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DELL Inspiron 11 3000シリーズのレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2016/3/13
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お手軽価格の11インチ型モバイル
DELL Inspiron 11 3000シリーズ レビュー

New Inspiron 11 3000シリーズは、コンパクトな11.6インチ液晶を搭載したモバイルノートパソコンです。2台目のサブノートとしてもおすすめです。

3万円台から購入可能な、ポップな外観のモバイルノート

Inspiron 11 3000の外観
Inspiron 11 3000(正式名称はInspiron 11 3162)の外観。本体サイズは、幅が292mm、奥行きが196mm、高さが約20mm、重さが1.18kgとコンパクトです。見た目は丸みがあってポップな印象なので、女性でも使えそうな気がします。あと、構成にもよりますが、3万円台〜という価格設定も魅力的です。

Inspiron 11 3000の天板
Inspiron 11 3000の天板。光沢感がある樹脂系の天板です。アルミ系のような高級感はありませんがは、安っぽさもありません。

天板を拡大
天板を拡大。指紋は気にならないと思います。

Inspiron 11 3000の外観と接続端子をチェック

Inspiron 11 3000の外観について、詳しくご紹介します。

Inspiron 11 3000の左側面
Inspiron 11 3000の左側面。左から、電源アダプタ、HDMI、USB3.0、メディアカードリーダー(Micro SD)。フルサイズHDMIポートを搭載しているので、テレビやモニタに接続し、より大きい画面で観賞または作業が可能です。

Inspiron 11 3000の右側面
Inspiron 11 3000の右側面。左から、ヘッドセット(ヘッドフォン、マイク)、USB2.0、セキュリティケーブルスロットです。

Inspiron 11 3000の前面
Inspiron 11 3000の前面。接続端子はなく、天板を開きやすいように空間があります。厚みはそこそこありますが、DELLいわく、2万5,000回以上もひねりを加えるテストを実施することで、内部の部品がきちんと保護されていることを確認できているとのことです。

Inspiron 11 3000の背面
Inspiron 11 3000の背面。前面と同じく、接続端子はありません。ヒンジがガッチリしており、DELLいわく、天板を2万回開閉しても壊れないとのこと。

Inspiron 11 3000のキーボード

Inspiron 11 3000のキーボード周辺について、詳しくご紹介します。

Inspiron 11 3000のキーボードは一般的なアイソレーションタイプで、シンプルな配置です
Inspiron 11 3000のキーボードは一般的なアイソレーションタイプで、シンプルな配置です。タッチパッドが大きめなので、使いやすい印象を受けました。あと、手を置くパームレスト部分も、指紋が付きにくいです。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的です。一番上列のファンクションキーが少し小さいですが、利用頻度が低いためか見た目ほどの違和感はありません。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。「Enter」キーと矢印キーがもう少し大きい方が、私は好みです。

本体サイズがコンパクト
本体サイズがコンパクトなので、手が大きな私にはスペース的な余裕はありませんが、キーボード自体はフルサイズなのでタイミングに違和感はありません。キーを強めに押すと若干のたわみが感じられましたが、キー入力を優先する機種ではないので割り切れば問題ないと思います。ちなみに、キーの耐久性テストは、よく使用されるキーに対して1,000万回も実施されてます。

タッチパッドのサイズは、幅が100mm、高さが55mmです
タッチパッドのサイズは、幅が100mm、高さが55mmです。タッチパッドボタンは、100万回タッチするテストを実施し、エラーが発生しないことが確認されているとのこと。また、高精度タッチパッドなので、で、ズームやスクロールも快適です。

液晶パネルは、11.6-インチ HD (1366 x 768) アンチグレア LED-バックライト ディスプレイを採用しています
液晶パネルは、11.6-インチ HD (1366 x 768) アンチグレア LED-バックライト ディスプレイを採用しています。非光沢なので、背景の映り込みも気になりにくいです。

視野角をチェック
視野角をチェック。多少であれば、斜め方向から見ても色の変化は少ないです。ただし、上位のノートパソコンと比較すると視野角は狭いので、”値段以上”という印象かもしれません。

モニタの同左角度は135度です
モニタの同左角度は、最大135度です。

Inspiron 11 3000の底面
Inspiron 11 3000の底面。大きなゴム足スタンドが4つあり、中央部に彫り込まれた”inspiron ”ロゴが入ってます。

Inspiron 11 3000の性能をベンチマークテスト

Inspiron 11 3000の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

今回ご紹介しているカスタマイズ構成
項目 構成
OS Windows 10 Home 64ビット 日本語
CPU(定格動作周波数) インテル Pentium プロセッサー N3700 (2M キャッシュ, 最大 2.40 GHzまで可能)
メモリ 4GB シングル チャネル DDR3L 1600MHz (4GBx1)
ハードディスク 128GB ソリッド ステート ドライブ
ビデオコントローラ インテル HD グラフィックス

今回ご紹介しているInspiron 11 3000
今回ご紹介しているInspiron 11 3000。最新の価格・スペック情報はNew Inspiron 11 3000シリーズノートパソコン(DELL公式サイト)でご確認ください。

Inspiron 11 3000のデバイスマネージャ
(参考)Inspiron 11 3000のデバイスマネージャ

「Pentium N3700」をCPU-Zで見る
「Pentium N3700」をCPU-Zで見る。安価ですが、4コア/4スレッドです。

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0の測定結果
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0の測定結果。SSDを搭載しているので、非常に高速です。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R10」「CINEBENCH R11」

「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。

CINEBENCH R11スコア

CINEBENCH R11
テスト (参考)Core i5-6200U(2コア4スレッド、定格2.3GHz、最大2.8GHz) Pentium N3700 (4コア4スレッド、定格1.6GHz、最大2.4GHz)
CPU(シングルスレッド)(pts) 1.1 0.45
CPU(マルチスレッド)(pts) 2.72 1.61

安価なPentiumプロセッサなので、スコアは高くありません。一般的な15クラスノートで搭載されるCore i5-6200Uの半分程度のスコアですね。インターネットや学業・ビジネス用途など軽作業向きと言えます。

Pentiumプロセッサは省電力タイプなので、処理負荷を100%に上昇させても62℃程度と優秀です
Pentiumプロセッサは省電力タイプなので、処理負荷を100%に上昇させても62℃程度と優秀です。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は1777
一般的な使い勝手の「Home」は1777。一般的な15インチノートパソコンと比べると、少し物足りない。

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は2008
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は2008。一般的な15インチノートパソコンと比べると、少し物足りない。

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は1450
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は1450。一般的な15インチノートパソコンと比べると、少し物足りない。

ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」は4691
ハードディスクへのアクセス速度を調べる「Strage」は4691。一般的な15インチノートパソコンと比べても同等以上と好スコア。

ドラゴンクエスト]公式ベンチマークテスト


ドラゴンクエスト]公式ベンチマークテストでは、低解像度の1280×720、標準品質でも『やや重い』です。
ゲームプレイは難しいです。

(まとめ)低価格でコストパフォーマンスが高いInspiron 11 3000

最近では、安価なノートパソコンも数多く発売していますが、性能が低くて使い物にならないことも多いです。

その点、Inspiron 11 3000は、安価なCeleron/Pentiumプロセッサを搭載しているものの、高速なSSDを搭載することでインターネットや軽作業レベルであれば快適な性能を有しつつ、3万円台(2016年3月時点)から購入できる安価な価格設定が魅力です。ボディや天板の質感についても、高コストパフォーマンスと言えます。

あえてデメリットをあげるとすれば、

  • 光学ドライブが非搭載
  • 一般的な15クラスノートと比べると、性能は約半分程度

でしょうか。

ただし、Inspiron 11 3000は、コンパクトな11.6インチ液晶を搭載したモバイルノートという位置付け機種ですので、ある程度の割り切りは必要だと思います。2台目のサブノートとしておすすめです。

Inspiron 11 3000が気になる方はDELL公式サイトをチェック!

 詳しくは、New Inspiron 11 3000シリーズノートパソコン(2016/2/9発売)(DELL公式製品ページ)をご参照ください。

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