DELL(デル) Dimension/Inspiron
DELL購入検討日記はDELLInspiron 6400を納得して購入して頂くための比較コラムです。
ページ更新:2006/3/27
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DELLノートパソコンの集大成 Inspiron 6400登場!

2006/2/28発売された最新ノートパソコンInspiron 6400が大人気。
上位機種Inspiron 9400にも匹敵する、その性能の高さと人気の秘密を徹底追求!

6.Inspiron 6400で選択できるハードディスクをチェック!

Inspiron 6400で選択できるハードディスクは、高速なシリアルATA規格の、
  • 5400回転:60/80/100GB
  • 7200回転:80/100GB

です。

最近では、デスクトップパソコンだけでなく、ノートパソコンでもビデオカメラで撮影した動画や高画素デジカメ画像を扱う機会が多くなりました。

ところが、ノートパソコンはデスクトップパソコンと比べて、ハードディスクの増設や取替が困難だというデメリットがあります。

そのためにも、動画・画像データをたくさん保存したい方は、ぜひ大容量のタイプを選択することをお勧めします。

カスタマイズの内容を検討しますと、最近ではノートパソコンでも80GBが当たり前になっており、ワンランク上の100GBも数千円のグレードアップ料金で済みます。

容量よりも大切な回転数

ハードディスクと言えば、容量だけに意識が行きがちですが、案外大切なのはディスクの回転数です。

ハードディスクのケースの中には、回転している磁気ディスクがあります。
(フロッピーディスクのようなディスクです。)

この磁気ディスクにデータを保存することによって、パソコンの電源を落としてもデータが消えないという仕組みになっています。

反対に、保存しているデータを磁気ディスクから読み出したい場合には、ディスク上のデータが保存されている場所を探すという操作が必要になるので、ディスクの回転速度が速いほど、データを読み出す時間も早くなるという原理です。

つまり、同じ100GBの容量を持つハードディスクでも、5400回転と7200回転のようにディスクの回転速度が違うと、全く性能の異なるハードディスクとなるのです。

どのくらい違う?処理速度

では、どのくらいパソコンの処理速度が変わってくるのでしょうか?

実際は、ハードディスクをつなぐ規格やチップセットの種類、読み出すデータの大きさなどによって前後します。ハードディスクに搭載されているキャッシュメモリなども関係します。

しかし、ハードディスクはCPUやメモリと比較して、データの転送速度がかなり遅いので、単純にハードディスクの性能に比例すると仮定してみることにします。

回転速度だけの理論値で比較しますと、7200回転÷5400回転=約1.33倍となります。

仮に、5400回転のハードディスクを搭載したパソコンで、あるデータの読み出しに必要な時間が5秒、処理に必要な時間が2秒かかるとしますと、

  1. ハードディスクからのデータ読み出しに5秒
  2. 処理に2秒
  3. ハードディスクへのデータ書き込みに5秒

と、計12秒もかかってしまいます。

しかし、7200回転のハードディスクを搭載したパソコンになりますと、

  1. ハードディスクからのデータ読み出しに5/1.33(=3.75)秒
  2. CPUなどでのデータの処理に2秒
  3. ハードディスクへのデータ書き込みに5/1.33(=3.75)秒

と、計9.5秒の処理時間で済んでしまいます。

今回は、あえてわかりやすい数字を使っただけですので、
「すべての処理に対して、体感できるほどの差がある!」
とは言い切れませんが、この処理時間の差は、ファイルエンコードや編集処理といった、処理負荷の高い作業で顕著になります。

例えば、

  • 音楽CDをmp3ファイルに変換
  • 高画素デジカメで撮影した画像のレタッチ編集
  • ビデオカメラで撮影した動画編集
  • 最新の3Dオンラインゲーム
  • 複雑な処理を行うソフト等

です。

このような、使用目的をメインとする方は、ぜひ7200回転のハードディスクを選択しましょう。

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>>7.Inspiron 6400で選択できる光学ドライブをチェック!

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