快適パソコン Q&A （パソコンの動作が重いときは）
パソコンの動作を快適に保つためにはどうすればよいか？
そんなパソコン初心者の方の疑問を解消します！
３．保存しているデータ量を減らそう
パソコンの快適さを考える場合、メモリともう1つ大切な要素があります。
それは、ハードディスクの保存データ量です。
最近の傾向
最近のハードディスクは、低価格・大容量化が進んでおり、ハードディスクの容量不足に悩まされることが少なくなりました。
そのため、ハードディスクへたくさんのファイルを保存しておくことも可能になったのですが、動画や画像などファイルの容量も比例して大きくなっていることもあり、結局、データの保存容量を極力減らすことには変わりありません。
で、このハードディスク内のデータ保存容量が、パソコンの快適性にどう関係有るのかと言いますと、
"ハードディスク内の空き容量が多いほど、ハードディスクにかかる負担が小さくなる"
ということです。
人間で例えてみると・・・
例えば、人間がランニングする場合で例えますと、
重たい荷物を持ちながらランニングするのと、何も持たないでランニングするのは違います。
重たい荷物を持ちながらだとタイムも落ちますし、とても体に負担がかかります。
また、トラックで荷物を運ぶ場合で例に挙げると、
たくさん荷物を積む場合と、ほとんど荷物を積まない場合では、車にかかる負担も燃費も違ってきます。
このように、ハードディスクの場合も同様に、できるだけ保存するデータ量が少ないほど、ハードディスクにかかる負担が減りますので、効率的にデータの読み書きができるようになるという訳です。
そのため、
「パソコンの動作が遅くなったなぁ・・・」
と感じた方は、動画ファイルなどの特に容量が大きなデータを、DVD-RやMOなどの外部メディアに保存すると、症状が改善されることがあります。
>>次回は、「４．必要ないソフトをアンインストールする」をご紹介します。