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性能差は2倍以上？Core 2 DuoとCeleronを徹底比較

Core 2 DuoプロセッサとCeleronプロセッサの性能差を詳しく知りたい方のために、詳しい基礎知識から実際の性能速度差についてご紹介します。

１．高性能なCore 2 Duoと低価格なCeleron

パソコンの快適性を向上する手段として大きなウェイトを占めるのが、高性能CPUの搭載です。メモリなど他パーツをある程度潤沢に搭載しておけば、CPUの性能に比例してパソコンの処理速度も向上します。

CPUの主流は、Pentium/CeleronからCore 2 Duoへ

最近では、「高性能パソコン＝Core 2 Duo搭載機」、という印象が強くなったCore 2 Duo。
一番の理由は、コアと呼ばれる核を2個搭載しているか、1個しか搭載していないか、の違いです。

コア数の違いが大きく影響

(イメージ)コア数による処理速度の違い

デュアル(2つの)コアのCore 2 Duoは、シングル(1つの)コアのCeleronに対して、理論上は処理速度が2倍です。インターネットや文章作成などの軽負荷作業時であれば大きな差はありませんが、画像/動画処理作業などの重負荷作業時には非常に大きな影響を与えることになります。

価格下落が続く

発売当初は高値の花だったCore 2 Duoですが、普及するに従って価格下落が起こり、現在では非常に買い求めやすくなっています。

現在では、

• 高性能パソコンはCore 2 Duoプロセッサ(上位クラス)を搭載
• 低価格パソコンもCore 2 Duoプロセッサ(下位クラス)を搭載
• 激安パソコンはCeleronプロセッサを搭載

という図式に変化しつつあります。

最近のパソコン傾向

「性能なんてどうでもいい！とにかく安く購入したいんだ！」
という方にはお勧めできませんが、

「高性能パソコンを低価格で購入したい！」
「多少予算が上がっても、将来長く使えるパソコンが欲しい！」
という方にとっては、Core 2 Duoプロセッサ搭載パソコン以外の選択肢はない、といっても過言ではない状況です。

DELLパソコンでは、Core 2 Duoが基本搭載になりつつある

2008年1月現在のDELLラインナップを見ていますと、やはりCore 2 Du0を中心とした販売体系を取っていることがよくわかります。

実際に公式サイトで見積もりしてみるとわかりますが、カスタマイズ構成や選択パッケージによっては、Celeronプロセッサを選択した場合とCore 2 Duoプロセッサを選択した場合の価格に差がほとんど無いことがわかりますし、機種によってはCore 2 Duoしか選択できない機種もあることに気が付きます。

これは、

• 高性能パソコン＝Core 2 Duo搭載パソコン、というイメージが固定されてきたこと
• Core 2 Duoの製造コストが下がってCeleronとの価格差が小さくなったこと
• CPU市場をCore 2 Duoに全面移行させたいインテルの思惑

など様々な理由から、Core 2 Duo搭載機種を売りたいメーカー側の戦略だと推測します。

このような現状において我々購入層としては、「高性能パソコンが低価格で購入できる」条件を逃す訳にはいきません。使用目的と予算を検討しつつ、積極的にCore 2 Duo搭載パソコンを狙ってみてください。

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>>２．各種ベンチマークで性能比較(条件編)

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