DELL(デル) Dimension/Inspiron
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ページ更新:2006/5/9
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いよいよ登場!Inspiron 640m

Inspiron 640mは、Inspiron 630mの後継機種ですが、性能は全く違います。
その違いについて、比較検討をしてみました。

9.Inspiron 640mのハードディスクを詳しくチェック!

ここからは、Inspiron 640mとInspiron 630mについて、各項目について比較を行ってみたい思います。

処理速度を向上させる高速ハードディスク

Inspiron 640mとInspiron 630mには、ハードディスクにおいて徹底的な違いがあります。
それは、パソコンとハードディスクを接続する方式です。

具体的にご紹介しますと、

  • Inspiron 630mは、従来からのIDE (Integrated Drive Electronics)
  • Inspiron 640mは、上位機種に採用されているS-ATA (シリアルATA)

です。

転送速度で比較しますと、IDEが100〜133MB/秒程度に対して、S-ATAは150MB/秒にアップしています。


パソコンの弱点はハードディスク?

パソコンは、CPUやメモリ等の複数のパーツの集合体です。

CPUやメモリ等は、それぞれ処理するデータの転送速度が違いますので、各パーツのバランスが取れていないと、パソコン全体の性能は向上しません。

言い換えますと、
データの転送速度が遅いパーツがある

パソコン全体としての性能が遅くなる
ということになります。

では、パソコンの性能を向上させるには、どうしたらよいのでしょうか。
その答えは、足を引っ張っているパーツの性能を底上げすることです。

一般的に、データを扱う速度が一番遅いのは、ハードディスクだと言われます。
つまり、ハードディスクは、CPUやメモリの足を引っ張っているのです。

そのため、ハードディスクの転送速度がアップするということは、パソコン全体の基本性能の底上げをすることであって、パソコン全体の処理速度の向上を効果的に図ることができるのです。


ハードディスクの回転数も大切なポイント

さらにもう1つ、Inspiron 640mになって、ハードディスクの回転速度も選択できるようになりました。

Inspiron 630mでは、低速な5400回転/分のみ選択可能だったのですが、Inspiron 640mでは、

  • 高速な、7200回転/分のハードディスク
  • 低速だけど安い、5400回転/分のハードディスク

と目的に応じて、同じ容量でも回転数を選択できるようになっています。

この回転数は、扱うデータの容量が大きくなるほど重要視されます。
編集作業などをされる方は、できるだけ7200回転のハードディスクの購入しましょう。
ちなみに高性能と言われるデスクトップパソコンでは、7200回転のタイプが主流です。


使用用途と予算に応じた、ハードディスクの容量を選択しよう!

ハードディスクの容量も、Inspiron 630mの60/80/100GBに対して、Inspiron 640mでは、40/60/80/100/120GBと幅広いカスタマイズが可能です。

特に、Inspiron 640mでは、大容量の120GBを選択できるようになっています。
ただし、グレードアップ料金は少し割高ですので、1GB当たりの単価を考えますと、80GB前後が良いのではないでしょうか。

少しでもハードディスクの容量に不安がある方は、外付けタイプのハードディスクを検討することをお勧めします。
USB端子で簡単に接続できますし、自動認識しますので、ドライバなどをインストールする必要もありません。
パソコン初心者の方には、最適です。

 詳しくは、デルオンラインストアでご確認下さい。

次回は、
>>10.Inspiron 640mの液晶モニタを詳しくチェック!
をご紹介します。

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