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DELL Inspiron 14 5000(Inspiron 14 5490)レビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2019/12/21
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使いやすくて高パフォーマンスな14インチ標準ノート
DELL Inspiron 14 5000(Inspiron 14 5490) レビュー

Inspiron 14 5000(Inspiron 14 5490)は、使いやすい14インチワイド液晶を搭載したDELL売れ筋シリーズの標準モデル。最新第10世代Core i3/i5/i7プロセッサを搭載し、5万円台から購入が可能です。

DELL Inspiron 14 5000(Inspiron 14 5490) レビュー

使いやすい14インチワイド液晶を搭載する標準ノート Inspiron 14 5000(5490)

今回ご紹介するNew Inspiron 14 5490は、少し小さめの14インチ液晶を搭載 しつつ、最新の第10世代Coreプロセッサや拡張ビデオコントローラーのNVIDIA GeForce シリーズがカスタマイズ可能です。

Inspiron 14 5000の外観
Inspiron 14 5000(5490)の外観。本体サイズは幅:321.77mm×奥行き:217mm×高さ:17.29mm、重量は1.42kgです。

飽きないシンプルなデザインで、画面とキーボードにゆとりがありますので、個人用途・仕事用途のどちらでも使えます。ちなみに、今回ご紹介している機種の正式な品番は「Inspiron 14 5000(5490)」です。

Inspiron 14 5000(5490)(Inspiron 14 5490)の概要

nspiron 14 5000は一般的な15.6インチ液晶ノートよりも、少しコンパクトです
Inspiron 14 5000(5490)は一般的な15.6インチ液晶ノートよりも、少しコンパクトです。操作感を損ねること無く、携帯性やコストパフォーマンスを重視したい方におすすめ

ベゼル幅は約5mmとかなり薄い。
ベゼル幅は約5mmとかなり薄い。

Inspiron 14 5000は省電力ノートなので、電源アダプタはかなりコンパクトです
Inspiron 14 5000(5490)は省電力ノートなので、電源アダプタはかなりコンパクトです。

性能重視の方は、上位のCore i5/i7をカスタマイズしてください。
本レビューでは、最新CPU「第10世代Core i3プロセッサ」を搭載します。性能重視の方は、上位のCore i5/i7をカスタマイズしてください。

最新CPU「第10世代Core i7 10510U」+拡張型ビデオコントローラ「NVIDIA GeForce
上位CPU「第10世代Core i7 10510U」+拡張型ビデオコントローラ「NVIDIA GeForce MX230 2GB GDDR5 グラフィックス メモリー 付き」もカスタマイズ可能です。

Inspiron 14 5000の天板。写真は「プラチナシルバー」
Inspiron 14 5000(5490)の天板。写真は「プラチナシルバー」。

天板を拡大。高額な上位シリーズに近い質感や薄さを誇り、安っぽいノートパソコンとは一線を画します。
天板を拡大。高額な上位シリーズに近い質感や薄さを誇り、安っぽいノートパソコンとは一線を画します。

DELLロゴも角度を変えるとキラッと光ります。
DELLロゴも角度を変えるとキラッと光ります。

Inspiron 14 5000は、一般的なアイソレーションタイプのキーボードを採用しています
Inspiron 14 5000(5490)は、一般的なアイソレーションタイプのキーボードを採用しています。本体右上部分に電源ボタンが1つあるだけのシンプルデザインで、テンキーは非搭載です。手を置くパームレスト部分は指紋が付きにくいつや消し加工になってます。

14インチノートなので、手が大きな私でもゆったりとしたタイピングが楽しめます。
14インチノートなので、手が大きな私でもゆったりとしたタイピングが楽しめます。

タッチパッドのサイズは、15.6インチ液晶ノートと比べると縦方向に少し狭くなっていますが、実際の操作感は問題ありませんでした。
タッチパッドのサイズは、15.6インチ液晶ノートと比べると縦方向に少し狭くなっていますが、実際の操作感は問題ありませんでした。

タッチパッドとパームレストを拡大。本体ボディと一体的な1枚式を採用しています。
タッチパッドとパームレストを拡大。本体ボディと一体的な1枚式を採用しています。

キーボード部分は、本体ボディよりも少し下がっているので、タイピングしやすいです。
キーボード部分は、本体ボディよりも少し下がっているので、タイピングしやすいです。

Inspiron 14 5000は、天板を開けると、
Inspiron 14 5000(5490)は、天板を開けると、

自動的に電源が入ります。
自動的に電源が入ります。

Inspiron 14 5000(5490)の液晶モニタ

14.0インチ FHD (1920 x 1080) 非光沢 LED バックライト ノンタッチ スリムベゼル広視野角ディスプレイ
Inspiron 14 5000(5490)は、14.0インチ FHD (1920 x 1080) 非光沢 LED バックライト ノンタッチ スリムベゼル広視野角ディスプレイを採用しています。非光沢タイプなので背面の写り込みが少なく、明るさやコントラストも良好です。

視野角をチェック。少し暗くなるものの、色の変化は少ないです。
視野角をチェック。少し暗くなるものの、色の変化は少ないです。

】各解像度の表示範囲を比較
【参考】各解像度の表示範囲を比較。Inspiron 14 5000(5490)の表示解像度は表示範囲が広い1920×1080です。安価な1366×768と比べると、その広さがわかります。

本体カラーは4色がラインナップされている

本体カラーは、全部で4種類です
本体カラーは、全部で4種類です。左上が「アイスライラック」、右上が「アイスミント」、左下が「プラチナシルバー」、右下が「アイスゴールド」です。アイスミントとプラチナシルバーの違いがわかりにくいので、詳しくは後述します。

アイスゴールド。本体前面がゴールドです。
アイスゴールド。本体前面がゴールドです。

アイスゴールドの天板
アイスゴールドの天板。

アイスライラック。ライラックとはモクセイ科の落葉樹で、花の色が紫です。本体ボディもほのかに紫色になっています。
アイスライラック。ライラックとはモクセイ科の落葉樹で、花の色が紫です。本体ボディもほのかに紫色になっています。

アイスライラックの天板。
アイスライラックの天板。

アイスミント。プラチナシルバーに近いイメージ。
アイスミント。プラチナシルバーに近いイメージ。

アイスミントの天板。
アイスミントの天板。

プラチナシルバーとアイスミントの色が似ているので、詳細を比較してみました。

左がプラチナシルバー、右がアイスミント。
左がプラチナシルバー、右がアイスミント。
アイスミントは、少し黒系が強い印象ですね。

ちなみに、モニタベゼルの色は、

  • プラチナシルバーは、ホワイト
  • アイスミントは、ブラック

さらに、キーボードの色は、

  • プラチナシルバーは、シルバー
  • アイスミントは、ブラック

です。

本体ボディを拡大。左がプラチナシルバー、右がアイスミントです。
本体ボディを拡大。左がプラチナシルバー、右がアイスミントです。好みにあわせて、ご選択ください。

Inspiron 14 5000(5490)(Inspiron 14 5490)の外観と接続端子をチェック

Inspiron 14 5000(5490)の外観について、詳しくご紹介します。

Inspiron 14 5000(5490)の左側面
Inspiron 14 5000(5490)の左側面。左から、電源、HDMI、USB3.1 Gen1×2、USB3.1 Gen1 Type-Cです。

Inspiron 14 5000(5490)の右側面
Inspiron 14 5000(5490)の右側面。左から、Micro SDカードリーダー、ヘッドフォン/マイク、USB2.0です。

Inspiron 14 5000(5490)の前面
Inspiron 14 5000(5490)の前面。接続端子はありません。

Inspiron 14 5000(5490)の背面
Inspiron 14 5000(5490)の背面。接続端子はありません。

Inspiron 14 5000(5490)の底面
Inspiron 14 5000(5490)の底面。発熱を抑制できているので、放熱部分のスリット数や面積が極めて少ないのが印象的です。スピーカーが左右2カ所にあります。

スピーカーを拡大
スピーカーを拡大。

凹んだInspiron のロゴがデザインされてます
凹んだInspiron のロゴがデザインされてます。下位モデルでは採用されない付加価値です。

Inspiron 14 5000(5490)のキーボード

Inspiron 14 5000(5490)のキーボードについて、詳しくご紹介します。

Inspiron 14 5000(5490)のキーボード全景
Inspiron 14 5000(5490)のキーボード全景。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的です。本体サイズに余裕がある14インチノートなので、一番上列のファンクションキーは大きくして欲しいですが、DELLではこのパターンが多いので仕方ありません。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。電源ボタンには、何も刻印がありません。
なお、キーボードは、バックライトを搭載しています。

キーを拡大。キー表面が少し平坦ですが、指先が滑ることはありません。
キーを拡大。キー表面が少し平坦ですが、指先が滑ることはありません。

 詳細はNew Inspiron 14 5490(2019年9月3日発売)(DELL公式ページ)をご参照ください。

Inspiron 14 5000(5490)の性能をチェック

Inspiron 14 5000(5490)の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

Inspiron 14 5000(5490)のカスタマイズ構成

Inspiron 14 5000(5490)のカスタマイズ構成
項目 New Inspiron 14 5000 スタンダード
OS Windows 10 Home 64ビット 日本語
CPU(定格動作周波数) 第10世代 インテル Core i3-10110U プロセッサー (4MB キャッシュ, 最大 4.1 GHz まで可能)
メモリ 4GB, オンボード, DDR4, 2666MHz
ハードディスク 256GB M.2 PCIe NVMe SSD
ビデオコントローラ インテル UHD グラフィックス 共有 グラフィックスメモリー
※最新のカスタマイズはNew Inspiron 14 5490(2019年9月3日発売)(DELL公式ページ)をご参照ください。

Inspiron 14 5000(5490)のデバイスマネージャ
Inspiron 14 5000(5490)のデバイスマネージャ

Core i3-10110UをCPU-Zで見る
Core i3-10110UをCPU-Zで見る。省電力かつ低価格なので、2コア/4スレッドと性能は控えめです。

性能重視であれば、

  • 第10世代 インテル Core i5-10210U プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 4.2 GHzまで可能)
  • 第10世代 インテル Core i7-10510U プロセッサー (8MB キャッシュ, 最大 4.9 GHz まで可能)

のカスタマイズも可能です。

SSDとハードディスクの性能をチェック

Inspiron 14 5000(5490)が搭載する256GB SSDの性能をご紹介します。

CrystalDiskmark 6.0で比較

まずは、定番ベンチマークであるCrystalDiskmark 6.0で比較してみました。

「256GB M.2 PCIe NVMe SSD」の性能を調べてみました。
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って、「256GB M.2 PCIe NVMe SSD」の性能を調べてみました。
連続読出は2286.0MB/S、実際の体感速度と関係する「4KiB Q32T1」も読出343.6MB/sと爆速です。

「512GB M.2 PCIe NVMe SSD」だと、全体的に速度が上がる。
大容量の「512GB M.2 PCIe NVMe SSD」だと、全体的に速度が上がります。

ATTO Disk Benchmarkで比較

もう1つの定番ベンチマークであるATTO Disk Benchmarkで、詳細に比較してみました。
読み書き速度のご参考にしてください。

256GB M.2 PCIe NVMe SSD
ATTO Disk Benchmarkで「256GB M.2 PCIe NVMe SSD」をテスト。

512GB M.2 PCIe NVMe SSD
ATTO Disk Benchmarkで「512GB M.2 PCIe NVMe SSD」をテスト。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマー「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、第10世代 インテル Core i3-10110U プロセッサーの実力を確認してみました。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するベンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。


第10世代 インテル Core i3-10110U プロセッサーのスコア。

CINEBENCH R11
機種名 第10世代 インテル Core i3-10110U
(2コア/4スレッド、2.1〜4.10GHz)
第10世代 インテル Core i7-10510U
(2コア/4スレッド、1.8〜4.90GHz)
(参考)
第8世代 インテル Core i7-8565U
(4コア/8スレッド、1.8〜4.6GHz)
(参考)
第7世代 インテル Core i5-7200U
(2コア/4スレッド、2.5〜3.1GHz)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 1.89 2.23 1.98 1.45
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 4.31 7.95 6.37 3.53

旧世代のハイエンドCPUである「第8世代 Core i7-8565U」、旧世代の安価な「インテル Core i5-7200U」と比較してみました。「第10世代 Core i3-10110U」は、省電力なUタイプのCore i3にも関わらず、旧世代のハイエンドCPUに近いスコアをたたき出しています。また、「Core i7-10510U」はかなり高性能です。

CINEBENCH R15におけるCore i3-10110Uのスコア
CINEBENCH R15におけるCore i3-10110Uのスコア。これもシングルスレッドスコアは高い。
なお、Core i7-10510Uだと、CPUは720 cb、CPU(Single Core)は198 cbまで上昇します。

最新版CINEBENCH R20のCore i3-10110Uのスコア。
最新版CINEBENCH R20のCore i3-10110Uのスコア。
なお、Core i7-10510Uだと、CPUは1391 cb、CPU(Single Core)は409 cbまで上昇します。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は2874
一般的な使い勝手の「Home」は2874。
普段使いは大丈夫。
なお、「Core i7-10510U+GeForce MX230」だと、3401まで上昇します。

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は2915
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は2915。
クリエイティブ用途になると、Core i3では性能不足かも。
なお、「Core i7-10510U+GeForce MX230」だと、3909まで上昇します。

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4539
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4539。
かなり高いスコアなので、問題なし。
なお、「Core i7-10510U+GeForce MX230」だと、5257まで上昇します。

SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4982
SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4982。高速です。

ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者の公式ベンチマークテストで性能をチェック

比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。


「低解像度1280×720、標準品質、DirectX 11」の設定で、『普通』でした。
低解像度であれば、このレベルのライトなゲームであれば、なんとかゲームプレイは可能です。


「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『設定変更が必要』でした。
高解像度になると、ゲームプレイは困難です。

なお、上位CPUであるCore i7-10510Uと拡張型ビデオコントローラNVIDIA GeForce MX230を搭載すると、下記のように高スコアとなります。

高解像度でもゲームプレイが可能
「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『とても快適』でした。
高解像度でもゲームプレイが可能となります。

(まとめ)軽くて、使いやすい、高品質ノートInspiron 14 5000(5490)

Inspiron 14 5000(5490)は、使いやすい14インチモニタを搭載しつつ、5万円台(2019年11月時点)から購入できる価格設定が魅力的なノートパソコンです。

最新の第10世代Coreプロセッサや拡張型ビデオコントローラーもカスタマイズ可能ですので、マルチタスク用途が多い方にもおすすめです。

本体ボディや天板も上位シリーズに近い質感で、5万円台から購入できる標準ノートとしては十分な品質だと思います。一昔前の安っぽさは全くありませんし、デザインがシンプルなので長く使えます。

あえてデメリットをあげるとすれば、光学ドライブが非搭載であることでしょうか。

メインノートの買い替えはもちろん、2台目のサブノートとしてもおすすめなので、気になる方はご検討ください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

 詳細はNew Inspiron 14 5490(2019年9月3日発売)(DELL公式ページ)をご参照ください。

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