DELL(デル) Dimension/Inspiron
DELL購入検討日記はDELLカスタマイズ基礎知識をご紹介するページです。
ページ更新:2006/1/8
DELL(デル) Dimension/Inspiron 目的別カスタマイズ カスタマイズ詳細 DELL(デル)ガイド製品情報 DELLとは PC基礎知識
>>DELL購入検討日記TOPへ

パソコン初心者の方のためのDELLカスタマイズ基礎知識

パソコン初心者の方のために、DELLのカスタマイズ項目に沿って、パソコンの基礎知識をご紹介!

2.CPUは使用目的に応じて選ぼう!

CPUといいますと、パソコンの性能を表すのになくてはならないパーツの一つです。
一般的にCPUが高性能だと、パソコンも高性能だと言われますが、実際のところどのような働きをしているのでしょうか。


CPUの果たす役割とは?

CPUとは、Central Processing Unit(セントラル プロセッシング ユニット)の略称で、中央演算処理装置とも呼ばれます。名前のとおり、パソコンの中で各機器の制御やデータの計算・処理を行ないます。

少し詳しく言いますと、メモリに記憶されたプログラムを実行し、入力装置(キーボードやマウス)や記憶装置(ハードディスク)からデータを受け取り、演算・加工した上で、出力装置(液晶モニタ)や記憶装置(ハードディスク)に出力するのです。

ただ、実際にデータを処理するためには、CPUだけでなくメモリやハードディスク等たくさんの周辺パーツが絡み合っており、CPUとしての役割は決められています。

データ処理の流れについて例を挙げてみますと、

デジカメで撮影した画像編集の場合
  1. まず、処理したいデータ(ここで言うデジカメ画像)をハードディスクから読み出します。
  2. 読み出されたデータは、一時的にメモリへ保存されます。
  3. さらにメモリからCPUで処理できるデータ量だけをCPUへ送ります。
  4. 実際にCPU上で画像編集処理を行います。
  5. 処理が終了したデータをメモリに戻します。
  6. メモリから次の未処理データが送られます。
  7. 同様に画像編集処理を行います。
  8. (画像編集作業が終わるまで、6〜7の作業を繰り返します。)
  9. 編集がすべて終了した画像データがメモリ上に保存されます。
  10. メモリからハードディスクへ画像データを転送して保存します。(一連の流れは終了)

といったイメージになります。

実際には、CPUの中に通常のメモリより高速なキャッシュメモリ(2次キャッシュ1MBなどと記載されているもの)が存在しますので、データの流れとしては複雑になりますが、パソコン初心者の方には上記のイメージの方が理解しやすいと思います。

このことからもわかるように、CPUの性能が高ければ高い程、データの処理時間が短縮できることになります。そのために、CPUの性能=パソコンの性能という図式が出来上がっており、CPUメーカー(例えばIntelなど)は競ってCPUの性能を向上し、業界内シェアを確保したいと考えているのです。

ただ、一つだけ注意しておきたいことは、CPUが高性能になれば、パソコンの性能も比例するのかということです。

 DELLで選択できるCPUの種類や性能詳細については、デル株式会社(公式ページ)をご参照下さい。

  パソコンの性能はCPUの性能に比例するの?」に続きます。

このページのTOPに戻る