DELL(デル) Dimension/Inspiron
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ページ更新:2006/5/4
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パソコン初心者の方のためのDELLカスタマイズ基礎知識

パソコン初心者の方のために、DELLのカスタマイズ項目に沿って、パソコンの基礎知識をご紹介!

6.ビデオコントローラって何をするパーツ?

高画質な3Dゲームや動画再生に大切なグラフィック性能。
そのグラフィック性能を司るビデオコントローラについて詳しくご説明致します。


3.ビデオコントローラの概要を知ろう!

DELLのホームページで、ビデオコントローラについての詳細ページを見ていますと、次のような性能一覧表があります。

オプション例(ATI社製) 
グラフィックコントローラ名 ATI RADEON
X600 SE 128MB DDR-SDRAM
ATI RADEON
X300 SE 128MB DDR HyperMemeory
対応モデル Dimension 5150C Dimension 9150
メモリタイプ 128MB GDDR-SDRAM 128MB DDR-SDRAM
コントローラ ATI RADEON X600 SE ATI RADEON X300 SE
コントローラスピード 324MHz 325MHz
接続スロット PCI Express x16 PCI Express x16
最大解像度 1920x1440(VGA)
1900x1200 (DVI)
1920x1440 (VGA)
1920x1200 (DVI)
DVI(Digital Video Interface)コネクタ あり あり
TV out(S端子) あり あり
デュアルモニタ なし あり(DVI+VGA)
デル製TFT HASモニタ
縦横回転(ピボット)機能
対応 対応

この性能一覧表を例にして、各項目について見てみましょう。


対応モデル

DELLのパソコンで、どの機種に搭載できるのかを表示しています。

メモリタイプ

128MBという数字は、ビデオコントローラに搭載されているグラフィック専用のメモリ容量のことです。
単純に、数字が大きいほど高画質なデータを扱えます。

DDR-SDRAMというのは、メモリの種類のことです。
Double Data Rate SDRAM(ダブルデータレートSDRAM)の略称で、ダブルデータレートモードという、高速なデータ転送機能を持ったSDRAMというメモリのことですよ、という意味です。

上位機種には、GDDR3-SDRAMという、さらに高速なメモリが使われています。
ちなみに、GDDRのGというのは、グラフィック専用と言う意味のGです。

コントローラ

ATI RADEONX600 SEのように、カード名と同じ名前が書かれています。
パソコンでいうCPUのようなもので、ATI社はRadeon、NVIDIA社はGeForceとなります。
一般的に数字が大きくなると高性能になる傾向があります。

コントローラスピード

上記コントローラの動作周波数のことです。

CPUに例えますと、
「Pentium D プロセッサ 940(3.20GHz)」
の3.20GHzのようなものです。

この数字が大きいほど、高画質なデータの処理が可能になります。

接続スロット

「PCI Express」という拡張スロットを使います、という意味です。
最近のパソコンは、ほとんどこのタイプになっていますので、あまり気にする必要はないでしょう。

最大解像度

液晶モニタに画面が映るためには、ビデオコントローラからの映像出力が必要です。
つまり、ビデオコントローラがどの程度の解像度で映像を出力できるかによって、液晶モニタに表示できる解像度が決まるのです。

例えば、ビデオコントローラの映像出力解像度が1920x1200という場合、表示する液晶モニタが2560×1600だと、適切な表示が得られないことになります。

そこまで確認しないといけないの?
と思ってしまいますが、DELLではその組み合わせをキチンと確認したカスタマイズ項目になっていますので、間違った組み合わせでの購入をしてしまうことはありませんので、安心です。

DVI(Digital Video Interface)コネクタ

従来のアナログD-subモニタ端子に対して、デジタルモニタ端子として登場したのが、このDVIコネクタです。
液晶モニタとビデオコントローラの両方にDVIコネクタが搭載されていれば、クリアなデジタル接続ができます。

TV out(S端子)

S端子は、テレビやビデオに標準搭載されていることが多いので、ご存じの方も多いと思います。

ビデオコントローラにS端子が付いていると、パソコンの画面をテレビに映すことができます。
パソコンで再生している動画を大きなテレビで楽しむことも可能です。

ただし、テレビの解像度とパソコン液晶モニタの解像度は大きく違いますので、鮮明さは少し失われます。
あくまで、そんなこともできるよ、という程度に考えて下さい。
(色々使い道があることは、確かですが。)

デュアルモニタ

液晶モニタは、普通、1台ですが、2台以上の液晶モニタを使用することができます。

贅沢に液晶モニタを2つ購入しますと、右モニタと左モニタそれぞれにパソコンの画面を分割して表示することもできるのです。動画編集をするなど、たくさんのウィンドウを開きながらの作業が多い場合、とても便利です。

デル製TFT HASモニタ 縦横回転(ピボット)機能

液晶モニタがピボット機能に対応していれば、液晶モニタを90°回すだけで、縦横表示が入れ替わります。

YAHOOなどのインターネット閲覧時など、縦方向に長い画面が便利な場合にお勧めな機能です。

 DELLで選択できるビデオコントローラの種類や性能詳細については、デル株式会社(公式ページ)をご参照下さい。

  次回は、「これだけ違う!液晶モニタの性能」についてお話します。

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