DELL New Inspiron 15R(Inspiron N5110)のレビューをご紹介! DELLの人気ノートパソコン購入を検討されている方は、ご参考にどうぞ。
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ページ更新:2011/4/6 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
第2世代Core iプロセッサを搭載してリニューアル!
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比較対象 | Core i5-2410M搭載ノート New Inspiron 15R |
Core i5-430M搭載ノート Inspiron 15R |
Core i3-530搭載デスクトップ Inspiron 580 |
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カスタマイズ |
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プロセッサ | 6.9 | 6.6 | 6.9 |
メモリ | 5.9 | 5.9 | 5.9 |
グラフィックス | 4.7 | 4.6 | 5.0 |
ゲーム用グラフィックス | 6.1 | 4.9 | 5.9 |
ハードディスク | 5.9 | 5.8 | 5.9 |
基本スコア | 4.7 | 4.6 | 5.0 |
5前後あればかなり快適と言われるスコア評価から考えると、New Inspiron 15Rはエントリー機種ながら高い性能を誇ります。下位のCore i5-2410Mプロセッサを搭載しているにも関わらず、拡張型ビデオコントローラ「GeForce G310 512MB」を搭載するInspiron 580に迫るスコアを叩き出しているのはスゴイですね。
New Inspiron 15Rの底力を知るために、画像や動画処理など比較的重い実作業を想定したベンチマークテスト「PCMark Vantage」を使って、旧Inspiron 15RとInspiron 580の性能を比較してみました。参考までに、Core 2 Duoを搭載した2世代前のInspiron 1545のスコアも掲載します。
比較対象 | Core i5-2410M搭載ノート New Inspiron 15R |
Core i5-430M搭載ノート Inspiron 15R |
Core i3-530搭載デスクトップ Inspiron 580 |
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主なカスタマイズ仕様 |
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PCMark Suite | 5978 | 4976 | 6359 |
Memories Suite | 3727 | 3190 | 3841 |
TV and Movies Suite | 3920 | 3709 | 4222 |
Gaming Suite | 4132 | 3289 | 5001 |
Music Suite | 6388 | 5529 | 6009 |
Communicati Suite | 5692 | 4931 | 5995 |
Productivity Suite | 5104 | 4495 | 5613 |
HDD Suite | 3676 | 3479 | 4387 |
PCMark Vantageでの性能比較
第2世代Core iプロセッサCore i5-2410Mを搭載するNew Inspiron 15Rは、軒並みスコアがアップしています。デスクトップパソコンInspiron 580と大差なしは驚きですね。
ちなみに、Core 2 Duo P8600(2.4GHz)を搭載するInspiron 1545のPCMark Suiteスコアは3235なので約2倍(!)ものスコア差です。軽負荷作業であれば、Core 2 Duo搭載ノートパソコンでも十分ですが、処理負荷が重い最近の用途では第2世代Core iシリーズ搭載ノートパソコンが強いですね。
Inspiron 15Rはゲーム用途を想定していませんが、参考までに3Dグラフィック能力についてもご紹介します。
3DMark06のベンチマークスコア。表示解像度は1366×768です。オンボードなのでそれほど高くはないですが、Core
i5-430Mと比べると約2倍、Core 2 Duo時代のノートパソコンと比べると約3倍のスコアでした。
比較的グラフィック負荷が軽いストリートファイターWベンチマークを実施。判定は26.96FPS(RANK:E)と厳しい結果に。ゲームプレイは難しそうですね。
どちらもオンボードタイプのビデオコントローラでのスコアです。厳格な性能比較ではありませんが、全体のスコアは約2倍、CPUスコアについても、Core i5-430Mの方が動作周波数が低いにも関わらず勝っています。以前のノートパソコンと比べると、格段にグラフィック性能は向上していると言えそうです。
画像編集ソフトのソフトAdobe Photoshop Lightroom 3でレタッチ編集を行いました。
CPU使用率が高いにもかかわらず、動作周波数は2.7GHz付近を維持してました。CPU温度がそれほど上昇しないためか、動作周波数を自動的にアップさせるターボブースト機能がかなり安定して働いているようです。
CPU使用率を100%に上昇させても、CPU温度は70℃前後までしか上昇しません。「ターボブースト機能が常時効いてるのでは?」と思ってしまうほどです。
時々、最大2.9GHzまで動作周波数のアップが確認できました。用途によっては、安価なデスクトップパソコンよりもかなり速そうですね。
第2世代Core iプロセッサは、かなりの省電力化が実現しており、バッテリー駆動時間が大きく伸びました。
バッテリ残量測定ソフト「BBench」を使用して、想定実作業時(Web巡回/1分毎と10文字入力/10秒毎の繰り返し)のバッテリ駆動時間を計測。2時間を経過してもバッテリ残量は50%以上残っており、最終的に4時間15分まで駆動しました。処理負荷が重い映画や音楽試聴であれば、駆動時間はもう少し短くなりますが十分な実用範囲です。
性能とバッテリ駆動時間が大きく向上したNew Inspiron 15Rは、かなり高パフォーマンスな入門ノートパソコンに仕上がっています。
第2世代Core iプロセッサを搭載してリニューアル!スタンダードノート New
Inspiron 15R
New Ins15R(DELL公式製品ページ)
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