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Inspiron One 2310レビューをご紹介!
DELLパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
ページ更新:2011/2/25
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大画面23インチモニタで地デジも視聴できる♪
DELL一体型デスクトップパソコン Inspiron One 2310 レビュー

Inspiron One 2310は最近人気人気の一体型デスクトップパソコン。電源ケーブル1本だけの簡単セットアップなので、ケーブル類がほとんどありません。タッチセンサー式パネルも選べますので、リビングパソコンとしてもおすすめです。

Inspiron One 2310 レビュー

  1. 【レビュー1】 地デジも見れる一体型デスクトップInspiron One 2310
  2. 【レビュー2】 Inspiron One 2310の外観をチェック
  3. 【レビュー3】 Inspiron One 2310の性能をベンチマーク測定

【レビュー3】 Inspiron One 2310の性能をベンチマーク測定

Inspiron One 2310の性能を知るために、各種ベンチマークテストを実施しました。詳しくは後述しますが、Inspiron One 2310の基本能力は高いので、地デジの視聴はもちろん、ちょっとした画像・動画編集も楽しめます。

ただしノートパソコン向けパーツを採用しているため、デスクトップパソコンと比べると性能は劣ります。拡張性もないので、性能を突き詰める方にはおすすめしません。リビングや個室でのテレビ視聴を想定し、「ノートパソコン並の性能であれば問題ない。」という方のみご検討ください。

今回ご紹介するInspiron One 2310のカスタマイズ構成
項目 仕様
CPU インテル Core i5-460M (定格動作周波数:2.53GHz)
メモリ 4GB
ハードディスク 1TB(7200回転/分)
ビデオコントローラ Radeon Mobility HD 5470
液晶モニタ 23インチワイド液晶 (1920×1080)

CPU-ZでCore i5-460Mを見る
CPU-ZでCore i5-460Mを見る

GPU-ZでRadeon Mobility HD 5470を見る
GPU-ZでRadeon Mobility HD 5470を見る

Windows7の快適さを示すWindowsエクスペリエンス値

Windowsエクスペリエンス値はグラフィックススコアが4.9ですが、他スコアは6前後と合格点
Windowsエクスペリエンス値はグラフィックススコアが4.9ですが、他スコアは6前後と合格点。基本動作で支障をきたすことはなさそうです。

実作業を想定した定番ベンチマークテスト PCMARK05とPCMARKVANTAGE

PCMARK05のスコア
PCMARK05のスコアは、CPU:7275、Memory:6115、Graphics:4433、HDD:8283でした。Core i5-460Mを搭載しているためか、CPUスコアが高いです。ハードディスクスコアも悪くありません。ハイエンドノートパソコンXPSシリーズに近い性能を有してますね。

実作業を想定したPCMARKVANTAGEの総合スコアは5890
実作業を想定したPCMARKVANTAGEの総合スコアは5890、その他各スコアも4000〜6500前後でバランスは良いです。Memories(拡大/反転/回転といった高解像度画像の処理&画像ファイルのインポート処理を計測)やTV and Movies(Windows Media CenterからのHDDアクセス&HDコンテンツ付きVC-1形式HD DVDの再生処理を計測)がもう少し高いと完璧なのですが、激安一体型デスクトップパソコンなのである程度の割り切りは必要ですね。

3Dゲーム系定番ベンチマークテスト 3DMARK06

1280×1024 1920×1080
3DMARK06スコア。表示解像度は左が1280×1024、右が1920×1080です。
拡張型ビデオコントローラRadeon Mobility HD 5470を搭載しているものの、3Dゲーム系ベンチマークテストではスコアは伸びません。Inspiron One 2310の用途を考えると十分な性能ではありますが、地デジやブルーレイ再生支援程度のグラフィック能力です。

比較的グラフィック負荷が軽い3Dゲーム「ストリートファイターWベンチマーク」
比較的グラフィック負荷が軽い3Dゲーム「ストリートファイターWベンチマーク」を試してみましたが、標準設定ながら44.90FPS(C)と何とかプレイが楽しめるレベルでした。参考までにInspiron One 2310の最大解像度である1920×1080に上げてみると、24.27FFPS(E)まで落ちます。

ハードディスクのデータ転送を計測するCrystalDiskMark

ハードディスクの転送速度を測定するベンチマークソフト「CrystalDiskMark3.0」におけるスコア
ハードディスクの転送速度を測定するベンチマークソフト「CrystalDiskMark3.0」におけるスコア。左列が読込速度、右列が書込速度、各列の上から連続、ランダム512KB、ランダム4KBのデータ転送速度を示します。

Inspiron One 2310はデスクトップパソコン用のハードディスク(7,200回転/分)を採用しているので、一般的なノートパソコンよりもデータの読書速度が速いです。ノートパソコン用ハードディスクは5,400回転/分タイプが多いので、理論的には3割ほど速い計算になります。実作業で3割の差を体感できるかは微妙ですが、アプリの起動時間は短かった印象を受けました。

CPUの底力がわかるCINEBENCH

CINEBENCH R10のスコア
CINEBENCH R10のスコア。4スレッド動作のCore i5-460Mを搭載しているので、マルチスレッド時スコアは7895と高め。アプリケーションがマルチスレッドに対応していると快適です。

グラフィック負荷が高いCINEBENCH R11のスコア
グラフィック負荷が高いCINEBENCH R11のスコア。処理負荷が上がると、少し物足りなさを感じるかもしれません。

コア数に依存しないシングルスレッド動作のベンチマークテストSuperπを実施
コア数に依存しないシングルスレッド動作のベンチマークテストSuperπを実施。419万桁で1分24秒、3355万桁で14分37秒でした。計算量が少なければデスクトップパソコン並ですが、計算量が多くなると能力差が見えます。

CPU温度計測ソフト Core Temp

CPU温度計測ソフト「Core Temp」を使ってコア温度を調べてみました
CPU温度計測ソフト「Core Temp」を使ってコア温度を調査。Inspiron One 2310は放熱能力が低い一体型デスクトップパソコンにも関わらず、アイドル時は29℃、CPU使用率を100%まで上昇させた高負荷時でも59℃付近に抑えられていました。ノートパソコン並ですね。

ノートパソコン用パーツを採用しつつ、実用的な性能を発揮するInspiron One 2310

Inspiron One 2310は、省電力なノートパソコン用パーツを採用する一方、実用的な性能を誇ります。画像・動画編集や3Dゲームには不向きですが、用途を割り切れば十分使えるのではないでしょうか。「デスクトップパソコンが欲しいけれど、設置スペースに余裕がない。」 という方はご検討ください。

Inspiron One 2310が気になる方はDELL公式サイトをチェック♪

Inspiron One 2310
DELL一体型デスクトップ Inspiron One 2310

 詳細はInspiron One 2310(DELL公式ページ)をご参照ください。

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