次世代OS「Windows Vista」への優待アップグレードプログラムを考える
Windows XPの後継「Windows Vista(ビスタ)」の発売にあわせて、DELLから優待アップグレードプログラムが提供されることになりました。Windows Vista発売前の購入か、発売後の購入か迷いどころです。
１０．【まとめ】 Windows VistaとXPをバランス良く
今回のコラムでは、「Windows Vistaへの優待アップグレードプログラム」を前提にお話してきました。
もちろん、これからパソコンを買う方はWindows Vistaをへの移行を考えるべきでしょうし、来年以降Windows
Vistaが発売されてから、わざわざWindows XPを使う必要はないかもしれません。
ただし、次のことを知っておいた方が良いかもしれません。
Windows XPは、熟成したOSである
驚かす訳ではありませんが、
"仕事や学業などでパソコンが必須という方や、安定性が求められる業務システムには、発売されたばかりで不安要素がある新しいOSを使うことはリスクを伴う"
ということは覚えておきましょう。
その点、Windows XPは発売されてから5年経ちますので、ある程度の安定性は保証されています。
マイクロソフト社のサポートが切れる2009年1月までは、Windows XPを使い続けるという方もいるほどです。
(まだ多少の不具合は発見されていますが・・・)
Windows Vistaは、レベルの高い性能を求める
Windows Vistaの導入には、大容量のメモリと高度なグラフィック機能が求められます。少し前の下手なパソコンでは、動作すらしない可能性もあるほどです。
そのため、低価格・低性能パソコンでは導入が難しく、その当たりの見極めが大切です。
Windows Vistaは色々な機能が満載
このように書くと、Windows Vistaを導入しない方が良いような印象になってしまいますが、マイナス要素以上に魅力的な機能が数多く搭載されています。
Windows Vistaの新機能例
- 見た目にキレイでわかりやすくなった3D描画
- デジカメやビデオ動画など、デジタルコンテンツに対する豊富な編集管理機能
- ものすごく使いやすくなった検索機能
- Windows XPよりも格段に向上したセキュリティ機能など
パソコン専門家の中には、
「5年ぶりのバージョンアップにしては大きな変更が少ない。」
という方もいるようですが、私個人的には、使い勝手はかなり向上しているように思っています。一度Windows Vistaに慣れてしまうと、Windows XPには戻れないのではないでしょうか。
現在、Windows Vista(RC1)を試していますので、後日使用レポートをご紹介したいと思います。
詳しくは、デルオンラインストア(デル公式サイト)をご参照下さい。