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17インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 17 3000(3780)」 レビューレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2019/4/29
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デスクトップ代替機としても使える、大画面17インチノート「Inspiron 17 3000(3780)」 レビュー

デスクトップ代替機としても使える、大画面17インチノート「Inspiron 17 3000」 レビュー

【特徴】17インチモニタを搭載するノートパソコン「Inspiron 17 3000(3780)」

今回ご紹介するのは、17インチモニタを搭載したノートパソコンInspiron 17 3000(正式名称はInspiron 17 3780)のレビューです。また、コストパフォーマンスが高いエントリー3000シリーズです。
 New Inspiron 17 3000 (3780) (2019年2月15日発売)(DELL公式ページ)

(特徴その1) 大きな17インチモニタ、テンキー、光学ドライブを搭載するエントリーノート

Inspiron 17 3000の外観
Inspiron 17 3000(3780)の外観。とにかく大きな17インチモニタが印象的。デスクトップパソコン並の快適さを求める方におすすめです。今回ご紹介している機種の正式な品番は「Inspiron 17 3780」で、幅:415.4mm×奥行き:279.2mm×高さ:25mm、重量2.79kg。過去の17インチノートと比べると、かなり薄く・軽くなりました。

テンキー搭載のキーボード配列を採用
Inspiron 17 3000(3780)は、テンキー搭載のキーボード配列を採用しています。キーは主流のアイソレーションタイプで、本体右上部分に電源ボタンが1つあるだけのシンプルデザインです。手を置くパームレスト部分は広いので、タイピングが快適です。

光学ドライブが搭載されています
Inspiron 17 3000(3780)は本体サイズに余裕があるので、光学ドライブが搭載されています。コンパクトな機種だと非搭載の場合もありますので、嬉しいポイントですね。

(特徴その2) 最新の第8世代Coreプロセッサを搭載、高速SSDをカスタマイズ可能!

Inspiron 17 3000(3780)は、最新の第8世代Coreプロセッサを搭載し、拡張型ビデオコントローラ「AMD Radeon」をカスタマイズ可能など、性能面でも妥協がありません。

今回ご紹介しているInspiron 17 3000には、Core i5プロセッサを搭載しています
今回ご紹介しているInspiron 17 3000(3780)には、Core i5プロセッサを搭載しています。高性能なCore i7プロセッサもカスタマイズ可能です。また、拡張型ビデオコントローラ「AMD Radeon」もカスタマイズ可能です。

システム用ブートにSSD、データ保存用ストレージにHDDを搭載可能。
システム用ブートにSSD、データ保存用ストレージにHDDを搭載可能。

Inspiron 17 3000が搭載するSSDの例(128GB ソリッド ステートドライブ)
1TB 5400 rpm ハードドライブのスコア
Inspiron 17 3000(3780)が搭載する128GB SSD(上)と、1TBハードディスク(下)のアクセス速度をCrystalDiskMarkで計測。

Inspiron 17 3000(3780)では、Cドライブに高速なSSDが搭載可能であり、システムやアプリの起動・動作が快適です。読み出し(Read)・書き込み(Write)共、全く別次元ですね。

また、Dドライブに1TBのハードディスク(データ保存におすすめ)が搭載可能です。デスクトップパソコンのようにストレージ2台搭載可能ですので、デスクトップパソコンからの買い替えにもおすすめです。

(特徴3)画像や動画視聴におすすめ、フルHD(1920×1080)非光沢パネルを採用

Inspiron 17 3000のモニタをチェック
Inspiron 17 3000(3780)のモニタをチェック。画像や動画がキレイなフルHD(1920×1080)パネルを採用しています。一般的な1366×768と比べると表示範囲が広いので、複数作業に最適です。また、非光沢パネルなので背面や照明の映り込みも気になりません

視野角の広いIPSパネルを採用しているので、斜め角度になっても色の変化は少なく、少し暗くなる程度です。
視野角の広いIPSパネルを採用しているので、斜め角度になっても色の変化は少なく、少し暗くなる程度です。

モニタ上部を拡大
モニタ上部を拡大。左から、カメラ、カメラステータスライト、マイクです。

モニタフレームの幅は約16mmと少し厚みがあります。
モニタフレームの幅は約16mmと少し厚みがあります。

(特徴その4) 安価で軽量な素材を採用しているが、安っぽさはない

Inspiron 17 3000(3780)の本体は、シルバー色でメタリック感のある仕上げになってます。エントリー3000シリーズなので安価で軽量な素材を採用しているため、割り切りは必要です。飽きないシンプルなデザインなので、個人用途・仕事用途のどちらでも使えます。

Inspiron 17 3000の天板。写真の色はシルバーです。
Inspiron 17 3000(3780)の天板。写真の色はシルバーです。

Inspiron 17 3000の天板を拡大
Inspiron 17 3000(3780)の天板を拡大。樹脂素材のような質感です。

 安価で高コストパフォーマンスの17インチノートパソコンInspiron 17 3000(3780)。
 詳しくはNew Inspiron 17 3000 (3780)(DELL公式ページ)をご参照ください。


【外観】Inspiron 17 3000(3780)の外観をチェック

Inspiron 17 3000(3780)の外観を詳しくご紹介します。

Inspiron 17 3000(3780)の左側面

Inspiron 17 3000の左側面
Inspiron 17 3000(3780)の左側面。左から、電源アダプタ、HDMI、有線LAN、USB3.1 Gen1×2、ヘッドセット(ヘッドフォン・マイク)です。

Inspiron 17 3000は本体が薄いので、有線LANはコネクタ部が開くタイプになってます
Inspiron 17 3000(3780)は本体が薄いので、有線LANはコネクタ部が開くタイプになってます。

Inspiron 17 3000(3780)の右側面

Inspiron 17 3000の右側面
Inspiron 17 3000(3780)の右側面。左から、SDカードリーダー、USB2.0、光学ドライブです。最近のノートパソコンは光学ドライブが搭載不可であるケースが多いですが、Inspiron 17 3000(3780)では搭載しています

Inspiron 17 3000(3780)の前面

Inspiron 17 3000の前面
Inspiron 17 3000(3780)の前面。接続端子はありません。

中央を拡大。天板が開きやすいように、本体が少しくぼんでいます。
中央を拡大。天板が開きやすいように、本体が少しくぼんでいます。

Inspiron 17 3000(3780)の背面

Inspiron 17 3000の背面。接続端子はありません。
Inspiron 17 3000(3780)の背面。接続端子はありません。

Inspiron 17 3000(3780)の底面

Inspiron 17 3000の底面
Inspiron 17 3000(3780)の底面。放熱用のスリットが中央下部に1ヶ所箇所にあります。
また、底面は安価な樹脂素材です。本体の軽さに貢献、かつ、見えない場所なので割り切りましょう。

底面を拡大
底面を拡大。スリットには内蔵スピーカーが搭載されています。低音こそないものの、クリアでキレイな音楽・動画鑑賞が楽しめます。また、前面側に配置されていることから、臨場感もあります。

底面の中央にあるInspiron のロゴ。凹凸を作って、高級感を演出しています。
底面の中央にあるInspiron のロゴ。凹凸を作って、高級感を演出しています。

Inspiron 17 3000(3780)のキーボード

本体ボディの全景
本体ボディの全景。キーボードは、19mmフルサイズかつアイソレーションタイプで、キーボード右上部に電源ボタンがあるだけのシンプル設計です。なお、Inspiron 17 3000(3780)のキーボードは、バックライトが非搭載です。

キーボード左部分を拡大
キーボード左部分を拡大。キー配列は標準的で、一番上列のファンクションキーが少し小さいのが気になりますが、頻繁に使うキーではないので割り切りが必要でしょう。

キーボード右部分を拡大
キーボード右部分を拡大。テンキーを搭載しているのが、大きな特徴です。数値入力の頻度が多い方におすすめ。

手が大きな私でもスペースに余裕があります。
キーピッチは19mmフルサイズなので、手が大きな私でもスペースに余裕があります。
タイピング感は良好で、たわみも少ないです。

テンキーの入力も楽です
テンキーの入力も楽です。

広いタッチパッド
広いタッチパッド。幅:10.5cm、奥行き:8.2cmと広く、タッチパッド部分はツルツルしているので、クリックしやすいです。

パームレスト部分は、安価な樹脂素材を採用しています
パームレスト部分は、安価な樹脂素材を採用しています。でこぼこした手触りです。

 安価で高コストパフォーマンスの17インチノートパソコンInspiron 17 3000(3780)。
 詳しくはNew Inspiron 17 3000 (3780)(DELL公式ページ)をご参照ください。


【性能編】 Inspiron 17 3000(3780)の性能をベンチマークテスト

Inspiron 17 3000(3780)の性能を調べるため、各種ベンチマークテストを実施しました。

Inspiron 17 3000のカスタマイズ構成

Inspiron 17 3000(3780)のカスタマイズ構成
機種名 Inspiron 17 3000(3780) プレミアム  128GB SSD+1TB HDD
OS Windows 10 Home (64ビット) 日本語
CPU 第8世代インテル Core i5-8265U プロセッサー (6MB キャッシュ, 最大 3.9 GHz まで可能)
メモリ 8GB, 1x8GB, DDR4, 2666MHz
ハードディスク 128GB M.2 PCIe NVMe SSD (ブート) + 1TB 5400 rpm 2.5インチ SATA ハード ドライブ
ビデオコントローラ AMD Radeon 520 グラフィックス (2GB GDDR5 グラフィックス メモリー)
※最新のInspiron 17 3000(3780)のカスタマイズ構成は、New Inspiron 17 3000 (3780)(DELL公式ページ)をご参照ください。

Inspiron 17 3000のデバイスマネージャー
Inspiron 17 3000(3780)のデバイスマネージャー

CPU-Zで「Core i5-8265U プロセッサー」を見る
CPU-Zで「Core i5-8265U プロセッサー」を見る。省電力タイプに関わらず、動作周波数は3.9GHz程度まで上昇します。また、高性能な4コア/8スレッド動作です。

GPU-Zで「AMD Radeon 520」を見る。
GPU-Zで「AMD Radeon 520」を見る。

SSDとハードディスクの性能をチェック

128GB ソリッド ステートドライブのスコア
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 6.0を使って、Inspiron 17 3000(3780)の128GB ソリッド ステートドライブの性能を調べてみました。連続読み出しは1019.7MB/sと爆速です。実際の体感速度と関係する「4K QD32T1」も読み出し197.8MB/sと速いです。

1TB 5400 rpm ハードドライブのスコア
1TB 5400 rpm ハードドライブの性能を調べてみました。速度は標準ですが大容量1TBもありますので、データ保存用としての利用がおすすめです。

128GB ソリッド ステートドライブのスコア
詳細なATTO Disk Benchmarkでも、「128GB ソリッド ステートドライブ」の性能を調べてみました。

1TB 5400 rpm ハードドライブのスコア
詳細なATTO Disk Benchmarkでも、「1TB 5400 rpm ハードドライブ」の性能を調べてみました。

CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R11」

古いアプリケーションを想定したシングルスレッドテスト、新しいアプリケーションを想定したマルチスレッドテストが実施できるCINEBENCH R11を使って、Core i5-8265Uの実力を確認してみました。

最新版「CINEBENCH R11」
「CINEBENCH R11」。3Dグラフィックのレンダリング性能を測定するベンチマークソフト。美麗な3Dグラフィックを描き切るまでのスコアをチェックします。CPU能力を100%フルに発揮するンチマークテストなので、各CPUの底力を知ることができます。

ノートパソコンとしては、かなりの高スコア。
ノートパソコンとしては、かなりの高スコア。

CINEBENCH R11
機種名 第8世代インテル Core i5-8265U
(4コア/8スレッド、1.6〜3.9GHz)
(参考)
第7世代 インテル Core i5-7200U
(2コア/4スレッド、2.5〜3.1GHz)
(参考)
第6世代Core i5-6200U
(定格:2.30GHz、最大2.40GHz)
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 1.75 1.45 1.28
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 5.56 3.53 3.12

旧機種のCore i5-7200や6200Uと比較すると、Core i5-8265Uは高いスコアをたたき出しています。

最新版のCINEBENCH R15におけるCore i5-8265Uのスコア。これも高い。
最新版のCINEBENCH R15におけるCore i5-8265Uのスコア。これも高い。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK8」

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 8」でベンチマークしてみました。他機種との性能比較の参考としてください。

一般的な使い勝手の「Home」は3070
一般的な使い勝手の「Home」は3070

「Home」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
「Home」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位40%前後に入る中スコア。

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3543
画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手の「Creative」は3543

「Creative」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
「Creative」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
下位28%前後の低スコア。

文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4875
文書作成など仕事の使い勝手の「Work」は4875

「Work」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
「Work」におけるゲーミングパソコンや、通常のノートパソコン、オフィス用ノートパソコンとの性能比較。
上位21%前後に入るほどの高スコア。

SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4693
SSDへのアクセス速度を調べる「Strage」は4693

画像や動画編集などクリエイティブな使い勝手になると、少し物足りないスコアになりますが、日常用途やビジネス用途であれば快適ですね。

ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者の公式ベンチマークテストで性能をチェック

比較的軽いグラフィック負荷である、ファイナルファンタジー14 紅蓮の解放者のベンチマークテストを試してみました。


一般的な「高解像度1920×1080、標準品質、DirectX 11」の設定で、『やや快適』でした。
ライトな設定であれば、ゲームプレイが楽しめる程度の性能なので過信はしない方が良いです。

(総まとめ)デスクトップ代替機としても使える、大画面ノートInspiron 17 3000(3780)

Inspiron 17 3000(3780)は、

  • 大型な17インチモニタ、かつ、フルHD(1920×1080)非光沢パネルを採用
  • デスクトップパソコン代替機としても使える、テンキーや光学ドライブを搭載
  • 最新の第8世代Coreプロセッサ、拡張型ビデオコントローラが搭載可能
  • 高速SSD、大容量ハードディスクを2台搭載
  • 安価な価格設定

など、メインノートの買い替えはもちろん、2台目のサブノートとしてもおすすめです。

なお、8万円台(2019年4月時点。割引クーポンを利用すると7円台からの購入が可能!)から購入可能ですので、気になる方は、チェックしてみてください。

DELL公式サイト 製品ページリンク

 安価で高コストパフォーマンスの17インチノートパソコンInspiron 17 3000(3780)。
 詳しくはNew Inspiron 17 3000 (3780)(DELL公式ページ)をご参照ください。

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