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2009年夏〜秋版 カスタマイズ最新事情を知ろう

DELLパソコン購入を検討されている方のために、最新のパーツトレンドをご紹介。

１７．液晶モニタ　基礎知識編〜表示解像度を詳しくチェック〜

液晶モニタの基礎知識

(A)液晶サイズ(モニタの大きさ)について

モニタの大きさは表示パネルの対角線の長さを表した数字のことで、○型もしくは○インチと表現されます。

モニタのサイズは対角線の長さです。

モニタサイズは「横や縦の長さ」と勘違いされる方が多いようですが、実は斜めの長さです。17型、20型のように、”型(インチ)＝2.54cm”という単位で表されます。例えば、17型液晶モニタは、17インチ×2.54cm＝43.18cmの対角線を有します。

モニタのサイズが１サイズ大きくなるだけで、単純に見た目の快適さが格段に向上します。例えばノートパソコンで、15.4型と17型のワイド液晶モニタの大きさイメージは、

　
左：15.4型(39.1cm)と右：17型(43.18cm)
(※上記画像はあくまで大きさ比較のイメージです。画像をサイズの比率で加工しているだけですので、実際のアイコンや文字の大きさ等は異なります。)

こんな感じになります。実際には斜め方向に約4cm程度広くなり、一回り大きい印象を受けます。大きな画面でインターネットを楽しみたい方や、大迫力サイズで映画鑑賞したい方に最適です。

(B)モニタの大きさと表示解像度の深い関係について

モニタは、大きさだけでなく表示解像度(液晶モニタが表示できる範囲)も重要な検討事項です。

表示解像度の違い

表示解像度が違うと、見た目の雰囲気が全く変わります。

表示解像度の違い

広い作業スペースを求めるなら、断然高解像度タイプがお勧めです。1ランク上げるだけでもかなり広く感じますので、一度に複数のウィンドウを開きながらの作業も快適です。広さと価格のバランスが良いのは1600×900ですので、デスクトップパソコンなら20型、ノートパソコンなら15.6型をベースに選んで見てください。

高画質HD映像を楽しむなら

いよいよ主流となりつつある高画質HD（ハイビジョン）映像を楽しむなら、高解像度液晶モニタがおすすめです。

現在ブルーレイやデジタル放送などで話題になっている高画質映像HD(High Definition：ハイディフニッション)ですが、一例をご紹介しますと、地デジ放送(1440×1080)、フルHD(1920×1080)の2種類が存在します。

低解像度タイプの液晶であれば、HDの高画質を十分に堪能できない可能性がありますので、1600×900や1920×1200の表示解像度を持つモニタを検討してください。

大きければ良いモノでもない・・・

上記でご紹介したとおり、モニタの表示解像度が高くなると、表示できる範囲が広がるため快適さが増します。ところが、高解像度モニタにもデメリットが存在します。

表示解像度を上げすぎると、画面が見づらくなる

表示解像度が高ければ表示できる範囲が広くなりますが、モニタの大きさがそのままで表示解像度を上げると、全体的に縮小されることになり、文字やアイコンが小さくなってしまいます。

【左】1280×800の15.4型液晶ノートパソコンと【右】1920×1200の17型液晶ノートパソコン。同じYAHOOのトップページを開いても、これだけ違います。

「文字サイズが小さい」＝「表示できる範囲が広い」というのは、反比例の関係にありますので仕方ありません。ただし、インターネットブラウザ側で、文字サイズを拡大することで対処は可能です。

文字サイズが「中」なら少し小さい

文字サイズを「最大」にすると、ここまで大きくなる

同じモニタサイズで、異なる表示解像度のイメージ例

同じモニタサイズで異なる表示解像度になっても、印象は大きく変わります。

　
左：1280×800と右：1680x1050
(上記画像はあくまでイメージです。実物の表示とは異なる場合があります。)

同じ大きさの中にたくさんの情報を詰め込むと、1つ当たりの割当サイズは小さくなります。極端に見づらくなるということではありませんが、見やすさを優先するか、表示範囲の広さを優先するか悩みどころでしょう。

表示解像度を上げたい時は、原則的に、

• モニタの大きさを１サイズアップ
• 表示解像度を１サイズアップ

を同時に行うのが理想的です。

(C)モニタの比率は16:10 or 16:9が存在

最近では、従来のモニタ縦横比率であった16:10タイプではなく、少しワイドな16:9タイプが主流となりつつあります。例えば、デスクトップ用大画面24型モニタで、1920×1200の16:10比率モニタと1920×1080の16.9比率モニタがラインナップされています。

パソコンでブルーレイ映画を視聴したイメージ。上下に黒帯が入るが表示範囲が広い1920×1200【左】と、縦方向の表示範囲が狭くなるが黒帯がなく全画面表示に最適な1920×1080【右】

　
1920×1200かつ高色域パネルを搭載したハイエンドモニタ2408WFP【左】と1920×1080の低価格モニタSP2409W【右】

大画面、高解像度の傾向にあり

最近の液晶モニタは、デスクトップパソコン、ノートパソコン共に高解像度化が進んでいます。

デスクトップパソコンなら20型、ノートパソコンなら15.6型が売れ筋

現在の液晶モニタの主なラインナップは、以下のとおりです。

売れ筋はデスクトップパソコンは20型、ノートパソコンは15.6型です。液晶サイズと予算のバランスが取れていますので、一般用途に最適です。

　
低価格でおすすめの20型ワイド液晶S2009W【左】と15.6型ワイド液晶を搭載したスタンダードノートStudio 15【右】

現在の主要なラインナップ

デスクトップパソコンの場合

ノートパソコンの場合

デスクトップ用モニタでは、ワンサイズ大きな22型ワイド液晶、ノートパソコンでは比較的小さな13.3型ワイド液晶ノートも人気です。

　
大きくて見やすい22型ワイド液晶S2209W【左】と13.3型ワイド液晶を搭載したモバイルノートStudio XPS 13【右】

DELL液晶モニタの詳細に関しては、デル液晶モニタシリーズ(デル公式ページ)をご参照下さい。

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ノートパソコン

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• 売れ筋のミドルレンジノート　Studio 15
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