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レノボ ThinkPad X1 Carbon レビューをご紹介。
ページ更新:2013/11/28
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レノボ ThinkPad X1 Carbon レビュー

レノボ ThinkPad X1 Carbon レビュー

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(レビューその1) 水冷用CPUクーラー+最新第4世代Core i7を搭載するHP ENVY Phoenix 800-080jp

今回ご紹介するのは、高堅牢かつキーボードが使いやすいレノボ社の人気ウルトラブック「ThinkPad X1 Carbon(レノボ公式ページ)」です。

レノボ ThinkPad X1 Carbon の外観
レノボ ThinkPad X1 Carbon の外観。比較的大きな14インチ液晶や高性能なCore i7プロセッサを搭載しつつ、最薄部約8.0mm、重さ約1.36kgの極薄ボディが印象的。持ち運びにも便利なので、ビジネス用・自宅用の両用も可能です。

ThinkPad X1 Carbonの天板
ThinkPad X1 Carbonの天板。航空機やF1に使われている部品よりも強度を持つ、最高グレードのカーボン繊維素材なので高級感がスゴイです。本体部分には、衝撃に強く耐久性に優れたマグネシウム合金を使用して、強度と耐久性、軽さと薄さを併せ持つ筐体に仕上がっており、所有欲がくすぐられます。

本体寸法は、331(幅)×226(奥行き)×8-18.8(高さ)mm
本体寸法は、331(幅)×226(奥行き)×8-18.8(高さ)mm。シンプルな天板に「Lenovo」と「Thinkpad」ロゴが入ってました。

14インチ液晶ノートで、箸の先端部分のような鋭さは驚異的
前面を拡大。14インチ液晶ノートで、箸の先端部分のような鋭さは驚異的。デザインモチーフは「仕立てのよい箸」だそうです。

ThinkPad X1 Carbonを単三乾電池と比較
ThinkPad X1 Carbonを単三乾電池と比較。この薄さ伝わりますでしょうか。とにかく薄いです。(驚)

ThinkPad X1 Carbonの外観

ThinkPad X1 Carbonの前面
ThinkPad X1 Carbonの前面。端子類は何もなく、とにかく薄さだけが際立ちます。

ThinkPad X1 Carbonの左側面
ThinkPad X1 Carbonの左側面。電源コネクタとUSB2.0(給電タイプ)です。電源コネクタが四角いので、USB端子と間違えそうでした。端子数は多くないです。

ThinkPad X1 Carbonの右側面
ThinkPad X1 Carbonの右側面。メモリーカードスロットとUSB3.0があります。USB3.0がもう1つ欲しいかもしれません。

ThinkPad X1 Carbonの背面
ThinkPad X1 Carbonの背面

他のThinkPad同様、天板がほぼ180度まで開きます
他のThinkPad同様、天板がほぼ180度まで開きます。

ThinkPad X1 Carbonの本体ボディ
ThinkPad X1 Carbonの本体ボディ。高級感あるマット調で指紋の跡も気になりにくいです。右側には指紋認証センサーが搭載されています。

キーボードとタッチパッドをチェック

ThinkPad X1 Carbonのキーボード周辺
ThinkPad X1 Carbonのキーボード周辺。最薄部約8.0mmの薄型ボディーでありながら、快適なキータッチを実現した6列キーボードを採用。右下の矢印キーも大きく使いやすいです。もちろん、LEDバックライト・キーボードを標準搭載していますので、夜間の屋外や車の中、手元が暗い場所などでも安心。バックライトの明るさは2段階に調整できます。

中央にはThinkPadではお馴染みの「トラックポイント」と呼ばれるポインティングデバイス
中央にはThinkPadではお馴染みの「トラックポイント」と呼ばれるポインティングデバイスが搭載されています。ホームポジションから手を移動させなくても、カーソルを動かすことができ、タッチパッドを使う必要がありません。このトラックポイントは使い慣れると、他のノートパソコンには戻れない中毒性があり、ThinkPadを使いつづけるヘビーユーザーが多い理由の1つとなっています。もちろん、私もそのうちの1人です。

トラックポイントを拡大
トラックポイントを拡大。ゴムになっており、指先が滑ることなくしっかりと操作できます。

キーを拡大
キーを拡大。昔の頑固な印象はなくなりましたが、長時間の使用でも疲れにくくてミスタッチが少ないです。

かなり強くタイピングしても、たわむことがありませんでした
キーボードはかなり強くタイピングしても、たわむことがありませんでした。本体ボディの薄さから考えるとよくできてますね。

ThinkPad X1 Carbonのタッチパッドは大きい
ThinkPad X1 Carbonのタッチパッドは大きいです。入力操作もかなり余裕あり。

タッチパッドのクリック感は深め
タッチパッドのクリック感は深めです。ThinkPad X1 Carbon本体がかなり薄いので、底面に触れているのでは?と感じるほどでした。

電源ボタンは緑色に点灯します
電源ボタンは緑色に点灯します。

液晶モニタをチェック

3.3型と同等サイズのコンパクト・ボディに、14.0型のアンチグレアパネルを搭載
13.3型と同等サイズのコンパクト・ボディに、14.0型のアンチグレアパネルを搭載。HD+(1,600×900ドット)の高解像度液晶ディスプレイ なので、画面もかなり広く感じます。画面の輝度も300nitと十分なので、昼間の屋外作業でも大丈夫。非光沢なのでビジネス向きですね。

薄型ノートなので、斜め方向から見た視野角は少々狭いです
薄型ノートなので、斜め方向から見た視野角は少々狭いです。黄色がかっていますが、この角度から見ることも少ないでしょうから許容範囲と考えるべきかもしれません。

3年前の12インチモバイルと2年前の15インチノートと比較

2年前の15インチノートDELL Inspiron 15Rと比較
2年前の15インチノートDELL Inspiron 15Rと比較。ほぼ同じ液晶サイズとは思えません。技術の進歩はスゴイですね。

3年前の12インチモバイルThinkpad X200sと比較
3年前の12インチモバイルThinkpad X200sと比較。液晶モニタが大きな14インチのThinkPad X1 Carbonの薄さに衝撃。

Thinkpad X200sとThinkPad X1 Carbonを比較
Thinkpad X200sとThinkPad X1 Carbonを比較。本体の大きさや液晶モニタがこれだけ違います。

Thinkpad X200sとThinkPad X1 Carbonを比較2
Thinkpad X200sとThinkPad X1 Carbonを比較。奥行きはそれほど変わりませんが、ThinkPad X1 Carbonの天板の薄さは約半分程度です。

(レビューその3) レノボ ThinkPad X1 Carbon の性能をチェック

今回ベンチマークテストを実施したレノボ ThinkPad X1 Carbon のカスタマイズ構成は、以下のとおりです。

レノボ ThinkPad X1 Carbon のカスタマイズ構成
機種名 レノボ ThinkPad X1 Carbon
OS Windows 8
CPU(定格動作周波数) Core i7-3667U(2.00GHz)
メモリ 4GB
ハードディスク 240GB SSD
ビデオコントローラ Intel HD Graphics 4000

ThinkPad X1 CarbonのWindowsエクスペリエンス値
ThinkPad X1 CarbonのWindowsエクスペリエンス値

レノボ ThinkPad X1 Carbon のデバイスマネージャー
【参考】レノボ ThinkPad X1 Carbon のデバイスマネージャー

SSDの性能をチェック

定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0を使って、240GB SSDの性能を調べてみました
定番ベンチマークソフトのCrystalDiskmark 3.0を使って、240GB SSDの性能を調べてみました。連続読込(Seq Read)は約450MB/sと爆速。書き込みも約230MB/sとかなり速いです。高性能デスクトップに匹敵するスコアですね。

CPUの性能をチェック

CINEBENCH R10 CINEBENCH R11
CPU単体の処理速度をテストする定番ベンチマーク「CINEBENCH R10」「CINEBENCH R11」。左がCINEBENCH R10、右がCINEBENCH R11。

CINEBENCH R10・R11
機種名 レノボ ThinkPad X1 Carbon
【CINEBENCH R10】 Single CPU Render Test 5643
【CINEBENCH R10】 Multi CPU Render Test 11606
【CINEBENCH R11】 CPU(シングルスレッド)(pts) 1.32
【CINEBENCH R11】 CPU(マルチスレッド)(pts) 2.97

省電力タイプのCore i7-3667U(2.00GHz)ですが、Core i7ブランドだけあって高スコアです。普段使っていて性能不足を感じることは少ないと思います。

色々な用途の快適さをチェック

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 7」を実施しました。

実アプリケーションでの快適さを想定したベンチマーク「PCMARK 7」
比較対象 レノボ ThinkPad X1 Carbon 備考
PCMark 5215 総合スコア
Lightweight 5298 Webブラウジング、画像表示、テキスト編集
Productivity 4143 Webブラウジング、データの暗号化
Creativity 9946 画像表示、動画変換
Entertainment 3637 動画再生・変換、Webブラウジング、グラフィック描画
Computation 17553 動画変換(高解像度)
System storage 5281 ハードディスクへのアクセス速度(Windows Defender、Windows Media Center、画像・動画・音楽、アプリケーション起動、ゲーム)

高速SSDを搭載しているため、デスクトップパソコンに匹敵するPCMarkスコアの5215が出てます。ウルトラブックとは思えないほど高スコアでした。

ゲームプレイの快適さをチェック

ストリートファイターW公式ベンチマーク
ストリートファイターW公式ベンチマーク。オンボード(Intel HD Graphics 4000)なので性能は低く、ゲームには不向き。期待しない方が良いです。

バッテリの持ち時間をチェック

レノボの公式サイトでは「最大約7.8時間のバッテリー駆動」と書いてありますが、実際のバッテリの持ちはどの程度でしょうか。

BBenchでバッテリの持ちを計測
BBenchでバッテリの持ちを計測。10秒ごとに数字のタイピングし、Webページを閲覧してみた結果、2時間54分で約半分のバッテリ残量でした。利用状況にもよりますが5時間程度はバッテリが持続するのではないでしょうか。ThinkPad X1 Carbonの本体の薄さから考えると驚異的です。

その他気になったこと

静かさと排熱の少なさ

ThinkPad X1 Carbonはその薄さに反して、かなり音が静かです。静音性を考慮した高効率のクーリング設計を施し、風切り音を低下させた最新のオウルファンを採用しているからと推測します。

35分で約80%の急速充電ができる「RapidChargeテクノロジー」

「今すぐ使いたいのにバッテリー切れ・・・。」なんてことがよくありますが、ThinkPad X1 Carbonにはわずか35分でバッテリー容量の約80%充電、90分でフル充電が可能な急速充電技術「RapidCharge(ラピッドチャージ)テクノロジー」が採用されてます。会議の合間や、移動中の空き時間を利用して効率よく充電をすることができます。ちなみに、ThinkPad X1 Carbon専用のACアダプターです。

(レビューまとめ) 久々にスゴイと思った ThinkPad X1 Carbon

ThinkPad X1 Carbonは、比較的大きな14インチ液晶モニタを搭載しながらも、かなりの薄さを実現しています。しかも、最高グレードのカーボン繊維素材や衝撃に強いマグネシウム合金を使用しつつ、重さ約1.36kgに抑えているのは驚異的でした。また、Thinkpadの代名詞といわれるキーボードの堅牢さやマウスを使っているような感覚が味わえるトラックポイントも健在で、他メーカーのウルトラブックでは味わえません。

性能面についても、高性能・省電力のCore i7-3667U(2.00GHz)と爆速SSDの組み合わせは高性能デスクトップに匹敵するほどで、OSやアプリの起動時間はもちろん、色々な操作においてもサクサク動きます。

あえて弱点をあげるとすれば、端子の少なさでしょうか。メディアカードリーダーとUSB2.0(給電タイプ)とUSB3.0が各1個ずつと少々物足りなさが残ります。

とはいうものの、ThinkPad X1 Carbonは本当に良くできており、このクラスのウルトラブックでは久々にスゴイと思いました。少々値段は高いですが、将来長く使いたい方はぜひ狙ってみてください。

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