DELL(デル) Dimension/Inspiron
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ページ更新:2006/3/13
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パソコン初心者の方のためのDELLカスタマイズ基礎知識

パソコン初心者の方のために、DELLのカスタマイズ項目に沿って、パソコンの基礎知識をご紹介!

5.記録メディアの違いを説明できますか?

CD、DVD、フロッピー、MO、メモリカードなど多種多様な記録メディア。
ここでは、メディア別に詳しくご説明致しますので、改めて再確認してみましょう。


1.そもそもCDとは?

CDとは何の略称かと言いますと、
Compact Disc(コンパクトディスク)
の略称です。

DVDも普及していますが、一番身近な記録メディアと言えば、CDという方も多いのではないでしょうか。

メディアが多種にわたっているため、ごちゃ混ぜになっている人もいらっしゃると思いますが、CD(ここでいうCD-ROM)とCD-Rは違います。

CD-ROMとCD-Rの違い

CD-ROMというのは、パソコンソフトや音楽CD(厳密にはCD-DA)といった、初めからデータが記録されているCDのことです。ちなみに、CD自体の材質としては同じです。

CD-ROMという形式は、工場で作成される際に、データの型枠を押し付けることによって、物理的に凸凹を作ります。
利点としては、大量生産が容易であることが挙げられますが、1個人が型枠なんて作れませんので、私用的な作成は無理です。(作れたとしても半端な値段ではありません。)

そうなると、世の中には賢い人がいるもので、
「だったら、レーザー光を使って、データを書き込めるようにしよう。」
という方法が考え出されたのです。

この手法を使っているのが、CD-Rです。
(書込時間がかかるので大量生産には向かない、という短所もあります。)

このように、CD-ROMとCD-Rは製作の手法が違います。

ですから、CD-ROMには自分のパソコンでデータを記録することができません。
音楽CDにデータを追加することができないのも、同じ理由です。

データはどのようにして記録されている?

CD-Rの裏を見ますと、キラキラ光っている記録面があります。
この記録面に、レーザー光を当てて、細かい凸凹を作ります。

記録したCD-Rの記録面(裏面)を見たことってありますでしょうか?
目をこらしてよーく見ますと、色が変わっている部分があると思います。

一般的にデータの記録は、内側から外側に向かって、順番に記録されますので、内側から色が変わっているのが確認できると思います。

この色の変わっている部分が、データの記録部です。

データはどのようにして読み出されている?

この記録したデータをCD-Rからどのように読み出すかと言いますと、記録した部分に、これまた、レーザー光を当てます。

すると、このレーザー光は記録面で反射し、読み取りの受光部に戻ります。
この反射光というものは、記録されたデータによって反射の度合いが変わりますので、反射光を読み込むことによって、データを読み出すことができるという仕組みなのです。

データの読み出し方法については、CD-ROMとCD-Rは同じです。
音楽を聴くCDコンポでも、CD-Rにコピーした音楽CDが再生できるのもこの理由です。
(音楽CD(CD-DA)形式で書き込むという制約はあります。)

CD-Rの容量には、通常の音楽CD(74分)と同じ650MBと、700MB(80分)の2種類があります。(MDと同じですね)

また、CD-Rには、音楽用とデータ用があります。(詳細は後述)

まとめ

難しい話をしましたが、
「CDと一言で言っても、色々な種類がある。」
ということです。

次に、CD-RとCD-RWは、どう違うのかお話致します。

 DELLで選択できる記録メディアの種類や性能詳細については、デル株式会社(公式ページ)をご参照下さい。

  次回は、「CD-RとCD-RWについて」についてお話します。

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