DELL(デル) Dimension/Inspiron
DELL購入検討日記は、Inspiron 640mInspiron 6400を納得して購入して頂くための比較コラムです。
ページ更新:2006/6/1
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Inspiron 640mとInspiron 6400は、どちらが買いか

DELLノートパソコンのInspironシリーズで、人気の高いInspiron 640mInspiron 6400
どちらを購入すれば良いか迷っている方のために、徹底比較してみました。

3.Inspiron 640mとInspiron 6400のCPUを比較

Inspiron 640mとInspiron 6400では、選択できるCPUも若干違います。

「Core Duo」と「Celeron M」の違いとは?

一般的に、

  • 「Core Duo」は高性能
  • 「Celeron M」は低性能

と言われますが、どう違うのでしょうか?

決定的な違いはデュアルコア

結論から言いますと、「Core Duo」と「Celeron M」では、根本的な構造が違うのです。

CPUには、コアという中枢部分が1つあるのですが、この「Core Duo」は贅沢に2つも搭載されています。
これが、「デュアル(2つの)コア プロセッサ」と呼ばれる理由です。

このコアが2つもありますので、計算の処理速度も高く、余裕を持てます。
その結果、「Core Duo プロセッサ」は、従来のCPUよりも高性能だと言えるのです。

しかも、「Core Duo プロセッサ」のすごさは、デュアルコアを採用しているだけではありません。
2次キャッシュと呼ばれるCPU上のメモリの量も、「Celeron M」の1MBに対して、「Core Duo」は2MBと2倍のメモリ量を登載しているのです。

さらに言いますと、FSB(フロントサイドバス)と呼ばれる、データの伝達速度も「Celeron M」の533MHzに対して、「Core Duo」は667MHzとなっています。

このように、「Core Duo」と「Celeron M」は、性能にかなりの違いがあります。

パソコンの使用目的によって、CPUを選択しよう

では、何故これほどまでに、構造が違うのでしょうか?

それは、ずばり、CPUの使用目的が違うからです。

「Core Duo」は、ビデオ編集やファイルのエンコード、複数処理の同時実行など、パソコンとしての性能がものすごく必要な作業のためのCPUです。

対して、「Celeron M」は、Excel・Wordなどのビジネスソフト、インターネット・メール、デジカメ画像管理、DVD映画視聴など、パソコンとしての性能があまり必要とされない作業のためのCPUです。

つまり、
パソコンの使用目的は何なのか?
ということを考えてから、適切なCPUを選択することが大切なのです。

CPU比較のまとめ

つまり、
「パソコンとしての性能がものすごく必要な作業」が目的の方は、高性能な「Core Duo プロセッサ」が選択できるInspiron 6400がお奨めです。
(もちろん、Inspiron 640mでも問題ありません。)

また、
「パソコンとしての性能があまり必要とされない作業」が目的の方は、低価格な「Celeron M」が選択できるInspiron 640mがお奨めです。

 Inspiron 640mとInspiron 6400の製品詳細は、デルオンラインストアでご確認下さい。

次回は、「4.Inspiron 640mとInspiron 6400のメモリの違い」をご紹介します。

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