FlexScan EV2334W-DLのレビューをご紹介。画像や動画が主用途の方におすすめです。Web限定かつ500台限定なのでお早めにどうぞ。
EIZO 「FlexScan EV2334W-DL」 レビュー
FlexScan EV2334W-DL 詳細編
【詳細編 その1】 モニタの位置や角度がビシッと決まる「FlexStand(フレックススタンド)」が快適！
今回ご紹介しているFlexScan EV2334W-DLと、2009年12月に発売された兄弟機種FlexScan EV2334W-Tの仕様の違いは、可動範囲が広い「FlexStand(フレックススタンド)」を搭載しているか否かです。
思った位置にピタッと止まるFlexStand(フレックススタンド)
FlexScan EV2334W-DLは、EIZOユーザーに人気の「FlexStand(フレックススタンド)」を搭載。
「画質が重視されるモニタにおいて、スタンドが何か関係あるの？」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、これがあるかないかで使い心地が大きく変わります。
安価なモニタであれば、自分が思うようにモニタの位置を決めることができないことが多いですが、FlexStand(フレックススタンド)はピタッと思った位置に止まってくれます。駆動部が非常にスムーズなので、モニタを軽く操作するだけで角度や位置が簡単に調整できる優れモノです。その快適さは、FlexStand(フレックススタンド)が非搭載であれば購入を見送るEIZOファンもいるほどです。
高低差がスゴイ
言葉で説明してもFlexStand(フレックススタンド)のスゴサは伝わりにくいので、写真を用いて可動範囲をご紹介します。
FlexScan EV2334W-DLを背面から見る（その１）。この状態がFlexStand(フレックススタンド)の最大高さです。下側にモニタがもう1個入りそうな高さまで上がりますので、机と座席の高さが合っていない席でも目の高さ近くまで調整可能です。
FlexScan EV2334W-DLを背面から見る（その２）。この状態がFlexStand(フレックススタンド)のちょうど中間あたりです。もちろんエスカレーターのようなスライド式なので、「後1cmだけ上」なんて微調整も可能です。
FlexStand(フレックススタンド)の裏面を見る。スタンド部がエスカレーターようなスライド構造になっているため、どんな位置でも止まります。
FlexScan EV2334W-DLを背面から見る（その３）。ほぼ机の高さまで下げることができます。普段ここまで下げることはないでしょうが、画面を上方向から眺める状況にも対応できます。
FlexStand(フレックススタンド)の高さを比較
FlexStand(フレックススタンド)の高さを横方向から見る
横に座っている人にも快適なFlexStand(フレックススタンド)
安価なモニタでも横方向に回転はしますが、FlexStand(フレックススタンド)を搭載する装備しているFlexScan EV2334W-DLは横方向に回転する際の”軽さ”がまるで違います。
FlexStand(フレックススタンド)であれば、横方向にモニタを回転させたいときでも、
角を持って軽く回すだけで、モニタがクルリと回転します。まるで、スタンドと机が触れていないのでは？と錯覚するほどです。
なぜモニタがこれだけ軽く回転するかと言いますと、スタンドの裏面にある仕組みが仕込まれているためです。
FlexStand(フレックススタンド)の裏面を見る。安価なモニタで見られるベタッとした底面ではなく、何やら丸いリングのようなデザインになってます。
外側と内側のリングがそれぞれスライドする構造になっており、軽い力でスタンドが回転します。大きなゴムの滑り止め部は机としっかり密着するため、安定感は失われません。
指で回すと、こんな感じでほぼ一周回転します。本当に回転動作が軽いです。
隣にいる嫁さんや娘に旅行の写真を見せるときも簡単にモニタを振れますので、大人数で写真を楽しむ際にも便利です。
FlexStand(フレックススタンド)なら縦表示も可能
FlexStand(フレックススタンド)にのみ、モニタとの接続部に頑丈な駆動部が内蔵されています。これは、モニタを縦回転するための構造部です。反対に、FlexStand(フレックススタンド)を搭載していないモニタでは縦表示ができません。
モニタ軸を中心に回転するので、本当に軽い力で回ります。購入当初は回転するのが嬉しくて、意味もなくモニタを回転させること必至です。(笑)
モニタの角を持って、軽く上方向に押すと、
モニタがクルリと縦回転します。
縦方向に撮影した写真の視聴にも対応可能です。まるで写真館にいるような錯覚に陥るほどで、この縦画面表示はFlexStand(フレックススタンド)を搭載していない兄弟機種のEV2334W-Tでは不可能です。縦回転できるだけでもFlexStand(フレックススタンド)を購入する意義はあると考えます。
縦方向に撮影した写真を、縦回転できるFlexScan EV2334W-DL(左)と縦回転できないDELL
ST2210(右)に表示したイメージ。デジカメ写真撮影やレタッチ編集が趣味という方にもおすすめです。
YAHOOなど縦方向に表示が広いWebサイトの閲覧にもおすすめ。YAHOOがこんなイメージで視聴できます。
1920×1080の横表示であれば、YAHOOのトップページも約半分程度しか表示できませんが、
縦表示にすると、1080×1920というとんでもない広い表示が可能になります。YAHOOトップページが全画面表示できる広さは圧巻です。
モニタの応用力を手に入れるなら、FlexStand(フレックススタンド)搭載モニタがおすすめ
上記でご紹介したとおり、FlexStand(フレックススタンド)は高さ調整、横方向への回転、縦表示という3大機能を有します。今お使いのモニタで満足できない方は、ぜひ導入を検討してみてください。
個人によって、手の長さや座高、姿勢や目線の高さがそれぞれ違うので、本来は微妙な調節が可能なモニタであるべきです。パソコン作業の時間や頻度が多い方ほど、モニタの使用環境にはこだわって頂きたいので、モニタ位置がピタッと決まるFlexStand(フレックススタンド)を搭載するFlexScan EV2334W-DLを推奨します。
【おまけ】FlexScan EV2334W-DLでは、スタンド後にケーブルをまとめるカバーも付いてます。左が電源ケーブル、右がHDMIケーブルの接続イメージです。
EIZOダイレクト公式サイト 製品詳細ページ
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液晶モニター FlexScan EV2334W-DL(EIZOダイレクト限定モデル)
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