一般のテレビではテレビ画面の上から下まで525本の線（走査線）が並んでいます。その線を順番に高速表示することによって画面全体が映っているように感じるのです。つまり、走査線はすべて同時に表示されておらず、その表示の順番によって「インターレース」と「プログレッシブ」に分かれます。

インターレース

525本の走査線を上から一本ずつ飛ばしながら表示してから一番下まで行き、その後上に戻って表示してない残り半分を表示する方法です。

プログレッシブ

インターレースと違って全ての走査線を表示します。

この違いがプログレッシブは高画質と呼ばれる理由です。
ただ、ここで問題なのがパソコンのモニタはプログレッシブ表示ということです。例えば、テレビから設定を変えずにキャプチャーすると動画に横線が入ることがあります。しかし、取り込みソフトにもよりますが、選択出来るようになっていますので、知識として知っておけば良いと思います。ちなみにエンコードする時も注意が必要です。