の非光沢液晶モニタに比べて、背景の映り込みが多少ありますので、動画を楽しむ目的がない方はグレードアップしない方が良い場合もあります。
Inspiron 6400の使用目的と予算に合わせて、どちら液晶モニタが良いか検討してみましょう。

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