Windows Vista RC1を試す
「Windows Vistaの使い心地はどう？本当にメリットはあるの？」
Windows Vistaの製品発売前バージョンである「Windows Vista RC1」で、新機能や使い勝手をチェック！
１．Windows Vista RC1とは？
いよいよ次世代OS「Windows Vista」の発売日が、正式に2007年1月31日と発表されました。
発売まで待ち遠しいところではありますが、とりあえず体験版を試してみましたのでご紹介したいと思います。
Windows Vista RC1とは？
RCというのは、Release Candidate(製品候補版)の略称で、製品として発売される前段階のバージョンのことです。
以前からβ(ベータ)版と呼ばれるバージョンは公開されていたのですが、安定性が悪く、体感操作もかなり重いと不評でした。
その点、このRC1版は製品候補版というだけあって、正式製品版にかなり近い完成度を誇っていると評判です。
もちろん、搭載予定の新機能もほとんど実装されています。
しかも使用期間は来年の6月までと、かなり太っ腹なお試し版となっています。
Windows Vistaをインストールしたパソコンについて
今回「Windows Vista RC1」を試すにあたって、どのパソコンにインストールするか悩んだのですが、以前からDELL購入検討日記内でも何度もご紹介しているとおり、
- 新しいOSは、不確定要素が多い
- 新しいOSは、対応しているドライバが少ない
というデメリットがあるため、メインで使用しているパソコンにはインストールできません。(いくらRC1の評判が高いと言っても、あくまで製品発売前バージョンですので・・・)
そこで今回は、3年ほど前に自作したパソコンを使うことにしました。
Windows Vistaお試しパソコンのご紹介
今回の実験台(笑)、もとい、Windows Vistaお試しパソコンはこれ。
※諸事情により、後ろ向きに設置してます。
ちなみに、性能は以下のとおりです。
パソコン初心者の方には少し難しい用語が並びますが、約3年前の中〜高性能パソコンレベルとイメージして頂くと良いかと。)
| パソコン種別 | ミニタワー型デスクトップ |
|---|---|
| マザーボード | ASUS P4P800(インテル865PE) |
| CPU | Pentium 4 2.6C(動作周波数2.6GHz、FSB：800MHｚ、ハイパースレッティング対応) |
| メモリ | DDR-SDRAM(PC-3200) 512MB×2(サムスン純正) |
| ハードディスク | 280GB(Cドライブ120GB＋Dドライブ160GB)(Maxtor製) |
| 光学ドライブ | DVD±RW デュアルドライブ(パイオニア製) |
| グラフィックカード | Radeon 9600Pro 256MB(玄人志向製) |
| 液晶モニタ | 17インチスクエア型液晶モニタ(ナナオ製) |
自作ユーザーにとって、定番中の定番と言われた「インテル 865PE」。
ハイパースレッティングやデュアルチャネル対応、S-ATA規格など、当時としては比較的最新の規格を採用しています。
現在、Windows XPをインストールして使用していますが、ちょっとした動画編集にも耐えられるレベルの性能は持ってます。(もともと、そのつもりで自作したのですが。)
ちなみに、現在のDELLデスクトップパソコンでは、Dimension 9200に似たイメージでしょうか。
(性能的には雲泥の差がありますが・・・)
このパソコンを使って、Windows Vista RC1のインストールを行ってみたいと思います。
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