DELL(デル)パソコン
DELL Inspiron 580sレビューをご紹介!
DELLデスクトップパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2010/3/24
DELL(デル)パソコン 目的別カスタマイズ カスタマイズ詳細 DELL(デル)ガイド製品情報 DELLとは PC基礎知識

DELLスリム型デスクトップ Inspiron 580s レビュー

Inspiron 580sは、大人気デスクトップパソコンInspiron 580の基本性能をそのままにスリム化したモデル。最新プロセッサCore i3を搭載しつつ、高い基本性能と安価な価格設定が魅力的で人気急上昇中です。

DELL Inspiron 580s 製品概要

【概要1】 最新プロセッサ「Core i3」搭載デスクトップ Inspiron 580s

今回ご紹介するのは、最新性能と省スペース設置が人気のスリム型デスクトップパソコンInspiron 580sです。

Inspiron 580s
スリム型デスクトップパソコン Inspiron 580s

DELLデスクトップパソコンの中では安価でスリムなInspiron 580s
DELLデスクトップパソコンの中では安価でスリムなInspiron 580s。見た目の薄さとは反してCore i3など最新パーツを搭載するため基本性能は高く、使用目的によっては昨年のミドルレンジデスクトップ並の性能を誇ります。将来パーツを拡張する必要が感じられないパソコン初心者の方におすすめです。

Inspiron 580sの本体サイズは、377(高さ)×106(幅)×431(奥行)mm、重さは約7.3kgと一般的なデスクトップパソコンの約半分にも関わらず、大容量メモリやハードディスク、拡張型ビデオコントローラ、地デジチューナーなど豊富なカスタマイズが楽しめます。兄弟機種の拡張型デスクトップパソコンInspiron 580も顔負けのパフォーマンスを誇ります。

最新パーツを採用し、高コストパフォーマンスを誇る

Inspiron 580sは、最新のインテルH57 Express チップセットを搭載し、2010年1月に発売開始されたばかりの最新プロセッサCore i3を搭載しています。

Inspiron 580sは最新のインテルH57 Express チップセットを搭載
Inspiron 580sは最新のインテルH57 Express チップセットを搭載。基本性能に不満はありません。

Core 2 Duo/Core 2 Quadを超越する最新プロセッサCore i3を搭載
Core 2 Duo/Core 2 Quadを超越する最新プロセッサCore i3を搭載。ビスタと比べて動作が軽くなったWindows 7との組み合わせは非常に快適です。

画像や動画など、マルチメディア系にもおすすめ

ノートパソコンでは少々辛い画像編集や動画編集も、(負荷をかける限度がありますが)、デスクトップパソコンのInspiron 580sであれば割と快適です。テレビチューナーや高音質ホームシアター対応サウンドコントローラもオプションで選べますし、安価な21.5インチモニタでも表示解像度が1920×1080:フルハイビジョンに対応するため、作業の快適さはノートパソコンを遙かに凌駕します。

「ノートパソコンでは性能不足・・・」、「地デジやブルーレイ映画の視聴を想定している」、「安価で大画面モニタが手に入るデスクトップパソコンが欲しい」という方は、Inspiron 580sを狙ってみてください。

適度な拡張性があり、接続端子も上位機種に肉薄

Inspiron 580sはスリム型デスクトップという位置付け機種なので、内部スペースは比較的狭いです。上位機種で搭載可能な大きな占有スペースが必要なパーツは搭載できませんし、電源容量も250Wと控えめです。

ですが、Core i3やビデオコントローラが省電力化されていることもあって、ハードディスクを2台搭載可能など拡張型デスクトップパソコンに匹敵する必要最低限のカスタマイズ性は確保されています。

Inspiron 580sは内部スペースがかなり狭いですが、発熱性が少ないパーツだけを厳選している
Inspiron 580sは内部スペースがかなり狭いですが、発熱性が少ないパーツだけを厳選しているためカスタマイズの選択肢は拡張型のInspiron 580に肉薄する自由度を実現しています。将来の拡張性は望めませんが、初期パーツでずっと使い続ける方には問題ありません。

Inspiron 580sの背面を一部拡大
Inspiron 580sの背面を一部拡大。スリム型デスクトップパソコンにも関わらず、接続端子も比較的多いです。一般用途であれば十分対応可能と思われます。

高級感あるピアノブラックだけになったカラーパネル

前機種Inspiron 545sでは8種類のカラーパネルが選べましたが、Inspiron 580sではピアノブラックのみとなっています。ブラック光沢パネルは最近の流行ですが、カラーパネルが選べないのは少し残念です。入門機種だからこそ、カラーパネルの採用を望みます。

背景が映り込むピアノブラックのカラーパネル
背景が映り込むピアノブラックのカラーパネル。安価な割に光沢感があるので、デスクトップパソコン/ノートパソコン共、最近の流行です。デザインがシンプルなので、どんな部屋にも違和感はありません。面白い幾何学模様が印象的です。

幾何学模様部を拡大
幾何学模様部を拡大。インプリント技術が施されているためか、表面はツルッとしてます。少なくとも幾何学模様がはがれることはありません。

拡張型の兄貴分 Inspiron 580もラインナップ

Inspiron 580sの兄貴分であるInspiron 580もラインナップされています。

横幅が約2倍になった兄貴分のInspiron 580(左)
横幅が約2倍になった兄貴分のInspiron 580(左)。内部スペースに余裕が生まれるため搭載パーツの幅が増えるだけでなく、吸排気を効率的に行うことができます。設置スペースこそ大きくなりますが本来はInspiron 580がスタンダードであり、Inspiron 580sが薄すぎるだけの話です。

Inspiron 580とInspiron 580sの主な違い

機種名

Inspiron 580

Inspiron 580s

備考

タイプ

拡張型

スリム型

将来パーツ増設を考えるなら拡張型、設置スペース優先ならスリム型がおすすめ

CPU

Core i3/Core i5

Core i3

Inspiron 580のみCore i5非対応

グラフィック能力

グラフィック能力を求めるならInspiron 580

電源定格出力

300W

250W

Inspiron 580の方が50wほど余裕あり

外形寸法 (高さ×幅×奥行)

375×175×440mm

377×106×431mm

Inspiron 580sは幅が7cmほどスリム。高さと奥行きはほぼ同じ。

重量

約8.7kg

約7.3kg

重量の差は約1.4kg前後。気にする必要はなし。

製品詳細ページ

Inspiron 580

Inspiron 580s

詳しくはDELL公式サイトをご参照ください。

大きく違うのは、Inspiron 580sがCore i5を搭載できないこと、電源定格出力が少ないことです。設置スペース重視であればInspiron 580s、性能重視ならInspiron 580が選択肢となります。

さらに性能重視の方には、上位機種Studio XPSがおすすめ

Inspiron 580以上の性能を求める方は、上位機種のStudio XPS 8100やStudio XPS 9000という選択肢もあります。最上位のCore i7プロセッサやハイエンドビデオコントローラなど現在最高峰レベルのパーツが搭載できますので、ハイビジョン映像の編集や最新3Dゲームなど処理負荷が高い作業がメインの方におすすめです。

詳細については、Studio XPS 8100レビューStudio XPS 9000レビューもご参照下さい。

次ページでは、Inspiron 580sの外観を詳しくご紹介します。

DELL公式サイト 製品ページリンク

最新パーツを搭載したDELL本気のスリム型デスクトップ
Inspiron 580s
Inspiron 580s

 最新プロセッサ「Core i3」を搭載するスリム型デスクトップパソコンInspiron 580s。
省スペース設置かつ高い基本性能を安価で手に入れたい方にぜひ。→Inspiron 580s(DELL公式ページ)

>>【概要2】 Inspiron 580sの外観をチェック

▲このページのTOPに戻る

>>DELL Inspiron 580s レビュー TOP へ戻る

>>パソコン納得購入ガイドのTOPに戻る